経歴1:
クロアチア(シャホヴィニスラヴィア領)へ移住したフランス人と極東人との間に生まれた彼女は、第二次西波戦争や第一次連邦内戦など戦争が間近にあり、幼少期は各地を移動して過ごした。地中海連邦崩壊後、民族対立が激化したバルカン領からイベリア領へと避難すべくヴィス島を中継するが14度に及ぶ包囲戦に巻き込まれ、両親と少年兵の長男が死亡、通商破壊によって次男が餓死し、自身も瀕死となる。
偶然通りかかった医療団の一員に助けられ、一命を取り留めた。その後、ヴィス島の守備勢力の一部と共にバルカン領へと撤退した。
友人からの助言を伝手にスプリトを目指しその道中で旧軍派閥の部隊に保護される。スプリトでの居候の最中に本能に目覚め兵士を捕食、駐屯部隊を虐殺する。スプリトに通りかかった皇帝権の一団に勧誘され内戦終結まで傭兵として武装勢力との抗争、襲撃に従事した。
経歴2:
内戦終結後、部隊はイベリア領にて解散し皇帝権の元メンバー達から教育を受けつつ大学へと進学した。大学卒業後、旧連邦移民の権利平等化を掲げカタルーニャで議員、バルセロナで市長を歴任した。だが2011年に出張先でテロに巻き込まれ、2013年に政界に復帰。2018年にアデレード政権にて外務宰相として迎えられた。
また、外務宰相でありながら軍にも所属しており公式には帝国第6師団予備役と帝国親衛隊王庭軍の軍事顧問に就任している。
経歴3:
ANHと政府の共同プロジェクトで発見されたエーギルの2例目として記録され研究と引き換えに政府から身柄が保証された。エーギルの収容違反への対処や実験に参加し、エーギル研究に貢献したが、ラーン計画にて生み出された半エーギルが2011年に突如暴走し、鎮圧に成功するも、腕を全壊した。トゥルエノ計画にて細胞の移植が行われ腕の再生と共に電気を発することができるようになったことが確認された。第223臨時特務予備連隊に単独で参加している。特性を生かし異性体の排除、捕獲などに参加することが多い。