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雑談/誤訳 / 74

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名無しの旅人 2021/10/31 (日) 01:02:02 b436b@80b31 >> 72

字義を辿ると、「溶」は「水の中にとかす」、「融」は「鼎(容器)の中でとかす」で、この点を考えれば厳密に区別すべきだと思う。↑が例示してくれている「アイスがとける」という場合で一般に「溶ける」を用いるのは、歴史のどこかで「融ける」と混同されたと考えられる。厳密な漢字のニュアンスを採用するか、現代語で違和感がなければ問題がないとするかの判断は難しいところではある……。ちなみに、「融」と同じ意味を持つ漢字に「鎔」、「熔」があって、たとえば溶融という単語は鎔融、熔融とも書くそう。推測になるけど、本来は「鎔」、「熔」を用いる単語も、時代が下るにつれて、字義と字形が近しくより平易な「溶」に代わっていったんじゃないかなと。

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