「リュクト女史はおりますかな?第27班の3期研究資料を確認したいのだが...」
『これはこれはアッヘンバッハ教授。第62号案の時以来ですね。お変わりない様で何よりです』
「......」
『どうされました?』
「いや、やはりその...。以前会った時とは容姿も口調もかけ離れたものとなっていると思いましてな」
『あぁ、そういえば貴方と研究を共にした時の私は2代目の私でしたね。今の私は4代目。あの時から数えて、23回の更新が行われているので振る舞いが異なるのも当然というものです』
「つくづく思うことだが、貴女と接している内は頭痛の種が尽きることはありませんな...」
『そう仰らないでください。先代の私も今代の私も全て等しく「ミーナ・フェア・リュクト」ですよ。今までと同じように接して頂ければ幸いです』
「......、慣れることは永劫有り得ないでしょうな...。それはそうとその装甲服は?」
『あぁ、これですか。ツィリーナが人ならざる者達について興味を抱いたようでして。お友達になって頂くための準備ですよ』
「そのような物騒な物を携えて、友好関係など築けるのですかな?」
『私が情報網を用い調べ上げたところによると、人ならざる者達の多くは『闘争』を通して友好関係を構築しているようです。彼らの常識が必ずしも
(貴女が人の常識を語るのか...)
ミーナ・フェア・リュクト(通称:狂愛さん)
純人間種()
愛しのツィリーナたそが人外さん達に興味を抱いたので早速調べに行くらしい。価値観エイリアンな狂愛さんが友好関係など結べるのだろうか...。
余談:道具、装備品、戦闘用ぼでー等々は漁船改造の『アルゴン不審船』で運ぶそうな...。
ミーナ・フェア・リュクト(通称:潜入さん)
モルトラヴィスでの調査用に調達した生身の肉体(身長167cm、金髪碧眼タレ目、元の人物は賭博狂いの生活保護受給者であったがとうとう
余談:強度は一般的な人間レベルなのであまり乱暴にしないであげてください()
アッヘンバッハ教授(通称:研究員A)
ルクス・シャンツェ所属の研究員。狂愛さんとは以前から面識がある。久しぶりに会ったら別人になってた()
茶番中では常識人のように描かれているが、ルクス・シャンツェにいる時点でまともな人間では無い。
余談:最近頭が薄くなってきた。
ツィリーナ(通称:ツィリーナたそ)
狂愛さんの頭の中に住み着くフェアリー()
具体的に言うと狂愛さんのお姉さんと罪悪感と趣味のために消費してきた人々の凝固物である。