(ドアを開く音)
「タ・スアン・パット作戦部長、
突然ですがこれを見てもらってもいいでしょうか?」
「ああ、いいが…何だね?」
「…何だね、コイツは?」
「何って、オストラヴァ級軽空母の擬人化ですよ。
俗にいう「艦娘」とか「KAN-SEN」みたいなもんです」
「第一、あー、どう見ても…
この
「まず、オストラヴァ級は軽航空母艦なので
どう見ても
なので
この空母の最大の特徴は単装砲や艦隊防空ミサイル、
VLSなどのかなり強力な兵装を装備していることです。
ゆえに、
「君、除隊後はどこで働くつもりだ?
出来れば、もう職場を見つけているといいんだが」
「つまり?」
「今すぐリストラしてやってもいいってことだ」
「…ですが、彼女は黒色の長い髪とアホ毛、
そしてアオザイを着ています。
これだけで人気になる要素は十分にあると思いますが…
あとロリ巨乳です」
「失言には気を付けたほうがいいぞ。
どこに記者がいるのか、君は知らないだろう?」
「彼女はチェコ海軍の広報キャラとして必須だと、私は、思っています。
ここにサインさえしてくれれば、いつでも発表をー」
「一ついいことを教えてあげよう」
「?」
「私が使っている机の下にはね…いつでも警備員を呼べるボタンが付いているんだよ」
(ドアがぶち破られる音。直後、怒号と断末魔)
(記録終了)
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