金属生命体(ML):1962年の[事案-0001]にて存在が初確認された。車両や機械などに擬態しているため発見が困難であり、未知の金属による装甲で体を覆っているため非常に強力。1978年に北部のペンジナ地区に落下したMLの遺骸に潜伏していた異質生命体(ALF)、主要都市への襲撃[事案-0003]により敵対勢力と認定し特殊作戦軍が掃討任務を行っている。
異質生命体(ALF):MLの遺骸に潜伏していた生命体。ウェンディゴ、ゴーレム、アンテプピラの三種類が最も多く確認されている。破損部位の再生能力を有しており体の31%を喪失後9秒以内に完全再生しているが、頭部を喪失すると活動停止する。MLと敵対しており人間との戦闘時に付近のMLを感知した場合、MLを優先的に攻撃する。また人型の個体や友好的な個体が確認されている。
皇国特殊作戦軍:もともとは空挺特殊任務部隊、山岳特殊任務部隊、対テロ特殊作戦部隊の三つの部隊で構成されていたが、[事案-0003]により対異常作戦を行う部隊が必要とされたため、練度が高く迅速に対応が可能な特殊作戦軍に新しく対異常特殊戦闘部隊が発足した。
対異常特殊戦闘部隊:MLやALFなどの異常な存在に対抗するために作られた部隊。大量の装甲兵器や重火器などの兵器を持つ特殊作戦軍最大の組織。空挺部隊や山岳部隊からの選抜、訓練以外にすることのない海軍歩兵隊を再編して作られたため練度は非常に高い。複数の部隊が所属しており掃討を行う殲滅中隊、火力支援や強行を行う装甲化狙撃兵中隊、高難易度の任務を担当する特殊小隊の3種類がある。
AA小隊
小隊長:ヴァルラム 山岳部隊出身でAN-94を所持、山岳・森林戦のエキスパートでありいかなる状況でも冷静に指揮をおこなう。
主な任務:険しい地形での戦闘、ALFの対処
人数:50人
追記:[事案-0172]にて部隊の44%が死亡、残り28%が重軽傷を負ったため再編中。
D.R.E小隊
小隊長:カヤト 元海軍歩兵隊で改造されたAsh-12を所持、高い初速で打ち出すように改造されたAsh-12を使う火力至上主義者。
主な任務:大型の異常存在の殲滅。
人数:75人
追記:獣型機動兵器を3体有する
ツィルニトラ小隊
小隊長:ヴィジター 元PMCでありSVDMを所持、市街地戦を得意とし高い視力と正確な射撃で敵を打ち抜く。
主な任務:都市部での戦闘、潜伏したALFの破壊
人数:40人
追記:元PMCなのと偽名を使っているおかげで国家保安庁の監視対象
101実験小隊:別記述
その他省略
小隊長:アーバトゥレイタ 元陸軍第3機械化狙撃兵師団所属でAA-12を所持。重傷時にALFに寄生された結果ALFの人格が発生した。友好ALFと人側の仲介を担当している。神経などに干渉されたため高い反射神経と筋力を持つ。
・隊員
ペネトレイション:四本の腕を持つ1.9mの人型ALF。二本の大槍を持ち頭部保護のために特製MASKA-1ヘルメットを着用、そして上裸である。軽装甲の車両を素手で破壊する腕力と楽観的な性格の持ち主。頭さえ守れば再生するという考えのためヘルメット以外のアーマーも服も着用しない。最も友好的な個体。
カース:小柄な女性の姿をしたALF。SCAR-Hとレベル4ボディアーマー、フルフェイスヘルメットを着用。再生能力が高く下半身消滅後6秒で完全再生している。また体液が腐食性である。静かなところを好み、ペネトレイションが騒がしいため防音室にて生活している。比較的友好な個体。
サウンドマン:頭部を鹿の頭蓋骨のようなもので覆う人型ALF。角をソナーのように使いあたりを探知することや広範囲の音を収集し索敵などができる。口から音波を衝撃波として放ち物体の破壊が行えるが使うことは少ない。収容棟で畑を耕して生活している。比較的友好な個体。
・主な任務
未知の異常存在との戦闘、データの測定
・追記
スレドニエ・パハチ収容棟にて収容、研究が行われている。
頭部を喪失すると活動不可という特性上、狙撃手や砲撃などに注意が必要である。