財団所属あーねむ主席研究員(ISAF)
2023/10/20 (金) 21:28:12
65a3b@9554a
ケルナーはサイト-06の正面広場にいた。多数の車両、職員が行きかっており、走りゆく人の中には、明らかに財団所属ではない兵士もいる。いつもは静かな正面広場が喧騒にい包まれており、あたりは排気ガスとエンジンの轟音、人々の声に包まれている。
ケルナー「アンヴィル6と7の奴らが攻撃されたってのは本当か!?」
整備兵「はい、この通りの騒ぎですよ。こちらに来てから初の被害になりそうです。」
ケルナー「撃破された車両はわかるか?」
整備兵「6、7の部隊だとA2でしょう。恐らく、旧式の車両を運用した部隊が警戒中のところを狙ったのでしょう。」
ケルナー「畜生…」
放送≪アンヴィル6、7小隊が帰還!。ゲートA付近で待機中の人員、車両は離れてください!。≫
その放送とともにゲートの分厚い装甲スライドドアが開く。入ってきたのは3両のM4A2戦車だった。3両とも傷だらけで、所々に穴が開いている。
ケルナー「6、7の生き残り…ボロボロじゃないか…しかも3両って…」
整備兵「想像以上にまずいかもしれません。私は後方の車両の消火に向かいます。現在RDFを編制中らしいので、準備をしておく事をお勧めします。それでは。」
そういうと、整備兵は手近な消火器を手に取り、走っていった。
ケルナー「アンヴィル2小隊各員へ、第2格納庫前に至急集合、現在編制中のRDFに加わる。」
放送≪全部隊へ通達、コンディションレッド、繰り返します、コンディションレッド。≫
通報 ...