画面上段 B級決勝・金子巧磨くんVS島村勇充くん
画面中段 B級3決・渡辺真絃くんVS山本大輔さん
画面下段=優勝の表彰を受ける金子くん
画面上段 A級決勝・小林勇司さんVS北村遼平さん
画面中段 A級3決・宮下謙一さんVS岡村奏汰くん
画面下段=優勝の表彰を受ける小林さん
こうして決勝戦は岡村さんVS酒井さんに 10代同士のフレッシュな決勝戦 その戦いの行方は後日⑥にて
しかし横山さんも粘り強い防戦で 酒井さんに、なかなか決め手を与えません 懸命に辛抱しつつ端を逆襲して酒井さんの 王様も危険な形に。駒の数も足りるか否か ギリギリの攻めでしたが、竜の王手を遮る 合い駒の桂を同角成と切った後、成銀で 必死に追いすがった酒井さん。最後まで 後退する事無く攻め続けた強気な姿勢が 実を結んだ酒井さんが、とうとう横山さん の王様を捕らえました。駒台に歩1枚が 余ったのみで即詰みを決めた酒井さん 鮮やかな勝ちっぷりでの決勝進出でした
左半分で激しい戦いが展開されました それは角銀桂香の総交換&馬の作り合いに 発展する程。22銀打で横山さんの馬を 生け捕り、その馬を王様で取って自陣の 安定を図る酒井さん。横山さんが85香と 飛車を逮捕する間に高美濃囲いに総攻撃を 敢行。39角の王手で楔を打ち込むと85の香を 毟った飛車が脱出に成功。2枚飛車と成桂が 協力して横山さんの本陣を攻め立てます
⬆磐石なる横山さんの振飛車の布陣に対し 酒井さんは敢然と急戦で挑んできました
試験的に途中の局面を再現して 撮影しましたが正直言って、これを 最初で最後にしたいですね(A^_^;)
私が理想とする選手の撮影のタイミングは 対局開始前後であり緊迫した中終盤以降の 撮影は厳に慎みたいので・・・
⬆酒井悠安さんVS横山博之さん
もう1つのヤマは現・長野県高校竜王と 2度目の長野県棋王を狙う東京のベテランの 一戦。開戦は⬇の通りとなりました
⬆赤木崇幸さんVS岡村奏汰さん
中信ダービーとなった準決勝 あらゆる中信大会だけでなく棋望会でも 毎月毎回のように激突しているだけに 手の内は両雄ともに知り尽くしていました
その棋望会では先週最終戦で激戦を 展開したばかり。結果は岡村さんの逆転勝利 しかし最後の土壇場までは赤木さんが圧倒 していただけに今回も激闘が予想されました
私が見た時は中央を起点とした厳しい せめぎ合い。5筋から敵陣に駒を殺到さする 赤木さんに対し桂馬の王手飛車で銀を入手 しながら右玉のコビンに歩を進める岡村さん
両者一歩も譲らぬ熱戦を制したのは岡村さん これで長野県2冠王に王手を掛けました
⬆因みに私は朝日アマ名人戦と 忘年会に参加予定ですm(_ _)m
以上で準々決勝の回顧を終わります ⬆が準決勝の組み合わせ それは後日⑤にて振り返りたいと思います
88金打で岡村さんの王様を69に追い 46に設置した角を鈴木さんがどう活用するか 57桂成と突っ込み唯一の守備駒58金を狙うか 28角成で39飛を狙いながら挟撃するのか 鈴木さんは後者を選び岡村さんの飛車を 66に追いやり王手で15に飛び出した角の援軍 を頼りに岡村さんの王様に迫りました
しかし一手の余裕を得た岡村さんが43銀打 から反撃開始。そしてもう1枚の銀を16に 打って角と馬の両取り。結果的に2枚の角を 取る事で一時的ながら右辺の逃げ道を確保 すると最後は端で踏ん張る鈴木さんの王様に 対し角成の詰めろ(2通りの詰まし方アリ)を 掛けた所で鈴木さんが投了いたしました
広範囲に及んだ大会戦 遊び駒ほぼ皆無の大熱戦でした。
⬆鈴木翼さんVS岡村奏汰さん
トリを飾るは連覇を目指す鈴木棋王と 注目の小学生・岡村支部名人の一戦 今年の両雄の対決は竜王戦で鈴木さんが 長野支部の例会では岡村さんが勝っています
本局は先手岡村さんの中央位取り左美濃を 後手の鈴木さんが雁木で迎撃いたしました
2筋~8筋に渡り大規模な戦線を構築しての 捻り合い。更に23歩・87歩と楔の打ち合い 本当は互角だったのでしょうが私・丸山には 受けては桂馬が参加していない岡村さんの 攻めを受け止め、攻めては角銀交換の駒得を 果たしながら65桂と捌いた鈴木さんの方が 良いと見ていました。
⬆赤木崇幸さんVS田中博己さん
「長野県のエース」そう言っても良いでしょう 田中さんが4年振りの信州棋界への里帰りです 実力の方は健在なようで予選の顔触れを見ても 市川憲治さん、小川顕さん、小山泰治さん、 そして後の県高校2冠王・小林暖希さんと 厳しい組み合わせでしたが、それを4戦全勝で クリアしたのですから凄いというか流石です
最後は赤木さんに敗れましたが 復活に向けて大きな一歩を踏み出しました
⬆南沢祐仁さんVS横山博之さん
横山さんも、また県外(東京)からの参戦者 狙うは棋王戦V2であります。 相手が南沢さんという事で相振飛車の力戦を 予想していた私・丸山でしたが、果たして どんな戦型だったのか?
ベテランの経験値が決め手となったのか 試合は横山さんが制して2度目の4強入り
南沢さんは11月から将棋を休止してます また来年の朝日アマから元気な勇姿を再び 見せてくれるだろうと信じたいと思います ٩(ˊᗜˋ*)و
⬆酒井悠安さんVS小笠原凛さん 信州VS上州の学生強豪対決。それにしても 小笠原さん。空穂教室に辰野ほたる杯等 長野県のイベントに積極的に参加してくれて 有難いです。いつか棋望会にも参加して 欲しいです。今回も後の長野県赤旗名人 林奎史郎等さんを破り勝ち上がりました
最後は長野県高校竜王の前に一歩及ばず だがいつかは優勝者として、この信州の地に その名を轟かせて欲しいです
こうしてアマ棋王戦B級の部は 栗岡くんの優勝で幕を閉じました 優勝した栗岡くんは小学3年生 そして小学3年生の優勝となると何と 昨年の渡辺真紘くんに続き2年連続!
10歳に満たない子供達の立て続けの快挙 これには私も、ただ驚くしかありません この先、彼等がどれだけ強くなっていくのか また新しい有望株が何人現われるのか? 今後ますます注目度が増す事になります
以上でB級の戦いの回顧を終えます ④からは、いよいよA級つまり棋王戦です
⬆準決勝の戦い
・画面上段 米田悦己くんVS荻原草士郎くん
東信の学生棋士対決は先輩の意地を見せた 荻原くんが勝利。
・画面下段 池田征樹さんVS栗岡滉くん
落ち着いた対局姿勢の池田さんは断じて 勢いや元気なだけで負かせる相手では ありません。それでも勝ったのは栗岡くん 苦手のベテランを倒した自信だけでなく この試合も最後まで落ち着いて指せた という事だったのでしょうか?
こうして決勝戦は荻原くんと栗岡くんの 対決となり栗岡くんが勝って優勝致しました
⬇これが最終成績です
⬆画面手前 長原輝彦さんVS栗岡滉くん
北信のベテラン長原さんと伊那地方の 小学生ホープ・栗岡くんの一戦
実はこのカード。塩尻支部の棋望会では 常連カードでして今年だけで何と5局も 対局が実現しています。対戦成績は 長原さんの4勝1敗。なおかつ長原さんが 3連勝中でした。そしてこの勝負も着実に 駒を貯えた長原さんのペースと思いました
しかし最終盤に訪れた唯一のチャンスを 捉えた栗岡くんが最後のラッシュ。これが 実を結び見事な勝利を飾りました。
この勝利が栗岡くんの勢いに弾みをつけました
画面向側=辻本匠さんVS米田悦己くん
小学生の勢いは栗岡くんだけに留まりません 前述の矢本くんと同い年の米田くんも 難敵・辻本さんを破りベスト4進出 女流棋王戦の竹中美晴さんと共に 軽井沢風越学園の勢いの強さを見せました
⬆画面手前 矢本英太くんVS荻原草士郎くん 上田の中学生ホープ・荻原くんに挑むのは 南信在住の塩尻支部会員・矢本くん 遠く諏訪方面から塩尻道場に通っています 小松陸人くん(県小学生高学年の部準優勝者) とは同じ小学5年生という事で仲が良く ライバル意識も高いようですが今回は その小松くんを破り弾みをつけました
今回は残念ながら、この準々決勝で 力尽きましたが今後更に経験を積んで 強くなって欲しいです
画面向側は山田響さんVS池田征樹さん 池田さんが4強入りを決めました
決勝トーナメントの組み合わせは ⬆の通りです
決勝戦の結果は月曜か火曜の 信濃毎日新聞の朝刊に掲載されますので そちらを御覧下さい
・最終速報 A級準決勝の結果 〇中原VS鈴木⚫ 〇相原VS小林⚫
画面上段
B級決勝・金子巧磨くんVS島村勇充くん
画面中段
B級3決・渡辺真絃くんVS山本大輔さん
画面下段=優勝の表彰を受ける金子くん
画面上段
A級決勝・小林勇司さんVS北村遼平さん
画面中段
A級3決・宮下謙一さんVS岡村奏汰くん
画面下段=優勝の表彰を受ける小林さん
こうして決勝戦は岡村さんVS酒井さんに
10代同士のフレッシュな決勝戦
その戦いの行方は後日⑥にて
しかし横山さんも粘り強い防戦で
酒井さんに、なかなか決め手を与えません
懸命に辛抱しつつ端を逆襲して酒井さんの
王様も危険な形に。駒の数も足りるか否か
ギリギリの攻めでしたが、竜の王手を遮る
合い駒の桂を同角成と切った後、成銀で
必死に追いすがった酒井さん。最後まで
後退する事無く攻め続けた強気な姿勢が
実を結んだ酒井さんが、とうとう横山さん
の王様を捕らえました。駒台に歩1枚が
余ったのみで即詰みを決めた酒井さん
鮮やかな勝ちっぷりでの決勝進出でした
左半分で激しい戦いが展開されました
それは角銀桂香の総交換&馬の作り合いに
発展する程。22銀打で横山さんの馬を
生け捕り、その馬を王様で取って自陣の
安定を図る酒井さん。横山さんが85香と
飛車を逮捕する間に高美濃囲いに総攻撃を
敢行。39角の王手で楔を打ち込むと85の香を
毟った飛車が脱出に成功。2枚飛車と成桂が
協力して横山さんの本陣を攻め立てます
⬆磐石なる横山さんの振飛車の布陣に対し
酒井さんは敢然と急戦で挑んできました
試験的に途中の局面を再現して
撮影しましたが正直言って、これを
最初で最後にしたいですね(A^_^;)
私が理想とする選手の撮影のタイミングは
対局開始前後であり緊迫した中終盤以降の
撮影は厳に慎みたいので・・・
⬆酒井悠安さんVS横山博之さん
もう1つのヤマは現・長野県高校竜王と
2度目の長野県棋王を狙う東京のベテランの
一戦。開戦は⬇の通りとなりました
⬆赤木崇幸さんVS岡村奏汰さん
中信ダービーとなった準決勝
あらゆる中信大会だけでなく棋望会でも
毎月毎回のように激突しているだけに
手の内は両雄ともに知り尽くしていました
その棋望会では先週最終戦で激戦を
展開したばかり。結果は岡村さんの逆転勝利
しかし最後の土壇場までは赤木さんが圧倒
していただけに今回も激闘が予想されました
私が見た時は中央を起点とした厳しい
せめぎ合い。5筋から敵陣に駒を殺到さする
赤木さんに対し桂馬の王手飛車で銀を入手
しながら右玉のコビンに歩を進める岡村さん
両者一歩も譲らぬ熱戦を制したのは岡村さん
これで長野県2冠王に王手を掛けました
⬆因みに私は朝日アマ名人戦と
忘年会に参加予定ですm(_ _)m
以上で準々決勝の回顧を終わります
⬆が準決勝の組み合わせ
それは後日⑤にて振り返りたいと思います
88金打で岡村さんの王様を69に追い
46に設置した角を鈴木さんがどう活用するか
57桂成と突っ込み唯一の守備駒58金を狙うか
28角成で39飛を狙いながら挟撃するのか
鈴木さんは後者を選び岡村さんの飛車を
66に追いやり王手で15に飛び出した角の援軍
を頼りに岡村さんの王様に迫りました
しかし一手の余裕を得た岡村さんが43銀打
から反撃開始。そしてもう1枚の銀を16に
打って角と馬の両取り。結果的に2枚の角を
取る事で一時的ながら右辺の逃げ道を確保
すると最後は端で踏ん張る鈴木さんの王様に
対し角成の詰めろ(2通りの詰まし方アリ)を
掛けた所で鈴木さんが投了いたしました
広範囲に及んだ大会戦
遊び駒ほぼ皆無の大熱戦でした。
⬆鈴木翼さんVS岡村奏汰さん
トリを飾るは連覇を目指す鈴木棋王と
注目の小学生・岡村支部名人の一戦
今年の両雄の対決は竜王戦で鈴木さんが
長野支部の例会では岡村さんが勝っています
本局は先手岡村さんの中央位取り左美濃を
後手の鈴木さんが雁木で迎撃いたしました
2筋~8筋に渡り大規模な戦線を構築しての
捻り合い。更に23歩・87歩と楔の打ち合い
本当は互角だったのでしょうが私・丸山には
受けては桂馬が参加していない岡村さんの
攻めを受け止め、攻めては角銀交換の駒得を
果たしながら65桂と捌いた鈴木さんの方が
良いと見ていました。
⬆赤木崇幸さんVS田中博己さん
「長野県のエース」そう言っても良いでしょう
田中さんが4年振りの信州棋界への里帰りです
実力の方は健在なようで予選の顔触れを見ても
市川憲治さん、小川顕さん、小山泰治さん、
そして後の県高校2冠王・小林暖希さんと
厳しい組み合わせでしたが、それを4戦全勝で
クリアしたのですから凄いというか流石です
最後は赤木さんに敗れましたが
復活に向けて大きな一歩を踏み出しました
⬆南沢祐仁さんVS横山博之さん
横山さんも、また県外(東京)からの参戦者
狙うは棋王戦V2であります。
相手が南沢さんという事で相振飛車の力戦を
予想していた私・丸山でしたが、果たして
どんな戦型だったのか?
ベテランの経験値が決め手となったのか
試合は横山さんが制して2度目の4強入り
南沢さんは11月から将棋を休止してます
また来年の朝日アマから元気な勇姿を再び
見せてくれるだろうと信じたいと思います
٩(ˊᗜˋ*)و
⬆酒井悠安さんVS小笠原凛さん
信州VS上州の学生強豪対決。それにしても
小笠原さん。空穂教室に辰野ほたる杯等
長野県のイベントに積極的に参加してくれて
有難いです。いつか棋望会にも参加して
欲しいです。今回も後の長野県赤旗名人
林奎史郎等さんを破り勝ち上がりました
最後は長野県高校竜王の前に一歩及ばず
だがいつかは優勝者として、この信州の地に
その名を轟かせて欲しいです
こうしてアマ棋王戦B級の部は
栗岡くんの優勝で幕を閉じました
優勝した栗岡くんは小学3年生
そして小学3年生の優勝となると何と
昨年の渡辺真紘くんに続き2年連続!
10歳に満たない子供達の立て続けの快挙
これには私も、ただ驚くしかありません
この先、彼等がどれだけ強くなっていくのか
また新しい有望株が何人現われるのか?
今後ますます注目度が増す事になります
以上でB級の戦いの回顧を終えます
④からは、いよいよA級つまり棋王戦です
⬆準決勝の戦い
・画面上段
米田悦己くんVS荻原草士郎くん
東信の学生棋士対決は先輩の意地を見せた
荻原くんが勝利。
・画面下段
池田征樹さんVS栗岡滉くん
落ち着いた対局姿勢の池田さんは断じて
勢いや元気なだけで負かせる相手では
ありません。それでも勝ったのは栗岡くん
苦手のベテランを倒した自信だけでなく
この試合も最後まで落ち着いて指せた
という事だったのでしょうか?
こうして決勝戦は荻原くんと栗岡くんの
対決となり栗岡くんが勝って優勝致しました
⬇これが最終成績です
⬆画面手前
長原輝彦さんVS栗岡滉くん
北信のベテラン長原さんと伊那地方の
小学生ホープ・栗岡くんの一戦
実はこのカード。塩尻支部の棋望会では
常連カードでして今年だけで何と5局も
対局が実現しています。対戦成績は
長原さんの4勝1敗。なおかつ長原さんが
3連勝中でした。そしてこの勝負も着実に
駒を貯えた長原さんのペースと思いました
しかし最終盤に訪れた唯一のチャンスを
捉えた栗岡くんが最後のラッシュ。これが
実を結び見事な勝利を飾りました。
この勝利が栗岡くんの勢いに弾みをつけました
画面向側=辻本匠さんVS米田悦己くん
小学生の勢いは栗岡くんだけに留まりません
前述の矢本くんと同い年の米田くんも
難敵・辻本さんを破りベスト4進出
女流棋王戦の竹中美晴さんと共に
軽井沢風越学園の勢いの強さを見せました
⬆画面手前
矢本英太くんVS荻原草士郎くん
上田の中学生ホープ・荻原くんに挑むのは
南信在住の塩尻支部会員・矢本くん
遠く諏訪方面から塩尻道場に通っています
小松陸人くん(県小学生高学年の部準優勝者)
とは同じ小学5年生という事で仲が良く
ライバル意識も高いようですが今回は
その小松くんを破り弾みをつけました
今回は残念ながら、この準々決勝で
力尽きましたが今後更に経験を積んで
強くなって欲しいです
画面向側は山田響さんVS池田征樹さん
池田さんが4強入りを決めました
決勝トーナメントの組み合わせは
⬆の通りです
決勝戦の結果は月曜か火曜の
信濃毎日新聞の朝刊に掲載されますので
そちらを御覧下さい
・最終速報
A級準決勝の結果
〇中原VS鈴木⚫
〇相原VS小林⚫