⬆️最後は3位の三島孝太さんと鈴木翼さんを 交えての記念撮影。皆よい表情をしています
以上の2024長野県支部名人戦の回顧を 終わります。参加選手や運営スタッフ並びに 最後まで我が拙文に、お付き合い下さった 当掲示板閲覧者の方々に感謝の意を表して 筆を置きたいと思います。
皆様お疲れ様でした そして有難うございました (完)
⬆️優勝した田中博己長野県支部名人
4年ぶりに長野県に戻ってからは初の戴冠 以前より円熟味と粘り強さをが増してきた そんな感じが致しました。少なくとも決勝は 攻めも守りも教科書通りというか何で言うか まあ手本となるような横綱相撲だった そう言っておきましょう(^ー^;A
この後、県アマ竜王戦も制し早くも 長野県の2冠王となった田中さん。 これからますます心技体を充実させて いつかは「王道」と評価されるような人に なる事を期待したいと思う私(丸山)でした
⬆️準優勝の表彰を受ける岡村くん
あと1つで連覇を逃した岡村くん。しかし 小学5年生にして2年連続のファイナリスト その後の支部対抗戦で四段免状獲得、更には 松本支部名人戦2連覇。研修会でも善戦を 続けており、やはり尋常ではない実力者です アマ竜王戦こそ不参加でしたが、まだ先ながら アマ名人戦での活躍に期待したいと思います
万全の態勢を築いた田中さんが攻撃を再開 首尾良く飛車交換して直ぐに15歩と端攻めを 敢行。岡村くんも敵玉頭を乱し端を逆襲 銀桂交換の駒得の後、王手で飛車を先着して 懸命の反撃を見せてきました
しかしその間、と金&角を端の好所に進出 させた田中さん。2度に渡る57歩の手裏剣の 効果もあって着実に包囲網を狭めていきます 最後は角切りから、と金を効率良く働かせた 事で中央に打ち込んだ飛車に活を与えた 田中さんの寄せが決まり優勝を決めました
岡村くんが雁木か右玉か態度がハッキリと しない最中に田中さんは7筋の歩交換で 角を捌きに。ただ田中さんの金矢倉こそ 完成していましたが王様は4一におり 何か岡村くんに手がありそうな局面にも 見えました。
実戦では田中さんが攻め駒の飛角銀桂を 要所に据え、岡村くんが右玉から 78金型向飛車のような布陣で迎撃体制を 整える間に王様を金矢倉に入城させた 田中さんが先制点を挙げたように見えました
⬆️画面1枚目 決勝戦を迎えた段階でのトーナメント表 激戦の足跡が、ハッキリと刻まれています
画面2枚目 決勝戦・岡村奏汰くんVS田中博己さん
小学生とは言え岡村くんには信濃毎日新聞の 社旗を背に座り、駒箱を開け王将を握って 貰いました。振り駒の結果、歩の数が 多かったので先手が岡村くんとなりました
さていよいよ決勝戦です。 小学生ながら、この大会の連覇を目指す岡村くんと 長野県将棋界のトップ格・田中さんの注目対決 予選では田中さんが勝ちましたが今度は如何に?
会場は田川公民館です
以上で準決勝の戦いが終わりまして 決勝戦のカードは連覇を目指す岡村くんと 復権をかけた田中さんの対決となりました
その岡村VS田中戦を振り返りつつ 表彰式の画像も掲載する予定である ⑥を以て完結としたいと思います。
関東の大学に進学して以来、余り駒には 触れていなかったらしい三島さんですけど この支部名人戦では2度目の準決勝進出 腕が錆びていない事を証明して流石でした
忙しい筈なのに、この支部名人戦だけでなく 石川杯将棋大会や支部対抗戦にも参戦して 下さり感謝の念が尽きません。 その支部対抗戦では、ここ数年ずっと 塩尻支部の大将に座って貰っています 今年度も、それで宜しくという気持ちで 送り出したいと思い、そして送り出した 私(丸山)でありました
⬆️3位の表彰を受ける鈴木さんと三島さん
田中さんが県外に移った後の鈴木さんの活躍 それは目覚ましいモノでした。ざっと見ても 長野県のアマ名人、赤旗、棋王、信州王将を 獲得、朝日アマでも県代表となり支部対抗戦 では北関東大会を制覇。次世代の長野県棋界 エース候補として目覚ましい活躍ぶりでした
今回は先輩の意地を見せつけられましたが まだまだ本当の勝負は始まったばかり 田中さん、更には奥村龍馬さんに追い付き そして追い越し全国大会でも、その名を 轟かせるだけの躍進を期待いたします
⬆️鈴木翼さんVS田中博己さん
もはやこれは「北信頂上決戦」 そう銘打っても全然差し支えないでしょう (最も現在の田中さんは東信在住ですが)
令和元年の朝日アマ以来4年振りの公式対局 その時は鈴木さんが勝ちました そしてこの対局を最後に田中さんは一旦 長野県を去りました。
そして事実上、里帰りして最初の大勝負の 相手が鈴木さんとは、何やら因縁めいて いるなと感じる私(丸山)でした
私が見た時は相入玉が確実で大駒を3枚 持っていた鈴木さんに分がある将棋だと 思っていましたが田中さんの頑張りが 実を結んだか最終的には鈴木さんの 王様を詰まし上げた田中さんの勝利
逆転勝利も沢山披露する田中さんですが ここでも勝負強さを発揮して 決勝進出を果たしました
⬆️岡村奏汰くんVS三島孝太さん 小学5年生ながら現・長野県支部名人の 岡村くんと中高生時代だけでも県大会にて 準優勝4回の実績を持つ三島さんの好取組 戦型は相雁木となりました。
予選では振飛車を連採した岡村くんでしたが 決勝トーナメントに入るや一転して居飛車に 切り替えました。これが功を奏したのが 尻上がりに調子を上げてきました
この三島戦でも相手の金銀4枚のスクラムが 厚くバランスも良かったので攻略は困難かと 思われましたが岡村くんが巧みな手筋を連発 して鮮やかに敵陣を切り崩しました
これで岡村くん2連覇に王手です
決勝は中畑VS田中 以上で速報を終わります
以上で準々決勝の戦いの回顧を終えます ⑤で振り返る準決勝のカードは次の通りです
三島孝太VS岡村奏汰 田中博己VS鈴木翼
・画面右側 鈴木健司さんVS鈴木翼さん
「鈴木対決」は翼さんの勝利 軽井沢高校でエースを張った健司さん 同年代には南沢祐仁さんがおりましたが 当時既に実力的には互角でした。今回は 県アマ竜王戦準優勝者を倒して8強入り ようやく実力に見合う実績を作りました アマ竜王戦東北信代表の須田博貴さんとも 年齢が近く軽井沢佐久支部の練習会を 2人で盛り立てているようで 軽井沢佐久支部も楽しみな若手達が 着実に育っているようです
・画面左側 三島孝太さんVS小林暖希さん
準々決勝最大の激戦となりました。 両雄ともに長期戦の経験が豊富なようで 長い将棋となり、ついには相入玉に 一瞬たりとも息が抜けないマラソンマッチ それでも三島さんが何とか駒数のリードを 守り切り宣言勝ちで3年振りの4強入り かつて長野高専の2枚看板だった 黒岩雄大&浅品寛人くんと激しく鎬を削る 戦いを繰り返した三島さんが彼等の後輩を 相手に意地を見せた見事な勝利でした
敗れた小林さんですが2023年度の活躍は 余りにも目覚ましく今年も、この勝負の 数日後の石川杯将棋大会で準決勝進出 そして支部対抗戦に多分最も気心を知る 酒井悠安&滝沢峻平くんと組んで挑みます それは後日「支部対抗戦編」にて
・画面左側 岡村奏汰くんVS菊池康文さん
岡村くんは、ここまで船坂戦、林戦と 長時間の激戦が続いていただけに スタミナの消耗具合が気掛かりでしたが 疲れを見せるどころか逆にエンジンが 温まってきたようです。菊池さんも イキの良い若手を次々と打ち倒す好調ぶりで ありました。岡村戦も次回は期待したいです
・画面右側 中村祐貴さんVS田中博己さん
県アマ竜王戦決勝の再戦となった信州大学の OB対決。会場のある塩尻市は中村さんに とっては子供時代の将棋の修行の場 北信対決と言っても中村さんのホームゲーム そんな様相を呈していました。 試合の方は田中さんが勝利。竜王戦の雪辱を 許さず堂々の準決勝進出でした
それは④にて
画面1枚目 岡村奏汰くんVS林奎史郎さん
最後に紹介するのは松本支部の頂上対決 そう言っても良いでしょう。 岡村支部名人VS林赤旗名人。試合は 最期まで熱戦で林さんの方が勝ちそうな 展開でしたが岡村くんの粘りが功を奏し 逆転の結末での岡村くん辛勝でした
画面2枚目 余りの際どい終盤戦の為か御覧の通りの 人集り。それは試合後の感想戦でも 解かれませんでした
林さんにとっては昨年の県支部名人戦や 県将棋選手権に続く苦杯でしたが3月の 松本支部の大会では岡村くんと2度当たり 連勝を飾って借りを返して優勝致しました
2人の名勝負数え唄は、これからが佳境です
これでベスト8が出揃いました 準々決勝の組み合わせは⬇️の通りです
画面1枚目 鈴木翼さんVS浅品寛人さん
幼い頃から膝を付き合わせて切磋琢磨に 励んだライバル対決は鈴木さんに軍配
画面2枚目 三浦義人さんVS中村祐貴さん
南信に所縁が深い者同士の対決は 中村さんに凱歌が上がりました 中村さんの次の相手は田中博己さん いつかの県アマ竜王戦決勝の再戦です
北信の若手VSベテラン対決の2局 その結果は対照的でした
画面1枚目 仁科拓人くんVS菊池康文さん 画面2枚目 小林暖希さんVS諏訪則行さん
前述の通り北信の小中学生の進撃がストップ つまり中学生の仁科くんも、ここまででした 唯一生き残ったのは県高校2冠王の小林さん 巧みなベテランのインサイドワークにも 乱れる事なく8強入りを果たしました
画面1枚目 左側が田中博己さんVS滝沢峻平くん 右側が鈴木健司さんVS渡辺真絃くん
画面2枚目 高木雄哉くんVS三島孝太さん
大人たちも舌を巻く程の強さを見せる 北信の少年たちでしたが・・・ 小中学生の快進撃は、ここで止まりました
ただその後、渡辺くんは石川杯将棋大会にて 初段免状獲得戦に優勝と活躍いたしました
体調も良好になったので 13日の金曜日・・・ではなく土曜日は 塩尻道場に、そして14日は佐久に 出向きたいと思います。
⬆️最後は3位の三島孝太さんと鈴木翼さんを
交えての記念撮影。皆よい表情をしています
以上の2024長野県支部名人戦の回顧を
終わります。参加選手や運営スタッフ並びに
最後まで我が拙文に、お付き合い下さった
当掲示板閲覧者の方々に感謝の意を表して
筆を置きたいと思います。
皆様お疲れ様でした
そして有難うございました
(完)
⬆️優勝した田中博己長野県支部名人
4年ぶりに長野県に戻ってからは初の戴冠
以前より円熟味と粘り強さをが増してきた
そんな感じが致しました。少なくとも決勝は
攻めも守りも教科書通りというか何で言うか
まあ手本となるような横綱相撲だった
そう言っておきましょう(^ー^;A
この後、県アマ竜王戦も制し早くも
長野県の2冠王となった田中さん。
これからますます心技体を充実させて
いつかは「王道」と評価されるような人に
なる事を期待したいと思う私(丸山)でした
⬆️準優勝の表彰を受ける岡村くん
あと1つで連覇を逃した岡村くん。しかし
小学5年生にして2年連続のファイナリスト
その後の支部対抗戦で四段免状獲得、更には
松本支部名人戦2連覇。研修会でも善戦を
続けており、やはり尋常ではない実力者です
アマ竜王戦こそ不参加でしたが、まだ先ながら
アマ名人戦での活躍に期待したいと思います
万全の態勢を築いた田中さんが攻撃を再開
首尾良く飛車交換して直ぐに15歩と端攻めを
敢行。岡村くんも敵玉頭を乱し端を逆襲
銀桂交換の駒得の後、王手で飛車を先着して
懸命の反撃を見せてきました
しかしその間、と金&角を端の好所に進出
させた田中さん。2度に渡る57歩の手裏剣の
効果もあって着実に包囲網を狭めていきます
最後は角切りから、と金を効率良く働かせた
事で中央に打ち込んだ飛車に活を与えた
田中さんの寄せが決まり優勝を決めました
岡村くんが雁木か右玉か態度がハッキリと
しない最中に田中さんは7筋の歩交換で
角を捌きに。ただ田中さんの金矢倉こそ
完成していましたが王様は4一におり
何か岡村くんに手がありそうな局面にも
見えました。
実戦では田中さんが攻め駒の飛角銀桂を
要所に据え、岡村くんが右玉から
78金型向飛車のような布陣で迎撃体制を
整える間に王様を金矢倉に入城させた
田中さんが先制点を挙げたように見えました
⬆️画面1枚目
決勝戦を迎えた段階でのトーナメント表
激戦の足跡が、ハッキリと刻まれています
画面2枚目
決勝戦・岡村奏汰くんVS田中博己さん
小学生とは言え岡村くんには信濃毎日新聞の
社旗を背に座り、駒箱を開け王将を握って
貰いました。振り駒の結果、歩の数が
多かったので先手が岡村くんとなりました
さていよいよ決勝戦です。
小学生ながら、この大会の連覇を目指す岡村くんと
長野県将棋界のトップ格・田中さんの注目対決
予選では田中さんが勝ちましたが今度は如何に?
会場は田川公民館です
以上で準決勝の戦いが終わりまして
決勝戦のカードは連覇を目指す岡村くんと
復権をかけた田中さんの対決となりました
その岡村VS田中戦を振り返りつつ
表彰式の画像も掲載する予定である
⑥を以て完結としたいと思います。
関東の大学に進学して以来、余り駒には
触れていなかったらしい三島さんですけど
この支部名人戦では2度目の準決勝進出
腕が錆びていない事を証明して流石でした
忙しい筈なのに、この支部名人戦だけでなく
石川杯将棋大会や支部対抗戦にも参戦して
下さり感謝の念が尽きません。
その支部対抗戦では、ここ数年ずっと
塩尻支部の大将に座って貰っています
今年度も、それで宜しくという気持ちで
送り出したいと思い、そして送り出した
私(丸山)でありました
⬆️3位の表彰を受ける鈴木さんと三島さん
田中さんが県外に移った後の鈴木さんの活躍
それは目覚ましいモノでした。ざっと見ても
長野県のアマ名人、赤旗、棋王、信州王将を
獲得、朝日アマでも県代表となり支部対抗戦
では北関東大会を制覇。次世代の長野県棋界
エース候補として目覚ましい活躍ぶりでした
今回は先輩の意地を見せつけられましたが
まだまだ本当の勝負は始まったばかり
田中さん、更には奥村龍馬さんに追い付き
そして追い越し全国大会でも、その名を
轟かせるだけの躍進を期待いたします
⬆️鈴木翼さんVS田中博己さん
もはやこれは「北信頂上決戦」
そう銘打っても全然差し支えないでしょう
(最も現在の田中さんは東信在住ですが)
令和元年の朝日アマ以来4年振りの公式対局
その時は鈴木さんが勝ちました
そしてこの対局を最後に田中さんは一旦
長野県を去りました。
そして事実上、里帰りして最初の大勝負の
相手が鈴木さんとは、何やら因縁めいて
いるなと感じる私(丸山)でした
私が見た時は相入玉が確実で大駒を3枚
持っていた鈴木さんに分がある将棋だと
思っていましたが田中さんの頑張りが
実を結んだか最終的には鈴木さんの
王様を詰まし上げた田中さんの勝利
逆転勝利も沢山披露する田中さんですが
ここでも勝負強さを発揮して
決勝進出を果たしました
⬆️岡村奏汰くんVS三島孝太さん
小学5年生ながら現・長野県支部名人の
岡村くんと中高生時代だけでも県大会にて
準優勝4回の実績を持つ三島さんの好取組
戦型は相雁木となりました。
予選では振飛車を連採した岡村くんでしたが
決勝トーナメントに入るや一転して居飛車に
切り替えました。これが功を奏したのが
尻上がりに調子を上げてきました
この三島戦でも相手の金銀4枚のスクラムが
厚くバランスも良かったので攻略は困難かと
思われましたが岡村くんが巧みな手筋を連発
して鮮やかに敵陣を切り崩しました
これで岡村くん2連覇に王手です
決勝は中畑VS田中
以上で速報を終わります
以上で準々決勝の戦いの回顧を終えます
⑤で振り返る準決勝のカードは次の通りです
三島孝太VS岡村奏汰
田中博己VS鈴木翼
・画面右側
鈴木健司さんVS鈴木翼さん
「鈴木対決」は翼さんの勝利
軽井沢高校でエースを張った健司さん
同年代には南沢祐仁さんがおりましたが
当時既に実力的には互角でした。今回は
県アマ竜王戦準優勝者を倒して8強入り
ようやく実力に見合う実績を作りました
アマ竜王戦東北信代表の須田博貴さんとも
年齢が近く軽井沢佐久支部の練習会を
2人で盛り立てているようで
軽井沢佐久支部も楽しみな若手達が
着実に育っているようです
・画面左側
三島孝太さんVS小林暖希さん
準々決勝最大の激戦となりました。
両雄ともに長期戦の経験が豊富なようで
長い将棋となり、ついには相入玉に
一瞬たりとも息が抜けないマラソンマッチ
それでも三島さんが何とか駒数のリードを
守り切り宣言勝ちで3年振りの4強入り
かつて長野高専の2枚看板だった
黒岩雄大&浅品寛人くんと激しく鎬を削る
戦いを繰り返した三島さんが彼等の後輩を
相手に意地を見せた見事な勝利でした
敗れた小林さんですが2023年度の活躍は
余りにも目覚ましく今年も、この勝負の
数日後の石川杯将棋大会で準決勝進出
そして支部対抗戦に多分最も気心を知る
酒井悠安&滝沢峻平くんと組んで挑みます
それは後日「支部対抗戦編」にて
・画面左側
岡村奏汰くんVS菊池康文さん
岡村くんは、ここまで船坂戦、林戦と
長時間の激戦が続いていただけに
スタミナの消耗具合が気掛かりでしたが
疲れを見せるどころか逆にエンジンが
温まってきたようです。菊池さんも
イキの良い若手を次々と打ち倒す好調ぶりで
ありました。岡村戦も次回は期待したいです
・画面右側
中村祐貴さんVS田中博己さん
県アマ竜王戦決勝の再戦となった信州大学の
OB対決。会場のある塩尻市は中村さんに
とっては子供時代の将棋の修行の場
北信対決と言っても中村さんのホームゲーム
そんな様相を呈していました。
試合の方は田中さんが勝利。竜王戦の雪辱を
許さず堂々の準決勝進出でした
それは④にて
画面1枚目
岡村奏汰くんVS林奎史郎さん
最後に紹介するのは松本支部の頂上対決
そう言っても良いでしょう。
岡村支部名人VS林赤旗名人。試合は
最期まで熱戦で林さんの方が勝ちそうな
展開でしたが岡村くんの粘りが功を奏し
逆転の結末での岡村くん辛勝でした
画面2枚目
余りの際どい終盤戦の為か御覧の通りの
人集り。それは試合後の感想戦でも
解かれませんでした
林さんにとっては昨年の県支部名人戦や
県将棋選手権に続く苦杯でしたが3月の
松本支部の大会では岡村くんと2度当たり
連勝を飾って借りを返して優勝致しました
2人の名勝負数え唄は、これからが佳境です
これでベスト8が出揃いました
準々決勝の組み合わせは⬇️の通りです
画面1枚目
鈴木翼さんVS浅品寛人さん
幼い頃から膝を付き合わせて切磋琢磨に
励んだライバル対決は鈴木さんに軍配
画面2枚目
三浦義人さんVS中村祐貴さん
南信に所縁が深い者同士の対決は
中村さんに凱歌が上がりました
中村さんの次の相手は田中博己さん
いつかの県アマ竜王戦決勝の再戦です
北信の若手VSベテラン対決の2局
その結果は対照的でした
画面1枚目
仁科拓人くんVS菊池康文さん
画面2枚目
小林暖希さんVS諏訪則行さん
前述の通り北信の小中学生の進撃がストップ
つまり中学生の仁科くんも、ここまででした
唯一生き残ったのは県高校2冠王の小林さん
巧みなベテランのインサイドワークにも
乱れる事なく8強入りを果たしました
画面1枚目
左側が田中博己さんVS滝沢峻平くん
右側が鈴木健司さんVS渡辺真絃くん
画面2枚目
高木雄哉くんVS三島孝太さん
大人たちも舌を巻く程の強さを見せる
北信の少年たちでしたが・・・
小中学生の快進撃は、ここで止まりました
ただその後、渡辺くんは石川杯将棋大会にて
初段免状獲得戦に優勝と活躍いたしました
体調も良好になったので
13日の金曜日・・・ではなく土曜日は
塩尻道場に、そして14日は佐久に
出向きたいと思います。