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✨👑【人鳥姫】♦💫
[2話:ろっじ]
アリツカゲラ
「いらしゃいませー。 あら、かばんさん… と愉快な仲間たち?」
イワビー
「誰が愉快な仲間たちだ」 (*`Д´)っ))
コウテイ
「すまない。 大勢で押しかけて...」
プリンセス
「ねぇ、私たちも付いて行っちゃダメかしら?」
かばん「?」
プリンセス
「さっきも言ったようにPPPが、もう一段階レベルアップするためのヒントが そこにあるような気がするの」
コウテイ
「プリンセス…
すまない。
本来なら立場上、私からお願いするべき話なのに」
プリンセス
「もう、なに言ってるのよ。 前にも言ったでしょ?
コウテイはリーダーらしくドンと構えていればいいのよ。
その分私が前に出て交渉でも折衝でもするから」
イワビー「ったく、この2人は...」 ┐(´~`)┌
ジェーン
「もし お芝居をするなら、タイリク先生に脚本を頼むのもいいかもしれないですよね」
コウテイ
「なるほど… 相談してみよう」
フルル
「ろっじでお泊り~」
サーバル
「ろっじでお泊り~」
イワビー
「いや、遊びに行くんじゃねぇんだぞ?」 (*`Д´)っ))
かばん
「タイリクさん、どうですか?」
タイリク
「ああ、構わないよ。 せっかくだから、いろんな人の意見を訊いてみたい」
かばん「ーというようなことがありまして...」
アリツさん「そうだったんですね。 先生なら部屋でお待ちですよ?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
通報 ...
~タイリク部屋~
サーバル
「あれぇ? 博士たちも居る!」
アミメ
「あ、ヤギ!」
サーバル
「ヤギじゃないよぉ!」
博士
「ん? サーバルも来たのですか?」
助手
「騒がしいのが来たのです」
サーバル
「そんなことないよ!」
かばん
「何をされてるんですか?」
フルル
「あ! ハート型のジャパリまんだ~」 💖
イワビー目聡 いな」
「さすが
サーバル
「なにこれ、なにこれー!」
かばん
「可愛い形ですね」
博士
「色や模様の『ばりえーしょん』を変えても、同じ味では飽きるのです」
助手
「だから形にもこだわってみたのです。
今回、我々は『でざいなー』なのです」
かばん
「あれ? でも何個か しかありませんね」
博士
「ぷれみあむ感を演出したのです」
助手
「れあ度を上げることで購買意欲をくすぐるのです。
マーキングの基本なのです」
かばん「・・・」 (いろいろツッコみどころが…)
サーバル
「博士たちのけちー! 全部ハート型にしてくれればいいじゃない!」
博士
「サーバルのギャグは置いといて…」
サーバル
「ギャグじゃないよぉ!」
イワビー
「今のオチてたか?」
コウテイ
「笑いどころが分からない…」
ジェーン
「私たちとはツボが違うのでしょうか…?」
サーバル
「ほらぁ、私がスベったみたいになっちゃったじゃない!」
助手「では『ぎゃんぶる』をやりますか? やらないですか?」
サーバル「もうちょいノってよぉ!」
タイリク
「ほぉ? (☆。★)キラーン!
聞かせてもらおうか」 指組み
アミメ
「なに? この迫力・・・」
博士
「なぜこの場面で野生解放するのです」
助手
「能力の無駄使いなのです」
タイリク
「こう見えて私は、このテのげぇむで負けたことはないのだよ。
ライアーゲームしかり、人狼しかり・・・」 ふふ…
博士
「まあ、いいのです」
助手
「ルールを説明するのです」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
~4枚のカード編~
ナレーション
「ここに4枚のトランプカードがある。
1人1枚ずつ引いて、ジャパリまんと同じ模様のカードを引いた者だけが
ハートのジャパリまんを手に入れるのだ・・・」
かばん
「折り畳むほどでもないシンプルさですね…」
サーバル
「さっきの誰ぇ?」
アリツ
「メタ発言はちょっと…」
博士
「ただの雰囲気作りなのです」
助手
「今回、我々は『えんたーてぃなー』なのです」
かばん「・・・」 (さっきは でざいなーって…)
博士
「いいのです!
1枚のカードを出す出さないで数ヶ月も掛けていたら、読者が離れてしまうのです」
助手
「どうせコイツラでは難しいルールを理解できないのです」
かばん「・・・」 (ここは沈黙が正…
フルル「わかる~ (天下無双)」
一同「・・・」 💢
博士
「コイツは ある意味ムテキなのです」
助手
「まあ、とにかく始めるのです」
ナレ
「~4枚のカード~ 1戦目! にゅうぅ↑~ ちゃ↓れんじゃ~!
かばん~ サーバル~ タイ~リクぅ~ アミ~メ~!」
かばん
「あれ? アリツさんは参加されないんですか?」
アリツ
「遠慮しておきます。 それに観ている方が楽しそうですし」
アミメ「・・・」
一見 無造作にテーブルの上に伏せられた4枚のカード・・・
しかし、この中で正解のカードはたった1枚。
どれを選んでも同じ?
いやそんなはずは無い!
理を積み重ねれば正解に辿り着くはず。
私はこれまで そうやってきた…
<どれかなぁ? コレかなぁ…
まず対面 のヤギは「理」を持ち合わせていない。 よって恐るるに足らず。
下家 のかばん… は手強い相手だが野心は無い上家 の
そうライバルは
ゲンドウ先生だけ。名探偵として、この推理合戦に負ける訳にはいかないわ!
ざわ…
タイリク「くく…」
アミメ 「むむ…」
サーバル「みみ…」
かばん (´・ω・`)
ナレー「テーブル上では虚々実々の駆け引きが始まっていた!」
やはり当たりカードは左端に見える・・・
かと言って右端も捨てがたい
いやいや真ん中の2枚…?
アミメ「!!!」
何!? 表情がまったく読めない...
気! 圧倒的 気!!
気圧される...
くっ!
やはり左か…?
つ
ナレ「アミメが左端のカードを取ろうとした瞬間、そこに何者かの手が伸びるぅ~!」
アミメ(しまった! ヤギに気を取られている間に先を越された!?)
タイリク(私は最初からアミメくんの動向を観察していたのだよ)
博士「タイリクがカードを取ったのです」
助手「どうやら自信がありそうなのです」
ナレ「タイリク、自信満々でカードを開いた~!」
ペラっ
♠K
タイリク orz
博士「ハズレですね」
助手「ハズレなのです。 何だったですか? あのドヤ顔は」
@hashibirokouさま
再度お借りしました。
今度は正攻法で...
危なかった。 あんな所に「毒」が仕掛けられていたとは…
残りは3枚。
左端が無くなったことで新たに左端になった「元 真ん中」のカード。
これはトラップに違いない。
あとは右端と右から2番目・・・
どっちも同じに見える。
ガン(目印)も見当たらない・・・
アミメ
「・・・
決め切れない。 私には決められない!」 (´;д;`)
ざわ… ざわ…
博士
「泣くほどのことですか!?」
助手
「早くするのです」
サーバル
「じゃあねぇ、私はコr…」
<待ちなさい! それは私のカードよ!
サーバル (´・ω・`)
「じゃあ、はい」
ナレ「アミメは右端のカードを取った! そしてぇ… オープン!」
ペラっ…
♣J
アミメ orz
博士「またハズレなのです」
助手「またハズレ、ですね。 まったくコイツラは…」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
サーバル
「かばんちゃん、どっちにする?」
かばん
「サーバルちゃんが決めていいよ。 僕は残ったカードでいいから」
サーバル
「じゃあねぇ~ コレ!」
ナレ「サーバルは右、かばんは左のカードを取った! 果たして勝者は…?」
ペラっ×2
サーバル ♦Q
かばん ♥A
ナレ「勝者! かば~ん~!!」
博士
「ほら、さっさと受け取るのです」
助手
「とんだ茶番ちゃんだったのです」
サーバル
「いいなぁ、ハートのジャパリまん…」
かばん
「・・・
じゃあ、半分こしようよ」
サーバル
「え? いいよいいよ。 せっかく かばんちゃんが勝ち取ったのに」
かばん
「いいから いいから」
博士
「なんですか? この あまーい雰囲気は」
助手
「急に いちゃいちゃし始めたのです」
かばん「よっと」
♡かばん 「はい、どうぞ。 上半分ね」
サーバル「わーい!」
博士
「ちょっと待ちなさい」
かばん
「何でしょう?」
サーバル
「かばんちゃんに もらったものだから博士たちには あげられないよ?」
助手
「いらないのです。 そうではなく。 何ですか? その分け方は!?」
かばん
「?
なにか変でしょうか?」
博士
「普通は💔 こうでしょう」
助手放射線状 に切り分けるくらい変なのです」
「お好み焼きを
かばん
「#お好み焼き…?は知りませんけど、
そう切ると読者が冷奴を しそうで・・・」
博士
「・・・
では、不穏な意味は無いのですね?」
かばん
「はい、伏線でもミスリードでもありません」
助手
「そうですね。
そんな要素まで盛り込んでしまったら、誰が主役だか分からなくなってしまうのです」
アリツ
「メタ発言が止まりませんねぇ…」
サーバル
「じゃあ私のも自慢の爪で・・・
うみゃみゃみゃみゃー! シュバババ!
はい、かばんちゃんの分」
かばん
「うわぁ… いっぱい切ったねぇ」(棒)
博士
「いつまでもコイツラの相手をしていると疲れるのです」
助手
「さっさと次の対戦にいくのです」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・