画面上段 準決勝最後のイスを争うのは 月岡晃太郎くんVS内坂大地くん
月岡くんにとって先のVS酒井戦は 県支部対抗戦準優勝メンバー同士の対決 鈴木千尋くんを加えた当時中学生トリオでの 快進撃。それは令和2年3月の事でした。 そして高校棋戦最後の戦いの相手となった 内坂くんとは小学生選手権・低学年の部で 決勝戦を戦い、その後も鎬を削り合った 好敵手でした。高校の戦いは終わっても 人生の戦いは、まだまだこれから。将棋の それも、また然りです。だから願わくば まだまだ将棋を続けて腕も株も、ガンガン 上げて欲しいと思います。
勝った内坂くんは2年連続の準決勝進出です
画面下段 こうして準決勝のメンバーが出揃いました その戦いは③にて
画面上段 松本第一からは選手の他に1人女子部員が 応援、そして見学に来ていました。何年生かは 分かりません。次世代の松本第一の女子エース 候補かな?とも思いましたが根拠ナシ 勿論、名前も知らず、訪ねもしませんでした まあ今の所は将棋に熱心な女流アマ棋士とのみ 答えておきましょう。
画面下段 その女性アマ棋士が見守るのは予選2回戦 1勝同士の顔合わせ。勝った方が1位で 準決勝進出となります。手前はライバル対決 酒井悠安くんVS月岡晃太郎くん。実力伯仲の 北信対決を制したのは酒井くんでした。
向側は内坂大地くんVS桑原大知くん 九死に一生を得た桑原くんが逆転勝利で 初のベスト4入りを決めました
画面上段=予選2回戦(1敗同士)
松本第一の顧問・塚越勇記&三浦一真さんが 見守る生き残りの掛かった対決。左側に座る 中畑和将くんと青沼航太くん。伊那北の 2枚看板が揃って踏みとどまりました。 上田の坂口くん&松本第一の竹澤くんは ここで力尽きました
画面下段 その伊那北勢2人が3回戦で直接対決。 小学生時代から手の内を知り尽くした ライバル対決は先輩の中畑くんが意地を 見せて準決勝進出を果たしました 今年2つ目の全国切符まで、あと2つです
惜しくも敗退となった青沼くんでしたが 中南信予選で高山日那さんから初勝利を 挙げており、着実に腕を上げています。 これからは個人戦・団体戦の両方で 台風の目になるでしょう。
青沼航太(伊那北)VS月岡晃太郎(市長野)
月岡くん髪を伸ばしたせいか随分雰囲気が 変わったなと感じました。中学生時代は 団体戦でエースとして信大長野を優勝させ 中学生選手権は2年連続準優勝。しかし 決勝の三島孝太戦、中畑和将戦は本当に 惜しかった。しかし素晴らしい頑張りを 見せてくれました。
伊那北期待のルーキー・青沼くんは厳しい 相手でしたが先輩の意地で白星発進です。
①での話は、ここまでです 続きは②にてm(_ _)m
画面上段 竹澤遼(松本第一)VS酒井悠安(屋代) 画面下段 小野沢会長に挑戦する竹澤くん
最後のチャンスで檜舞台に立つ事が叶った 竹澤くん。県下屈指の強豪との連戦は 貴重な体験だったと思います。予選突破は なりませんでしたが最後に小野沢会長直々に 稽古をつけて貰い、実りある1日で 高校将棋の戦いに区切りがついた事は 忘れられない思い出となるでしょう
小野沢会長もナイスな御配慮でした
中畑和将(伊那北)VS桑原大知(市長野)
桑原くんを最後に見たのは月岡晃太郎くん等 と組んで県中学校団体戦優勝を果たし以来で あります。その時のライバルであり選手権で 全国大会出場を準優勝で決めた中畑くんを 破り白星スタート
坂口達彦(上田)VS内坂大地(松本第一)
団体戦2連覇・屋代を苦しめた上田の精鋭 坂口くん。内坂戦は相手の駒の働きを封じて 戦機を捉えていました。惜敗しましたが 楽しみな俊英です。
画面上段 読売新聞長野支局代表の御挨拶
アマ竜王戦、高校竜王戦の為に、このような 素晴らしい会場を毎年提供して下さり 深い感謝の念で一杯でありますm(_ _)m
画面中段 小野沢憲雄会長の御挨拶
この大会の数日前、会長の故郷・高山村にて 藤井聡太選手が最年少名人戦&7冠という 前人未到の歴史的快挙が実現しました。 自分の故郷で、その瞬間を目撃したとあって 今だ感動が冷め止まない様子でした。
画面下段=組み合わせ表 選ばれし8人の強者が、今から覇を競います
最後に各クラス上位入賞者達による記念撮影 (斉木くんは早目に帰路についたので 記念撮影には加わらす)
これで全日程が終了致しました 参加選手の皆様、運営に携わった県連合会と 主管の塩尻支部の方々に感謝の意を表して レポートを終わりと致します
最後まで長い拙文に、お付き合いしてくれた 当掲示板の閲覧者の皆様、 どうも有難うございましたm(_ _)m (完)
画面1枚目 信濃毎日新聞に掲載された 各クラスの優勝&上位入賞者
画面2枚目 中学生女子の部代表・竹中美晴さん
開校4年目の軽井沢風越学園から初代表 天童の檜舞台で将棋を楽しんで欲しいです
画面3枚目 中学生男子の部代表・相原瑞樹くん
長野県2連覇、更に中学団体戦も含め 県予選と名が付く中学生大会では負け知らず 大きな大会で見せる勝負強さ、全国大会でも 大きなバックボーンとなるでしょう
画面4枚目 小学生低学年の部代表・金子巧磨くん
中学生部門は東信勢が独占しましたが 小学生部門は北信勢が独占致しました 金子くんには岡山県での全国大会での活躍を 期待しつつ、これを足掛かりにして上級生の 強豪に激しく厳しく肉迫して貰いたいです
画面5枚目 小学生高学年の部代表・高木雄哉くん
最後の小学生大会を優勝で飾った高木くん 今回は時間を使って辛抱強く粘るなど 今までとは違い一面を見せたように 感じました。全国大会でも存分に 力を発揮して欲しいと思います
以上の4選手が長野県代表として 全国大会に挑みます。 皆様の御健闘を心より期待いたします ( o≧д≦)oガンバレー!!
画面上段=中学生男子の部決勝 相原瑞樹くんVS瀧澤峻平くん
2年連続の東信VS北信による決勝戦 相原くんの2連覇か?瀧澤くん初優勝か? 局面は相穴熊に。居飛車穴熊で弱冠駒組勝ち 気味の相原くんが攻め駒を積極的に前進させ ペースを掴むと強固な瀧澤くんの防衛網を 突破。非凡な実力者を倒した相原くんが 2連覇を達成いたしました
画面下段=準優勝の表彰を受ける瀧澤くん
優勝すると思った瀧澤くんでしたが前年の 借りを返す快進撃を見せてくれました。 来年の巻き返しは勿論ですがアマ名人戦でも そろそろ県大会に、その勇姿を披露して 欲しいです。
⑩で語るのは、ここまでに。 ⑪で完結したいと思います
画面上段=小学生低学年の部決勝 金子巧磨くんVS小柳晃翔くん
坂口謹一先生が決勝戦の棋譜を採り終局後は 的確なアドバイスを提供する事が定番と なっている小学生低学年の決勝戦。勝っても 負けても大きな収穫を得たと思います
全勝対決でしたが北信予選から全勝をキープ していた金子くんが実力を出し切って 見事に初優勝を飾りました。
惜しかった小柳くんでしたが準優勝と こちらも見事な成績でした。三本柳小学校に 在学中とあって、いつかは団体戦でも 大きな役割が期待されるでしょう。
画面中段=小学生高学年の部決勝 高木雄哉くんVS小松陸人くん
雁木に構えた先手の高木くんが積極的に ポイントを稼ぎに出たのに対し金矢倉の 形から辛抱強い待機策でカウンターを狙う 小松くん。そのカウンターアタックは 上手く行きかけたのですが急所を厳しく 付いた高木くんの攻めが上回りました 高木くんは最後の挑戦で初の岡山切符を ゲット。前年の小学生名人戦以来となる 長野県小学生の頂点に立ちました
画面下段=準優勝の表彰を受ける小松くん
塩尻支部からは女子初の準優勝者・染谷香希 さん以来のファイナリスト誕生であります だとしたら7年振りか?前年は中信予選でも 1勝を掴み取るのに苦労した彼でしたが 今回は長谷川真大くん、吉川朔太郎くん、 傳田寛人くんと並居る小学生強豪を次々と 破り決勝戦まで勝ち上がりました。本当に 素晴らしかったです。また小学5年生。 これからは岡村くん等、多くの同世代の ライバルと競い合いながら頂点目指して 頑張って欲しいと思います
中学校の部、最終戦ただいま開始
全勝=小諸東 1敗=伊那東部A、軽井沢風越学園
以上で本大会の途中経過報告を終わります
小学校の部の結果報告は以上です
中学校の部は2回戦まで終了
組み合わせは⬆の通り 中学校の部は総当り
中学生男子の部の3位入賞選手
画面上段=斉木温彦くん 画面下段=尾名高逸純くん
斉木くんは本当に久々の登場でした。 かつて小学生選手権高学年の部においての 古林正義くんと決勝戦で熱戦を展開 鋭く正確に急所を付く速度抜群の攻めで 古林くんを苦しめました。古林くんは この大会で小学生日本一となり、やがて 奨励会入りを果たしただけに、その彼と 互角の戦いを演じ、自身も公文杯で 決勝トーナメント進出を果たしました。 佐久長聖中に入学して勉学に追われている ようですが強さが戻ってきているようで 嬉しいです。来年は、ライバルである 中村奏太くんと共に高校棋界で頑張って 欲しいと思います。
2年連続の3位。今年も半端ない実力者で ある事を立証した尾名高くんは立派でした 優勝は手の届く所にあります。もう一回り 将棋の筋力が大きくなれば必ず全国切符を 引き寄せる事になるでしょう。最後の チャンスになる来年の逆襲を期待します
⑩からは、いよいよ決勝戦の回顧です
小学生高学年の部の3位入賞選手
・画面上段=岡村奏汰くん ・画面下段=伝田寛人くん 岡村くんを見つめる赤木さん&坂口さんが 残念そうな表情に見えるのは私の錯覚か? 岡村くん&伝田くん。冬の子供名人戦では 決勝戦を戦いましたが今回は決勝戦を前に 敗退する事になりました。有利な場面でも リスクを恐れず最善・最速の勝ちを目指す 姿勢は、今回は仇になったものの、その 気持ちを維持しながら正確な読みの力を 高めれば、また格段の腕力をつける事に なるでしょう。
今回3位に甘んじたからといって彼等の 評価が落ちる訳ではありません。来年の 長野県の小学生棋界は、この2人が 引っ張る事になるでしょう
最後に中学生男子の部を
画面上段=尾名高逸純くんVS相原瑞樹くん 画面中段=斉木温彦くんVS瀧澤竣平くん
小学生高学年の部に比べれば地味目ですが こちらもキーワードは「雪辱」でした。
前年も書きましたが小学生最後の戦いを 長谷川真大くん、更にはこの尾名高くんと 連敗を喫して未勝利で幕を閉じた相原くん さぞ無念だったでしょう。この悔しさを バネにして中学1年生で県の中学生2冠に 輝いた相原くん。今回も宿敵を破って 2連覇に王手をかけました。
一方の瀧澤くんも昨年は、まさかの北信 予選敗退。しかし今回は一念発起の頑張り を見せて、ここまで勝ち上がりました。 そして小学生時代には勝てなかった斉木くん を破り決勝進出を決めました
⑧は、ここで終わりです。⑨では3位入賞者 4選手への私の感想と小学生低学年の部の 決勝戦を語りたいと思います。
画面上段
準決勝最後のイスを争うのは
月岡晃太郎くんVS内坂大地くん
月岡くんにとって先のVS酒井戦は
県支部対抗戦準優勝メンバー同士の対決
鈴木千尋くんを加えた当時中学生トリオでの
快進撃。それは令和2年3月の事でした。
そして高校棋戦最後の戦いの相手となった
内坂くんとは小学生選手権・低学年の部で
決勝戦を戦い、その後も鎬を削り合った
好敵手でした。高校の戦いは終わっても
人生の戦いは、まだまだこれから。将棋の
それも、また然りです。だから願わくば
まだまだ将棋を続けて腕も株も、ガンガン
上げて欲しいと思います。
勝った内坂くんは2年連続の準決勝進出です
画面下段
こうして準決勝のメンバーが出揃いました
その戦いは③にて
画面上段
松本第一からは選手の他に1人女子部員が
応援、そして見学に来ていました。何年生かは
分かりません。次世代の松本第一の女子エース
候補かな?とも思いましたが根拠ナシ
勿論、名前も知らず、訪ねもしませんでした
まあ今の所は将棋に熱心な女流アマ棋士とのみ
答えておきましょう。
画面下段
その女性アマ棋士が見守るのは予選2回戦
1勝同士の顔合わせ。勝った方が1位で
準決勝進出となります。手前はライバル対決
酒井悠安くんVS月岡晃太郎くん。実力伯仲の
北信対決を制したのは酒井くんでした。
向側は内坂大地くんVS桑原大知くん
九死に一生を得た桑原くんが逆転勝利で
初のベスト4入りを決めました
画面上段=予選2回戦(1敗同士)
松本第一の顧問・塚越勇記&三浦一真さんが
見守る生き残りの掛かった対決。左側に座る
中畑和将くんと青沼航太くん。伊那北の
2枚看板が揃って踏みとどまりました。
上田の坂口くん&松本第一の竹澤くんは
ここで力尽きました
画面下段
その伊那北勢2人が3回戦で直接対決。
小学生時代から手の内を知り尽くした
ライバル対決は先輩の中畑くんが意地を
見せて準決勝進出を果たしました
今年2つ目の全国切符まで、あと2つです
惜しくも敗退となった青沼くんでしたが
中南信予選で高山日那さんから初勝利を
挙げており、着実に腕を上げています。
これからは個人戦・団体戦の両方で
台風の目になるでしょう。
青沼航太(伊那北)VS月岡晃太郎(市長野)
月岡くん髪を伸ばしたせいか随分雰囲気が
変わったなと感じました。中学生時代は
団体戦でエースとして信大長野を優勝させ
中学生選手権は2年連続準優勝。しかし
決勝の三島孝太戦、中畑和将戦は本当に
惜しかった。しかし素晴らしい頑張りを
見せてくれました。
伊那北期待のルーキー・青沼くんは厳しい
相手でしたが先輩の意地で白星発進です。
①での話は、ここまでです
続きは②にてm(_ _)m
画面上段
竹澤遼(松本第一)VS酒井悠安(屋代)
画面下段
小野沢会長に挑戦する竹澤くん
最後のチャンスで檜舞台に立つ事が叶った
竹澤くん。県下屈指の強豪との連戦は
貴重な体験だったと思います。予選突破は
なりませんでしたが最後に小野沢会長直々に
稽古をつけて貰い、実りある1日で
高校将棋の戦いに区切りがついた事は
忘れられない思い出となるでしょう
小野沢会長もナイスな御配慮でした
中畑和将(伊那北)VS桑原大知(市長野)
桑原くんを最後に見たのは月岡晃太郎くん等
と組んで県中学校団体戦優勝を果たし以来で
あります。その時のライバルであり選手権で
全国大会出場を準優勝で決めた中畑くんを
破り白星スタート
坂口達彦(上田)VS内坂大地(松本第一)
団体戦2連覇・屋代を苦しめた上田の精鋭
坂口くん。内坂戦は相手の駒の働きを封じて
戦機を捉えていました。惜敗しましたが
楽しみな俊英です。
画面上段
読売新聞長野支局代表の御挨拶
アマ竜王戦、高校竜王戦の為に、このような
素晴らしい会場を毎年提供して下さり
深い感謝の念で一杯でありますm(_ _)m
画面中段
小野沢憲雄会長の御挨拶
この大会の数日前、会長の故郷・高山村にて
藤井聡太選手が最年少名人戦&7冠という
前人未到の歴史的快挙が実現しました。
自分の故郷で、その瞬間を目撃したとあって
今だ感動が冷め止まない様子でした。
画面下段=組み合わせ表
選ばれし8人の強者が、今から覇を競います
最後に各クラス上位入賞者達による記念撮影
(斉木くんは早目に帰路についたので
記念撮影には加わらす)
これで全日程が終了致しました
参加選手の皆様、運営に携わった県連合会と
主管の塩尻支部の方々に感謝の意を表して
レポートを終わりと致します
最後まで長い拙文に、お付き合いしてくれた
当掲示板の閲覧者の皆様、
どうも有難うございましたm(_ _)m
(完)
画面1枚目
信濃毎日新聞に掲載された
各クラスの優勝&上位入賞者
画面2枚目
中学生女子の部代表・竹中美晴さん
開校4年目の軽井沢風越学園から初代表
天童の檜舞台で将棋を楽しんで欲しいです
画面3枚目
中学生男子の部代表・相原瑞樹くん
長野県2連覇、更に中学団体戦も含め
県予選と名が付く中学生大会では負け知らず
大きな大会で見せる勝負強さ、全国大会でも
大きなバックボーンとなるでしょう
画面4枚目
小学生低学年の部代表・金子巧磨くん
中学生部門は東信勢が独占しましたが
小学生部門は北信勢が独占致しました
金子くんには岡山県での全国大会での活躍を
期待しつつ、これを足掛かりにして上級生の
強豪に激しく厳しく肉迫して貰いたいです
画面5枚目
小学生高学年の部代表・高木雄哉くん
最後の小学生大会を優勝で飾った高木くん
今回は時間を使って辛抱強く粘るなど
今までとは違い一面を見せたように
感じました。全国大会でも存分に
力を発揮して欲しいと思います
以上の4選手が長野県代表として
全国大会に挑みます。
皆様の御健闘を心より期待いたします
( o≧д≦)oガンバレー!!
画面上段=中学生男子の部決勝
相原瑞樹くんVS瀧澤峻平くん
2年連続の東信VS北信による決勝戦
相原くんの2連覇か?瀧澤くん初優勝か?
局面は相穴熊に。居飛車穴熊で弱冠駒組勝ち
気味の相原くんが攻め駒を積極的に前進させ
ペースを掴むと強固な瀧澤くんの防衛網を
突破。非凡な実力者を倒した相原くんが
2連覇を達成いたしました
画面下段=準優勝の表彰を受ける瀧澤くん
優勝すると思った瀧澤くんでしたが前年の
借りを返す快進撃を見せてくれました。
来年の巻き返しは勿論ですがアマ名人戦でも
そろそろ県大会に、その勇姿を披露して
欲しいです。
⑩で語るのは、ここまでに。
⑪で完結したいと思います
画面上段=小学生低学年の部決勝
金子巧磨くんVS小柳晃翔くん
坂口謹一先生が決勝戦の棋譜を採り終局後は
的確なアドバイスを提供する事が定番と
なっている小学生低学年の決勝戦。勝っても
負けても大きな収穫を得たと思います
全勝対決でしたが北信予選から全勝をキープ
していた金子くんが実力を出し切って
見事に初優勝を飾りました。
惜しかった小柳くんでしたが準優勝と
こちらも見事な成績でした。三本柳小学校に
在学中とあって、いつかは団体戦でも
大きな役割が期待されるでしょう。
画面中段=小学生高学年の部決勝
高木雄哉くんVS小松陸人くん
雁木に構えた先手の高木くんが積極的に
ポイントを稼ぎに出たのに対し金矢倉の
形から辛抱強い待機策でカウンターを狙う
小松くん。そのカウンターアタックは
上手く行きかけたのですが急所を厳しく
付いた高木くんの攻めが上回りました
高木くんは最後の挑戦で初の岡山切符を
ゲット。前年の小学生名人戦以来となる
長野県小学生の頂点に立ちました
画面下段=準優勝の表彰を受ける小松くん
塩尻支部からは女子初の準優勝者・染谷香希
さん以来のファイナリスト誕生であります
だとしたら7年振りか?前年は中信予選でも
1勝を掴み取るのに苦労した彼でしたが
今回は長谷川真大くん、吉川朔太郎くん、
傳田寛人くんと並居る小学生強豪を次々と
破り決勝戦まで勝ち上がりました。本当に
素晴らしかったです。また小学5年生。
これからは岡村くん等、多くの同世代の
ライバルと競い合いながら頂点目指して
頑張って欲しいと思います
中学校の部、最終戦ただいま開始
全勝=小諸東
1敗=伊那東部A、軽井沢風越学園
以上で本大会の途中経過報告を終わります
小学校の部の結果報告は以上です
中学校の部は2回戦まで終了
組み合わせは⬆の通り
中学校の部は総当り
中学生男子の部の3位入賞選手
画面上段=斉木温彦くん
画面下段=尾名高逸純くん
斉木くんは本当に久々の登場でした。
かつて小学生選手権高学年の部においての
古林正義くんと決勝戦で熱戦を展開
鋭く正確に急所を付く速度抜群の攻めで
古林くんを苦しめました。古林くんは
この大会で小学生日本一となり、やがて
奨励会入りを果たしただけに、その彼と
互角の戦いを演じ、自身も公文杯で
決勝トーナメント進出を果たしました。
佐久長聖中に入学して勉学に追われている
ようですが強さが戻ってきているようで
嬉しいです。来年は、ライバルである
中村奏太くんと共に高校棋界で頑張って
欲しいと思います。
2年連続の3位。今年も半端ない実力者で
ある事を立証した尾名高くんは立派でした
優勝は手の届く所にあります。もう一回り
将棋の筋力が大きくなれば必ず全国切符を
引き寄せる事になるでしょう。最後の
チャンスになる来年の逆襲を期待します
⑩からは、いよいよ決勝戦の回顧です
小学生高学年の部の3位入賞選手
・画面上段=岡村奏汰くん
・画面下段=伝田寛人くん
岡村くんを見つめる赤木さん&坂口さんが
残念そうな表情に見えるのは私の錯覚か?
岡村くん&伝田くん。冬の子供名人戦では
決勝戦を戦いましたが今回は決勝戦を前に
敗退する事になりました。有利な場面でも
リスクを恐れず最善・最速の勝ちを目指す
姿勢は、今回は仇になったものの、その
気持ちを維持しながら正確な読みの力を
高めれば、また格段の腕力をつける事に
なるでしょう。
今回3位に甘んじたからといって彼等の
評価が落ちる訳ではありません。来年の
長野県の小学生棋界は、この2人が
引っ張る事になるでしょう
最後に中学生男子の部を
画面上段=尾名高逸純くんVS相原瑞樹くん
画面中段=斉木温彦くんVS瀧澤竣平くん
小学生高学年の部に比べれば地味目ですが
こちらもキーワードは「雪辱」でした。
前年も書きましたが小学生最後の戦いを
長谷川真大くん、更にはこの尾名高くんと
連敗を喫して未勝利で幕を閉じた相原くん
さぞ無念だったでしょう。この悔しさを
バネにして中学1年生で県の中学生2冠に
輝いた相原くん。今回も宿敵を破って
2連覇に王手をかけました。
一方の瀧澤くんも昨年は、まさかの北信
予選敗退。しかし今回は一念発起の頑張り
を見せて、ここまで勝ち上がりました。
そして小学生時代には勝てなかった斉木くん
を破り決勝進出を決めました
⑧は、ここで終わりです。⑨では3位入賞者
4選手への私の感想と小学生低学年の部の
決勝戦を語りたいと思います。