しゃあねぇなぁ、 あ~ めんどくせぇ、
とか言いながら、やっと話し出した。
プリンセス
「まさかの夢オチ!?」
おお、良いリアクションだな。
とてもヤラセとは思えない役者っぷりだよ。
プリンセス
「やりにくいわね。
・・・ コホン。
あの紫式部でさえ『古っ!』って切って捨てたとされる夢オチ!?」
・・・
何言ってんだ、#フルルも#アミメも言い当ててたぞ?
後者は作者に止められたけどな。
忘れてるかもしれないけど、
お前はコウテイから逃げ出し、バスにぶつかり、気を失った。
その時、お前は思ったよな? #「時間を巻き戻すことができたなら・・・」
プリンセス
「だからアプリ世代だったの!?」
そして現実逃避先として「夢の中」を選んだ。
なにしろ自分の思い通りの世界だからな。
現実とは違って皆がお前を求めてくれるし、自身の願いも叶う。
プリンセス
「・・・」
まあ、逃げることは決して悪いことじゃないさ。
おっと、これじゃあ自己弁護くさいか?
プリンセス
「・・・セルリアンに襲われたりしたけど?」
多少の苦難は乗り越えないとカタルシスは得られない。
その辺りは「お話」を読んで学んだろ?
プリンセス
「たった数行の『あらすじ』で語れる夢の話を こんなに引き延ばしてきたの?」
物語ってのは そういうもんだろ?
けど、ここまで長い話になるなんてなぁ。
作者
「・・・」
プリンセス
「ちょっと待って。
コウテイがウソをつくキャラに、なんて私は望んでないわよ?」
他にも・・・」
本当に?
「げんじつちほー」でのコウテイの言動に「ウソだと言って」と
一度でも思… プリンセス「ヤメて!」 …か?
・・・
あとは・・・ そうだな。
わからないことは『としょかん』で博士たちに訊け。
そして... オレはお前だ。 以上!
プリンセス
「ちょっと待ってよ!
いくらなんでも
時任
「じゃあ名前の由来でも・・・」
プリンセス
「そういうことは#早く言いなさいよぉ」
時任
「#ココでの「PPPメンバーの会話に出てきた感じのアナグラムだ」
プリンセス
「誰得!?」
時任
「なんだよ。 知りたがってたみたいだからバラしたのに。
オレがスベったみたいじゃねぇか」
プリンセス
「もういいわ。
それより私=あなたってどういうこと?
時任
「そりゃ、さんざん『お前のことは知っている』発言をしてきたし、
『地の文も読んで』やったろ?」
プリンセス
「ぐ... それにしちゃ『似ても似つかない』ところが多すぎるのは どういうこと!?」
時任
「そりゃ全くの同人格って訳じゃねえよ」
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お前 ⇔ オレ
女 ⇔ 男
身だしなみに気を遣う ⇔だらしない
基本、丁寧な言葉遣い ⇔荒っぽい
喜怒哀楽が顔や声に出やすい⇔表情・口調が変わらない
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プリンセス
「なにこれ?」
時任
「何か気付かないか?」
プリンセス
「なぞなぞなんて やってる場合じゃないでしょ?」 💢
ついにキレた私は、思わず立ち上がり、
「あなたは一体、何者なのよ!?」
左手で机を叩きながら、右手で指差す。
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彼は表情一つ変えず、おもむろに立ち上がると...
右手を机に付き、左手で私を指差しながら
「お前だよ」
と返した。
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