気になったのでうちも全部読み直してみた。うちもバーバラ・ペッチ説を推します。(バーバラ、ペッチはイタリア系の名前・グンヒルドはスウェーデン系の名前)
ジンのキャラスト5「かつて愛し合った二人はそれぞれ別の道を選ぶ。幼いジンは母の手を握って、父と妹のバーバラの離れていく背中をただ見ている事しかできなかった。」
ここでいうかつて愛し合った・別の道を選ぶ・離れていく背中は、やはり…→いまは愛し合っていない、別離、離婚を意味する可能性が高いですね。
「今までジンは、血の繋がった妹のバーバラに接近しようとした」
ふつう自分のきょうだいの話をするときは「妹のバーバラ」と書く。あえて「血の繋がった妹」と表現する場合はa.血の繋がっていないきょうだいが他にいる、b.親が離婚している、の2ケースが考えられます。この二人にaはない(提示されていない)のでやはりbが有力。
これはかなり推測を含む話ですが、ジンやバーバラの周囲の友人たちが二人の関係について何も言及をせずただ見守っている様子(伝説任務など)から二人が姉妹であることを知っていた(知らない可能性もある)としても無理にくっつけようとはしない。ジンはバーバラに接近しようとしたことがあり、今も気にかけている。バーバラはジンが気になっているのに接し方がわからず避け続けている。
→両親はあまり良い関係でないor現在はほとんど交流していない可能性を示唆します。別れたあとも両親の関係が良好で互いに交流があるなら、バーバラもよそよそしくする理由(相手が名家グンヒルドである)がなくなります。籍だけを残した離別の線は薄く、やはり離婚している可能性が高いです。
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さらにここからは完全に想像の話ですが。
両親が別れた理由として考えられるのは、母親がジンに対して騎士の継承者として育てる教育方針に対して父親が反対した、だと思います。
ジンのキャラスト1「酒場ではある冗談が広まっていた。グンヒルド家の長男長女は「ママ」よりも「モンドを守る」という言葉を先に覚えると。」
グンヒルド家の教育の厳しさが客観的に伝わっているネタで、小さな少女であったジンに対して母親の厳しすぎる躾は父親の教育方針とは合わなかったのかもしれない。元冒険者である父親は子供には子供時代にもっと自由でいろんなふうに遊んでいてほしかったかもしれない。しかしさすがにグンヒルド家の長女であるジンを連れて行くわけにもいかず、せめて次女のバーバラをと連れて出ていったのかもしれない。完全に片方の親の瑕疵(素行とか色々)が原因で離婚した場合は姉妹二人とも同じ親のもとにいるはずなので、両親二人の意見がわかれたと見るのが自然だろうと思われる。
またバーバラは西風騎士に憧れたりしたようだが(剣術とか勉強とか苦手だし…それが姉に対するコンプレックスにもなっているようだ。むしろこれが姉を避けている理由かも?)やがて自分の父親のいる西風教会に参加した。ジンのことはやはり「すごいお姉ちゃん」で「姉に勝ちたい」とも思っているらしく、自分なりのやり方がいまの牧師としての仕事なのかも。いつの間にか「お姉ちゃんの助けになりたい」という思いが強くなっているようだが。お姉ちゃんを越えたいのか助けたいのかどっちなんだバーバラちゃん。実は承認欲求の塊でみんなに認められたい少女なのかもしれない。
ちなみに現在の父親はファルカ大団長と一緒に出征したらしい。
やっぱそうだよね。断定は出来ないけど、様々な要素が、どちらかというと両親離婚済み&名字はグンヒルドじゃないことを示唆してる。グンヒルド家の一員としても扱われてないようだし。書き換えちゃっていいかな。
こういうストーリー考察情報はどっかしらに残しておいてもよさそう。自分はここらへん疎いので他キャラでもこういうのは読みたいね。
というか、よく考えたら、父親のファーストネームしか出てないならともかく、「父親の名前がサイモン・ペッチ」で、「バーバラは父親と共にグンヒルドの家を出た」時点で、素直に考えれば、ほぼ間違いなくバーバラのフルネームは「バーバラ・ペッチ」だよね。もちろん、モンドの結婚制度が日本や欧米と全然違うって可能性もなくはないけど、それが明示されていない以上は、「バーバラ・ペッチ」になっていると考えて良いと思う。
2人の関係の溝、気になってたけど自分が推察しただけじゃよく分からなかったから、考察含む補足とても助かるわ。そして面白かった。
フルネーム欄追加した者です。修正ありがとうございました。たしかにそっちの方が自然ですね。なんでグンヒルドで書いたんだっけ……