⬆1回戦・上條祥さんVS相原瑞樹さん
信州王将に中学選手権2連覇の若武者が 真っ向から挑みます。記録係は小学生選手権 の優勝者・高木雄哉さん。宿敵・岡村さんを 破り掴んだ全国切符を手に全国小学生名人を 相手に全力で食い下がり健闘したようです
その県小学生選手権と同じ日に長野県中学生 の頂点に立ったのが、画面右側の相原さん それも2連覇です。ライバルが沢山いる為 必ずしも本命とは言えないかもしれません しかしそれでも中学生の県大会では2年間 負け知らず(選手権は勿論、団体戦もまた) 大きな大会で力を発揮する技量と度胸の 持ち主なのでしょう。全国大会でも 相当勝ち進める力を備えています
小諸東中学校から現役の中学生が県大会に 登場したのは中村奏太さんに続き2年連続 しかし残念ながら勝利まで2年連続とは いきませんでした。北日本棋界を席巻した 上條さんが意地を見せて2回戦進出です
⬆1回戦・小林暖希さんVS岡村奏汰さん
高校選手権優勝者と最年少支部名人が激突 共に今年は絶好調。特に小林さんは、この 前年の信州王将戦も準優勝。更には何と 支部名人戦で奥村龍馬さんを倒す大金星を ゲット。そんな小林さんだけに岡村さんと 初対決は俄然注目されました。
横には渡辺真紘くんの姿が。私・丸山が 観るよう薦めたのですが、口出しせずとも 彼はこの対局に足を運ばせたでしょう。
試合は最後の最後まで、どちらが勝つのか 分からない激闘でした。小林さんの方が 勝ちそうな気配でしたが。岡村さんの 終盤の読みの深さが僅かに上回り岡村さん の辛勝となりました。
紙一重の所で好局を落とした小林さん しかしこの翌月の全国高校選手権では 準々決勝まで勝ち上がる大活躍ぶりを 見せました。小学生の頃からのスタイルを 崩す事無く真っ直ぐ伸び続ける小林さん 大器である事は間違いありません
⬆県下4地区から選ばれた16名の勇士たち 組み合わせも決まりました。 後は決戦のゴングが鳴るのを待つだけです
⬆参加人数が10名以上に達した場合 上位4名による決勝トーナメントと 残りの方々による5位決定トーナメントが 行われます
今回は以上です
⬆長野市川中島に新設される将棋クラブとは これであります。興味ある方は是非とも 足を運んでみて下さいm(_ _)m
⬆は石川県野々市市(ののいちし)にて 開催される将棋フェスティバルの要項 並びに申し込み用紙であります。 参加希望の方は要項に記載された連絡先に お問い合わせの上、9月30日までに 申し込みして下さい。
なお観戦のみの方は無料の上 事前申込の必要ナシであります
⬇次は長野県内に新設される将棋クラブを 御紹介いたします
戦い終わって上位入賞7校が仲良く記念撮影 画面上段=小学校 画面中段=中学校 画面下段=最終成績は、この記事の通りです
以上で小中学校団体戦レポートを終わります 選手の皆様、運営の方々、そして子供たちを 見守ってくださった御家族の皆様方の労を 労いつつながら深い感謝の意を表して このレポートの幕を閉じたいと思います
最後まで御閲覧してくだされた当掲示板の 訪問者諸兄諸姉の皆様有難うございました (完)
その後の小諸東中ですがアマ名人戦において 相原くんが東信代表となりました。これで 前年の中村くんに続き2年連続現役中学生の 県大会進出。小諸東は、アマ名人戦でも 大きな足跡を残しました。
三本柳は、この3人で挑戦できるチャンスが あと1回残されています。それに向けて 早くも始動・・・という訳ではないとは 思いますが東日本大会から数日後の松本支部 月例大会に黒岩くんと渡辺くんが参戦。 一緒に来た高木くんや傳田くんと共に ガンガンと対局をこなしておりました。
来年は更に期待出来そうです
⬆表彰式で優勝を祝福される 三本柳小(画面上段)と小諸東中(画面下段)
その後、本当の勝負である東日本大会に 挑んだ両校。結果は共に予選敗退でしたが 2勝1敗と勝ち越しました。地方都市の 公立校が、これだけの好成績をマークする なんて並大抵な事ではありません。 長野県の底力を見せてくれた6名の県代表 選手たちに良く頑張ったと拍手いたします
画面4枚目 準優勝の表彰を受ける伊那東部Aチーム
毎年複数のチームを出してくれる伊那東部 最早信州一の名門校と言っても良いでしょう 鈴木兄弟、中畑兄弟、松沢さんに高山さん 皆、高校棋界にて長野県代表になった選手 ばかり。特に松沢さん&高山さんは団体戦で 全国準優勝等の大活躍ぶりでした。 更に彼等の先輩には長野県アマ名人になった OBも居ます
今回は恩師である北原昭副会長から直接 賞状を受け取った伊那健児たち。渡す方も 受け取る方も感慨深かったと思います 3年生には次年からも高校棋界で頑張って 欲しいですし。残った下級生たちは またここに帰ってきて今度こそ覇権を 取り戻せるよう励んで欲しいと願ってます
今回は以上です 次の⑥でフィナーレとしたいと思います
画面1枚目&2枚目=リーグ最終戦 軽井沢風越学園VS小諸東
前年はチーム未勝利。選手の勝星も1勝 だった風越学園でしたが今回は格段の 進歩を見せました。そして最終戦も 女子選手の2人が小諸東の2枚看板に 果敢に挑み、唯一の男子選手・澤田くんも 遠山くんに終盤まで必死に食い下がります
しかし小諸東の壁は厚かった。慌てずに 指し切った小諸東が全勝でゴールイン しかも2年連続で全試合ストレート勝ち まさに破竹の勢いで2連覇を達成しました
画面3枚目 3位の表彰を受ける軽井沢風越学園
3人全員が勝利を味わった上での表彰台 それだけに感無量だったと思います。 女子が過半数のチームが3位以上まで 勝ち上がったのは北御牧、松島に続いて 3校目かと思います。見事な実力そして 団結力でした。東信の女子中学生も結構 層が厚そうで、これからは勿論、数年後 も高校棋界で頑張って欲しいです
軽井沢風越学園も小学校の部で予選全勝の 米田悦己くんというホープもいますので いつかは団体戦でも優勝を期待したいです
あと最後方に居る竹中美晴さんは県の 中学生大会で表彰されるのは今年2度目 もう1つは中学生女子の部での優勝でした これを励みに全国大会頑張って下さい そして個人的には三浦愛加さん等の良い ライバルになって欲しいと願っています
画面1枚目
中学校の部は5チームによる総当り戦でした 小学校の部のテーマが三本柳の連覇を何処が 止めるのかでしたが中学校の部のテーマは 何処が小諸東の連覇を止めるのか?でした
画面2枚目&3枚目=小諸東VS伊那東部A
私が「打倒・小諸東」の有力候補と見たのは 2チーム輩出した伊那東部。特に堀米兄弟を 揃えたAチームと見てました。その対決が いきなり初戦で実現。手前では兄の真喜くん が好調な指し回し。期待の新戦力である弟の 真爾くんも、まずまずの出だしでした。
画面4枚目=堀米真爾くんVS遠山倖市くん
しかしこの対決で光ったのは遠山くんでした とかく中村くんや相原くんの影に隠れがちな 彼ですが前年の県選手権ではD級に登場 優勝したのは小学生では有名強豪の選手で ありましたが、その優勝者から唯一白星を ゲットしたのが遠山くんでした。そして 今度は、またしても年下の強豪、しかも 堀米くんからの白星。私の想像以上に腕を 挙げておりました。
その他は中村くんが堅い守りで堀米(兄)との キャプテン対決を制し、相原くんも勝って 小諸東のストレート勝利という予想外の 結末でありました。
それを見ていたのは軽井沢風越学園の選手達 途中で伊那東部Aに敗れた以外は接戦を 制して2勝をマーク。1敗を堅持して 最終戦で全勝を継続する小諸東と、ぶつかる 事となりました。
⬆準優勝の表彰を受ける塩尻西チーム
参加校で唯一の中信代表。そして唯一の 6年生トリオ。大きな小学生団体戦は 3人とも最初で最後の体験でした。
とりわけ準決勝では前回の準優勝・古牧と 激戦を展開。しかも勝利を飾るなど 私・丸山の想像を超える強さを発揮しました 3人とも来年は中学生になりますが 進学しても将棋を続けて欲しいし またチームを結成して団体戦の面白さを 堪能して欲しいと思っています。
塩尻西チームの皆様、準優勝お見事でした そして空きそうだった中信地区代表の穴を 埋めるだけに留まらない快進撃を見せて くださり有難うございました。
優勝した三本柳と中学校の部の戦いぶり それは⑤にて語りたいと思います
画面上段=大将戦 黒岩琳太くんVS小山アキレスくん
両校の命運を握る大将戦。初めての大舞台で 小山くんが採った作戦は振飛車穴熊でした。 これに対して居飛車穴熊を用いた黒岩くん ガップリ四つの相穴熊戦となった所に 「絶対に負けられない」という両者の 意気込みを感じました。
画面下段 仲間達が見守る中、経験を生かしてリードの 拡大を図る黒岩くん。厳しい戦いの中 4枚穴熊の堅陣を頼りに懸命に粘りながら 活路を求める小山くん。その為に長期戦を 余儀なくされた黒岩くんでしたが慌てず 緩めず着実にリードを守り抜き、とうとう 自身の手で2連覇を勝ち取りました。
こうして今年も三本柳が優勝。前回と 同じメンバーによる堂々たる優勝でした
画面上段=決勝戦いよいよ始まりです
画面中段=副将戦 柳沢奏人くんVS長谷川真大くん
予選リーグでは三本柳のストレート勝ち でしたが今度の戦いで先勝したのは塩尻西 3年生から何度も小学生大会の表彰式に立った 長谷川くんが地力を発揮。これで優勝に王手を かけた塩尻西が三本柳にプレッシャーを 与えます
画面下段=三将戦 渡辺真紘くんVS大和竜聖くん
だが三本柳も踏ん張ります。2人の5年生に 遅れる事なく堂々たる指し回しの渡辺くん 4年生の彼が三本柳チーム唯一の全勝者で ありました。
これで1勝1敗のタイに。勝負の行方は 大将戦に持ち込まれました
小学校決勝戦の回想は⑤にて
⬆画面上段 試合は終盤激しい攻め合いとなりました 両チームの仲間達も懸命に見つめています
ポイントとなったのは大和くんの守りの補強
本美濃囲いの形で3九のマスを飛車で埋めた 大和くん。勝利への執念を感じた自陣飛車で ありました。この飛車が自在に動き回り 原田くんの攻めを辛くも止めて逆転勝利 劇的な展開と決着で塩尻西が初めての 決勝進出を決めました
画面下段 3位の表彰を受ける古牧の選手たち
昨年は準優勝、今年は3位。いずれも 困難な戦いを次々と乗り越えての躍進でした 来年は6年生の桐沢くんが抜けるようですが また新たな選手を迎え入れて、この場に 帰ってきて欲しいです。それと伝田くんは 小学生の県大会は今年3枚目の賞状獲得 来年は優勝の賞状を受け取れるよう 頑張って欲しいと思います
古牧VS塩尻西は最後の最後までもつれました
画面上段=大将戦 先ず伝田寛人くんが小山アキレスくんを破り 古牧が先勝
画面中段=副将戦 しかし長谷川真大くんが気合い充分の 桐沢理くんを何とか退けタイに戻します
画面下段=三将戦 勝負の行方は原田橙護くんと大和竜聖くん この2人の双肩に掛かる事になりました この両雄、良きライバル関係のようで いつか、せりた道場で対決した際も 1勝1敗だったとか。今回は、その決着戦 でもありました
⬆1回戦・上條祥さんVS相原瑞樹さん
信州王将に中学選手権2連覇の若武者が
真っ向から挑みます。記録係は小学生選手権
の優勝者・高木雄哉さん。宿敵・岡村さんを
破り掴んだ全国切符を手に全国小学生名人を
相手に全力で食い下がり健闘したようです
その県小学生選手権と同じ日に長野県中学生
の頂点に立ったのが、画面右側の相原さん
それも2連覇です。ライバルが沢山いる為
必ずしも本命とは言えないかもしれません
しかしそれでも中学生の県大会では2年間
負け知らず(選手権は勿論、団体戦もまた)
大きな大会で力を発揮する技量と度胸の
持ち主なのでしょう。全国大会でも
相当勝ち進める力を備えています
小諸東中学校から現役の中学生が県大会に
登場したのは中村奏太さんに続き2年連続
しかし残念ながら勝利まで2年連続とは
いきませんでした。北日本棋界を席巻した
上條さんが意地を見せて2回戦進出です
⬆1回戦・小林暖希さんVS岡村奏汰さん
高校選手権優勝者と最年少支部名人が激突
共に今年は絶好調。特に小林さんは、この
前年の信州王将戦も準優勝。更には何と
支部名人戦で奥村龍馬さんを倒す大金星を
ゲット。そんな小林さんだけに岡村さんと
初対決は俄然注目されました。
横には渡辺真紘くんの姿が。私・丸山が
観るよう薦めたのですが、口出しせずとも
彼はこの対局に足を運ばせたでしょう。
試合は最後の最後まで、どちらが勝つのか
分からない激闘でした。小林さんの方が
勝ちそうな気配でしたが。岡村さんの
終盤の読みの深さが僅かに上回り岡村さん
の辛勝となりました。
紙一重の所で好局を落とした小林さん
しかしこの翌月の全国高校選手権では
準々決勝まで勝ち上がる大活躍ぶりを
見せました。小学生の頃からのスタイルを
崩す事無く真っ直ぐ伸び続ける小林さん
大器である事は間違いありません
⬆県下4地区から選ばれた16名の勇士たち
組み合わせも決まりました。
後は決戦のゴングが鳴るのを待つだけです
⬆参加人数が10名以上に達した場合
上位4名による決勝トーナメントと
残りの方々による5位決定トーナメントが
行われます
今回は以上です
⬆長野市川中島に新設される将棋クラブとは
これであります。興味ある方は是非とも
足を運んでみて下さいm(_ _)m
⬆は石川県野々市市(ののいちし)にて
開催される将棋フェスティバルの要項
並びに申し込み用紙であります。
参加希望の方は要項に記載された連絡先に
お問い合わせの上、9月30日までに
申し込みして下さい。
なお観戦のみの方は無料の上
事前申込の必要ナシであります
⬇次は長野県内に新設される将棋クラブを
御紹介いたします
戦い終わって上位入賞7校が仲良く記念撮影
画面上段=小学校
画面中段=中学校
画面下段=最終成績は、この記事の通りです
以上で小中学校団体戦レポートを終わります
選手の皆様、運営の方々、そして子供たちを
見守ってくださった御家族の皆様方の労を
労いつつながら深い感謝の意を表して
このレポートの幕を閉じたいと思います
最後まで御閲覧してくだされた当掲示板の
訪問者諸兄諸姉の皆様有難うございました
(完)
その後の小諸東中ですがアマ名人戦において
相原くんが東信代表となりました。これで
前年の中村くんに続き2年連続現役中学生の
県大会進出。小諸東は、アマ名人戦でも
大きな足跡を残しました。
三本柳は、この3人で挑戦できるチャンスが
あと1回残されています。それに向けて
早くも始動・・・という訳ではないとは
思いますが東日本大会から数日後の松本支部
月例大会に黒岩くんと渡辺くんが参戦。
一緒に来た高木くんや傳田くんと共に
ガンガンと対局をこなしておりました。
来年は更に期待出来そうです
⬆表彰式で優勝を祝福される
三本柳小(画面上段)と小諸東中(画面下段)
その後、本当の勝負である東日本大会に
挑んだ両校。結果は共に予選敗退でしたが
2勝1敗と勝ち越しました。地方都市の
公立校が、これだけの好成績をマークする
なんて並大抵な事ではありません。
長野県の底力を見せてくれた6名の県代表
選手たちに良く頑張ったと拍手いたします
画面4枚目
準優勝の表彰を受ける伊那東部Aチーム
毎年複数のチームを出してくれる伊那東部
最早信州一の名門校と言っても良いでしょう
鈴木兄弟、中畑兄弟、松沢さんに高山さん
皆、高校棋界にて長野県代表になった選手
ばかり。特に松沢さん&高山さんは団体戦で
全国準優勝等の大活躍ぶりでした。
更に彼等の先輩には長野県アマ名人になった
OBも居ます
今回は恩師である北原昭副会長から直接
賞状を受け取った伊那健児たち。渡す方も
受け取る方も感慨深かったと思います
3年生には次年からも高校棋界で頑張って
欲しいですし。残った下級生たちは
またここに帰ってきて今度こそ覇権を
取り戻せるよう励んで欲しいと願ってます
今回は以上です
次の⑥でフィナーレとしたいと思います
画面1枚目&2枚目=リーグ最終戦
軽井沢風越学園VS小諸東
前年はチーム未勝利。選手の勝星も1勝
だった風越学園でしたが今回は格段の
進歩を見せました。そして最終戦も
女子選手の2人が小諸東の2枚看板に
果敢に挑み、唯一の男子選手・澤田くんも
遠山くんに終盤まで必死に食い下がります
しかし小諸東の壁は厚かった。慌てずに
指し切った小諸東が全勝でゴールイン
しかも2年連続で全試合ストレート勝ち
まさに破竹の勢いで2連覇を達成しました
画面3枚目
3位の表彰を受ける軽井沢風越学園
3人全員が勝利を味わった上での表彰台
それだけに感無量だったと思います。
女子が過半数のチームが3位以上まで
勝ち上がったのは北御牧、松島に続いて
3校目かと思います。見事な実力そして
団結力でした。東信の女子中学生も結構
層が厚そうで、これからは勿論、数年後
も高校棋界で頑張って欲しいです
軽井沢風越学園も小学校の部で予選全勝の
米田悦己くんというホープもいますので
いつかは団体戦でも優勝を期待したいです
あと最後方に居る竹中美晴さんは県の
中学生大会で表彰されるのは今年2度目
もう1つは中学生女子の部での優勝でした
これを励みに全国大会頑張って下さい
そして個人的には三浦愛加さん等の良い
ライバルになって欲しいと願っています
画面1枚目
中学校の部は5チームによる総当り戦でした
小学校の部のテーマが三本柳の連覇を何処が
止めるのかでしたが中学校の部のテーマは
何処が小諸東の連覇を止めるのか?でした
画面2枚目&3枚目=小諸東VS伊那東部A
私が「打倒・小諸東」の有力候補と見たのは
2チーム輩出した伊那東部。特に堀米兄弟を
揃えたAチームと見てました。その対決が
いきなり初戦で実現。手前では兄の真喜くん
が好調な指し回し。期待の新戦力である弟の
真爾くんも、まずまずの出だしでした。
画面4枚目=堀米真爾くんVS遠山倖市くん
しかしこの対決で光ったのは遠山くんでした
とかく中村くんや相原くんの影に隠れがちな
彼ですが前年の県選手権ではD級に登場
優勝したのは小学生では有名強豪の選手で
ありましたが、その優勝者から唯一白星を
ゲットしたのが遠山くんでした。そして
今度は、またしても年下の強豪、しかも
堀米くんからの白星。私の想像以上に腕を
挙げておりました。
その他は中村くんが堅い守りで堀米(兄)との
キャプテン対決を制し、相原くんも勝って
小諸東のストレート勝利という予想外の
結末でありました。
それを見ていたのは軽井沢風越学園の選手達
途中で伊那東部Aに敗れた以外は接戦を
制して2勝をマーク。1敗を堅持して
最終戦で全勝を継続する小諸東と、ぶつかる
事となりました。
⬆準優勝の表彰を受ける塩尻西チーム
参加校で唯一の中信代表。そして唯一の
6年生トリオ。大きな小学生団体戦は
3人とも最初で最後の体験でした。
とりわけ準決勝では前回の準優勝・古牧と
激戦を展開。しかも勝利を飾るなど
私・丸山の想像を超える強さを発揮しました
3人とも来年は中学生になりますが
進学しても将棋を続けて欲しいし
またチームを結成して団体戦の面白さを
堪能して欲しいと思っています。
塩尻西チームの皆様、準優勝お見事でした
そして空きそうだった中信地区代表の穴を
埋めるだけに留まらない快進撃を見せて
くださり有難うございました。
優勝した三本柳と中学校の部の戦いぶり
それは⑤にて語りたいと思います
画面上段=大将戦
黒岩琳太くんVS小山アキレスくん
両校の命運を握る大将戦。初めての大舞台で
小山くんが採った作戦は振飛車穴熊でした。
これに対して居飛車穴熊を用いた黒岩くん
ガップリ四つの相穴熊戦となった所に
「絶対に負けられない」という両者の
意気込みを感じました。
画面下段
仲間達が見守る中、経験を生かしてリードの
拡大を図る黒岩くん。厳しい戦いの中
4枚穴熊の堅陣を頼りに懸命に粘りながら
活路を求める小山くん。その為に長期戦を
余儀なくされた黒岩くんでしたが慌てず
緩めず着実にリードを守り抜き、とうとう
自身の手で2連覇を勝ち取りました。
こうして今年も三本柳が優勝。前回と
同じメンバーによる堂々たる優勝でした
画面上段=決勝戦いよいよ始まりです
画面中段=副将戦
柳沢奏人くんVS長谷川真大くん
予選リーグでは三本柳のストレート勝ち
でしたが今度の戦いで先勝したのは塩尻西
3年生から何度も小学生大会の表彰式に立った
長谷川くんが地力を発揮。これで優勝に王手を
かけた塩尻西が三本柳にプレッシャーを
与えます
画面下段=三将戦
渡辺真紘くんVS大和竜聖くん
だが三本柳も踏ん張ります。2人の5年生に
遅れる事なく堂々たる指し回しの渡辺くん
4年生の彼が三本柳チーム唯一の全勝者で
ありました。
これで1勝1敗のタイに。勝負の行方は
大将戦に持ち込まれました
小学校決勝戦の回想は⑤にて
⬆画面上段
試合は終盤激しい攻め合いとなりました
両チームの仲間達も懸命に見つめています
ポイントとなったのは大和くんの守りの補強
本美濃囲いの形で3九のマスを飛車で埋めた
大和くん。勝利への執念を感じた自陣飛車で
ありました。この飛車が自在に動き回り
原田くんの攻めを辛くも止めて逆転勝利
劇的な展開と決着で塩尻西が初めての
決勝進出を決めました
画面下段
3位の表彰を受ける古牧の選手たち
昨年は準優勝、今年は3位。いずれも
困難な戦いを次々と乗り越えての躍進でした
来年は6年生の桐沢くんが抜けるようですが
また新たな選手を迎え入れて、この場に
帰ってきて欲しいです。それと伝田くんは
小学生の県大会は今年3枚目の賞状獲得
来年は優勝の賞状を受け取れるよう
頑張って欲しいと思います
古牧VS塩尻西は最後の最後までもつれました
画面上段=大将戦
先ず伝田寛人くんが小山アキレスくんを破り
古牧が先勝
画面中段=副将戦
しかし長谷川真大くんが気合い充分の
桐沢理くんを何とか退けタイに戻します
画面下段=三将戦
勝負の行方は原田橙護くんと大和竜聖くん
この2人の双肩に掛かる事になりました
この両雄、良きライバル関係のようで
いつか、せりた道場で対決した際も
1勝1敗だったとか。今回は、その決着戦
でもありました