【注意】
「けものフレンズ」を題材とした二次創作のSSです
キャラクター崩壊の恐れや、一部オリジナルキャラクター、男性キャラクター、創作設定が登場します
BBSNEOや他の掲示板に掲載されているSSとは一切関係がございません
『アードウルフ』を主要としたフレンズと、飼育員の『サクヤ』たちが繰り広げるほのぼの日常系ラブコメとなっております
時系列や舞台設定などは詳しく設定していません
キャラクターの性格がアニメ版だったりアプリ版だったり漫画版だったりと入り乱れております
世界観的には、漫画版のように基本平和で、フレンズに飼育員が就くような形になっています
不定期更新、誤字脱字多数ですがご容赦願います
一応区切りはつけましたが、これからもちょいちょい更新して行きそうです
例えるならアプリ版メインストーリーが終わってキャラクエが更新されてる、みたいな感じで
ガサガサッ
カラ「カラカルジャンピングキーック!!」
ドカーン!
サク「うわぁッ!?」ビターン
ニホ「カラカル!?サーバルとキタキツネも!」
ミラ「い、いつからいたんですか!?」
キタ「『サクヤさんのことが好きです。さっき言ったことは本当です』あたりから」
ミラ(だいぶ前から聞いてましたね…)
サー「っていうか何やってるのカラカル!?いきなり思いっきり後頭部蹴るなんて!」
カラ「いつまでうじうじとやってるのよ!男ならコクった女の子を抱きしめてやるくらいの行動力持ちなさいよ、じれったい!」
サク「ご、ごめんなさい…」
キタ「だからって蹴っ飛ばす必要ないでしょ」
アド「さ、サクヤさん大丈夫ですか!?」
サク「だ、大丈夫…」
カラ「ほら、…そんな言葉よりも、ア―ドウルフにしてあげることがあるんじゃないの?」グイッ
サク「そうだね、ありがとカラカル…」
カラ「まったく…さ、帰りましょサーバル、キタキツネ」
サー「え?急に帰っちゃうの?」
カラ「無粋な子ね、こういうのは2人きりにしておくものよ」
キタ「どうしても見たかったら、タルに隠れるか人から無視されるお面を付けるかしないと」
魔獣島と石ころのお面とかネタが全然伝わらん!
ミラ「そうですね、私たちもお暇しましょう」
ニホ「じゃあサクヤ、アドちゃん、また明日ねー!」
アド「……なんか、気を遣わせてしまいましたね」
サク「そうだね…」
アド「……」ドキドキドキ
サク「じゃあ…いい?」
アド「…はい」
ギュッ
アド「…私、とっても幸せです」
サク「僕もだよ、アドちゃん」
サー「ねぇカラカル、サクヤのこと思いっきり蹴っちゃったけど大丈夫なの?これ問題じゃない?」
カラ「……その場の勢いに任せてとんでもないことしちゃったかもしれないわ…」
キタ「どうせあの空気に流されて今頃忘れてるよ」
ミラ「ニホンオオカミさんはよかったんですか?ここで悔しがる展開とか漫画やドラマでよくありますよね?」
ニホ「ぜんぜん!それどころかあの2人がどんな感じになるのかが気になるよ!ミライさんこそ良かったの?」
ミラ「確かに、フレンズさんを愛する私としては少しさびしいような気もします。娘に彼氏が出来た母親ってこんな感じなんでしょうか…」
ニホ「ミライさん…」
ミラ「でも幸せならOKです!」
ニホ「えぇ!?」ズコー
episode4
アナタに気持ちを伝えたくて END
紫薔薇 暮人 (むらさきばら くれひと) 男 78歳
役職:解放区特殊動物飼育員
担当フレンズ
・フンボルトペンギン
・ジェンツーペンギン
ジャパリパークの飼育員。1度定年を迎えたが、本人の強い希望により再雇用された
フルルたちのことを自分の娘のように可愛がっており、フルルも彼を慕っている
だいぶ白髪化が進んでいるが、それでもなお癖毛のほうが目立つ
趣味は日光浴とストレッチ
CV:稲田徹
体をくの字に曲げるストレッチですね、分かります
episode4おまけ
~けもフレ居酒屋じゃぱり~
※このおまけはepisode4より前に収録しています
ナナ「さぁ今週も始まりました!『けもフレ居酒屋ジャパリ』!」
カラ「今週…?今回が初めてじゃないの?」
ナナ「実況は漫画版主人公のクセして私が一切出てない話が5話もある!もはや二次創作の方が出番が多いんじゃないかっていう私、菜々がお送りします!」
カラ「メタ要素満載ね…」
ナナ「解説は本当はサーバル大好きな真性ツンデレ要因!かばんちゃんと並ぶサーバルカップリング要因!カラカルだーッ!」
カラ「なッ!誰がサーバル大好きよ!?」
サー「ねぇ菜々ちゃん、私は何をすればいいの?」
ナナ「ゲストはまさにけものフレンズの顔!けもフレ知らない人はこいつを挙げとけ!わーいたのしーはこの人のセリフじゃない!サーバルゥ~!」
サー「なんか菜々ちゃん今回キャラ違うね、テンション高い気がする」
ナナ「今週から見始めたテレビの前の君にこのコーナーについて紹介するよ!」
ナナ「ジャパリパークにある居酒屋『じゃぱり亭』にやって来たお客さんが何を頼むかを観察していく番組だよ!協力はじゃぱり亭のキングコブラさん!」
キングコブラ「キングコブラだ。“なるべく安くうまいものを”がモットーだ。品書きに無いものでも作れそうなものなら承ってやるぞ」
ナナ「さてではVTRにご注目!早速1人目のお客様だ!」
ガラッ
ニホ「あ~お腹空いたー!」
アド「ここってどういう感じのお店なんでしょう?」
サク「さぁ…っていうか、僕も入っていいのかな?菜々さんにここに行くように言われたけど…」
ナナ「一応今作主人公(笑)のサクヤ君とその担当フレンズたちだー!さぁ彼らは何を注文するのでしょうか!?」
サク「じゃあ…揚げ出し豆腐とカレイの煮付けを」
アド「海鮮シーザーサラダとキムチ鍋をお願いします」
ナナ「おおっと!さっそく注文していく!」
サー「どれもおいしそうだね!」
サク「で、飲み物は…」
ナナ「そして1杯目はいったい…!?」
サク「ジンジャーエールお願いします」
ナナ「何ィーーッ!?なんたる暴挙!1杯目からノンアルコールだとぉぉ!?」
カラ「手元の資料によると、まだ彼19歳らしいわ。未成年飲酒は健康や成長に大きく影響する可能性が高いから絶対にダメよ!」
ナナ「ま、まだフレンズの方が…」
ニホ「私お肉が食べたいなー…たいしょー!なにかオススメください!」
キン「わかった」
ナナ「おおっと!ここで早くも大将のお任せが火を噴くぞー!」
サー「料理は火を噴かないと思うよ?」
カラ「たとえよ、たとえ」
キン「ほら、Wチーズデミグラスハンバーグとニンジンのグラッセだ」
ナナ「まさかのハンバーグゥゥゥーーッ!居酒屋らしからぬメニューが飛び出したァーー!」
カラ「これ呑むというか結構食事重視の内容ね…」
アド「飲み物も頼んでいいですか?」
サク「もちろん!」
ナナ「さぁフレンズたちはいったい何を飲むのか!?」
ニホ「ジャパリビールくださーい!」
アド「あ、わたしも…」
ナナ「ジャパリビールッ!とりあえず生ッ!ビールを選択した!」
サー「あ、ジャパリビールって…」
ニホ「ぷはーっ!こういうところで飲む炭酸はうまいね!」
ナナ「……タ・ン・サ・ン?」
キン「ウチの店では健康被害のことを考えフレンズにはアルコールの類は出していない。まぁ例外は居ないわけでもないが…ツチノコとかな」
カラ「ジャパリビールはリンゴ味の炭酸飲料よ、アルコール成分は0%。」
サク「あ、白米ください」
ナナ「まさかの主食を取った…!飲み屋で…主食を…!アルコールではなく…!」
カラ「完全に夕食を食べる感覚で来てるわね…」
サー「でも、こういうの見てると欲しくなるよねーごはん!」まほう!
アド「おいしかったです…!」
サク「そうだね!またみんなで来ようか!」
ニホ「ごちそーさま!」
ナナ「1組目のお客からアルコールゼロとは…」
キン「じゃ、今日のこの番組はここまで。居酒屋じゃぱり亭は年中無休で夜6時から翌朝4時までやってるぞ」
サー「また来週ー!」
カラ「…結局なんの番組だったのよこれ…」
チベスナ「ただのメシテロだと思いますよ」
episode4おまけ END
episode5
アナタと思い出が作りたくて
BGM:TOWN (てってってー)
~飼育員宿舎 佐久夜の部屋~
ニホ「ゲーム飽きたぁ~サクヤぁ~暇だよぉ~」ゴロゴロ
サク「そんなこと言ってもねぇ…」
ニホ「なんか面白いことないかなー?」
サク「サーバルたちのところにでも行ってくれば?」
アド「昨日からカラカルさんが風邪をひいたみたいで、今キタキツネさんとサーバルさんが看病してるみたいです」
ニホ「なーんだ…」
コンコン
サク「ん?はーい…」
タイ「久しぶりだねサクヤ君。ニホンオオカミいる?」
ニホ「あ、タイリクオオカミどうしたの?」
タイ「どうせ面白いことが無くって退屈してたんじゃないかなって思ってさ。こんなものがあるけど行ってみたら?」
アド「えっと…お祭り、ですか?」
タイ「そう、そんなに遠い場所じゃないし行ってみたら?」
ニホ「お祭り!タイリクオオカミも一緒に行こうよ!」
タイ「いや…私は、遠慮しておくよ…」
サク「どうして?」
アリツカゲラ「あ!こんなところに!」
タイ「げ、アリツさん…なんでここに…」
アリ「オオカミさんのことだから、連盟の誰かのところに転がり込んでると踏んだんですよ!ホラ帰りますよ!」
タイ「しばらくペンは持ちたくないな~」
アリ「ワガママ言ってちゃダメですよ!楽しみにしてる子がたくさんいるんですから!アシスタントさんも待ってるんですよ」グイグイ
タイ「はいはいわかりましたよ。じゃあサクヤ、あとはよろしくね」
バタン
アド「…行っちゃいましたね」
ニホ「ねぇサクヤ!私たちも行こうよお祭り!」
サク「いいけど、まだ午後2時だよ?もうちょっと日が暮れてから行ったほうが出店もたくさんやってると思うよ?」
アド「…すみません、あの、少しだけお時間を頂いてもいいですか?」
サク「もちろん!じゃあ6時に出発しようか」
アド「はい、それじゃ1回失礼します…」
のののののののののの
~アードウルフの寝床~
ブチハイエナ「で、私を呼んだ理由っていうのは?」
アド「あの、6時からお祭りに行くことになって…」
ブチ「もしかして、愛しのサクヤ君と一緒に?」
アド「もうっ、ブチハイエナさんっ!」カァァッ
ブチ「ごめんごめん。でも、さすがに一緒についてきてっていうのは…」
アド「そうじゃなくて……これです」バサァッ
ブチ「これって…去年の夏にガイドさんから頂いた浴衣?すごいよね、フレンズ全員分用意するなんて」
アド「それで…私、これを着て行こうと思うんです」
ブチ「なるほど、それで私に着付けを手伝って欲しいわけ?」
アド「は、はい」
ブチ「それなら任せなさい。さ、毛皮を脱いで」
アド「わかりました…」スルスル
~数分後~
ブチ「これで…よし」キュッ
アド「あの、どうでしょうか?」
ブチ「うん、よく似合ってるわ!」
アド「あ、ありがとうございます!」
ブチ「さ、早く彼に見せてあげたら?」
アド「はいっ!このお礼はいつか必ず…!」
ブチ「ふふっ、頑張ってらっしゃい!」
~午後6時~
ニホ「サクヤぁ!早く行こうよー!」
サク「待って、まだアドちゃんが来てないでしょ?」
ニホ「…っと思ったら来た!おーいアドちゃーん!」
タッタッタッ
アド「お、お待たせしました…!」
ニホ「おお!アドちゃん浴衣で来たんだ!」
サク「…」
アド「ど、どうでしょうか?変じゃないですか…?」
サク「……」ポケー
ニホ「オーイ、サクヤ?」
グニー
サク「ハッ!う、うん!すっごく似合ってるし、可愛いと思うよ!うん、すごいイイ!」アタフタ
アド「あ…ありがとうございます……」カァァァ
ニホ「もー、2人とも照れてる場合じゃないよ!早く行かないと混んできちゃうよ!」
グイグイ
アド「す、すみません…」
サク「待って引っ張らないで!」
BGM:モンスターハンターポータブル3rd 秘湯を求めて (ユクモ村)
ニホ「おぉ~!やってるやってるぅ!」
サク「結構屋台とかいっぱいあるね」
アド「人もフレンズさんもたくさん…」
ニホ「私、たこ焼き食べたい!」
サク「はいはい、1ついただけますか?」
サーベルタイガー「10個入り400円よ、熱いうちに召し上がれ」
チャリ
サク「はいどうも」
ニホ「いただきまーす!はふひ、へほほひひい!(熱い、けどおいしい!)」ハフハフ
サク「アドちゃんも何か食べたいものある?」
アド「いいんですか?じゃあ…わたがしが食べたいです」
ノドグロミツオシエ「はいはーい、1つ200円ですよ!白とピンクと青、どれがいいですか?」
アド「白でお願いします…わぁ、ふわふわでおいしいです」モッモッ
ニホ「次は射的がやりたいなー!」
サク「実は僕、結構射的には自信あるんだよね!よーし…!」
マダラスカンク「15発で300円、合計600円ね!」
ニホ「どーん!」
ポコッ
ニホ「ダメかー…」
サク「射的のコツは…なるべく上めを狙うこと!」
パタッ
ニホ「おお!すごいねサクヤ!」
サク「アドちゃんは何かとってほしいものある?」
アド「じゃあ…あっ、あのぬいぐるみがいいな…」
ニホ「あんな大きいの狙えるの?」
アド「あの、もしできたらでいいですよ?」
サク「まっかせてー!こういうのは至近距離の方が威力が出るから…よっと!」
ポンッ
アド「わっ、本当に落とせた!」
マダ「お兄さん上手だね~!」
キタ「あれ、サクヤたちだ」
サー「あ、アードウルフたちも来てたんだ!」
ニホ「サーバルたちも来てたんだ!カラカルは大丈夫?」
サー「それがねー…うわ言のように『あんず飴が食べたーい』っていうから買いに来たんだ!」
サク「あはは、何それ!」
~1時間後~
ニホ「楽しかったー!ねっ、サクヤ、アドちゃん!」
アド「ふぅ…そ、そうですね…」ヘトヘト
サク「ん?どうしたのアドちゃん?」
アド「いえ…慣れない格好してきたせいでちょっと疲れちゃって…」
サク「そっか、じゃあ1回休憩しよう」
ニホ「神社の境内で休も!そこなら7時半から打ち上がる花火も見れそうじゃない?」
サク「そうだね、アドちゃんもうちょっと頑張って!」
アド「はい…」
~神社~
ニホ「到着!ここでちょっと休憩~」QK!
アド「よいしょっと…」
サク「どうする?何か欲しいものある?」
アド「の、飲み物が欲しいです…」
ニホ「私買ってくるね!」タッタッタッ
サク「…あ、ニホンオオカミお金!アドちゃん、ちょっと待っててね」タッ
アド「あ…行っちゃった…」
アド「………」
アドちゃんはどの浴衣着たのかな?
(アプリ版の浴衣画像)
(やっべ浴衣あることは知ってたけど特に考えてなかった)
個人的には左上が似合う感じする…
人物紹介
ブチハイエナ
種族:アニマルガール
ネコ目ハイエナ科ブチハイエナ属のフレンズ
オオカミ連盟の中でも、皆の面倒を見てくれるお姉さん的存在
同じハイエナ科ということもあり、アードウルフのよき理解者でもある
CV:高橋美衣
BGM:天元突破グレンラガン Nikopol (ヴィラルのテーマ)
不良A「お、カワイイ子いるじゃ~んw」
アド「っ!」ビクッ
不良B「オイオイ、そんな身構えるなって」
不良C「そんな怖いことするわけじゃねーッスよぉ」
アド「ど、どなたですか…?」
不良A「誰でもいいだろ?それよりさ、俺達と一緒に遊びにいかね?」
不良C「好きなモノ奢ってやるッス」
不良B「だから行こうぜ、な?」ガシッ
アド「や、やめてください…!人を呼びますよ!」
不良B「この状況でか?ハハハ!」
不良C「お?こいつよく見たらフレンズじゃないッスか?」
不良A「いいねぇ~、気をつけなくっちゃなぁ!1人で来たら悪い人に連れ去られちゃうぞ~?」
グイグイ
アド「イヤ…!」
サク「待ってください!」
ザッ
不良B「ん?」
不良C「誰ッスかアンタ?」
アド「サクヤさん!」
不良A「この子のツレか?」
サク「誰でもいいだろ!早くその子を離してください!」
不良C「へぇ、そんなナリしてイキっちゃう感じッスか?」
不良B「んなこと言っておきながら脚ガッタガタじゃねーかw」
サク「くっ…」
不良C「かァーーダッセェー!」ゲラゲラゲラ
不良B「反論もできねーのかバカが!」
不良A「正義の味方ごっこしてる腰抜けビビリ野郎のクセに顔突っ込んでくるんじゃねーよ、さっさと消えな」グイッ
アド「ひっ!」
ガシィッ!
サク「…おい…その汚い手を退 けろ…!」
不良A「あ゛?」ギロッ
BGM:キルラキル 犬Kあ3L
不良B「あーあ、やっちまったなコイツ」
不良C「龍次さんのことマジで怒らせちゃったッスね」
不良A「……ジャマだ」ドンッ
アド「きゃぁっ!」ドサッ
サク「!! 何を…」
不良A「さっさと消えろって言ってんだよ!」ドゴォッ!
サク「ぶっ…!」グラ
アド「!!」
不良B「ひゅー!出たよ龍次のキラーストレート!」
不良C「これ食らったら立ってるやつなんていな…」
ザッ
サク「痛ッ…!」グッ
不良A「何ィ!?立ってやがる…!」
不良B「この!」
ドガッ!
不良C「さっさとくたばれっつーんスよ!」
バギッ!
サク「ぐっ……鼻血出てきた…」
サク「……」フキフキ
不良B「な、んだよ!来るなら来いってんだ!」
ボゴッ
不良C「無反応でキモいんスよォ!」
ゴスッ
サク「け……結構……重い……」
フラフラ
不良A「本当になんなんだこいつ…」
不良B「反撃してこねぇのかよ…」
ガチャンッ
不良C「へ?」
ゴリラ「ジャパリ警察だ…!」ググググ
ドワーフサイレン「う~う~う~!飼育員暴行の容疑で逮捕するでちゅ!」
不良B「こいつ、いつの間にサツを!?」
サク「へ?」
オコジョ「この辺りじゃ有名な不良らしいわ、この前もボヤ騒ぎ起こしてたみてーだなオォイ!」ギロッ
タカ「開放都市内でのフレンズおよび飼育員への暴行…あなたたちは軽く見てるかもしれないけど、これはかなりの重罪よ」
不良C「んだと!?」
ハクトウワシ「フレンズとヒトとの関係を崩壊させるなんてノー・ジャスティス!下手すりゃ懲役…最低でも罰金と慰謝料で7ケタはくだらないわね」
不良A「オイ!ふざけんな!」戯言 は署で聞いてやる…捜査のご協力、ありがとうございます。それでは失礼します」
ガチャンッ!
ジャック・カレント「そいつはこっちのセリフだぜ、
サク「え、あ、はい…ありがとうございます…」ポカーン
ファンファンファン
【補足】世界線 ではあまりにも平和すぎたために、ジャック・カレントさんが開放都市をパトロールするジャパリ警察、といことになっています。
この
ちなみにジャックさんが活躍するSSはこちら
BGM:ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド リトの村
サク「アドちゃん大丈夫だった!?」
アド「だ、大丈夫です…それよりもサクヤさんの方が…!」
サク「あはは、ダサいところ見せちゃったね…」
アド「その…ありがとうございます…痛くないですか?」
サク「大丈夫大丈夫!小っちゃい頃はよく転んで血出したものだよ」
アド「あの…変なこと聞きますけど…その、反撃しても良かったんじゃ…あのままだとサクヤさんが…」
サク「いかに正当防衛だとしても、さすがにフレンズの前で人を殴ったりすることなんて出来ないよ」
アド「サクヤさん…」
サク「っていうのが半分、本音は反撃したらもっとやり返されると思っちゃってさ…ホントにビビってただけなんだ…ははは…」
ニホ「ただいまー、ラムネと麦茶買ってきたよ!なんかパトカー来てたけど何あったの?」
アド「え、えっと…だ、大丈夫です…」
ニホ「ってサクヤ鼻血出てるじゃん!」
サク「さ、さっき階段から転んじゃってさ…あはは…」アセアセ
クレ「まったく、騒がしいのぉ…ま、お祭りだから当然っちゃ当然じゃの」
サク「クレヒトさん!」
ニホ「あれ!?もしかして…」
フンボルトペンギン「おじいちゃん、どこ行ってたの?」
ニホ「あー!PPPのフルルだー!」
アド「こ、こんなに間近で見るのは初めてです…!」
フル「さっき誰かと電話してたよね?誰と電話してたの?」
クレ「間違い電話じゃったよ、すまーとほん?はよくわからんでのぉ、緊急通報くらいしかできんわい」
サク「!」
アド「あの、それって…」
フル「おじいちゃん、ふるるお腹空いちゃった~。お好み焼き食べたいなー」
クレ「ええのう、ビールとよく合いそうじゃわい!」
フル「お酒はダメ~」
クレ「しょぼーん…じゃ、ワシらはもう行くからの。3人とも気を付けるんじゃぞ~」
サク「あの!ありがとうございました!」
ドーン ドーン
アド「あ…花火…!」
ニホ「おお!すっごいキレイ!」
サク「ここだとよく見えるね!」
ニホ「!」ピコーン
ニホ「アドちゃん、もっとサクヤに近づきなよ!」コソコソ
アド「え、えぇっ!?」アセアセ
ニホ「いいからいいから!こういうのは急接近するチャンスだよ!」グイグイ
アド「で、でもぉ…」
サク「…ん?どしたのアドちゃん?」
アド「そ、その…一緒に花火見ませんか?」
サク「あはは、もう見てるじゃない」
アド「そうじゃなくて…その…隣で、見ていいですか?」
サク「もちろん!」
アド「あ、ありがとうございます…」モジモジ
サク「……」
スッ
アド「!」カァァッ
ギュッ
ニホ(おお!手を繋いだ!)
サク「こういうことしかできないけど…いい?」
アド「は、はいっ!」
ドーン ドーン
ニホ「アドちゃん、さっきリンゴ飴食べたいって言ってたよね?」
アド「は、ハイ…」
ニホ「私買ってくるねー!」
サク「あ!…行っちゃった」
アド「……」テレテレ
サク「…しばらく2人で見てようか」
アド「はい…!」
ドーンッ
~1時間後~
ニホ「楽しかったぁ~!美味しいものいっぱい食べられたしよかった!」
アド「そうですね…!綺麗な花火も見れましたし、ぬいぐるみも貰っちゃって…きゃっ!」バタッ
サク「アドちゃん大丈夫!?」
アド「いたた…」
ニホ「あ、下駄のヒモ?が千切れちゃってる」
アド「ごめんなさい…」
サク「これじゃ歩けないな…ニホンオオカミ、切れた下駄持ってて」
ニホ「わかった!」ヒョイ
サク「アドちゃんしっかり掴まっててね…よっと!」
アド「ひぁっ!」アタフタ
ニホ「お!おんぶしてあげるなんてサクヤやさしー!」
アド「あの、重くないですか…?」
サク「ぜんぜんそんなことないよ!」
サク(まぁアードウルフはハイエナ科の中で最小の動物だからね)
アド「あ、ありがとうございます…」
サク「さっきカッコ悪いところ見せちゃったし、これぐらいはさせてね?」
アド「は、はい…」
ニホ「とりあえず、今日は良い1日でしたってことで!」
アド「はい!」
~数週間後~
ミラ「サクヤさん、園長さんがお呼びですよ」
サク「え、僕ですか?」
~園長室~
サク「トワ園長、失礼します」
トワ「サクヤか、わざわざ呼び出してすまなかった」
サク「えっと、どういったご用件ですか?」
BGM:ことばのパズル もじぴったん on and on
ガチャ
ニホ「あ、サクヤおかえり。どうしたの?」
サク「うーんと…これは言っていいことなのかな…?」
アド「園長さんと何かあったんですか…?」
サク「それがね…」ピラ
のののののののののの
トワ「前に開放地区でお祭りがあっただろう?」
サク「はい…」
トワ「それで起きたトラブルがようやく解決したんだ」
サク「あ、あの後一応事情聴取とかありましたもんね」
トワ「ああ、それで最終的に君の元に届いた慰謝料が書かれた明細がコレだ。確認してくれ」ピラ
サク「はい…ん!?」
サク「!?!?!?」
トワ「入った金額はすべて君の通帳に振り込んでおいた、OKか?」
サク(慰謝料7ケタって冗談じゃなかったの!?)プルプル
トワ「じゃ、オレは仕事残ってるからここで。…あ、早く帰らないとタヌキが心配するかな?オイナリサマも最近不機嫌気味だしな~…」
サク「は、はい……」アゼーン
のののののののののの
ニホ「つまり?」
サク「まぁざっくり説明すると…お祭りの事件の慰謝料として50万手元に入った」
アド「えぇ!?」
ニホ「本当!?すごいじゃん!」
サク「…というわけで今夜食べたい物を挙げてください」
アド「わ、私は何でも…」
ニホ「ハイハイ!お寿司がいい!回らないヤツ!」
サク「よし決定!」
ニホ「よっしゃー!」グッ
~じゃぱり寿司~
ニホ「中トロうまーい!やっぱり高いお店で食べるものは違うね!」
サク(身も蓋もないこというなぁ…)
アド(屋台の食べ物でもあれくらい喜んでたのに…)
サク「まぁいっか…あ、タイ1つください」
episode5
アナタと思い出が作りたくて END
まさかカレントとトワが出てくるとは!!
いやぁ~、ありがとうございます!!
もし良ければ私のSSの方にもサクヤ君あたりを出したいんですが構いませんかねッ!?(フーゴ並感)
実はトワはそちらの方とはまったく別人だったり…(え)
よしッ!出演を許可するッ!(シュトロハイム並感)
あぁ、そう言えば女王事件が起きていない世界線でしたね(ド忘れ)
仗助と定助みたいな感じかな?(笑)
そうそう!ジョナサンとジョニィみたいな…(関係的にはほぼ一緒じゃねーか)
第一園長になった経緯がアプリ版主人公と違うけどネ!