1492年にイベリア半島最後のイスラム王朝であるナスル朝グラナダ王国が滅亡しレコンキスタが達成されると、同地のキリスト教化・スペイン化を目的にトラウゴット・フォン・ペータルブルクがスペイン王国から統治を命じられた。トラウゴットはイスラム教勢力との文化交流を進めつつカトリックの布教に努め、12世紀ルネサンスと呼ばれる文化の高揚を牽引した。
1516年にスペイン王位にカール5世が即位するとハプスブルク家によるスペイン統治の時代が始まった。ナスル朝滅亡と時を同じくしてスペイン女王イザベル1世は「大洋の向こう側」の探索を積極的に支援し新大陸の発見・征服を開始した。またナポリやネーデルラントなど各地に領地を獲得しスペインの黄金時代を築いた。
1588年のアルマダ海戦、1618年からの30年戦争などで黄金時代は終焉を迎え、カルロス2世を最後にスペイン・ハプスブルク朝は滅亡した。1700年にフランス王ルイ14世の孫であるアンジュー公フィリップがフェリペ5世として即位しスペイン・ブルボン朝を創始したが、それに端を発してスペイン継承戦争が勃発する。1713年に即位は正式に諸国から承認されたものの新大陸の利権のほとんどを失った。(史実と違いジブラルタルは維持している)
1808年から1813年にかけてスペインはボナパルト朝の支配下に入るがその後に半島戦争を通してフェルディナンド7世が復位しブルボン朝を復活させた。
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