まだ考えない人
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2024/04/28 (日) 22:21:13
爆撃機…ではなく旅客機。
4基の二重反転プロペラを搭載しており、ジェット輸送機に匹敵する速度を生み出せる。
また後退翼を装備するなどジェット機との共通点も多く見られ、定員も最大220人と
DC-7やL1049コンステレーション型などの西側諸国で用いられていた旅客機と比べても優位性があった。
またこの時代の西側で就航していた民間ジェット輸送機と比較し、
ダグラス・エアクラフト社製のDC-8-61型が登場するまで
最も多く乗客を運ぶことができ、
最大航続距離の面でもDC-8-62型まで随一の性能を誇った。
そのため、国際線ではいままでの旅客機では
到底就航不可能であった長距離路線に使用されている。
しかしAe-914型は当時の飛行機としては大きすぎたため、
民間空港では誘導路が通れなかったり
滑走路の端をうまく回り切れないことがあったりと制約があった。
またエンジンの騒音そのものはジェット機に匹敵するほど大きかったうえ。
二重反転プロペラのために独特な振動もあったため乗り心地は悪い
さらに、長大なプロペラブレードや
構造の複雑な二重反転軸のため、整備性の面でも難がある。
乗員 2名(+運航乗務員3名)
全長 54.10 m
翼巾 51.10 m
全高 15.50 m
座席数:120-220
巡航速度:870 km/h
航続距離:8,950 km(定員60名)
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