・アングロ・サクソン国民戦線(ASNF)
指導者:レイフ・エドワード・ハリソン(44)
思想:国家社会主義・白人史上主義
エイムズの強硬的な姿勢は、戦争への勝利とアジアへの勢力圏拡大という名誉ある称号を手に入れたと言えるが、全てにおいて良かったかというとそうとも言えない。第一次台湾事変より始まった日本人に対する人種差別とジョージ・ウォレットやストレイ・サージェントなどねディキシークラットの登場は、国内の極右と白人史上主義者にとって力強い追い風となった。彼らの多くは同時にナチズムも支持しており大都市での過激な活動や大規模なデモなどが問題となっている。
・ナショナル・アクション(LNA)
指導者:トニー・チャルマーズ(58)
思想:英国ファシズム
連合王国におけるファシズム運動は常に時代や世論によってその立場は揺らいでいき、何度も解体を余儀なくされた。しかし連合王国はこのままでいいのだろうか?トニー・チャルマーズの下に団結した人々はその答えを知っている、それは勿論「NO!」だ。連合王国はファシズムの最適解を見つけ出し栄光を再び掴み取る必要がある。彼らはそれを成し遂げるなめならなんだってするのだ。
・共産党(LCC)
指導者:ハーヴィー・ホワイト(55)
思想:マルクス・レーニン主義
国内の中道左派、または左派の多くは現在でも連合王国の最大野党として降臨する労働党を保守主義に対する唯一の対抗馬として支持している。しかし一部の層はその労働党ですら労働者たちの楽園の建造には力不足だと語るのだ。そして来る1920年、アーウィン・ビリー・ジャクソンの下団結した極左たちは自分たちの理想を実現するべく小さな、しかし大きな脅威となりうる政党を作り上げたのだ。それこそ我らの共産党である。
・リバティニア・アナキスト連盟(LAL)
指導者:自由地区評議会
思想:無政府共産主義
無政府主義と聞いて良い印象を持つ者は少ないと言える。それは多くの人々が無政府主義の事を無秩序に戻すための思想だと考えているからだ。しかしその実態はどうだろう?労働組合から発展し無政府共産主義とサンディカリズムを掲げる連盟は国家保安委員会などの監視対象になっている組織の中では比較的良心を持った者たちの集まりと言えるだろう。創設から1世紀近くが経っているが、それでも解体されず、今まで生き残り続けているのは結局のところ、母なるアナーキーが息子たちを愛しているからなのだ。