国内の各地にて発見される菌。地下に生じた洞穴などから発生し、菌床は黒く脈打つような動きをする。菌床は放射線を発する。また菌床から放出される菌を一定量吸い込むと異質生命体(ALF)になる。Abnormally Polluted Bacteria(APB)と命名された。
発見:1929年に書かれた謎の物質についてかかれた文書からこの時代には既に存在していたと判断された。公式な記録では1952年のベーリング島事件で発見された第001汚染群が最初になる。
汚染菌を一定量吸い込んだ生命体が変異しALFとなる。体の細胞や臓器を大きく作り替えてしまう。ベーリング島事件にて発生したALFはうごめく肉塊であり、警察の持つ短機関銃で容易に射殺が可能であった。しかし1978年の事案-0003にて発見された強力なALFの発生地域周辺にてこれまでと比べて進化したALFが発生、人型ALFが各地で出現するようになった。
能力:再生能力を有しなくした腕を7秒以内に修復する。しかし頭部の損傷に弱く投擲された包丁により死亡した例がある。体中が筋肉でできておりすさまじい身体能力を持つが、熱を持ちやすい。再生能力を使用している際は強い熱が発生するため戦闘しながらの再生が原因で発火し死亡した個体もいる。
汚染:汚染から発生した生物のためALFの活動による汚染の拡大が懸念されていたが、ALFによる汚染の拡大はされなかった。
対処法:頭部への銃撃などで殺害可能だが銃火器がない場合、斧や鉈を頭部に投擲が望ましい。火炎放射器がもっとも有効であることが確認されている。
対策:各地の自治体などでの発見報告を集め即座に部隊を展開することで対処している。現在軍全体の再編により中隊規模から7個小隊で1個軍管区制になった。
汚染値:汚染度を示す値。濃度によって周囲への影響が変わる。
0~0.08 :なし。
0.09~0.2 :めまいや吐き気。
0.21~0.4 :激しい頭痛や嘔吐、物体の劣化
0.41~0.6 :全身の痛み、目や口、鼻からの出血、物体の劣化
0.61~0.8 :失神または死亡、物体の劣化
0.81~1.0 :ALF化、物体の激しい劣化
1.01~2.0 :物体の崩壊
重要汚染地帯
・タロフカ旧補給拠点 [汚染値0.67]
1983年に輸送中の汚染物質が流出、それに気づかないまま放置され数時間後に気づかれるも汚染が拡大。除染不可能と判断され隔離壁を設置し立入禁止区域に指定された。2020年に再調査が行われるが強い汚染により断念。
・ヴァリクメイ [汚染値0.54]
チュクチ北部にあった村。1962年に汚染物質が発見されたが政府への連絡が遅れ汚染が村中へ拡大した。当時の隔離壁の能力不足と建設の遅れにより半径3kmが汚染された。中心部となっている村の調査はいまだ行われていない。
・ベーリング島北部地下 [汚染値1.32]
もっとも汚染値が高い地帯。地下に空洞が発生しており、菌床が結晶化した状態になっている。。
対汚染:汚染に対する対策は現在も研究されており、汚染を遠ざける隔離壁や除去装置などが開発された。しかしベーリング島地下やタロフカなどの浄化はいまだに難しい。
汚染の中心部の村は今どんな感じなんですかね…