#前の話 (あらすじはトップ)
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すももも…
どろどろのゼリー状のモノが、ダイヤを下から持ち上げたかと思うと、
まるで『もののけ姫のデイダラボッチ』のように人型を取り始め・・・
プリンセス
「あ、あぁ…」
そこに立っていたのは まるで#悪魔将軍だった。
身長が3mはあり、頭頂部に先ほどのダイヤが収まっている。
プリンセス
「一体どうすれば・・・」
ふと振り返ると時任博士の姿は
見回してみても、辺りは開けていて隠れる場所も無いように見えた・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
向こうからサーバルたちやPPPの面々を乗せたバスが やってくる。
そのままエンカウントフラッシュが起こると、戦闘が始まった。
バトルっぽい雰囲気になってきた。
やっと作者も力を入れる気になったのだろうか?
コウテイ
<< プリンセスと一緒にぽかぽかする… プリンセスにもぽかぽかしてほしい>>
コウテイの攻撃!
ぽかぽか…
プリンセス
「そっちのポカポカかい!」 (*`Д´)っ))
フルル「💤」
イワビー「この状況で寝るなー! 死ぬぞー!」 (ノ`ο´)ノ
ジェーン「あなたは死なないわ。 私たちが守るもの」
・・・
『やっと作者も力を入れる気になったのだろうか?』
そんなふうに考えてた時期が私にもありました...
もうメチャクチャやん…
ミライ
「胴体への攻撃は効果が薄いようです。 『へし』を狙ってください!」
おお、やっとマトモな指示が。
カラカル
「OK! サーバル!」
カラカルはバレーボールのレシーバーのように体の前で両手を組み、心持ち膝を曲げる。
サーバル
「分かった!」
サーバルも2人の意図を読み、カラカルに向かって走り出す。
片足をカラカルの組んだ手に掛け、階段を登るように もう片方も空中に持ち上げる。
カラカルもそれに合わせて両腕を振り上げる。
サーバルはカラカルの手を足場にして大きくジャンプした!
カラカル
「行っけー!」
サーバルは そのまま反転してダイアリアンの『へし』目掛けて襲い掛かる。
サーバル
「うみゃみゃみゃー!」
シャッ /! シャ \ / シャー!
サーバルが爪を立て、引っ搔くが...
キン...! はじき返される。
コウテイ<<!?>>
プリンセス「それ、スケブにわざわざ書くこと!?」
ジェーン「ATフィールド!?」
プリンセス「いや、固いだけでしょ?」
イワビー「さすが硬度10だぜ」
プリンセス「↑悪魔将軍のことだって分かる読者はどれくらい居るのかしら?」
フルル「💤」
プリンセス「まだ寝てるぅ!?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
カラカル「まさか、サーバル自慢の爪でキズ1つ付かないなんて…」
サーバル「どうしよう。 こんなの初めてだよぉ」
カラカルも、着地したサーバルも戸惑っている。
それどころか・・・
すももも…
体がうねうねと
みるみる内にダイヤの位置が へその辺りに移動した。
まさか・・・?
ミライ
「きっと学習してるんです!」
無敵…?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
???
「ふははは! お困りのようなのだ」
サーバル !
「その声はアライさんと... ふぇねっくぅ!?」
#ふぇねっち
#賢いふぇねじ
#ふぇねぞー
#ふぇねよぉ
#ふぇねこ❤
・
・
・
#フェネック~
#ふぇね銃…
カラカル
「いっぱいいるー!?」
フェネ
「コスプレ衣装のモモ色の生地を齧ったら、なぜか分裂できたんだナ~」
ミライ
「衣装は食べないでくださーい」
サーバル ((( ;゚Д゚)))
「銃は怖いよ!」
フレンズたちも一様に震えている。
フェネ (((´・Д・`)))gkbr
「ま~ま~ 角栄さんも言ったそうじゃないナ~ 『数は力なりナ!』ってナ~」
震えながら言っても説得力が無いし、
絶対そんな言い方はしてなかったと思う…
あと世界観・・・
ぶんっ! ----つ !
そんなことを言っているとダイアリアンの触腕が伸び、薙 ぎ払うように襲ってきた。
フェネ
「ナナナ~」
フェネックはバックステップで ひらりと体を躱したが、
残り9人は逃げ遅れ、黒っぽく変色すると消えてしまった。
フェネック
「影武者みたいなものだから仕方ないナ~」
プリンセス
「・・・」
アライ
「アライさんの時もそうだったが、きっと『色が悪かった』のだ」
プリンセス
「・・・
今、無印とMH、SS以外の全主人公を敵に回したわよ?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アライ
「とにかく変身なのだ! フェネック」
フェネ
「はいナ~」
さすがにマズいと思ったのか誤魔化すように そう言った。
フェネックが お着替えさせる。
またこの流れか・・・
ーと思ったら、今度はちゃんとバスタオルを用意していた。
<魔法少女キュアライさん、なのだ!
プリンセス
「ちょ… ちょっと!
よりによって『キュアふ。りんせす』をやっちゃうってどういうことよ!?
他にも このSSに関連しそうな青系のは居たでしょ?」
フェネ主水 』とか、かナ~?」
「あ~ 『キュアだいや
アライ
「あれは書いてもらったイラストのデザインと見比べた時に配色とかが しっくりこなかったのだ」
フェネ
「せっかく書いてもらったんだから、イメージは少しでも近い方がいいのナ~」
プリンセス
「ま、まあ、そういうことなら…」
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ダイヤリアン(そろそろ ええかな?) (´・∀・`)
アライ
「お待たせなのだ、ダイヤリアン!」
プリンセス
「どっちも お行儀がいいなぁ!」
アライ
「カモン! うどん!」
アライ妖精 『うどんくん』と、パワーアップアイテム『タクト』も用意したのだ!」
「今回は
ダイヤリアン(これ、技の発動中 待たなあかんヤツやん…) (´・ω・`)
プリンセス
「いろいろとメタい…」
アライ
「行くのだ!」
アライさんは『うどんくん』をフリスビーのようにダイヤリアン目掛けて投擲 した。
プリンセス
「マスコットを投げるんかい! しかもタクトは使わんのかい!」 (*`Д´)っ))
しかし『うどんくん』は、
微動だにしないダイヤリアンの右をすり抜けると背中に回り、左をすり抜けて・・・
明後日の方向へ飛んで行ってしまった。
アライ「・・・」
フェネ「・・・」
プリンセス「・・・」
ダイヤリアン(・・・)
ブーメランにもなってなかった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アライ
「ぐにゅにゅぅ~ 必殺技を避けるなんて敵役の風上にも置けないのだ!
こうなったら・・・」
自分のノーコンを棚に上げてダイヤリアンを一方的に罵 る。
どっちが悪役なんだか...
アライ
「トルネード頭突きパーンチ! なのだ」
そう言うと『スキージャンプ』のような姿勢でダイヤリアンに向かって特攻した。
カラカル
「1話でセルリアンの攻撃を避けた時のサーバルみたい…」
サーバル
「頭突きなのにパンチ!? 全然、回転してないけど…」
ミライ
「キュアぶ3っさむが使いそう…」
極限まで体を張った攻撃は、確かに『へし』に当たった。
ーが、衝撃はゼリー状の体に吸収され・・・
バィーン!
跳ね返された。
アライ
「のだー!」
アライさんは もの凄い勢いでトルネードしながら、空の彼方へ飛んで行ってしまった。
フェネ
「アライさ~ん、どこに行くのナ~?」 …走
フェネックが追い掛けて行く。
どこも何もアライさんの意思ではないのだが...
ミライ
「サイキョーの攻撃拒絶タイプのセルリアンですね!」 ( ・`ー・´)キリッ!
プリンセス
「・・・」
ずももも…
ダイヤは背中に移動していた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
どうやら仕切り直しすることにしたようだ...
ダイアウルフ姐 さん、あれ!」
「
そこに強力な助っ人がやってきた。
カラカル「ダイアウルフ! ・・・と?」
サーバル「あ、カバ …?」
プリンセス「・・・ #お前もか!?」
思わず『お前』呼ばわりしてしまった…
ミライ
「こう見えて、カバさんはパークでも1、2を争うほど強いんですよ?
セルリアンを1人でバッタバッタと…」
カバ
「まあ。 それほどでもありませんわぁ?」
確かに、こういう ふざけ方をされると強キャラ感が薄れる…
カバ
「まずは、あのダイヤリアンをどうにかしないとね」
そう言うと・・・
カバ「か~ば~は~め~・・・
プリンセス
「え? ウソでしょ?」
両手に『気』を溜め、右腰の辺りに持ってくると、
カバ「はーーー!」
一気に突き出す。
エネルギー弾が放たれ、ダイヤリアンの左膝の辺りを撃ち抜いた。
ダイヤリアンはバランスを崩して倒れる。
サーバル
「やった!」
カバ
「これでしばらく時間稼ぎは出来るはずですわ」
カラカル
「なんで? トドメを刺しましょうよ!」
ミライ
「現状、へしを壊す手段が無い以上、深追いは禁物です。
一度退却して作戦を立てましょう」
一同は一旦 引き上げることにした。
ふと気になって振り返ると、ダイヤリアンの周りは水溜まりになっていた。
その水は意思を持っているかのように徐々に集まり、足を再形成し始めている。
・・・
あまり時間的余裕は無さそうだった…
~to be continued~
【すぺしゃるさんくす】
99902@b0782 様