エーギル(古ノルド語∶Ægir)
分類∶動物界?
学名∶Agir
下位分類群∶別途参照
エーギルまたはエイギルは、1988年に旧連邦軍将校が目撃した海洋生物に類似した特徴を持つ海洋生物群の総称です。エーギルは以下の特徴があります。
・異常な適応進化速度
・熱や酸に弱い※
・地球に現存または存在していた海洋生物に似ている点がある。
目撃例は非常に少なく、海洋深くに生息しているものと考えられています。大きさは個体差が大きく、確認された事例から10cm〜120mに及びます。しかし、エーギルには不確定な要素が多くあり「エーギル」と呼ばれるような、他の生物群と分離された独自の生物群があるのかも不明です。
エーギルは正式に学会に発表されておらず、帝国政府及び企業群によって徹底した管理下に置かれています。
エーギルの細胞は、捕食や刺激など外的要因に反応し取り込むことで適応すると考えられています。1993年に行われた動物実験の結果、心臓を切除したマウスの死体に細胞を移植したところ、細胞は急速に細胞分裂を始め切除された器官の役割を果たし始め、マウスは再び動き始めました(拒絶反応は見られませんでした)。しかし、数時間後マウスは凶暴化し収容されていたガラス製のケースを破壊し3名を殺害、捕食しました。その後、即応部隊によって射殺されています。
研究者は、エーギルの細胞は生物の性質自体を作り変えることができると考察しています。
Ag-1991-1∶初めて確認された純エーギル
Ag-1991-2∶初めて確認された人型エーギル。(訂正∶半エーギル)
Ag-1991-3∶純エーギル。
Ag-2016-2∶交配によって生まれた半エーギル。
Ag-2018-19∶死体を利用した半エーギル。
Ag-2019-29∶「胞子」を生成する半エーギル。
Ag-2019-37∶様々な生物の細胞をかけ合わせた半エーギル。
Ag-2024-1∶軍事転用を名目に試作された半エーギル。
Ag-2024-2∶古生物(ラディオドンタ類?)に似た半エーギル。