現在生存している半エーギルに対する調査の結果、以下のことがわかりました。
・同化前の記憶が一部ないし全てない。
・性格等が変わる
・一部海洋生物に似た器官、部位が生成される。
・寿命の延長
・新陳代謝の異様な促進
・欲の低下(睡眠欲等)
半エーギルの欠点(一部抜粋)
・火に弱い(燃焼しやすい)
・エネルギー効率が悪い
・暴走の危険性
2つ目のエネルギー効率の悪さを改善すべく、エレナ=ニーナの海洋生体研究部門とANHは被験者に対する実験を行いました。
実験目的:人格を残しつつエーギルのデメリットを廃した半エーギルの作成
実験内容:半エーギル化した被験者に植物を植え付けて経過を監察する。
被験者:7人
結果:6人死亡。
帝国における人外管理規程
lv.Ⅰ:一般社会での限定的解放
lv.Ⅱ:軍や警察による監視。研究機関で収容
lv.Ⅲ:軍施設で収容
lv.Ⅳ:特定管理施設で収容
管理レベルは、対象の性格や同化率などを総合的に見て決定されます。
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そろそろ、総統親衛隊特殊大隊対人外部隊作るか。
一人の生き残り…、気になりますな()
エーギルの兵器化は、帝国陸軍北方方面軍のジャン=エマニュエル・シルヴェストル少将によって提案されました。
少将の計画の下で計画は進められましたが、他の計画に予算が取られるなどトラブルが続き、プロトタイプの作成が難航、更に暴走を引き起こし少将は死亡しました。
プロトタイプは帝国海軍の試作レーザー砲の試験に用いられ、残骸はフォルメンテラ海洋研究所へ移送、保管されています。
シナノ(Ag-1991-2):lvⅠ
カッル(Ag-1991-1):lvⅤ
リューディア(Ag-2018-19):lvⅠ
ディオティマ(Ag-2019-37):lvⅣ
エミリー(Ryu-2023-1):lvⅣ→✕
Ag-1991-1は、他国の異性体との接触が見られ消息を立っているためlvⅠ→lvⅤとして現在捜索が進められています。発見次第直ちに収容してください。
定期的に抑制剤を処方するようにしてください。暴走の兆候が見られた場合、抑制プロトコルを実行し暴走を抑えてください。
現在、一部の異性体にはICチップを埋め込みリアルタイムで監視が実行されています。
エミさん「ギクッ」