ぽこじゃか【▽ぽこさか/▽ぽこじゃか】
[形容詞][文][ナリ]
主に北海道宗谷支庁周辺、宗谷岬を中心とした漁港(現稚内市)、漁村などで話される『方言』、『浜言葉』の一種。
元々は蝦夷地に古くから住むアイヌ民族の、「泉から湧き出る様子」を意味する「ポッコ(穂虎)」と、和人が古くから用いていた口語「わんさか」が
融合して生まれた言葉であるという説が有力。漢字は「穂虎逆」。
「山ノ神」を表す言葉「キムンカムイ」と共に用いられる事で、怒りを意味することもある。
1 泉のごとく次々と姿をあらわすさま。「ぽこさかに溢れ出る」「―な発生」
2 大漁を意味するさま。「―な漁獲」「―な漁を願う」
3 「キムンカムイ」と共に用いる事で、怒り荒れ狂うさま。
[派生] ぽこさかさ[名]
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