アライ 「お宝情報なのだ!」
フェネ 「な〜に〜?」
アライ 「パークにはいろんなLB(メキシカン、コマンドー、おかんなど)のタイプが作られ、 その中には黄金色(GLB)もあった?という噂を聞いたのだ」
フェネ 「へ〜 GLBね〜」
アライ 「ぴっかぴかのを見つけるのだ!」
フェネ 「はいよ〜」
こうして、二人の旅は始まったが、初っ端からアライさんは先走ってしまい罠に引っかってしまったのだ! その罠は『いつも一緒に行動している人、もしくはフレンズにGLがいるフレンズだけが掛かる罠』だった。
アライグマ 「GL? GLBのダジャレなのだ?」
アライさんがどのようにして罠から脱出していたのかは誰も知らないが、 GeneraL(将軍)略してGLになったアライさんとフェネックはGLBを探すため次の場所へ向かった。
フェネ 「またやってしまったね〜」
アライ 「今度からは気を付けるのだ」
フェネ 「ーでアテはあるの〜?」
アライ 「・・・考えてなかったのだ」
フェネ 「やっぱりね〜 じゃあ知ってそうな人に聞こうよ〜」
そこにジャガーさんが現れた。 アラフェネは現れたジャガーさんをガン無視して博士の元に向かいました。
ジャガー「・・・」
アライ 「博士ー! GLBについて教えて欲しいのだ!」
博士 「教えてほしかったらジャパリまん100億個よこすのです」
アライグマ 「仕方ないのだ...スタッフー!」
アライグマの声にどこからともなく大きなスーツケースを持った黒服の男が現れ、ケースのふたを開けた。 博士&助手「こ、これは……!?」
ケースの中身はジャパリまん100億個とカレー5000皿だった。 その時パークに突風が吹いた! 5000のカレーが宙を舞う!
ひげじい 「これがカレーなる舞いというわけですな!」
ヒゲじいは燃やされ、灰となり舞った。 ひげじいの灰が桜の木にかかると桜が咲き乱れた!
フェネック 「これは[#鬱金](https://ja.wikipedia.org/wiki/ウコン_(サクラ)桜だね~」
アライ 「おぉ…って黄金でもなければラッキービーストでもないのだ!」
2人は次の場所に向かった。 そしてエデンにたどり着いた。 それは、新たなる災厄の前触れでしかなかった。
フェネック 「あらいさ~ん、これからどうするの~?」
アライ 「お、あそこにフレンズがいるのだ。 お〜い!」
そこではゴールデンタビータイガー(ルビー)とマルタタイガー(ルター)がセルリアンで羽根つきをしていた。
あらい 「もちろんうどんを打つのだ!」
フェネ(¬_¬) 「そうだね〜 明らかに普通じゃないっぽいもんね〜」
ルビー「聞こえましてよ!」 ルター「キミたちこそこんな所でうどんを打とうなんて、おかしいと思わないのか?」
しかし二人も結構手打ちうどんに興味があったようで、アライさんのうどん作りを見学することにした。
アライグマ 「んお? うどんじゃなくてナポリタンができてしまったのだ」
ルビー 「まあこれはこれで。 では頂きます」
ルター 「ほら、口の周りにケチャップが…」 いちゃいちゃ
アードウルフ 「ケチャップ… う、頭が・・・」
あらい 「しまったのだ! 毛皮にケチャップがちいて付いてしまったのだ!」
フェネック 「アライさんその毛皮を洗うから早く脱いで一緒にお風呂にッ! ハァハァ」
アライグマ 「フェネックやめるのだ。 キャラがおかしくなってるのだ! それに目がハートになってるのだ!」
やつはとんでもないものを盗んで行きました。 それはフェネックのハートです。
あらい 「まてなのだールパーン!」
しかし上から99.9、55.5、88.8というモデル顔負けのスタイルを誇るカエル、観音不二子が立ち塞がった。 「ルパンは私が守る!」
そして出来上がったのが、このexサーバルちゃんである。
アライ「フェネックのハートを返すのだ!」 exサーバル「いいよー」 観音「え!?」
exサーバルはルパンをあっさり捕まえるとアライさんの前に連れてきた。
??? 「ばかも~ん!そいつがルパンだ~!」 (アライさんを指さしながら)
あらいさん 「うえぇ!? なーんてバレちゃ仕方ないです」 ベリベリ…
顔の皮を剥くと中からタヌキが現れた。
??? 「よくもアライさんのフリをしてたのだ!」
け も の フ レ ン ズ(BGM ようこそジャパリパークへ)
exサーバル 「あれっ?じゃあこのルパンは...」ベリベリ...
それはルパンではなくアライさんだった! 「放せなのだ!」
ルパン改めアライさんは取り返したフェネックのハートを観音不二子に入れる。
観音不二子(フェネック) 「いや〜 助かったよ〜」
exサーバル 「じゃあ…?」
フェネックになりすましていたのはオオミミギツネだった。
おじいさん 「なんと騒々しい連中だろう…」
正体がばれてしまったオオミミギツネはクジラ型の3人乗りのロボットを召喚した。
アライ 「これはとても相手してられないのだ」
フェネック 「ハートも取り戻したことだしね〜」
アラフェネはGLBの情報を求めて次の場所に向かった。
キュルルシファー「よ う こ そ 地 獄 の ジ ャ パ リ パ ー ク へ 」
アライ 「ヤベェところに迷い込んでしまったのだ」
フェネック 「確かニコニコで本編より先に100万回再生したらしいけど、詳しい人は少ないだろうね〜」
アライ 「じゃあ次、なのだ」
アラフェネが向かったのは… 謎の洞窟である。
フェネック 「暗いね~」
アライ 「でも奥で何かが光っているような… きっとGLBなのだ!」
フェネック 「ん~? でも金色じゃなかったような~」
アライさんが見つけたのは… 「こんな所で何をしてるのだ? パフィン」
パフィンちゃんはキノコの山かたけのこの里かどっちを食べるかで葛藤していた。
アライ「アライさんはタケノk…」 フェネ「キノコ派だね〜」 アライ「タケn…」 フェネ「キノコ〜」 アライ「キノコ派なのだ…」(´・_・`)
アライ 「パフィンはどっち派なのだ!はっきりさせるのだ!」
パフィン 「かずのこ派で~す!」
フェネック 「そういうボケは今求めてないよ~ 正直に言おうよ~」
アライ 「フェネック目が怖いのだ…」
パフィン(ここは慎重さが求められまーす。 とりあえずチョコボールでも食べて落ち着くでーす)
アライ 「ん? そのくちばしは…」
フェネック 「おぉ~ 金のエンゼルさんだね~」
パフィンちゃんは金のエンゼルを郵送で送っておもちゃの缶詰をもらった。 そのおもちゃの缶詰からセルリアンが飛び出した。
パフィンちゃんは飛び出してきたセルリアンをちぎっては投げちぎっては投げ… 通算499体のセルリアンを撃破した。 次でラストだガンバ!
しかしセルリアンはもう出て来なかった。 アライ(金色のセルリアンを食べてしまったのだ…) フェネック(見なかったことにしなよ〜) アライ「こ、ここにはGLBは居なさそうなのだー(棒)」
2人は次の場所に向かった。
そして二人はPPPのライブ会場にきていた。 アライさんは観客の1人ゴールデンライオンタマリン、警備担当のキンシコウに聞き込みをしていた。
アライ 「2人とも知らないって言うのだ…」(´・_・`)
フェネック 「そりゃあ名前に『金』要素が入っててもね〜」
あらいさん 「逆にギンギツネに聞けば知ってるかもしれないのだ!」
しかしギンギツネは今、新開発の薬「ミンミニナールZ」の開発に忙しくてそれどころではなかった。
アライさん 「仕方がないのでここはボスに直球で聞いてみるのだ!」
そこにたまたまじゃぱりまんを配っているラッキービーストが通りかかった。 しかし、どこからともなく現れたリカオンが、ラッキービーストをさらうと疾風の如く去って行った。
フェネック 「あ〜」
そこにキンイロジャッカルが現れた。 「あのラッキービーストはもう一生帰ってこないよ」
アライ 「ならお前でいいのだ、金色のラッキービーストの事を何か知らないかなのだ?」
キンイロジャッカル 「あ… 知らないです。 キンコを頼ってくれたのは嬉しいんですけど・・・」 そうだ。 カフェには行ってみましたか? そこなら誰か知ってる子がいるかも」
一方その頃じゃパリカフェでは・・・
アフリカンゴールデンウルフ「ジャパまん1つ!」 アジアンゴールデンキャット「はい! よろこんで!」 アルパカ「アンジーちゃん、3番テーブルの紅茶できたよぉ」
アライ 「大盛況なのだ!」
アルパカ 「アライさ~ん、いいところに来てくれたにぇ~ 洗い物が溜まっちゃってるから手伝ってくれないかなぁ~?」
アライ 「アライさんにお任せなのだ!」
あらいさんは洗いものに没頭しすぎて、気が付けばいつのまには季節は春… 春といえば出会いと別れの季節。 流しのスナネコはんがカフェで『ぼくのフレンド』を弾き語っていた。
フェネック 「いいね〜」
アライ 「心に沁みるのだ〜」 (T_T)
スナネコの歌が終わり拍手喝采の最中、ジャパリカフェの扉がギィ…と音を立てて開いた。 そして、今宵もまた、ジャパリカフェに大量のオバケたちがやってきた。
タイリク先生 「キャーーーー!!」
「あんら〜 またきたのぉ〜? お客さんが怖がるからしょうがないよにぇ〜」 アルパカは『ゴーストバスターズ』コールを発動した!
やって来たのは…♪? ショウジョウトキさんだァーー!!
アライ 「お前がおばけをやっつけられるのかぁ?」
ショウジョウトキ 「そんなこと朝飯前なんですけど!」ドヤァ
アルパカ 「じゃあ、お願いにぇ〜」
ショウジョウトキはドヤ顔でオバキュームを取り出した。
ショウジョウトキ 「汚物は消毒なんですけどーー!!(ドヤァ!)」ブィィィィン
ゴースト達はたちまち吸い込まれていった。
アライ 「おまえ金色のラッキービーストがどこにいるかしらないのだ?」
ショウジョウトキ「…しっ…しし知らないんですけど!」(目が泳いでいる) あらい「うそをつくななのだ! だってお前は・・・」 フェネック「アイアイだね〜」 アライ「なんでアライさんのセリフを取っちゃうのだ!」 アイアイ「アイエィエエ ニンジャナンデ!?」 フェネック「5行上の『EYE泳(アイエー)』がヒントだね〜」
アイアイ 「ハンターの仕事が残っているのでこれにて失礼します」
アライ「また振り出しに戻ってしまったのだー」 フェネック「これは見つからないかm…」 スナネコ「そう言えば前にツチノコが『GLBがどーのこーの』言ってたような…」 あらい「今の話をもっと詳しく聞かせてほしいのだ!」
スナネコ 「あ、はい…では…… むかしむかしあるところに……」(飽きた)
あらい 「むむーそれなら仕方がないのだー 他をあたるのだー」
〜アラフェネハウス〜
アライ 「これだけ探して見つからないということは、GLBなんて存在しないのかもしれないのだ…」
フェネ 「何を言ってるのさ〜 アライさんらしくないよ〜」
その時、遠くから声が聞こえた アワワワワワワワ
アライ 「これは・・・ボスの声がするのだ! あっちのほうからなのだー!! って、なんだ・・・普通の青いボスなのだ」
フェネック 「あれ〜 ツチノコも〜 アライさ〜ん、せっかくだから聞いてみる〜?」
アライ 「そうなのだ。 ツチノコ、GLBについて何か知ってるのか?」
ツチノコ 「なんだ、知らなかったのか? LBは元々みんな金色だったんだ。 ある時パークの職員が退去してしまって『二度と戻ってこないんじゃないか』という恐怖で青ざめてしまったけどな」
ー完ー
あらいさん 「あ!UFOなのだ!」
UFOに乗ったフレンズ化ケロロ(またお前か) 「いてて...前回はマジで痛かったであります...」
アメリカ大統領 「一体なんなんだこれは…」
イカ娘 「前回の反省を踏まえ、宇宙と海の両面から地球侵略を企てたでゲソ」
アライさん 「待つのだ! そんなことはこのアライさんが許さないのだー!」
シャチ 「なんかあのイカっぽいのおいしそう...!」よだれたらたら
イッカク 「私にも食べさせろ!」 ダッシュ
イカ娘 「これはやばいんじゃなイカ!?」
ケロロ 「イカ娘だけモテモテでズルいであります。 我輩にも構うのであります」
アメリカ大統領 「だめだこいつらはやくなんとかしないと」
酔いどれプリンセス「元アイドルに戦闘機なんか操縦出来ると思ってんの!?」 へべれけツチノコ「オレに飲酒操縦さるつもりかぁ!?」 ハクトウワシ(ハックートー)「ええい!今は人手不足だから早く乗りなさい!」
イカ娘 「乗船完了でゲソ!」 (ふふふ...これであの海獣ども(シャチやイッカク)をぶっとばっせるでゲソ...)
イッカク 「キング・クリムゾン!」
酔いどれプリンセス 「させるかーーー!」
その後プリンセスの姿を見たものはいなかった…
イッカク 「計画通り!!」
その頃へべれけツチノコは飛行機酔いしていた・・・ 「イッカクのツノが2本に見えるぅ…」
ハクトウワシ 「そうだコストコ行こう!」
しかし、コストコへ向かうにはあまりにも遠すぎた……
イカ娘 「がっかりでゲソ」
シャチ 「ねぇねぇボクお腹ペコペコだからあの頭についてる水色のくねくね一本でも食べさせてよー」
イカ娘 「七輪で炙ってたべると美味しいんでゲソ・・・って食べないでくださーイカ?」
ハクトウワシは七輪を取り出した。 それを見たイカ娘はオート三輪で逃げ出した。 しかし、突然現れたインクリングのスプラシューターに撃たれてしまった。
イッカク 「いただきまーす」
その時不思議なことが起こった。
イッカク「おか...いやシロナガスクジラ! なんだその30mくらいの大きさは!」 シロナガスママ「大きい事は良い事なのよ~」 アメリカ大統領「せやで」 あらいさん「あらいさんは大きさなんて気にしないのだ」 イカ娘「おまえも相当デカイでゲソ!!」
だが それが逆に偶然イッカクの近くにいたヒゲッペの逆鱗に触れた! アデリーも同調した。
しかしキングペンギンは違った。 「大は小を兼ねると言う。 大きいに越したことは無いんじゃないか?」 ジャイアント先輩「お? 」 コウテイ「どうして皆 そんなに殺気立ってるんだ? ちょっと落ち着け」 カバ「そうですわ。 お水でも飲む?」
ジャイアント先輩は地面をたたき割って地球を真っ二つにした。
真っ二つに割れた地球の中からスナネコが現れた! 「…まんぞく」 スナネコは地中に帰って行った。
スナネコと入れ替わりに現れたサンドスターが 「敵わんな、もう。 もっと大事につこうてや」 そう言うと地球を修復した。
ジャイアント先輩 「ついカッとなってやってしまった。 今は反省している」
そして一行はバスに乗って温泉へ向かうことになりました。
メイドカピバラ「よくきたよよよ」 メイド桶「何しに来やがった」
アライ 「ウワァァァ! 桶がシャベッタァァァ!」 なんかわからないがとにかく洗うのだ」ジャブジャブ
メイドおいなりさま 「何をやっているのですか!」
あらい 「そうだったのだ! 『いんでぺんでんす・でい』はどうなったのだ?」
その時、空が真っ黒に染まる・・・
あらい 「雨が降ってきたのだ! 雨宿りするのだ!」
その頃、天界では雨の神ジャガーが、太陽の神みんみと言い争っていた。
そこへもう一人の神が舞い降りた。 コウテイ「いや、私はちょっと言ってみただけで・・・」 ジャガー「実は私も神じゃないよ」 みんみ「私は神だ」
あらいさんは みんみの神に祈った・・・ すると、あらいさんの耳に何者かが語り掛けてきた。
ネコと和解せよ・・・…
あらいさん 「わかったのだ!早速やってみるのだ!」
ねこです「よろしくおねがいします」 あらいさん「こちらこそ、なのだ」
あらいさんはあらゆるネコとの和解を試みた。 世界は平和になった!
一方そのころジャガーはダンボールに収まってリラックスしていた。
ジャガー 「はあぁ~このみっちり感が最高~」段ボール ミシッ…ミシミシ…
コツメ 「ジャガーなにしてるの?」
ジャガー 「ハッ!ばれたっ!?」 (しかも完全にハマってしまって身動き取れん!)
それを見ていたコツメは、落ちていたツタを円になるように地面に置く。 ジャガー(あれは#ネコ転移装置だ!)
シュバッ! ジャガーはどこかに転移された・・・ と思った時には異世界にいた!!
ジャガー 「えぇ!? …お落ち着け私、ここはひとまずゴハンだ!」
ジャガーは冷静になって辺りを見渡した。するとどうだろう、辺りは一面の・・・ 銀シャリ世界だった。
「ごはん!!」 ジャガーは気を集中させて飯をよそった。
ジャガー 「…ん? ごはん粒に目玉…?」
ごはんに見えたそれは何とシャリリアンだった! そこにパフィンが通りかかるとシャリリアンを丸呑みした。
パフィン 「魚の骨が刺さって困ってたんで助かりましたぁ」
魚の骨 「ふっ…俺を倒した位でいい気になるなよ… いずれ第二第三の魚の骨が貴様の喉に刺さるだろう心するがいい!」
シャリリアン(僕はおいしかったですか)
パフィン 「味わう余裕がなかったので、おかわり下さいですぅ」
ジャガー 「じゃあ、美味しいごはん屋台を紹介するよ」
二人がごはん屋台へ向かおうとした瞬間、地面から、イカ娘とジァイアント先輩とアライさんが生えてきた!
アライさん「アライさんを差し置いてみんなで楽しもうだなんて許せないのだ!」 ジャイペン「よっし! 私が奢ってやるよ。 着いてきな!」 一同「センパイ!」 イカ娘「はまって出られんでゲソ」
イカ娘は置き去りになった・・・
博士・助手「妙な世界に迷い込んだのです…おや?こんな所にスルメが…」 博士「スルメはあぶるに限るのです…」ジュー 助手「獺祭も用意したのです」 トクトク… プリンセス「ちょっとはかせ!私にもよこしなさいよ!」 博士「まぁ飲むのです」トクトク プリンセス「こんな酒が飲めるかーっ!!」ガシャアーーン 助手「食べ物・飲み物を粗末にするなど!」 博士「ドーーン!」
博士は地面に這いつくばり土に染み込んだ獺祭を啜り始めた。
博士「じゅるるりっ」 博士「ウィー 酔っぱらってしまったのです」 助手「ウコンが酔いに効くならカレーもいいはずなのです」 プリンセス「こいつにカレー食わしてやりたいんですがかまいませんね!」 博士「酒を寄越すだけでなくカレーまで、と言うのですか?」 助手「だが断る!のです」 ひげじい「カレーはかれぇですな~」
どこからともなく火のついた紙飛行機がひげ爺を直撃した。
サーバル「今だよ!!」 かばんさん「丸めた紙アタック!」 博士「いたいのです!」
一同は爆笑につつまれた! 一方でひげ爺は炎につつまれた。
「炎につつまれちゃって、え~んって所ですかな?」 ヒゲ爺は消し炭になった!
風に飛ばされた灰が木々に降りかかると綺麗な花を咲かせた。
イエイヌ「ここ掘れワンワン」 博士「仕方がないのです。早速掘ってみるのです」 プレーリー「おかげで助かったであります!」
生き埋めになっていたプレーリーが出てきた。
博士「...」(無言でまた埋める) イエイヌ「今度はこっちだわん!」 博士「面倒だけど仕方ないから掘ってやるのです」ザクザク
博士が掘り起こしたのはパンドラの箱だった。
すると、箱の中から声が聞こえてきた。 「開けないでくださーい!」
博士 「開けないでといわれて開けない奴などこのパークにはいないのです!」
すると箱の方が口を開けた。 「開けるな、言うとるやろがぃ!」
イエイヌ「いいから早く中身を出してくださいよ」 博士「ふむ、どれどれ…透明な入れ物に何か書いてあるのです『パンツァードラグーン』?」 助手「セガサターンは持っていないのです、博士」
博士は箱を漁ったが、チョコボールのおもちゃのカンヅメやホームランバーの当たり棒などしか出てこない。
博士「やれやれ、これなら開けなくてもよかったのです」 助手「!? 博士! こ、これは…!」 イエイヌ「ああ、それは私が2000年前に埋めた隊長さんです♪ やっと会えました!」 博士「こいつはやべーやつなのです、早く逃げるのです!」
「わ、私も連れて行って欲しいであります!」 プレーリーは博士の足を掴んだ
その時、助手の脳裏にある疑念が!
助手(やっぱりカレーにはニンジンが不可欠なのです…) イエイヌ(隊長さんの頭蓋骨うまうま...!) スナネコ「ホントにうまいのですかぁ~?」 イエイヌ「あなたも食べてみますか?」 スナネコ「いいえ、ボクは遠慮しておきます」 スナネコ「それでは さようなら」
スナネコは動物に戻ってどこかにいった...
イエイヌ 「隊長(故人)さん、唐揚げ美味しいですね!」
そこにブチハイエナが通りかかった。 「うわぁ…」
ブチハイエナはドン引きしている・・・ (でも確かにちょっと美味しそうではあるな)
二人が話しているうちに、巨大宇宙船さんは、地球にせまってきた。 たまたま通りかかったヘラジカは巨大宇宙船さん目掛け全力で竹槍を投擲した。
巨大宇宙船さん 「あっぶねえ!!」
「今だよ!」 サーバルが火の着いたアライさんを巨大宇宙船さん目掛けて投げつけた。
その話は後世に語り継がれ、後のカチカチ山となった。 アライさん「めでたしめでたしなのだ!ってアライさんはタヌキじゃないのだー!」 ー完ー
【けものフレンズ BSTK】
~こうざんのふもと~
サーバル 「ねえ、また『まんまる』がベコッてなって、まんまるじゃなくなってるよー」
かばん 「パンクか〜」
サーバル 「もう予備のまんまるも使い果たしちゃったよね」
かばん 「うん… このバスも見つけた時にはボロボロだったもんね」
ボスウォッチ 「スペアタイヤなら まだあるヨ。 電池の時と同じで、こうざんに登らないといけないけどネ」
かばん 「さすがラッキーさん。 パークの施設に詳しいですね」
ボス 「それほどでもないヨ」
サーバル 「じゃあ、私がリフトを漕ぐね」
かばん 「サーバルちゃん。 いつも率先して力仕事を引き受けてくれてありがとう!」
サーバル 「私が漕ぎたいだけなんだけど・・・ どうしたの? さっきから」
かばん 「サーバルちゃんみたいに『良い所を見つけて褒める』っていうのを見習おうと思って。 僕もサーバルちゃんに励ましてもらえたから、ここまで頑張れたんだし」
サーバル 「そう? なんか照れちゃうなぁ///」
ボス 「じゃあ、行こうか」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
〜ロープウェイ乗り場 カフェ駅 横の物置〜
かばん 「ここですね」
ガチャ…
サーバル 「・・・ まんまる、無いよ?」
かばん (あれ? 足漕ぎリフトがある・・・)
ボス 「検索中、検索中… 」
サーバル 「またぁ?」
かばん 「こういうのって普通、下にもあるよね? 一度、確認してみようか」
サーバル 「その前にカフェでお茶にしない? 喉渇いちゃった」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アルパカ 「いらっしゃ~い お久しぶりだにぇ~」
かばん 「こんにちは。 また来るって約束でしたから」
サーバル 「アルパカも元気してた? あ、紅茶とジャパリまんのセット2つね!」
アルパカ 「元気だよぉ。 はぁい、セット2つにぇ~」
#イエイヌ 「いらっしゃいませぇ。 セット2つですぅ」
かばん 「あれ? 新しい店員さんですか?」
アルパカ 「元はお客さんなんだけど、たまに手伝ってくれるんだぁ~」
イエイヌ 「初めまして。 イエイヌです」
サーバル 「可愛いね。 その服も似合ってるよ」
イエイヌ 「///」
アルパカ 「そうだ~ ちょっとボスちゃんに頼みがあるんだけど~」
かばん 「ラッキーさんに、ですか?」
アルパカ 「あのにぇ~ 『りふと』っていうの? もう一台ないかな~って」
サーバル 「どういうこと?」
アルパカ 「一台しかないといろいろ不便みたいでにぇ~ トリノコの中には乗ってみたいって子もいるし~ ビーバーちゃんとプレーリーちゃんに作ってもらおうかな~とも思ったんだけどぉ~ 博士たちが『ボスなら知っているはずなのです』って言ってたのぉ~」
かばん 「ああ、それならありましたよ」
サーバル 「うん。 かばんちゃんが、その方が便利じゃないかって言ってたから、ボスにやり方を聞いて出しといたよ」
アルパカ 「そうかぁ~ 助かったよぉ~ 3人ともありがとにぇ~」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
〜ロープウェイ乗り場 ふもと駅 横の物置〜
サーバル 「おーいしょ、おーいしょ。 とうちゃーく」
かばん 「おつかれさま」
サーバル 「2回目だからかな? そんなに疲れてないよ?」
かばん (フレンズの体力って…)
サーバル 「やっぱり無いよぉ?」
埃っぽい物置きに目ぼしいものはなかった。 ただ、リフトがあったと思われる場所にだけ、キレイな型が残されていた。
ボス 「ごめんネ」
サーバル 「ボスのせいじゃないよ」
かばん 「そうですよ。 他を当たりましょう」
ボス 「それなら・・・」
かばん (最近、開けた跡がある。 一体 誰が…?)
【けものフレンズ 12.2話 BSTK】
2人は『ばすてき』に乗り、『ようこそジャパリパークへ』のショートverの曲に乗って、 急な坂を下り、鬱蒼とした森を抜けた。 辿り着いた先は・・・
アライ 「ココはどこなのだ?」
フェネック 「おかしいな~ ゆうえんちの先に あんな坂あったかな~?」
2人は違和感を覚えていた。 一瞬、海が見えたような気がしたが、目の前に横たわっていたのは大きな河だった。
アライ 「おぉ! フェネック、あれを見るのだ!」
アライさんが指差した方を見ると、 森の中、少し開けた場所に薄汚れたバスが打ち捨てられている。
アライ 「アライさんはツイているのだ。 これで『みっしょんこんぷりーと』なのだ!」
フェネック 「アライさ~ん、ちょっと待って~?」
こっち。 こっち。 すぐだヨ
何かの声に気付いたフェネックが、バスに近付こうとするアライさんを制止すると、茂みから 声の主、ボスが現れる。 続いて、サーバル、コツメ、ジャガー、かばんが出てきたのだ。
アライ 「フェネック、アr… ムグググ…」
フェネック 「し~」
フェネックはアライさんの口を塞ぐ。 かばんたち5人は、しばらくバスを検分すると、また茂みの中に戻っていった。
アライ 「かばんさんたちは『ゆうえんち』にいるはずなのだ。 いつの間に追い抜かれたのだ?」
フェネック 「多分そうじゃないよ~ ボスに体があったでしょ~?」
アライ 「そうなのだ! 一体どういうことなのだ?」
フェネック 「これは・・・ BSTK(Back Skip The Kouzan 3話~こうざん~に巻き戻ってしまった)だね~」
アライ 「うえぇぇぇぇっっ!?」
【けものフレンズ 12.3話 BSTK】
フェネック 「これは・・・ BSTK(Back Skip The Kouzan)だね~」
フェネック 「DVDに例えるなら、12.1話を観てたはずなのに、 チャプター3の『こうざん』に飛んでしまった、ってところかな~ 厳密には2話のBパートみたいだけどね~」
アライ 「おお、さすがフェネックは理解が早いのだ。 って、つまりどういうことなのだ?」
フェネック 「過去にタイムスリップしてしまった、ってことさ~」
アライ 「タイムスリップ…?」
フェネック 「ほら~ 一緒に観たじゃないか~ 『#トキ追っかける少女』みたいなヤツだよ~」
アライ 「ああ、アレなのだ。 ミライさんから逃げ回る、トキの必死な顔は面白かったのだ」
フェネック (そこは見所じゃないと思うな~)
アライ 「タイムキーパー役、ボスの抑えた演技も光ったのだ」
フェネック (素だと思うけどね~)
アライ 「あと・・・」
フェネック 「話が進まないから、そのネタは もう引っ張らなくていいよ~」
アライ 「それもそうなのだ。 じゃあ、サーバルたちが戻ってこない内に、あのバスから『まんまる』を外して持って帰るのだ」
フェネック 「そんなことをしたら、かばんさんたちが詰んでしまって、 けものフレンズが『第三話(待たずに)完』になっちゃうよ~」
アライ 「え~? ダメなのか~?」
フェネック 「タイムトラベルもののお約束だよ~ って、『けものフレンズ』の放映はチェックしてないの~?」
アライ 「アライさんはその辺バッチリなのだぁ! でも出番の無かった2話は飛ばしてしまったのだ…」
フェネック(兼役で声は当ててたはずだけどね~) 「とにかく かばんさんたちは、 この後バスに乗ってパークを旅するんだから、その流れは邪魔しちゃダメなのさ~」
アライ 「じゃあ、どうするのだ? 他に『まんまる』のアテはあるのだ?」
フェネック 「この後かばんさんたちは、バスの電池を増やすために『こうざん』に登るのさ~ 考えるに、バスのトラブルに関するモノは上に固めて置いてあるんじゃないかな~?」
アライ 「おぉ、さすがフェネック。 冴えてるのだ。 じゃあ早速 登るのだ!」
フェネック 「その前に、誰かに見つからないよう『ばすてき』を隠しておかないと~」
アライ 「ぐにゅにゅ~ ガケノヴォリはやっぱり大変なのだ。 ・・・ お? アレを見るのだ。 掴みやすそうな根っこがあるのだ。 これで少しはラクが…」
ず… ずずっ
アライ 「おっと。 フェネック、ここは抜けやすいから気を付けr…」
フェネック 「アライさーん」
キコキコ…
アライ 「ふぇねっくぅ!? 付いてきてなかったのだー!?」
アライ orz 「さすがのアライさんも2回のガケノヴォリはツライのだ」
フェネック 「お疲れさまだね~」
アライ 「なぜ5話の足漕ぎリフトあったのだ? サーバルたちの乗ったリフトは、3話時点ではどこにも存在しないはずなのだ」
フェネック 「お~ 2話以外は きちんと把握できてるんだね~ これは下の物置きから引っ張り出してきたものさ~ サーバルたちの乗ってきたリフトが上にあったのなら、下にも同じものがあるはずだと思ってね~」
アライ 「さすがフェネック。 聡明なのだ… ガク…」
フェネック 「疲れてるところ悪いんだけど、ここでQKしてるヒマは無いよ~ かばんさんたちより先にアルパカさんと会う訳にもいかないし、 このリフトも見つからないように片付けておかなきゃいけないし~ かばんさんたちも じき、登ってきちゃうから、それまでには・・・ って、ほら言ってるそばから~」
かばんを抱えたトキが飛び上がってきた。
フェネック 「ほら、早く~。 隠れて隠れて~」
アラフェネの2人は、かばんたちを映しているカメラの影に身を隠す。
トキ 「ん? アレじゃない?」
かばん 「あ、ちょっと待って下さい。 ロープを固く結び過ぎて…」
ボス 「かばん、ボクが切るヨ」
かばん 「ありがとうございます。 ・・・ はい、行きましょう」
かばんたちはロープをほどくと、 アラフェネたちには気付くことなく、カフェの中に入っていった。
アライ 「コレをどうやって未来に持って帰ればいいのだ?」
フェネック 「う~ん、困ったね~」
『まんまる』は物置きであっさり見つかったものの、大きさが一抱えほどある。 そして、未来に帰る方法に至っては見当も付かなかった。
ボス 「 ちょっと除草を中断してもいいかな」
かばん 「はい?」
フェネック 「せめて、どうやってタイムスリップしてしまったか、だけでも分かればね~」
ボス 「キミたちはここで何をしているのかナ?」
アライ 「ウワァァァ… シャベッグググー」
フェネックが口を塞ぐ。
フェネック 「でも驚くのは分かる~」
アライ 「ボスがフレンズに喋りかけるなんて初めて見たのだ」
ボス 「生態系と時空の維持のためには、 キミたちのような未来のフレンズがいるとマズいんだヨ」
アライ 「おお、タイムキーパー:ボスと同じセリフなのだ」
フェネック 「・・・ 未来に戻りたいのは やまやまなんだけどさ~」
アライ 「帰り方が分からないのだ」
ボス 「検索中、検索中… ! 『ワープポイント』が見つかったヨ」
ロープウェーのカフェ駅から下の方を見ると、ふもと駅付近で空間が歪んでいた。
ボス 「アレダヨ、アレダヨ」
アライ 「アライさんは目が良くないので、よく分からないのだ」 (=_=)
フェネック 「そう言われれば確かに『もや~』ってしてるかな~」
アライ 「よし! それなら出発なのだ。 これでアライさんも『りふとてき』なものに乗…」
ボス 「いや… いつ消えるか分からないから、急いだ方がいいと思うヨ」
アライ 「えぇ…? じゃあ、どうするのだぁ?」
『まんまる』はフェネックが背負い、かばんとトキが命綱に使っていたロープで縛った。
フェネック 「このロープ使っちゃって、かばんさん後で困らないかな~」
ボス 「かばんは まだ沢山持ってるから大丈夫だヨ」
フェネック 「それなら歴史は変わらないね~」
アライ 「フェネックぅ、まだなのか~?」
アライさんが地団駄を踏んで急かす。
フェネック 「ちょっと待ってね~ ボス~ ベルトが緩んでるから締め直してあげるよ~」
ボス 「助かるヨ」
ボスが背中を向ける。
フェネック 「はい、これでいいよ~」
アライ 「・・・?」
ボス 「アリガトウ」
フェネックがアライさんを肩車し、アライさんが足を曲げて固定する。
アライ 「なんだか『まっするどっきんぐ』みたいなのだ」
フェネック 「なにそれ~?」
アライ 「ステキなコンビだけに許された由緒正しき『型』なのだ」
ボス 「ゆうじょうぱわーだネ」
フェネック 「・・・」
アライ 「どうして物足りなさそうな顔なのだ? ゆうじょうぱわーは1×1=1の力を発揮できるのだ!」
ボス 「それはただの算数理論だネ」
アライさんは先ほどのロープの余りをロープウェイの架線に引っ掛けると、 ワイヤーの両端を両手で掴み、ぶら下がる。
アライ 「準備完了なのだ」
フェネック 「じゃあ行くよ~ ボス~ 元気でね~」
宙に足を踏み出す。
アライ 「ボスぅ、ありがとうなのだぁぁぁぁ… うわぁぁぁぁぁぁぁ 怖いのだぁぁぁ!」
ボス 「グッドラック」b
2人はターザンロープスライダーのように滑り降りていた。 足を掛ける場所は無いが・・・
アライ 「慣れると『あくてぃびてぃー』みたいで『たーのしー』のだ。 コツメの気持ちがちょっとだけ分かったのだ」
フェネック 「私には ちょっとスリリング過ぎるかな~」
アライ 「ところでフェネック? さっきは なんでボスにウソをついたのだ?」
フェネック 「ちょっとしたお礼さ~ ・・・歴史修正されちゃうかもしれないけどね~」
アライ 「そうなのか… ん? あれが『ポイント』なのか? アライさんにも見えてきたのだ」
フェネック 「・・・ これはマズいね~」
アライ 「どうしたのだ?」
フェネック 「さっきから大きさが変わってないんだよ~」
アライ 「どういうことなのだ?」
フェネック 「遠近法だよ~ 普通なら近付くにつれて大きく見えるはずだよね~」
アライ 「ーということは、つまり・・・」
フェネック 「さっきより小さくなってきてるね~ ボスが『消えるから急げ』って言ってたのは、このことか~」
アライ 「どうしてタイムトラベルものは『いつも時間ギリギリ』なのだー!?」
ワープポイントはみるみる小さくなっていく。 すでにフレンズ1人が通れるかどうかぐらいの大きさにまで縮んでいた。
フェネック 「これはちょっと間に合いそうにもないね~ ・・・ 次、ポイントが出現するとしたらどこだろ~?」
アライ 「・・・」
フェネック 「アライさ~ん、疲れちゃった~? 足のフックが緩んできてるよ~ 大丈… ・・・!?」
アライ 「フェネック… このチャンスを逃すと二度と未来には戻れないかもしれないのだ…」
そう言うと、アライさんはブランコを漕ぐように体を前後に揺らし始める。
フェネック 「アr…」
下半身が前に振れたタイミングで、アライさんは曲げていた足を伸ばす。 フェネックの反応が一瞬だけ遅れた。
フェネック 「アライさ~ん!?」
アライ 「フェネックぅ! まんまるは頼んだのだぁ!」
アライさんの足へと伸ばした手は空を掴む。 フェネックの体は宙に投げ出され、落ちていった。 それを待ち構えていたかのようにフェネックを吸い込んだワープポイントは、 役目は終わったとばかりに かき消えた。
アライ 「のだーーー!」
べしゃ! 残されたアライさんは、勢いのままに ふもと駅の壁に叩きつけられた。
アライ 「早くここから離れないと・・・ なのだ…」
サーバル 「足がパンパンだよ」
アライさんがカメラの影に身を隠るのと、 こうざんから降りてきた かばんたちがアライさんの前を通ってバスの方に向かうのは ほぼ同時だった。
アライ 「フェネックは無事に『まんまる』を博士たちに渡せたのか?」
アライさんはフラフラと『ばすてき』を隠していた場所に戻った。
アライ 「フェネックは無事に未来に戻れたのか? ・・・アライさんは未来に戻れるのか?」
自分の判断は、あの場面では最善だったと確信している。 後悔はしていなかった。 しかし・・・
アライ 「うぅ… フェネックぅ・・・ もう二度と会えないのかぁ?」 orz
この世界に独り取り残されてしまった・・・ それを実感した途端、途轍もない心細さが襲ってくる。
????? 「アライさんに付き合うよ~」
アライ 「!?」
そこにはフェネックが立っていた。
フェネック 「そう言ったはずなのにさ~ ヒドいよ~ アライさ~ん」
アライ 「でも… それは・・・」
フェネック 「だから独りになんてしてあげないよ~ 時空を越えてでも、ね~」
アライ 「どうしてなのだ!? たった今、アライさんが未来に送ったはずなのだ!」
フェネック 「その通りさ~ 『BTTF&BSTK』(Back To The Future & Back Skip The Kouzan) 未来に戻って、そしてまた『こうざん』に戻ってきたってわけさ~」
アライ 「ふぇねっくぅぅぅぅーー!?」
【けものフレンズ 12.4話 BSTK】
フェネック 「その通りさ~ 『BTTF&BSTK』(Back To The Future & Back Skip The Kouzan) 未来に戻って、そしてまた『こうざん』に戻ってきた、ってわけさ~」
フェネック 「いろいろ訊きたいことはあるだろうけど、後にしてくれるかな~ 次のワープポイント出現地点の目星は付いてるんだけど、どうせ時間は無いだろうし、 それを逃すと本当に帰れなくなるかもしれないからね~」
キコキコ…
フェネック 「#♪~ 」
アライ 「フェネック、なんだか ご機嫌なのだ」
フェネック 「そうかな~」
アライ 「そう言えば『まんまる』はどうしたのだ?」
フェネック 「ちゃんと渡してきたよ~ でもアライさんが居ないと、かばんさん生誕の話に説得力ぅに欠けるんだよね~」
アライ 「・・・ 確かにアライさんの回想シーン→ツチノコ仮説のくだりがカットされたら 視聴者さんは感情移入しにくいかもしれないのだ」
フェネック 「それに『ばすてき』はこっちに置きっ放しじゃないか~ FNTK(ふねてき)なものが存在しないとサーバルは かばんさんを追い掛けられなくなるんだよね~」
アライ 「・・・そこまでは考えてなかったのだ…」
フェネック 「ま~ま~ 私たちさえ未来に戻れば、その辺は修正されるさ~ 多分、だけどね~」
アライ 「変な時間に戻ったりしないのか?」
フェネック 「タイムトラベルもののお約束として、そこは空気を読んでくれるんじゃないかな~」
アライ 「・・・メタいのだ」
フェネック 「とにかくアライさんがいないと『けもフレ』は始まらないし、終われないよ~」
アライ 「そうか… そうなのだ! ふははは! やっぱりアライさんは物語の『きーぱーそん』だったのだー!」
フェネック 「そうそう、アライさんはやっぱりそうでなくっちゃね~」
アライ 「それはそれとして、どうやって未来に戻るのだ? フェネックは どうやってこっちに戻ってこれたのだ?」
フェネックが目を開けると、そこは『ゆうえんち』の入り口だった。 あんなに高い所から落ちたはずなのに、なんの衝撃も無かった。 夢だったのだろうか?
胸元を見るとロープが体に巻き付いている。 『まんまる』を背負っているからだ。 何より、いつも隣に居たはずのアライさんが居ない。
・・・決して夢などでは無かった。
博士 「何をそんなところで突っ立っているのです」
助手 「まんまるを持ってきたのなら、さっさと寄越すのです。 船出に間に合わなくなるのです」
博士と助手がいつものように辛辣な口調で声を掛けてくる。
まんまるを背中から下ろそうとするが、ロープが固く結ばれていて、なかなかほどけない。
博士 「何をモタモタしているのです」
助手 「コマンダービースト、切ってやるのです」
コマンダー 「マカセロ」
『まんまる』を渡すと、フェネックの手元には小さくなってしまったロープだけが残された。
博士 「ご苦労だったのです」
助手 「すぐに作業に取り掛かるのです」
博士たちは『まんまる』を受け取ると、待ち受けていたフレンズたちに指示を飛ばした。 フェネックは『みっしょんこんぷりーと』の達成感も無く、フラフラとその場を離れようとする。 ・・・と
TATSU鬼監督 「フェネックさん、この後の脚本(ほん)です。 確認しておいて下さい」
どうやって過去に戻るかで頭がいっぱいのフェネックだったが、現実(すとーりー)は待ってくれない。
しかし台本を読んで、フェネックは衝撃を受けた。
さっきの博士たちとのやり取りの時になぜ気付かなかったのだろう? まるで「アライさんが最初から存在しなかった」かのように物語が進行しているのだ。 ショックを押し殺しつつ、その後の展開ストーリーを通しで読む。 そして確信した。
「新人家督にしては、低予算の割には・・・」 そういった枕詞(まくらことば)とともに、けものフレンズは「そこそこの評価」で終わるだろう。 決して自分の知っている「熱狂的なぶぅむ」を起こすような出来には仕上がらないだろう・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
だが、そんなことは問題ではない。 私には興味も関心も無いことだ。 それより・・・ アライさんに会いたかった。
もう戻ってこれない、というのなら それでも良かった。 もう一度・・・ なんとかタイムトラベルさえ出来れば。 そのためには・・・? 頭をフル回転させる。
1度目のタイムトラベルと2回目に共通点は無かっただろうか? ・・・ やがて1つの仮説が浮かんだ。 ーが、まだ弱い。 その説を補強できる何かが無いだろうか?
そうだ! もう1つヒントがあったじゃないか。
『トキ追っかける少女』
ミライはどうやってタイムスリップしていた? ようやく私は確信した。
フェネック 「タイムトラベルの鍵は高い所から『落ちる』だったんだよ~」
アライ 「ゆうえんちの先にあった急な坂、こうざんからのロープスライダー、階段から転げ落ちる・・・ そういうことだったのか?」
そう、だから私は・・・
フェネック 「あとがつかえてるんだから早く乗りなよ~」
かばん 「え、え?」
サーバル 「ちょっと。 打ち合わせと違うよぉ」
フェネック 「いつものアドリブさ~ いいかげん慣れなよ~」
私はかばんさんたちを追い立てると、次のゴンドラに強引に乗り込んだ。 そして・・・
ガタンッ!
ヘラジカ「何か落ちてきたぞ!」 ライオン「おい、フェネックが乗ってなかったか?」 博士「何ですって!?」 助手「台本と違うじゃないですか!」
かばんたちも降りてきてフェネックが乗っていたことを告げる。
オーロックス「やべぇよ、フェネックやべぇよ」 博士「とにかくゴンドラ開けるのです」 助手「扉が曲がってしまっています。 誰か…」
ゴンドラは落下の衝撃で歪んでしまっている。
とても無事に済むとは思えなかったが、フレンズたちは救出に動き出す。
「どうして… どうしてこんなことに」
TATSU鬼 「うわぁぁ… やってもたー! オレはもうお終いだ~」 orz
傾福P 「アワワワ…」
その頃、TV局でも阿鼻叫喚の地獄絵図が展開されていた。
テレ東P 「何をぼやぼやしてる! 早く『しばらくお待ちくださーい』画像に切り替えろ!」
アライ 「ストーリーも世界線も時間軸もおかしくなってしまっているのだ!」
博士 「ジャガー、そっちを」
助手 「タイリク、もっとしっかり押さえるのです!」
ヒグマ 「せーの!」
ガコン!
フレンズたちの協力でゴンドラの扉が こじ開けられる。
一同「!?」
しかし中は もぬけの殻なのだった・・・
ボス 「・・・」
フェネック 「まぁまぁ。 アライさんの居ない世界なんて、どうなったっていいじゃないか~」
アライ「!」
フェネック 「なぁんてね~ 半分冗談だよ~」
アライ(半分はガチなのだ・・・) 「このままではパークの危機なのだー!」
フェネック 「だからアライさんを連れて帰るんじゃないか~ 私もそのために戻ってきたんだよ~」
アライ 「帰るのが怖くなってきたのだ…」
フェネック 「大丈夫さ~ パラレルワールドみたいなもんで、私たちが戻ればいい感じに修正されてるよ~ たぶんね~」
フェネック 「とにかく戻ろうよ~ 難しいことは・・・帰ってから考えればいいことさ~」
アライ 「分かったのだ。 アライさんは考えるのをヤメるのだ。 それより、どうやって戻るのだ? さっきもチャンスは一度きりしか無さそうな言い方だったのだ」
フェネック「目的地はココさ~」
ばすてきは「さばくちほー」に到着した
フェネック 「アライさんは4話でのスナネコとサーバルたちの出会いを覚えてるか~い?」
アライ 「確か・・・ すっごく大きな砂嵐が起こって・・・ スナネコが、それを見に行ったら飛ばされて・・・ って、まさか?」
フェネック 「そう、そのまさかさ~」
フェネック 「う~ん、この辺かな~」
アライ 「フェネックは砂嵐の起こる場所まで分かるのか?」
フェネック 「暑い場所に急に寒くて強い風が入り込むと上昇気流が起こって竜巻になるんだよ~ あとは4話を映像解析して逆算すれば・・・ さばくちほーは私にとってホーム(庭みたいなもの)だからね~」
アライ 「さすがフェネック。 けもフレ特定班みたいなのだ」
フェネック 「さあ、手を出して~」
アライ 「ん? 何なのだ?」
フェネック 「もう離れ離れはゴメンだからね~」 そう言うとロープを取り出し、手首同士を手錠のように繋いだ。
ブルッ
アライ 「何かヒヤッとしたのだ」
フェネック 「さあ、行くよ~」
寒気が流れ込み、風が強く吹いたかと思うと、つむじ風が起き、みるむる大きくなっていく。 2人は『ばすてき』を漕ぎ、その中心に向かう。
やがて『ばすてき』はガタガタと音を立てると・・・
アライ 「うぅ… うわわ…ぁぁぁ」 浮き上がり、2人を乗せたまま あっという間に空高く舞い上がった。
スナネコ 「お? 何か声が聞こえたような…」
外に出ると、大きな砂嵐が巻き起こっていた。
スナネコ 「おぉ…」
思わず身を乗り出した・・・
ちょうど台風の目に当たる場所に位置していたので、 もみくちゃにされる、というような事こそ無かったが、 超電導で浮く磁石のように足場はふわふわと不安定で、 時折アンダーアームターン(男性の伸ばした手の下で女性がターンすること)のような回転をさせられている。
フェネック 「まるで#ダンスをしているようだね~」
アライ 「アライさんは酔いそうなのだ・・・ フェネックはなんで平気なのだぁ!?」
砂嵐の中は風が強く、アライさんは声を張り上げる。
フェネック 「#スポッティングを会得してるから、かな~?」
アライ 「ホントにフェネックは何でも出来るフレンズなのだ…」
フェネック「アライさんが隣に居てくれるから頑張れるのさ~」
アライ 「ん? 何か言ったのか?」
フェネック 「なんでもないよ~」
スナネコ 「お~…」
アライ 「フェネック、見るのだ! スナネコが砂嵐に巻き込まれているのだ。 早く助k…」
フェネック 「だからダメだってば~ スナネコには悪いけど、このまま飛ばされてサーバルたちと出会ってもらわないと~」
アライ 「そうか… そうだったのだ」
やがてスナネコは砂嵐から弾き飛ばされ落ちていった・・・
アライ 「ところでアライさんたちは、いつまでこうやっていればいいのだ? ワープポイントはまだなのか?」
フェネック 「そうだね~ 砂嵐が収まるまでには出現してもらわないと~ って、アレじゃないかな~?」
アライ 「おぉ… って、相変わらずアライさんにはよく見えないのだ」
フェネック 「・・・でも、ちょっとマズいかな~」
アライ 「!? もしかして、また小さくなってるのか?」
フェネック 「いやぁ、そうじゃないけど 砂嵐の進路からは微妙にズレてるんだよね~」
アライ 「それはマズ… ふぇ、フェネック! こっちも大変なのだ!」
フェネック 「そっちはな~に~?」
アライ 「セルリアンなのだ! セルリアンが風に巻き上げられてきたのだ!」
フェネック 「お~ 確かにマズいね~ 何匹で、どのくらいの大きさ~?」
アライ 「幸い一匹なのだ。 でも、そこそこの大きさなのだ ツチノコ遺跡に居た赤いのと同じくらいなのだ」
フェネック 「なるほど~ それならいいことを思い付いたよ~ 耳を貸して~?」 ごにょごにょ…
アライ 「!? 確かにソレしかないのだ。 ・・・けど、 どうしていつもギリギリなのだー!?」
いつ止まってもおかしくない。 このチャンスを逃せば未来に戻れないどころか、落下して地面に叩き付けられ、 2人・・・は ともかく『ばすてき』もストーリーもタダでは済まないだろう。
フェネック 「さあ、勝負は一瞬だよ~」
アライ 「フェネックぅ。 やっぱり このまま飛び降りるんじゃダメなのかぁ?」
フェネック 「私たちだけ未来に戻ったってダメなのさ~ 『ばすてき』も一緒じゃないとさ~」
アライ 「そうだったのだ。 よし、覚悟を決めたのだ」
セルリアンは触手を伸ばして攻撃してくるが、アラフェネは反撃をせず、 ひたすら躱すことだけに集中しながらタイミングを計る。
フェネック 「今だよ~」
最もワープポイントに近付き、セルリアンが対角の位置に来た瞬間を狙って#ツープラトン攻撃を繰り出す。
アライ 「アラフェネドッキングなのだーーーー!」
ほぼ同時に砂嵐は止(や)、アライさんは宙に放り出される。 勢いそのままに『かかと落とし』が『へし』にヒットし・・・
ぱっかーん!
フェネック 「死んでも離さないよ~」
フェネックは片手でアライさんの腕を、片手で『ばすてき』の車体を掴む。
アライ 「イタいのだー!」
セルリアンはキューブ状に飛び散るとアラフェネ&『ばすてき』の車体に勢いよく当たる。 そのおかげで、2人と『ばすてき』はワープポイントの真上まで押されていた。
フェネック 「よっと~」
フェネックは野生開放を使ってアライさんと『ばすてき』を引き寄せ、乗り込むことに成功する。 2人を乗せた『ばすてき』は、そのまま真っ逆さまにワープポイントに向かって落ちていった。
ワープポイントは『ばすてき』を吸い込むと、仕事は終わったとばかりにかき消えた。
そこは『ゆうえんち』の入り口だった。 あんなに高い所から落ちたはずなのに、なんの衝撃も無かった。 夢だったのだろうか? 互いに顔を見合わせる。
博士 「何を呑気に座っているのです」
助手 「帰ってきたのならさっさと『ばすてき』を寄越すのです。 船出に間に合わなくなるのです」
2人は左右に別れて『ばすてき』を降りようとしたが、 離れ離れになるのを許さないとばかりに、ロープが2人を引き戻す。
フェネック 「おっと~」
アライ 「おっとっと、なのだ」
博士 「何を遊んでいるのです」
手元には更に小さくなってしまったロープが残された。
博士 「ご苦労なのです」
博士たちが指示を飛ばすと、待ち受けていたフレンズたちが『ばすてき』を運んでいった。
歴史は戻ったのだろうか? 2人は改めて顔を見合わせ、互いの存在を確認し合う。
すると・・・
TATSU鬼 「アライさん、フェネさん、この後の脚本(ほん)です。 確認しておいて下さい」 2人は差し出された台本をひったくるようにすると、急いで確認する。 そこには何度も観た『12話 ~ゆうえんち~』そのままのストーリーが展開されていた。
アライ 「みっしょんこんぷりーと、なのだー!」 \(^o^)/
アライさんは宣言するが・・・
フェネック 「アライさ~ん、まだまだだよ~ このあとFNTK(ふねてき)なものを作って、 FNTK(Follow Near The Kabanかばんさんに見つからない距離で追い掛ける) までが12話なんだからね~」
アライ 「ふははは! その辺バッチリなのだ! #アライさんとフェネックにお任せなのだー!」
フェネック 「そだね~」
ボス 「アライさんとフェネックが持ってきてくれたヨ」
かばん 「え…?」
かばんが振り向くと、そこには『ばすてき』に乗ったアラフェネが出現していた。
かばん 「え・・・ どうして…?」
サーバル 「もう、2人とも・・・ 心配したんだよぉ! どこに行ってたの!?」
13.0話で海を渡り、ごこくちほーを旅していた一行は、セルリアンに襲われた。 囮役を買って出た2人だったが崖に追い詰められ、 水陸両用に改造されていた『ばすてき』もろとも落ちてしまったのだった。 当然かばんたちは崖の下を捜索したが、2人の姿は忽然と消えていた。 なぜかボスは『大丈夫だ』と請け合っていたが・・・
フェネック 「そんなつもりは無かったんだけど、 『BSTK(Back Skip The Kyuwa 9話に戻る)』をしちゃってね~」
かばん 「どうしてそんなとこに…」
サーバル 「よく私たちがココに居るって分かったね」
アライ 「そこにはTATSU鬼監督が待ち構えていて、台本を渡されたのだ」
かばん 「脚本の人そこまで考えていたんでしょうか?」
フェネック 「いや~ 途中から追加と変更が相次いで、かなり膨らんだみたいだよ~」
サーバル 「・・・メタいよぉ…」
フェネック 「長くなるから割愛するけど~」
かばん 「端折(はしょ)ってコレですか…」
フェネック 「9話のボスがキャタピラを出してきた物置きで、スペアまんまるをゲットして~」
ボス 「ああ、あの時ノ・・・」
フェネック 「雪山に登って~」
アライ 「雪崩とセルリアンに巻き込まれそうになりながら滑落したらワープポイントが出現して・・・ たった今『BSTK(Back Skip The Kouzan こうざんに戻る)』したところなのだ」
サーバル 「よく分かんないけど・・・ とにかく2人が無事で良かったよ」
アライ 「ふははは! アライさんは不滅なのだ!」
アラフェネの2人は、ゆきやまちほーでゲットした『まんまる』を手渡した。
かばん 「ありがとうございます。 でも本当に心配したんですよ」
ボス 「ボクもお礼を言いたかったんダ。 あの時…」
フェネック 「なんのことかな~?」
かばん 「ラッキーさんに聞きました。 こうざんでフェネックさんがベルトを緩めてくれたから・・・」
ボス 「ボディは失ったけど本体は無事デ・・・ こうやって3人での旅を続けられていられるんダ」
サーバル 「そうだったんだね。 ありがとう、フェネック」
フェネック 「一か八かの賭け、だったけどね~ でも歴史修正の対象にならなかったってことは、それが運命だったってことさ~」
ボス 「そうかもしれないネ」
フェネック 「いや~ それにしても、すっかりタイムトラベル癖が付いちゃったよね~」
アライ 「パークも何周したか分からないのだ」
フェネック 「あ、そうだ~ コレ、返すよ~ ずいぶん小さくなっちゃったけどね~」
そう言うと手の平サイズにまで短くなったロープの切れ端を差し出した。
かばん 「いえ、それはもうアラフェネさんたちのものです。 お二人の絆、じゃないですか」
ボス 「キミの縄だヨ」
フェネック 「それを言うなら『私たちの』だよ~」
ボス 「アワワワ…」
かばん 「1本取られましたね」
サーバル 「ロープだけにぃ?」
かばん 「あはは」
フェネック 「ふふ…」
アライ 「じゃあフェネック、そろそろ出発するのだ」
フェネック 「はいよ~」
かばん 「アライさん、フェネックさん・・・ これからどうするんですか?」
サーバル 「2人でなら なんでもたのしそー」
アライ 「行くあてなら 風まかせなのだ」
フェネック 「そうだね~ でも、それはまた『BSTK(Betsu-no Story The Kemono-friends)』 別の物語なんじゃないかな~」
~T.E. (The End Travel is Endless)~
ここはジャパリパーク、さばんなちほー その地を守護せし不動明王は今、最大の危機に陥っていた。
「あっれー?どこにやっったっけなぁ…」
必死に探す不動明王の後姿を、 猫型ロボットのフレンズ(トラブルメーカー)と生まれたばかりのフレンズ「ワイト」 二人のフレンズが見ていた。
ワイト 「あいつまた物失くしたのか…」
トラブルメーカー 「取り寄せバッグ~ あなたが探してるのはコレだね?」(弓と矢を手渡す)
一方そのころ、セルリアンハンター(ヒグマ、キンシコウ、リカオン)は苦戦していた。 「くそっ不動明王のあれがあればこんな奴に手こずらないんだが・・・」
彼女らの前に立ちはだかるのは、あやとりが得意なセルリアンだった。 攻撃を巧みに絡めとるセルリアン相手にハンター達は攻めあぐねていた。 そんなハンターたちの前にピンクのドアが突如現れた。 ドアを開けて出てきたのは不動明王だ。
不動明王の瞬間移動により、ヒグマ達はセルリアンの攻撃を紙一重の差で躱せた。 「助かる! あれは見つかったか!? あれならこんなやつ・・・」
不動明王 「ああ待たせたな! トラブルメーカーが持っきた武器さえあればあんなヤt…」
ギィー
「待て! トラブルメーカー、まだ話終わってな…」バタン
トラブルメーカー 「もう!! 勝手にしろ、ふんだ!!」 (しかし、あれには弱点があるんだよな・・・ どうしよう…)
キンシコウ 「不動明王さん、その武器はどうやって使うんですか?」
不動明王 「ああ、明王アローをこの弓で放つんだが一つ弱点があって、超ぶかぶかだから射るのに時間が掛かってしまうんだ」
ヒグマ 「問題ない!それを貸せ! うおおおおおおおおお! あっ」
刹那、セルリアンに ぶかぶかの弦をあやとりに利用されてしまったのだった。
サハンナシマシマオオナメクジ 「あ、ブカブカの弦とセルリアンやんけ。 食ったれ」
サバンナシマシマオオナメクジとセルリアンが取っ組み合っている!? これはチャンス!
そのときなんと・・・ ナメクジとセルリアンが一体化し始めた!
そこにさらになつみのDNAが混入! それが後に大量発生するナメリアンの第1号だった。
その日のうちにナメリアンはパーク中を埋め尽くした。 ーが、意外とナメリアンは優しかった。
しかしナメリアンはじゃぱりまんが主食だったのだ。 増殖したナメリアンによりじゃぱりまんの数がどんどん少なくなっていった。
需要供給バランスの変化に困ったボスたちは急遽、製造スタッフ募集をかけ供給能力の増大を図った。 しかし、いくら増産してもキリが無い、そこでボスは具材のかわりに大量の塩を詰めた。
アクシスジカ 「お、もーらい」
その瞬間アクシスジカに衝撃走るー! ナメリアン達はたちまち溶け、アクシスジカに舐め取られていった。 アクシスジカを筆頭に、パークに高血圧のフレンズが急増した。 そんな状況に例のトラブルメーカーが、ついうっかりナメリアンにバイバインをかけてしまった。
無限に増殖するナメリアンを止めるために、高血圧のフレンズ達は水分を求めてナメリアンをなめなめしだした。 しかしナメリアンの増殖を止めることはできなかった…
高血圧のフレンズ 「どうすれば、いいのだ」
クロちゃん 「ガルッ」
ヒグマ 「クロが焼き払うってさ」
リカオン 「いつの間にクロちゃんの言語を完全理解してるんですかヒグマさん」
クロの尾から熱線が放たれた。 蒸発していくナメリアンたち・・・訪れる静寂。
誰ともなく言った。「これで良かったのかな・・・」
ヒグマ 「正解なんて誰にもわからないさ、ただ一つ言えることはここでやらなければパークは滅んでいた」
不動明王 「・・・」
不動明王は突如として爆発した。 生き残っていたナメリアンが、サイコキネシスで爆破したのだ。
リカオン 「ああ 不動明王がやられた」
キンシコウ 「許さん…よくも、よくも…!」
その時!爆散した不動明王の体とナメリアンの蒸気が一点に集約し始めた。 それが新しい不動産王を生み出した。
この新たな支配者はパークの土地を全て掌握したのだ・・・
博士 「お代わりをよこすのです」
ヒグママ 「悪いが今日は終わりだ」
助手 「なぜです? 新巻鮭もルーもたっぷり残っているじゃないですか」
ヒグママ 「博士たちが食べ過ぎたせいで米が無いんだよ!」
ジャガー(おこめが無い…?)ピクッ
ジャガーはおこめを探すために出掛けた。 しかし米屋は時短営業で既に閉まっていた。 ジャガーは仕方無く稲を育てる事にした。
じゃぱりトラクター「ブロロロロ・・・」
ぷすん、ぷすん… トラクター「・・・」
ジャガー 「ありゃ… 電池切れかぁ。 こいつは厳しいぞー」
ジャガーは仕方無く電池を作る事にした。 ーと思い立ってはみたものの作り方が分からん。 そこでジャガーはYouTubeで米村でんちろうの動画を視聴した。
すると木炭が必要らしい。 ジャガー(木炭…まずはどんな木がいい木炭になるのか調べんとやな)
モリコキンメフクロウ(リコちゃん) 「ふんふふ~ん♪ 植物さん早く元気にな~れっ!」(木に水をあげてる)
「これやな」 ジャガーは太い腕で気をなぎ倒した。
モリコ「ぎゃあーー!?」
木をなぎ倒したことで、木の守り神森子がこの場に顕現した。
コダマ「アワワワ…」カクカク アシタカ「森子殿、鎮まり給えー」 森子「あら、いい男 もぉ、今回は許してあげるけど今度から気をつけてよねぇ」 サン「・・・」
「何が起こってるか全然わからん」 ジャガーは構わず木を持ち帰って木炭づくりにとりかかった。
だがYouTubeを観ると火に掛けないといけないらしい。
ヒグマ「おい、私を過労死させる気か?」 ジャガー「頼むよ。 代わりにセルリアン退治はしとくからさぁ」
そして数日後・・・ 炭の代わりに真っ白に燃え尽きたヒグマが椅子に座っていた。
ジャガー 「まほう!」
ヒグマは完全回復した。
ジャガー 「ところで木炭は出来た?」
ヒグマ「ああ、なんとかな… って『まほう!』が使えるならこんな苦労をしなくても良かったんじゃ…」
ヒグマは再び真っ白に燃え尽きてしまった・・・
ジャガー 「さて…この木炭を… うーん結局わからん…… まほう!」シャララーン!
電池が完成した!
ジャガーはふたたびじゃぱりトラクターに乗り込み作業を続けた。 次は田植ぇ!だ。 そこへ、お誂え向きにかばんが通りかかった。
ジャガー 「うーがおー! たべちゃうぞー!」(迫真)
かばん「た、たうぇ…」(涙目)
・・・あっという間に苗が植わった。
大分苗が育ったある日・・・
トビイロウンカのフレンズ 「…そろそろかしらね。 たべちゃうぞー!」
育った苗はトビイロウンカちゃんに食べられてしまった!
ワイト 「ワイトがもう一度育てようと思います」
しかし大分苗が育ったある日、今度はトノサマバッタちゃんが来て食べ尽くしてしまった! 面倒になったのでジャガーさんはスーパーに行ってお米を買うことにした。
しかしレジ待ちの列に壇蜜、やくみつる、ミッツマングローブの三人が並んでおり濃密な3密状態となっていた。 フルル「ワーアッタカーイ」
別のレジには松潤、松木安太郎、マツコ・デラックスが並んでいる。 イワビー「圧苦しいな、おい!」
ジャガー 「これはちょっと厳しいぞ~…」
ーと思ったがセルフレジが空いてたので、すんなり会計を済ますと店を出た。
ゴロツキセルリアン 「おい姉ちゃん、その手に持っている米を全部置いていきな!」
ジャガー 「それなら一緒においでよ。 美味しいごはん!をご馳走するよ」
ゴロツキセルリアン 「えっ?セルリアンの俺なんかが良いのか?」
こうして、ゴロツキセルリアンは100後にワープした。
ジャガー 「突然消えちゃったけど何が起こってるのか全然わからん…」
一方シマちゃんは…
しまちゃん 「最近おなかの調子が悪いんだよなー」 うーん、屁が止まらん!」ププププ
マダラスカンク 「ネギでも突っ込んでたらどうだい?」
シマちゃん 「風邪じゃないんだから…って、それだって迷信だろ!?」
マダラ 「ものは試しよ」ブスッ
シマちゃん 「あぢー! なんで茹でたネギなんだよ!」 スポーン!
シマちゃんがすぼめた拍子にネギの芯が飛び出し、 「あぢー!!」マダラにヒットした。
その後パークにはおしりから飛ばしたネギをセルリアンに当てる遊びが流行した。
一方・・・
ジャガー「 米も手に入ったし、としょかんに戻ろう」
しかし・・・
コツメ「ジャっガー! 久しぶりに一緒に遊ぼうよー」 ジャガー「えぇ…? じゃあちょっとだけだぞ」
こうして米はとしょかんの野外炊飯場にワープした。
博士「…この散乱したネギはなんなのです…?」 助手「知らないのですか博士? いまパークでは大人気の遊びなのですよ」
遊びから帰ってきたジャガー「米がどこにあるのか全然わからん!」 ヘラジカ「教えて欲しいか? だったら私と勝ぅ負だ!」 ジャガー「えぇ…?」 ジャガー「まほう!!」
ヘラジカ 「よくわからんがお前の勝ちのようだ… 約束どおり場所を教えよう。 ここをまっすぐ行って、突き当りを右に曲がってから左だ」
ジャガーが教えてもらった通りに行くと野外炊事場で博士たちがネギ拾いをさせられていた。 初音ミク「まったく、貴重なネギを粗末にして!」
あらいさん「ネギがもったいないからうどんのトッピングにつかうのだ!」 ミク「いい心掛けね。 ムラックマさんに『どん兵衛CMのmmd』に起用するようプッシュしてあげる」
後にうどん屋アライ亭で不衛生なネギによる集団食中毒事件が起こるのだがそれはまた別の話…
話は戻って一方そのころジャガーちゃんは・・・ お米を研いでる最中だった!
ジャガー 「一回で駄目なら何度でも研いでやる!」シャカシャカシャカシャカ!
1時間後・・・ 気づけばそこはブラックジャガーパークだった。
ブラックジャガー 「ねんがんのブラックジャガーパークをてにいれたぞ!」
ジャガー☛ころしてでもうばいとる! だが姉さんは強かった! ジャガーさんは返り討ちにあってしまった。
ジャガー「ところで姉さんお米を見なかったかい」 ブラックジャガー「米? ああ、さっきスズメのフレンズが食べ尽くして行ったぞ」 ワイト「ワイトが買ってきました」
ジャガー(無洗米か・・・) アライ「洗えないのか…?」 (´・ω・`) ブラックジャガー「安心しろ。 無洗米でも洗うとコシが出るぞ」 アライ「おぉ!」 フェネック「よかったね〜 アライさ〜ん」
後にアライさんの洗った無洗米はコシヒカリとして大ヒット商品になりジャパリ御殿を築くことになるが、 それはまた別の話…
アライさん「よーし、早速洗うのだ!」ジャブジャブ ピコーン あらいさんはアライトルネードを閃いた!
アライ「米が研ぎ終わったのだ!」 ジャガー「あとは炊くだけだね」 フェネック「炊く前に少しうるかしておいた方が美味しく炊けるんじゃないかな~」 アライ「なに言い出すのだ? フェネック」 博士「急に『ほーとくちほー』か『ほっかいちほー』の方言を使うと混乱するのです」 助手「米を水に浸しておくこと、なのです」
そして30分後… ご飯が完成した。 やったね!
アライ 「どれどれ、さっそく食べてみるのだ!」
釜のふたを開けてみると・・・ そこには『こはん』が広がっていた!
アメビ「うーんごはんが炊けてるかどうか不安っすねえ・・・」 プレーリー「そんな事よりおはようのご挨拶がまだであります!ブチュー!」 アメビ「あんっ… 駄目っスよプレーリーさん! みんな見がてるっス!」 ボス「これ以上は見せられないヨ」(例のポーズ)
そう言われてアライさんは釜のフタをそっ閉じた。
ジャガー「ごはんは・・・?」 ブラックジャガー「そんなものは無かった!」 ジャガー「えぇ…」 博士「炊飯器がダメなら飯盒(はんごう)で炊けばいいのです」 博士「こんなこともあろうかとアマゾンでポチっておいたのです」飯盒スッ
ジャガー 「じゃあやってみるかー」
アライ 「でも薪が無いのだ…」(´・_・`)
ブラジャー 「ガスコンロも無い!」
博士 「これでは火が起こせませんね」
そこへシマスカンクたちがやって来た。 「IHのコンロ持ってきたぞ」
博士 「しかし としょかんは風力発電… しかも今は風がピタリと止んでいて電気が使えないのです」
マダラ 「シマちゃん、まだガス漏れは止まってなかったろ?」
シマちゃんは屋根に登り風車を回した。 シマちゃんの活躍により発電は成功! だが風下のフレンズ達は阿鼻叫喚の地獄絵図となった・・・
「どれ、そろそろ炊けましたか?」 博士がフタを開けようとしたが・・・
あらい 「待つのだ! あらいさんがふたを開ける係なのだ!」
ジャガー 「いや、まだだ。 まだ電力が足りない…」
ブラジャー 「始めチョロチョロ、中パッパと言うしな」
「これならどうだ?」 そこへヒグマが木炭電池を持って来た。 「電力最強すぎるだろ…!」
こうして史上最強のごはんがここに誕生した!
博士 「ヒグマ、早くごはんをよそうのです」
助手「カレーのお代わりもよこすのです」
ジャガー 「ほら、ゴロツキセルリアンも来なよ」
みんなで一緒にぃ~~~~~~・・・・・
一同「いただきます!」
それはアライさんがパークの危機を救って3ヶ月経った頃名もなきフレンズが生まれた。
名無しのフレンズ「私はどこ?ここは誰?」 カラカル「あなた、どうしたの?このへんではあまり見かけないコね。」 名無しのフレンズ「よく分からないんです。気づいたらここにいて…」 ???「どうしたの? 新しいフレンズが生まれたのか?」 カラカル「ジャガー!あなたもさばんなに来るなんてめずらしいわね」 ジャガー「ここら辺に流れ星みたいな光が落ちるのが見えて気になったんだ。もうパーク中で噂になってるよ」 カラカル「あっ 昨日の夜の?見た見た、私も!すごかったよねー!」 名無しのフレンズ「あの…その…無視しないでくださーい!」 カラカル「ごめんごめん…でも、あなた何の動物なのかしら?しっぽも、耳もあるわね。ジャガー知ってる?」 ジャガー「全然わからん!」 カラカル「仕方ないわね はかせに聞いてみますか」 助手「残念ですが、博士は今来れないのです」(無言で現れる) 名無しのフレンズ「だ、誰ですか!?」 助手「こちらの名前を聞く前にまずお前が名乗るのが筋なのです!」 名無しのフレンズ「名前がわからないんですぅ・・・」 助手「それを先に言うのです!ふむ、お前はヒトのフレンズなのです!はい、撤収!」 カラカル「ちょっと待ちなさい!さっき言ってた博士が来れないってどういうことよ!」 助手「・・・実はこんなことが…」 助手「と言うわけで博士を埋める所を探して右往左往していたのです」 博士「そういうことだったのですか、助手…!」 助手「馬鹿な…!なぜ博士がここに…!あなたは確かに私が…」 そう彼女らはりうきうで推理ごっこをするのにハマってしまっていたのだ 博士「犯人はおまえだ、なのです!助手!」 ???「それは違うよ! 博士!!」 博士「タイリクオオカミ…!?どういうことなのです!?」 やり取りをしばらく見ていた名無しのフレンズはあきれて何処かへ消えたのだった… カラカルはついていった カラカル「ちょっとまちなさいって!私も暇だから…いや暇じゃないけど、どうしてもって言うなら一緒にいってあげるわ!」 ナレ「果たして名無しのフレンズはだれなのか?」 ナレ「かくして二人はじゃんぐるちほーに到着」 ???「あれれれ だれかきたぞー」???「ぜんぜん分からん」 ミナミコアリクイ「なんだよー!あっちいってよー!」 名無しのフレンズ「解せぬ…」名無しのフレンズはすごすごとあっちちほーに行くのだった ???「あれれれ~ いっちゃったぞ~」???「ぜんぜんわからん」 名無しのフレンズ「お腹減ってきたな・・・」 カラカル「ジャパリまん食べましょう(サッ)」 名無しのフレンズ「え…今、どっから出したんですか?それ」 カラカル「どこ見てんのよぉぉぉ~~~!!」 名無しのフレンズ「す、すいません…ジャパリまんおいしいですね」 名無しのフレンズ「ふう、お腹いっぱいです!あれ…何か眠くなって…zzz」 カラカル「かわいい寝顔ね。それにしてもこの弄りがいがある寝顔、ドジなサーバルに似てるような・・・私も疲れたしここでちょっと休憩っと」 そこにセルリアンが現れた! セルリアン『お嬢さん達、こんな所で寝ていると風邪をひくよ』ファサ…セルリアンは葉っぱの布団をかけた カラカル「あ!セルリアン!えいっ!(パッカーン)」 名無しのフレンズ「むにゃ…わああ!カラカルさん!腕が変な方向に曲がってますよ?!大丈夫ですか!?」 カラカル 「ちょっと無茶しすぎちゃったみたい…サンドスターの供給が来るまで動けそうにないわ。この道を進めば私の知り合いがいるわ。後から追いかけるから先に行ってちょうだい」 名無し「わかりました、おだいじに…」 カラカル「なっ!?そこはカラカルさんを置いて行けるわけないじゃないですか!とか可愛いこと言うところでしょ!!」 名無しのフレンズ「す、すいません…」 カラカル「もう…さっさと行くわよ!」 名無しのフレンズ「あ、あの手は大丈夫なんですか?」カラカル「あーこれね、単に毛皮がねじれてただけだから…」 ナレ「かくして二人はこっちちほーへ到着したのであった」 名無しのフレンズ「ここがこっちちほーですか、暑いですね。」 ???「見かけないフレンズ…あなたさてはヤギね!」 アリツカゲラ「と、アミメキリンさんのモノマネをしてみました。こんにちは~」 カラカル「何よアリツカゲラじゃない、こんな所にいるなんて珍しいわね」 名無しのフレンズ「え、お知り合いですか?」 アリツカゲラ「カラカルさんはよくうちのロッジをご利用頂いてるお得意様なんですよ~」 アリツカゲラ「このたび、こっちちほーにもろっじアリツカ別館を作ったんですよ。」 アリツカゲラ「ところでこの辺でタイリクオオカミさんを見ませんでした~?」 カラカル「タイリクオオカミ?さあ、あたし達は見なかったけど」 名無しのフレンズ「たいりく…?タイリクオオカミさんって誰です?」 カラカル「ろっじアリツカの別館・・・ちょっと見てみたいわね。ここから近いの?」 アリツカゲラ「すぐ近くですよ~是非とも寄っていってくださいね~管理人はタテガミオオカミさんですので~」 カラカル「ほんと?それじゃ、ちょっと見に行ってみましょうよ」 名無しのフレンズ「カラカルさん、ロッジってどんな所なんですか?」 アリツカゲラ「是非是非!さあ、こちらですよ~」 カラカル「やった!別館なんて楽しみだわ~ どんなお部屋があるのかしら」 名無しのフレンズ「無視しないでくださーい!!」 カラカル「ゴメンゴメン、ほらさっさと来ないと置いていっちゃうわよ~」
ののののののののののののののの
アリツ「ここがろっじアリツカ 別館ですよ~」 名無し「ちっちゃ!」 タテガミオオカミ「あれ、いらっしゃい!お客さんかな?」 カラカル『こら!そう言う事は思っても口に出さないのよ!』(ヒソヒソ) アリツカゲラ「どうぞどうぞ、お入りください!この『ちっちゃい』ろっじアリツカ別館に 」 カラカル「あ、あははは~…」名無しのフレンズ「おじゃましまーす!」
のののののののののののののの
名無しのフレンズ「へ~!中は結構広いんですね!」 カラカル「わ、私は初めからそうじゃないかと思ってたわよ!」 アリツカゲラ「それじゃ、タテガミオオカミさん、ろっじの中を案内してあげてください!」 タテガミオオカミ「はいよー、二人とも案内するわ、ついてきて」 タテガミオオカミ「この部屋は、『ぽかぽか』だよ。お花が沢山生えてて綺麗でしょう?それからこっちの部屋は…」 タテガミオオカミ「『ぐちゃぐちゃ』だよ。散らかってるけど落ち着くよ。それからこっちの部屋は…」 タテガミオオカミ「『みっちり』ねフレンズ一人がやっと入れる位の壁が体に密着するお部屋ね、猫科の子に人気よ」 カラカル (なんだろう…オオカミさんが解説するからアリツカゲラのお株奪われてるような・・・〕 名無しのフレンズ「ほんとだ…このみっちり感が最高~」カラカル「あっ、ずるい!私にも試させなさいよ!」 その時二人の手と手がふれ合う! 二人「えっ!?」ドキッ 名無しのフレンズ「とかそう言う事は無くってぇ」カラカル「何よ、ちょっと期待しちゃったじゃないの!」 タテガミオオカミ「ハッハッハ、初々しくっていいねえー」 カラカル「ちょ、からかわないでよ!ほら次よ次!」 アリツカゲラ「こちらが次のお部屋『じょびじょば』です。水浸しで、部屋全体がカビだらけで腐っていますよ。」 名無しのフレンズ「…うわぁ…どんなフレンズさんが泊まるんですかぁ?」 タテガミオオカミ「ゴキブリちゃんとかシロアリちゃんがよく泊まるわ。次は…」 案内をしている内に外は雨だった カラカル「あら、雨がふってきたみたいね」 その時、雷が鳴った アリツカゲラ「きゃーー!!」 カラカル達は慌てて外に出た カラカル「ちょっと!アリツカゲラ大丈夫!?」 アリツカゲラ「雷はちょっとニガテで…お騒がせしました」 カラカル「ちょっとあんた(名無しのフレンズ)!何してるのよ!」
タテガミオオカミに抱きつく名無し「えっ?・・・あ!す、すいません!」 タテガミオオカミ「可愛いわねー、食べちゃいたい位よ!ふひっ」 名無しのフレンズ「食べないでくださーい!」 タテガミオオカミ「ハハハ、冗談、冗談!」 カラカル「それにしてもこんなどしゃ降りじゃあ今日はここに泊まるしか無いわね…」 タテガミオオカミ「なら、どこか気に入ったお部屋はあったかい?」 カラカル「じゃあ、『みっちり』がいいかな…」 名無しのフレンズ「『みっちり』は1人用だから私は『すぺしゃるすうぃーとるーむ』でがまんしますね」 カラカル「じゃあ私もそっちで。」 タテガミオオカミ「では『すぺしゃるすうぃーとるーむ』お二人様ですね、ご案内しまーす」 タテガミオオカミはそう言うと、最上階にあるすぺしゃるすうぃーとるーむに二人を案内した カラカル・名無し「こ、ここがすぺしゃるすうぃーとるーむ…!?」 カラカル・名無し(思ったよりしょぼい…!!) アリツカゲラ「…何かおっしゃいまして?」 カラカル「な、なんでもないわ!あらー素敵なお部屋じゃないのー!」 カラカル「ほ、ほら!バルコニーからの眺めは最高じゃないの!」名無し「…どしゃ降りですね…」 アリツカゲラ「それでは、何かあったらタイリクオオカミさんにお声をかけてくださいね!」バタンッ!! 次の日の朝・・・ タテガミオオカミ「キャー!」 カラカル「ど、どうしたの!?何があったの!?」 アリツカゲラ「セルリアンです!」 カラカル「まかせなさーいっ!おりゃあーーーっ!エリアルループクローーーッ!!」 スカッ カラカル「……な、なかなかやるじゃない!もういっちょ!おりゃああーーーーッ!!」 名無し「がんばってー!」 セルリアン「ぼくは わるいセルリアンじゃ ないよ!」 カラカル「セルリアンはみんなそう言うのよ!!」 タテガミオオカミ「というより喋ってることに驚かないのかい。私はかなりびってくりしているんだけど」 セルリアン「セルリアンだって言いたい事くらいあるさ」 カラカル「とう!!」 パッカアーーーーン! セルリアンがパッカーンしたその時である! セルリアン「それは残像だ!」 名無しのフレンズ「えいやっ!」パッカーーーン!! セルリアン「油断したァー!!」 セルリアン「まさかお前がそっちに付くとはな…(名無しにしか聞こえない声で〕」 名無しのフレンズ「あんた誰です?」 カラカル「何を話しているの?」 名無し「なんでもないですよ」 カラカル「ふーん…ま、いいわ、それよりあんたなかなか強いじゃない!」 名無し「いや~ カラカルさんにはかなわないですよ」 そして次の日の朝… カラカル「あー、よく寝た!あれ?あの子はどこにいったのかしら?」 カラカル「アリツさん、昨日一緒にいたあの子を見なかった?部屋にいないのよ」 アリツカゲラ「あの子でしたら早朝、近くの池に向かっていくのを見かけましたよ?カラカルさんは聞いていないんですか?」 カラカル「聞いてないわね…、ま、お腹が空いたら帰って来るでしょ…もう一眠りしよーっと♪」 そして夕方… カラカル「まだ帰ってこないわ!」 カラカル「うーん…明日になったら帰って来るわねきっと…、さーて今夜の晩ごはんは何かしらー♪」 タテガミオオカミ「大丈夫かな…心配だな…」
次の日の朝… アリツカゲラ「タテガミオオカミさんが探しに行くと言って夜出ていったきり戻ってきませんね」 カラカル「何ですって!?私はロッジで留守番してるからアリツカゲラも探しに行った方が良いわ!」 アリツカゲラ「それじゃ、ちょっと探してきますね…」バタンッ! そして夕方… カラカル「誰も戻ってこないじゃないのよォ~~~!!!」 カラカル 「こうなったら私も探しに行くわ!!」 カラカル「あ、でもロッジで留守番って行っちゃったわ…誰もいないのはまずいかな?」 カラカル「まぁいいや行こ!」バタンッ! 数分後… 名無しのフレンズ「ただいま帰りました~…あれ?誰もいないのかな?」 バタン! アリツカゲラ「はぁ…タテガミオオカミさんも名無しさんも一体どこへ…あれ?帰ってらっしゃったんですね。」 名無し「アリツカゲラさん。カラカルさんとタテガミオオカミさんがいませんよ。」 アリツカゲラ「お留守番をお願いしだんですけど…おかしいですね~」 タテガミオオカミ「ただいま~、いやぁ~名無しちゃん見つからなかったよ~…って居るじゃん?!」 名無しのフレンズ「あれ、カラカルさんは?」 タテガミオオカミ「さあ?私は見てないよ?」 アリツカゲラ「へんですね~ カラカルさん、一体何処へ…」 一方そのころ カラカル「じゃぱりまんおいし~♪」 カラカル「ところで誰も見当たらないけど、みんなドコいっちゃったのかしら…あら?あれは確か…おーい!」 アミメキリン「?あなたは・・・えっと確か、ヤギね!」 カラカル「わた~し~は~ヤ~ギ~!名無し~を探してる~!」 アミメキリン「ななしをさがしている…!?事件のニオイね!吐きなさい!」 カラカル「…ヴッ…オロロロロ…!…さっき食べたじゃぱりまん傷んでたのかしら…」 アミメキリン「い、いきなり吐くなんて…これは事件ね!犯人はあなたよ!」 カラカル(面倒くさそうだなー 放っとこう…) アミメキリン「ちょっと!待ちな…ヴォアオロロロッ…しまった!もらい吐きで動けない!これが狙いだったのね!」 カラカル「汚いわねー」 アミメキリン「ちょっと口から出ちゃったわ…!けれどキリンの反芻は当たり前よ!モグモグ…」 アミメ「それよりも『ななし』を探してるってどういう事なの!?詳しく聞かせて!!」 カラカル「…と言うわけなのよ」 アミメ「みんな行方不明に…?!これはパーク始まって以来の大事件だわ!」
一方その頃ろっじでは迷子のカラカル捜索隊が結成されていた 名無し「えー、それでは皆様。捜索隊のリーダーであるアリツカゲラさんのお話をお聞きください」 アリツカゲラ「あーあー、本日は晴天なり…本日は晴天なり…」 アリツカゲラ「…でありまして…うんたらかんたら…では皆さんよろしくお願いします~」既に五時間が経過していた アリツカゲラ「あれ?」みんな気づいた頃には解散していた 名無し「よーし探すぞー」 タテガミオオカミ「まずはどこを探すんだい?」 名無しのフレンズ「そうですねぇ…まずは近場の森を探しましょう」 ガサガサ… ジャイアントペンギン「ようお前ら、何をやってるんだ?」 名無しのフレンズ「わー!食べないでくださーい!」 ジャイペン「え~、どーしよっかな~♪」 ジャイアントペンギン「じょーだんだよ、じょーだん!で、何やってるんだ?」 名無し「かくかく しかじか でして・・・」 ジャイペン「ふんふん、アクシスジカを探してるのか、それならその辺で土舐めてたよ」名無し「…他を当たろう…」
ののののののののののののの
カラカル「あっれぇー?ここ、どこかしら・・」 カラカルは洞窟に入っていた カラカル「そろそろ戻らないと…うーん?あれ?どっちから来たんだっけ…」 カラカル「あれ?ボスがいる。おーい、ボスぅー!!」 ラッキービースト「…未確認個体ヲ確認…照合中…照合中…該当無シ…強制排除モードニ移行シマス…」 そう発するとラッキービーストは変形し始めた カラカル「わわ!ちょ…ええ!?」 ラッキービースト「ウィィィィーン・・・ターゲット・ロックオン」 変形を終えたラッキービーストには筋骨隆々のたくましい腕が生えていた! カラカル「バランス悪うーーー!!」 ???「あぶない!避けて」 我に返ったカラカルは咄嗟にラッキービーストの攻撃を避けた カラカル「あっぶな~…え?!」 振り返るとカラカルの背後に忍び寄るセルリアンにラッキービーストの一撃が炸裂していた カラカル「ありがとう、助かったわ!あなたは・・・?」 セグロジャッカル「あたしはセグロジャッカル!この特別なボスと一緒にパークの平和を守ってるの!」 カラカル「か、かっこいー!」 セグロジャッカル「それより、あなたはどうしてこんな所に?迷子にでもなったの?」 カラカル「それがさー、ちょっと聞いてよ、もー」 カラカル「じつは…かくかくしかじかでねー」 カラカル「と言うわけなのよー」セグロジャッカル「それは大変!あたしも探すの手伝うよ!」 セグロジャッカル「まずは一旦洞窟から抜けよう!ボクについてきて!」 カラカル「あ、ちょっと待ってー!」数分後… カラカル「あれぇ、見失っちゃったわ」 セグロジャッカル「こっちだよ!こっち!置いていっちゃってゴメンね」 二人は洞窟から抜け出すのであった カラカル「うーん、やっぱり外が一番ね!」 セグロジャッカル「それで、その名無しさんっていうのは何処に行ったか検討くらいはつかないのかい?」 カラカル「全く見当もつかないわ」 セグロジャッカル「ええ!?じゃあ、あてずっぽうに探していたの?それは無謀なんじゃ…」 カラカル「だよねー流石に途中から探すのに飽きちゃって洞窟を探検してたわけなのよ」 セグロジャッカル(なんだか奔放な子だなぁ…) カラカル「ところでそのボス、さっきから腕使って歩いてるんだけど…すっごく不気味だわ!」 セグロジャッカル「私も最初は驚いたけど、だんだんカッコよく見えてくるよ」 カラカル「ええ…?!(この子ちょっと危ないわね…)」 セグロジャッカル「あてずっぽうに歩き回るよりも一度その、ろっじ?に戻ってみた方がいいんじゃないのかい?」 一方その頃、ろっじ組「この辺にはいないねー。とりあえず洞窟の方に行ってみるか」 セグロジャッカル「ここがロッジ?結構大きいね~。こんな所があるなんて初めて知ったよ。」 カラカル「なんでも最近出来た別館らしいわよ」セグロジャッカル「ホントだ建物がまだ新しいね」 ガチャ カラカル「誰かいる~?いたら返事して~!!・・・ うーん、やっぱりみんな帰ってきてないみたい」 そこへ客がやってきた。もちろんフレンズである オカピ「オカピだぞー!」 カラカル「あら、オカピじゃない。どうしたの?」 オカピ「ろっじに泊まりにきたんだよー」 アルパカ・スリ「あたしもきたよぉ!」 カラカル「困ったわね~、今誰もいないのよ」 カラカル「じつは かくかくしかじかで・・・」 オカピ「ふんふん、アクシスジカを探してるのならその辺で土舐めてたよ~」カラカル「……」 カラカル「…他を当たろう…」 アルパカ「受付はあたしがやっとくねぇ〜」 オカピ「じゃああたしはお部屋の掃除やるよ~!」 カラカル「じゃあ私はお客さん!」 セグロジャッカル「じゃあ、あたしもお客さん!」ボス「…」 アルパカ「その名無し?さんを探しに行かなくていいのぉ~?」 一同「ハッ!」 カラカル「うーん…あれ?おかしいわね…名無しの匂いが何だか新しい気がするわ」 セグロジャッカル「もしかして、一度ここに戻ってきているんじゃないかい?」 カラカル「!!という事は、まだそう遠くへは行ってないはずだわ!探さなきゃ!!」扉バーーーン!! カラカルが飛び出した1分後、名無し達が戻ってきた オカピ「タイミング悪っ!」
セグロジャッカル「キミが名無しさん?外でカラカルとすれ違わなかった?」 名無しのフレンズ「えっ会ってないですよ?!…ところであなたはカラカルさんのお知り合いですか?」 タテガミオオカミ「ボスだー!耳をモフモフしていい?」 タテガミオオカミ「えへへっ耳をモフモ…」しかしここで異変に気づく、それはボスに生えた巨大な腕である タテガミオオカミ「なん…だと……!?」 セグロ「ああこれね、どう?この脚みたいに太い上腕二頭筋と三頭筋!そしてはち切れんばかりの三角筋…堪らないわぁ!」 タテガミオオカミ(わからん・・・全然わからん!) 終始無言を貫くラッキービーストだがその見事な筋肉?だけはセグロジャッカルに答えるようにピクピクと動いた アルパカ「確かに整った肉体美っていいよねぇ~」 アリツカゲラ「そんな事よりカラカルさんは…?」 セグロジャッカル「さっき皆を探しに出ていったところよ!あたし呼び戻してくるわ!」扉バーーン! 名無し「あ、ちょ…ちょっと!うーん どうしようかな…」 その頃カラカルは名無しの捜索をそっちのけで蟻地獄の巣に蟻を落として遊んでいた 蟻「食べないでくださーい!」 カラカル「ふっふーん♪そんなアリンコの声が聞こえてくるようだわ…!ホレホレ~」 ???「やめないか!」 そこにはフレンズ化した蟻の姿があった! カラカル「あなた誰!?」 ディノポネラ「私はディノポネラ!世界最大の蟻だ!同族への狼藉、許さんぞ!」 ヒアリ「私もいるぞ!!」 グンタイアリ「私も!」 ハキリアリ「あたしもいるよ!」 オオアリクイ「カラカルじゃないか。なんだか沢山集まっているようだが、何かあったのか?」 ミナミコアリクイ「なんだよー!あっち行ってよー!」 蟻のフレンズ一同「ヒッ…!」((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル 蟻のフレンズ一同「にげろーーーーーーっ!!」ズダダダダダダダ… オオアリクイ「それはちょっとよくないな~」 オオアリクイ「むやみに人に絡むものじゃないぞ、キミ!」 ディノポネラ「大丈夫か、ヒアリ!!」 ミナミコアリクイ「みんなちょっと見てよう、蟻地獄の巣に落とされたのはアリモドキだよ」 アリのフレンズ一同「な、なんだってー!?」 ディノポネラ「いやあ、すまない私達の勘違いだったようだ」カラカル「いいって事よ、これで一件落着ね!」 アリモドキ(え・えー!?) 一方その頃名無し達は・・・ 名無しの事をなんと呼ぶかで軽い口論になっていた そこへ博士と助手がやって来た。博士「お前達、騒がしいのです一体何を揉めているのですか?」 タテガミオオカミ「丁度いい!博士たちに決めてもらおうじゃないか!」 博士・助手「ふむ分かりました、しかしタダとい言うわけにはいかないのです!じゅるり!」 名無し「何をすればいいんですか?」 博士「じゃぱりまんをよこすのです」 助手「しかし只のジャパリまんでは駄目なのです、我々はグルメなので!」 アリツカゲラ「只のジャパリまんじゃないジャパリまんですか…?それは一体…」 博士「うらじゃぱりまんを持ってくるのです!!」 タテガミオオカミ「聞いたことあるよ!特別なボスだけが持つって言う伝説のジャパリまん…!」 名無し「その特別なボスっていうのはどこにいるんですか?」 博士「さっさと探しに行くのです!」バタンッ タテガミ「あ…、そのボスって出会った者を不幸にするからアンラッキービーストって呼ばれてるんだけどな…」 名無し(探しに行けって言われても何処を探せばいいんだ…っていうかカラカルさんは?) 一方カラカルは飛んできた博士と偶然会った カラカル「あれ、博士と助手じゃない。おーい博士~!」 カラカル「行っちゃった…、何か腹立つわね…石投げてやるんだから!えいやっ!」 パッカーーーーン! 助手「あっ、博士が落ちた」 カラカル「あっ!当たっちゃった… 博士ごめーん!」 博士「…謝って済むならジャパリポリスは必要無いのですよ…!」ピキピキ 助手「博士、大丈夫なのですか」 博士「…助手、どうやら私はここまでのようです…裏ジャパリまん…食べたかったのです…ガクッ」 助手「博士ーーーッ!」 博士「zzz…」 助手「…ちっ…!」 悪魔助手「カラカルがこっちに来る前にいっその事ここでトドメを刺すのです」天使助手「な、何を言ってるのです!?」 天使助手「何と卑劣な…その様な事は断じてなりりません!」 カラカル 「面白そうだからえいッ!」(天使と悪魔をパッカーンさせた) 助手「アパラパー!あははは!ここは誰?私はどこ?」カラカル「…やっべ…!さいならー!」 カラカル「ハアハア… あーびっくりした!ん、あれは…?」
イワビー「イワビーだぜ!」 フルル「ふるる~」 カラカル「あんた達がこんな所にいるなんて珍しいじゃない、どうしたの?」 イワビー「さっき、へんなボスを見かけてよ~ 追いかけてきたんだけど見失なっちまって」 フルル「じゃぱりまんもってな~い?」 カラカル「拾ったので良ければあるわよ、ゴソゴソ…はい」 それは七色に光るとても不思議なジャパリまんだった フルル「きれ~い!食べるの勿体ないなぁ~」 博士「よくやったのですお前達、さあそれをとっとと寄越すのです!」 フルル「でも食べちゃうー」パクパク カラカル「あっ!それサンドスターに反応して光るカビが生えてるのよ!」フルル「…ヴッ!」 イワビー「だ、大丈夫かー!?」 フルルの身体が光を放ち始める…! 光はおさまった! イワビー「い、今のは何なんだー!?」 カラカル「なになに!?私も光ってみたーい!」パクッ カラカル「もぐもぐ…ヴッ…!」ピカーーー カラカル「うまい!」/テーレッテレー/ イワビー「えーっ!こ、こっちにも一口くれよー!」パクッ イワビー「ムシャムシャ…ヴッ…!」ピッカーーー あまりにも光ったため、遠くからも見え、名無し達にも見えた 名無し「な、なんだろうあれ…」 アリツカゲラ「とにかく行ってみましょう~!」 博士「こ、この光は・・・!!」助手「知っているのですか博士?」 博士「いや、まったく知らないのです」 博士「とりあえず我々も食べるのです!」 カラカル「ムシャムシャ… え?もうないわよ?」 博士・助手「…なん…だと!?」 名無し「やっと見つけましたよ!!」 サーバル「え?あなたは誰?」 名無し「すいません人違いでした…」 カラカル 「あらサーバルじゃない!それにようやく見つけたわ迷子の子!」 サーバル「あ、カラカル!この子カラカルの知り合い?」 カラカル「まあね、まあ私もちょっと前に会ったばっかりなんだけどね」 名無し「あれ、カラカルさんのお知り合いですか?」 カラカル「そうよ、サーバルっていうの。っていうか、もう少し再会の感動はないの?」 名無し「ハッ そうだった!もーカラカルさん、どこ行ってたんですか!?」 そこにセルリアンが現れた!! 博士・助手「…目障りなのです!」食べ損ねて機嫌の悪い博士&助手にパッカーンされてしまった! するとセルリアンの中から光るジャパリまんが! 博士「念願のうらジャパリまんを手に入れたのです!」 ???「もらったのだーー!!」 と声がしたような気がしたが、そんなことはなかった 博士「早速食べてみるのです」ムシャー 助手「あっ!博士、一人でずるいのです、こっちにも寄越すのです!」ムシャムシャガツガツ! 博士「!!こ、これはいったい・・・!?」 助手「ふしゅぅうう…!!体に力がみなぎって来るのです…!」ゴゴゴゴゴゴゴゴ 博士・助手 ムキーーーーン! シュッ カラカル「え!終わり!?」 名無し「何か変ですよ…?!」博士・助手「…100%…!」 博士・助手「アッハッハッハッハ!!!」 そこに黒セルリアンが現れた! 博士「キエーイ!一撃で葬ってやるのです!」 セルリアンはひらりと身をかわした! 博士は勢い余って地面に突き刺さった! 助手「博士ー!よくも博士を… トォリャアー!!」 カラカル「まって!セルリアンの様子が変よ!」 名無し「にげろーーーー!!」 一同「きゃーーーーー!!にげろー!」ズドドドド! 博士「………」ポツン…
次の日… 博士「ひもじいのです…」 アクシスジカ「可愛そうに…さあこの土をお舐め」 博士「ペロッ… んまーい!味に目覚めたのです!!」 博士「しかし舐めるだけではお腹が満たされないのです…何か食べ物は無いのですか?」 アクシスジカ「この赤土をたーんとお食べ。」 博士「笑えないジョークは沢山なので…もがっむぐぐぅーーーーー!!」 博士「うまい!もっとよこすのです!」 カラカル「あれ、博士!?まさか昨日からずっとここにいたの?っていうか何やってるの?」 博士「ふむ、土中もなかなか悪くないのですよ。我ら~ツチノコ~の~♪」博士は既におかしくなっていた… 助手「しっかりするのです博士!!」バシッバシッ 博士「はっ!?痛いのです助手!もう正気に戻ったのです!」助手「……………」ビシッバシッ!! 博士「わたしは新世界の長になるのです。かしこいので」助手「はっ、やりすぎたのです!!」 助手「またしっかりするのです博士!」バシバシ カラカル「だめだこの子達…早く何とかしないと」 カラカル「いい加減にしなさーい!!」助手「ヴッ!」 ???「ふもうな争いはやめるのだ!」 そんな声が聞こえた気がしたが空耳だったようだ カラカル「しまった強くやりすぎた!だ、大丈夫!?」 助手「…大丈夫で済むなら医者は要らないのですよ…!ガクッ…!」 カラカル「助手ーーーー!!どうして、どうしてこんなことに!!」 助手「…ZZzz」 ジャイアントペンギン「ガサゴソガサゴソ… ようお前ら!何やってるんだ?」 その様子をパンカメのワザで透明になったアライさんが眺めていた だが、気のせいのようだった。 アライさん『うええ~誰も気付かないのだ…!さみしいのだぁ~!』 だがその声は誰にも届かなかった… ???「私にはちゃんと聞こえているのさ~」 だが気のせいだった カラカル「…ジャイアントペンギン、さっきから何をぶつぶつ言ってるの?」 ジャイペン「いやこっちの話。それよりコノハズク達は何やってるんだ?」 カラカル「埋まって、土を食べて、叩いて、寝たのよ」 ジャイペン「…あーそう言うことね、完全に理解した」 アクシスジカ「すごいねアンタ…」 ジャイペン「あっ!みんなが探していたアクシスジカって君だねぇー!?」 アクシスジカ「いかにも私がアクシスジカよ!あんたも土食べる?」 ジャイペン「今日は遠慮しておくわ!じゃーなー」アクシスジカ「…ちっ!」 そして次の日… ???「きょうこそはあらいさんがだいかつやくなのだ!!」 カラカル「ん?何か聞こえたような…まあいいか よし今日も元気にレッツゴーよ!」 カラカル「さて、今日は何して遊ぼうかしら?」名無し「あの私の名前は…」 カラカル「アッハッハ!忘れてたわ!さあ、あなたが何の動物か知ってるコを探しにいきましょう!」 そして二人はゆきやまちほーに訪れた カラカル「さっっっっむ!!!!」 カラカル「……寒すぎて何だか眠くなってきたわ…ZZzz」 名無し「まずい!何か暖をとる方法は…、ん?あれは!?」 何とそこにはレジャー型温泉施設ジャパリアンパラダイスが! カラカル「たのしそー!ねえ早く入ってみましょうよ!」 ???「待つのだ!やっと出番なのだ!」 ゴオオオーー!! カラカル「吹雪いてきたわね!今何か言った!?」名無し「いえ何も」 カラカル「ここがレジャー型温泉施設ジャパリアンパラダイスね!なんだか色々あるわよ!」 ギンギツネ「あら、いらっしゃい」 カラカル「ぎんぎつねじゃない!久しぶり~元気だった?」 ギンギツネ「もちろんよ!あなたも元気そうで何よりだわ!あら、その子は?」 カラカル「かくかく しかじか なのよね…」 ギンギツネ「ああ、その子がアクシスジカなのね!初めまして、私はギンギツネ、よろしくね」 名無し「ちっがーう!!アクシスジカさんは土食べる人です!私は土食べない!」 ギツネギツネ「うわぁーー?!怒ったぁーーー?!怖いわこの子!!」 カラカル「まぁまぁ・・・この子、名前が分からないのよ。そんでこの子がなんの動物か知ってるコを探してるの。」 カラカル「そんな事より温泉よ!温泉はどこ!?」 ギンギツネ「焦らないの。温泉はこっちよ」 名無し(そんな事…!?) カラカル「ほらほら、温泉こっちだって!早く行きましょ!」 名無し「…まぁいいか!カラカルさーん待ってーーー!」 カラカル「へぇ~~… 大きい施設ね~。色々な物が沢山!温泉も色々あるみたいよ。」 名無し「わぁ!カラカルさん!このお風呂ブクブクいってますよ!」 カラカル「大変!誰か沈んでるわ!助けましょう!」 ギンギツネ「それはジャグジー風呂っていうのよ」 カラカル「へぇー、変わった温泉なのねー。こっちのは何?」 ギンギツネ「こっちは油風呂ね、高温でカラッと揚がるわよ、気をつけてね」 名無し「へー、なんだか気持ちよさそうですね。ちょっと入ってみません?」 カラカル「おっ先ぃーーー!」ドッボーーーーン! ギンギツネ「あっ!そっちはただの氷水よ!」 カラカル「私、先走っちゃったみたい…」 名無し「どうしてこんなことに・・・」 ギンギツネ「盛り上がってる所悪いけど、次にいくわよ。」スタスタ… ギンギツネ「で、こっちが電気風呂ね。ビリビリして気持ちいいのよ~」 カラカル「どれどれ…ちょっとアナタ入ってみなさいよ。」名無し「ええ!?」 名無し「ひっ…!?何かピリピリするぅ!」 カラカル「ほらほら早く早くぅー!」 ドンッ 名無し「わーーーー!」 デンキウナギ「あっ、どうもー」 名無し「…んっ!適度にピリピリしてて以外と良いかも…!」 デンキウナギ「ハ…ハックション!!」 放電ビリビリ~~ 名無し「うわああーーーー!!」カラカル「ど、どうしたの!?」 ギンギツネ「入ってみればわかるわよっと!」ドンッ!カラカル「わわわわーーーっ!」ドボーン カラカル「こ、これは・・・!!」 カラカル・名無し「き、気持ちいい~~~!!」 ギンギツネ「いいでしょお~?はい次いくわよ。」 ???「待つのだ!アライさんもおんせんに入りたいのだ!」 カラカル・名無し・ギンギツネ スイ~~~~~~~~・・・・ デンキウナギ「気配がしたけど、ただの湯気かー」
そして一時間後 デンキウナギ「さーて、そろそろ一回あがろうかな~」ザバ~ッ 彼女が上がると電気風呂が普通のお風呂に戻った デンキナマズ「はーいお疲れ様ー、交代だよーーー」 デンキウナギ「あっ センパイ!お疲れ様っす!」 一方その頃… キタキツネ「ねえ、ごはんまだー…?」 キタキツネ「そっか、今ギンギツネ居ないんだっけ…どうしよ…」 ???「ここでアライさんの登場なのだ!」 カピバラ「はい、ふっくらだよよよ…」 キタキツネ「ん?今何か変な声が聞こえたような…気のせいだよね、食ーべよっと!」 カピバラ「あとぱびりおんに私が出るよよよ…」 ???「うどん…!?それはうどんなのだ!!うどんといえばアライさんの出番なのだー!!」 一方その頃カラカル達はこーひーぎゅうにゅうと呼ばれる飲み物を飲んでた ギンギツネ「いい?こうやって腰に手を当てて体を仰け反らせて飲むのよ!ゴキュゴキュゴキュ!」 カラカル「あ〜なんか気合い入るわね!」 名無し「うっ…急におなかが…!!」グルルルル… カラカル「えっ?!ちょっと止めてよこんな所で!その辺の草むらでしてきなさいよ!」 名無し「プウゥゥ~~~…」 ギンギツネ「飲み過ぎは危険よ。今度から気をつけなさい」 カラカル「そういう事は先に言って欲しかったわ…ヴッ!」グルルル…! 名無し「カ、カラカルさん!!大丈夫ですか… (グルグル…) ウッ…!!!」 ギンギツネ「しょうがないわねぇ…これを飲めば良くなるわ、はいゲリトメールZよ!」 ゴクゴク… カラカル「こ、これは…!!」 カラカル「おいしーい!」 カラカル「ねえギンギツネ、これもう一本ちょうだい!」 ギンギツネ「もう!あんまり飲んでフン詰まりになっても知らないわよ!」 名無し「あ、あの…私の分は…」 ギンギツネ「あなたにはこのフルーツ牛乳をあげるからこれで我慢してね」 名無し「そんなぁ・・・まあ飲むけど」ゴクゴク 名無し「…うっま…!」ポワワーン 名無し「で、でもお腹が… うートイレトイレ…」 その時である! ふと見るとベンチに若いフレンズが座っていた 名無し「ウホッ良いフレンズ…!」 だが、みんなトイレ行ってしまったので気づかなかった 若いフレンズ「このジャパリまんを見てくれ。こいつをどう思う?」 カラカル「…凄く大きいわね…!」 名無し「そのジャパリまんは何なんですか?」 その後紆余曲折あって、若いフレンズとは二度と会う事はなかった… カラカル「さて、お腹も治ったしあの『うぉーたーすらいだー』っていうので遊んでみましょ!」 名無し「うわあ、結構高いですね… ちょっと怖いな~ 絶対押さないでくださいよ?」 カラカル「えいっ!」ドン 名無し「アーーーーー!!!!」 ギンギツネ「あ!そっちはまだ改装中よ!スライダーはこっち!」 バキバキバキッ 名無し「アアアーーーーー!!」 カラカル「アッチャー イッケネー!(テヘペロ)」 名無しはしばらく療養生活をすることになり、ゆきやま組はこここでちょっとQK!し、一方その頃さばんなちほーでは… 欠←トムソンガゼル かばんちゃん「前から思っていたのですが、なぜあのフレンズさんは動かないのでしょうか?」 サーバル「あれは等身大パネルだよ」 トムソンガゼル「え、何?」 サーバル「うわぁーーーー!!喋ったぁ!?」 トムソンガゼル「もう酷いよー!ルルはパネルなんかじゃなきよー!」 サーバル「はっ!! ゆ、夢…!?あーびっくりした!」 かばんちゃん「サーバルちゃん、やっと覚めましたね。今はもう日が暮れちゃってますよ」 サーバル「大丈夫!夜行性だからね!!b」 サーバル「それよりかばんちゃん、今日は何だか余所余所しいね?どうしたの?」 かばんちゃん「ふふ・・・やりますねサーバル!その通り、私はかばんちゃんではないです!」顔ビリビリッ サーバル「うみゃーーーーっ!!かばんちゃんの顔がーーー?!」 スナネコ「スナネコです。」 かばんちゃん「どっきり大成功!」 サーバル「もーっ!ビックリしたよー!今度は本当にかばんちゃんだよね?!」 かばんちゃん「それはどうかな!?」ビリビリッ かばんちゃん「今回はホンモノでしたー!」 サーバル「なーんちゃって!かばんちゃん、まだまだ甘いね!」ビリビリッ かばん「サ、サーバルちゃん?!何してるの!いきなり服を破いて!」//// サーバル「じゃじゃーん!まとりおしかって言うんだって!」 かばんちゃん「小さくなってる…!?」 ミニサーバル「みんみぃ…?」小さくなったサーバルは知能も低下していた! ???「フハハハッ、計画通りなのだ!」 かばん「大変!お世話しなきゃ!」ミニサーバルを抱えて疾走 マーゲイ「グヘヘ 良いシーンが撮れたわ」 もう一人のマーゲイ「あなた!私の姿をして悪事を働くなんて言い度胸ね!一体何者!?」 マーゲイ「な、なんですって!?偽物はあなたのほうでしょ!!それに悪事だなんて…かわいいものを愛でて何が悪いの!?」 もう一人のマーゲイ「わ、私が偽物!?まさかそんなはずは…」 しかし、尊きものをこよなく愛する二人はすぐに打ち解けあったのだった マーゲイ「そんな事よりもさっきの二人を追うわよ!!」マーゲイ2「尊さのビッグウェーブだわ!!」 マーゲイ「ちょっと待って!んん、あれは・・・!?」 マーゲイ1・2「ヘラジカとライオンだわ!うはーーー!!」 マーゲイ達は悩んでいた… 二人を追うべきか、このままライヘラを観察すべきか…
その時!アデリーペンギンが現れた! 二人のマーゲイに衝撃走るッッッ!! マーゲイ「あのコ、あの目の輝き!!6人目のPPPになれるんじゃ・・・!?」 プリンセス「ところがどっこい!PPPになれるのは5人までよ!」 ???「それはどうかな」 マーゲイ「あ、あなたは!?絶対名前でよばれない謎の存在!???さん!」 ???「私の事はどうでもいい、それよりプリンセス!君は間違っているぞ!」 プリンセス「な、なによ!」 「目玉焼きには醤油だろ」 プリンセス「…なん…ですって…!目玉焼きにはソースに決まってるでしょ!!」 プリンセス「マーゲイ!マーゲイはどうなの!!?」 マーゲイ1「私は塩派ですね!」マーゲイ2「私はマヨネーズよ!」 マーゲイ1・マーゲイ2「……なんですって!?」 だが基本的に同じ趣味趣向を持つマーゲイ二人はすぐに和解した オイナリサマ「些細な事で醜く言い争うのはおやめなさい…」 オイナリサマ「ケチャップ以外は有り得ませんよ…!」 ブラックバック「味の破壊者め!くっ・・・このままではジャパリパークが闇に・・・っ!」 オイナリサマ「なんだァ?てめぇ・・・」 ブラックバック「くっ落ち着け、我の右腕・・・っ!ここで発動したらだめだ・・・っ!まだ全開放には早すぎるっ!」 ブラックバックが躊躇った一瞬の隙を突いてオイナリサマのパンツ剥ぎ取りスキルが炸裂した オイナリサマ「もらったァーーーー!!」 シュバババッ! オイナリサマ「…な?!履いていないですって…?!」 マーゲイ2人「・・・なんですって!?」 ピクッ マーゲイズ「ぐふふ…」ユラァ… ブラックバック「…な何だコイツら!」 プリンセス「あなた、誰だか知らないけど早く逃げて!!」 マーゲイズ「逃がすかーー!!」 シュバババババ!! プリンセス「あぶないっ!!」 ドンッ 咄嗟にブラックバックを助けようとしたつもりが勢い余って覆い被さり床ドンの体勢になった マーゲイズ「「あ゛あ゛~~~~~~~!!」」鼻血噴出 プリンセス「怪我はないかしら?」(突然のイケボ) ブラックバック「えっ!?」ドキッ ブラックバック「た、食べないでくれー!」 カラカル「あらあら、闇を司る者(自称)なのにそんな情けない声を出すのね。いつもの口調はどうしたのかしら」 プリンセス「そんな事よりこのままじゃマーゲイズが失血死しちゃうわ!手を貸して!」 コアラ「パップを食べさせて回復させるですぅ。どんどん甘えちゃっていいんですよー?」 ブラックバック「パップ?何だそれは?」コアラ『…ゴニョゴニョ…』ブラックバック「……」 コアラ「それではパップ投入ですぅ。回復いきますよー!」 マーゲイズ「「んまあぁーーーい!!」」 プリンセス「あーよかった」 ミライさん「パップはコアラさんがユーカリを食べられるようにするための離乳食なんですけど・・・食べてしまわれたのですね、あれを・・・」 マーゲイ「意外とクセになる味よ。ミライさんもどうぞ。」 ミライさん「いいえ。私は遠慮しておきます」 マーゲイ2「まぁまぁ、そういわずに…」 ミライさんを羽交い絞め マーゲイ1「はい、あーーん!」ミライさん「ヤメロー!シニタクナーイ!」 コアラ「なんかすごい失礼な事言われてるきがする…!!」 パクッ ミライ「うおおおおおーーー!!」 ブラックバック「やばい、みんな伏せろ!!」 ミライさんは激しい気の昂り(たかぶ)によって覚醒した! ミライさん「もう我慢できません、みなさんけも耳しゃぶらせてくださーい!ブラックバックさんはですね、オスだけ体が黒くてツノが立派になるんです。黒ければ黒いほど群れの順位が高くてぺろぺろぺろぺろ」 そんな変態は置いといて数日、ゆきやまのカラカルと名無しは元気になっていた 名無し「カラカルさんどこに行ってたんですか?」 カラカル「色々あるのよ。それより一刻も早く出発しましょう。」 ふたりはさばくちほーにやってきたのだった カラカル「あづーーーーー!!!」 カラカル「あっつー!もう喉がカラカルよぉ~~~!」名無し「さっむ!!!」灼熱だった昼の砂漠は一気に氷点下と化した カラカル「計画通り」 名無し「あれはなんですか?」カラカル「砂嵐よ!逃げましょう!」 フレンズ「親方ァ!空からみゆはんが!」 名無し「砂嵐だ……!」 カラカル「みゆはんが砂嵐で舞い上がったわよ!」 bgm ぼくのフレンド カラカル「さあ逃げるわよ!」名無し「え、あれ放置!?」 カラカル「そうよ。もうあと3コメント後には戻ってきてるから。」名無し「え……、ええ……。」 ここでCM入りまーす! ヒグマ「今日の晩御飯はカレーよ!」キンシコウ・リカオン「わーい!」 ハ◯ス けものフレンズ カレー新発売! CMあけ カラカル「ここがこうざんちほーね!」名無し「高い山ばっかりですね~」 カラカル「凄い高さね…サーバルの奴ホントにこんな所をよじ登ったのかしら…?」 名無し「あっちに階段あるみたいですよ」 名無したちが階段があるところまでに近づくと、そこには階段だけでなく、クライミング用のロープまでもあったのだった カラカル「ウーン、何かこうチャチャっと登る方法は無いかしらね…」 カラカル「どこかに暇そうな鳥のフレンズでもいないかしら?・・・あ!あれは・・・」 ハクトウワシ「レッツジャスティス!何だか呼ばれた気がしたわ!」 カラカル「丁度いい所に!ちょっと手を貸して頂戴!」 ハクトウワシ「ふむ、君達を上まで運べばいいんだな?御安い御用だ!」 ???「アライさんも乗せるのだ!」 スイ~~~~ 山頂に到着! 名無し「あっという間でしたね!」カラカル「さすがハクトウワシ!」ハクトウワシ「ハッハッハ!」 カラカル「あの建物は何かしら?」 その時である! トキ「わぁたぁしはトォキィー!!!!」 カラカル・名無し「ぎにゃああ 3人は気絶した 一時間後… カラカル「はっ!みんな起きて!もう真っ暗よ!」 そこには昼の様相とは一変した深夜の盛り場ジャパリパブが煌々と明かりを灯していた! カラカル「なんだかわからないけど入ってみましょう!」ガチャ アルパカ「ふわああぁ!いらっしゃぁい!よぉこそぉ↑ジャパリカフェへ~!」 トキ「あらいらっしゃい。私の歌を聴きにきてくれたのね。ムフ♡」 アルパカ「ねえねえ、なに飲む~色々あるゆぉ~猫科の子にはねぇ~マタタビカクテルなんてオススメだゆぉ~?」 カラカル「いただくわ!あなたも飲みなさい!ハクトウワシも!」 30分後… カラカル「ほらぁ~!名無しぃ~!もっとこっちに来なさいよぉ~!ヒック!」 名無し「なんかやばそうだなぁ…」ハクトウワシ「目がすわってるわよ。」 カラカル「アタシの酒が飲めないってぇ~の!?ホラ!こっちにきなさい!!」 ツチノコ「お前うるさいぞ!ここは静かにお酒を飲む場所なんだぞー!」 カラカル「そんなこと言ってないであなたも飲みなさーい!」 ツチノコ「ちょ?!おい!ヤメロ…んぐぐーーー!!」 30分後… ツチノコ「うい~~、ヒック!何だか無性に絵を描きたい気分だな!」 名無し「この赤ペンだけは死守せねば・・・」 ツチノコ「おっ!お前良いもの持ってるな、それを寄越せー!」バッ! ハクトウワシ「あー!!世界の終わりだ!!」 ツチノコ「ふふふふ ふーふふ ふふふふ♪」 描き描き… カラカル「へー、結構いい絵を描くのね。私も描いてみよ。」描き描き… ツチノコ「完成したぞ!」カラカル「私も描けた!見て見て!」ササツ その日、世界は静止した そして、それから100年が経ち、名無しは再び目覚めた タイリクオオカミ「~再び目覚めた…とよし!出来た」アミメ「先生!流石です!大ヒット間違い無しです!」 【けものフレンズBBS NEO 100レスSS 2018】 〜完〜 タイリク先生の次回作に ご期待下さい。 ショウジョウトキ「100レスなのに既に729レスなんですけど!」 タイリク「摂氏では沸点は100℃としているが、華氏では729°Fなんだよ」 アミメ「ショウジョウトキ!先生の言うことは絶対よ!先生が白と言ったら例え黒でも白なのよ!」 アリツカゲラ(これは中々終わりそうにありませんねぇ… ) 名無し「それで結局、私は何のフレンズだったのですか?」 アミメ「ヤギね!」 ヤギ「メェー推理ですね」 完!!
アライさん 「ふははー! 米を洗っただけで大儲けしたのだ! おかげでこのジャパリ御殿を建てたのだ!」
ショウジョウトキ 「ついにこの私の出番がやってきたんですけど!」
そう言いながら、いと美しいショウジョウトキは、ジャパリ御殿にある冷蔵庫から出てきた。
アライさん 「不法侵入者なのだ! 引っ捕らえるのだー!」
ショウジョウトキはじゃぱり留置所に連行された。
ショウジョウトキ 「こんな展開、聞いてないんですけど! (ドヤァ)」
看守ツキノワ 「おい、面会だぞ」
アルパカ 「ショウジョウちゃん、差し入れ持ってきたゆぉ〜」
ショウジョウ 「感謝感激! この気持ちを是非とも歌にしたいんですけど!!」 ドヤァ
ショウジョウトキさんの歌で看守たちは全員気絶してしまった!
「嬉しさのあまり失神してしまったのね」ドヤァ そう言うとショウジョウは留置所をあとにした。
すると看板が見えてきた。 「アライさんのジャパリ御殿こっち→」
ショウジョウトキ 「なんて書いてあるか読めないんですけど!」ドヤァ
すると道の向こう側からアメリカビーバーとオグロプレーリードッグが歩いてきた。 しかし2人とも不機嫌そうで、どことなくよそよそしい。
ショウジョウ 「こんにちは。 どうかしまして?」
プレーリー 「最近ぜんぜんごあいさつ出来ないであります」
ビーバー 「コロナが心配っすからねぇ…」
太陽の方のコロナ 「コロナ退治なら私に任せて! ヒャッハー! コロナは消毒だぁー!」 紫外線→
コロナウイルスはこの世から完全に消え去ったのだ!
プレーリー 「これで思う存分ごあいさつ出来るであります! 今までの分も・・・」
ショウジョウ 「じーーーっ」
ビーバー 「ちょ… 見られてるっすよぉ!」
プレーリー 「誰だか知らないでありますが、とりあえずアナタにもごあいさつであります!」
※しばらくお待ちください※
ショウジョウ 「さあ! 今度こそアライグマん家に泊めてもらうわよ!」(何事も無かったかのように)
トキ 「あら? どうしたの体中にキスマーク付けて」
ショウジョウトキの脳内 (とりあえずアナタにもごあいさつでありますとりあえずアナタにもごあいさつでありますとりあえずアナタにもごあいさつであります…)
ショウジョウトキ 「・・・ご、ごあいさつさせてほしいんですけど!」
ショウジョウトキさんはトキにフルスイングのビンタを食らってしまった!
ショウジョウ 「さあ! 次こそアライグマん家に向かうわよ!」(何事も無かったかのように)
アルパカ 「あんらぁ~ ショウジョウちゃんじゃなぁい。 どぅしたのぉ、ほっぺに手形付けてぇ?」
※しばらくお待ちk… 「ぺっ!」
アルパカは高速で唾を飛ばす。
「危なっ!」 ショウジョウはすんでの所で躱し、ドヤ顔をキメる。
ナレーション(CVキムタク)「ちょ… 待てよぉ」
ショウジョウトキ 「さあ! 次こそアライグマん家に向かうわよ!」(何事も無かったかのように)
ホワイトタイガー 「む、こんな所で誰が奇声をあげてるのかと思えばショウジョウトキではないか」
ショウジョウトキ 「とりあえずアナタにもごあいさつなんですけどー!」ドヤァ
ショウジョウトキはホワイトタイガーにあいさつをしようとした。 が…
ホワイトタイガー 「タイガーアッパーカット!!」
タイガーアッパーカットを食らったショウジョウトキは正気に戻った。
ショウジョウトキ 「波動拳!!」
…さあ ひょうしょうしきだ。なにぃっ、しょうじょうときがいない! いったいどこへ..
ショウジョウトキさんは今砂浜でバカンス中だった。 その時、突然ショウジョウトキの近くにある砂が動き始めた。
スナネコ 「スナネコです」
ショウジョウトキ 「ちょっと、ビックリさせないでほしいんですけど!」ドヤァ
スナネコ 「最初は井戸小屋に居てぇ、収容されてぇ、気付いたらココに…」
ショウジョウ(経緯は聞いてないんですけど!)ドヤぁ
スナネコ 「因みに今ボクが埋めらている場所は満潮時になると水没して…でもまあ…いいか…」
ショウジョウトキ 「全然よくないんですけど! 今すぐ助けてあげるんですけど!」
ー砂嵐が突然発生!ー
ショウジョウトキのかぜおこしで砂嵐を相殺したので事なきを得た。 こうして、ショウジョウトキはスナネコが埋められている場所までたどり着いた。 だがしかし、あたり一面プレーリーが穴を掘りまくった場所だったのでショウジョウトキも埋まってしまったぞ!
ショウジョウトキ 「タッケテー」ドャァ
スナドリネコ 「お? お前そんなところに埋まって何やってんだ? 今日は大潮だからそこ水没するぞ」
デロリアンに乗ったサモエドも颯爽とやってきた。 「時を戻そう…」
スナドリネコ 「ぺこぱかよ!?」 #゚Д゚) ノ
なんだかんだで夕方・・・
スナネコはジャパリ御殿の入り口まで来ていた。
スナネコ 「やあ、何でしょうこのおうちは?」
ショウジョウトキ 「なんか見覚えあるんですけど!」ドヤァ
これがどんな場所だが、知らないがスナネコはドアをノックした。 ドアがギィ~~~~ と開くと、そこには思いもよらない光景が広がっていた。 なんと・・・ あー一面のクソミドリ・・・
ーかに見えたそれは際限無く分身したパンサーカメレオンであった。
ショウジョウトキ 「いっぱいいるんですけどーーーーー!!」
パンカメ 「アワワワ…」
その声に驚いたパンカメはステルス化する。
ショウジョウ 「姿を消したって、いっぱいいることに変わりないんでしょー!?」
その時突然、影分身したニホンツキノワグマがジャパリ御殿の方へ全速力で走って向かってきた。 そして大量のステルスパンカメと衝突し大爆発が起こった。 これがビッグバンである。 その衝撃によりじゃぱり御殿は再創造された。
ショウジョウトキ 「何が起こったのかよくわからないけど、早速乗り込みますよー!」
アライさん 「ふははー! よく来たのだ! この先に進みたければアライさんに贈り物を寄越すのだ!」
スナネコ 「贈り物ですか…? 砂しか持ってないです」
その時、誰かの贈り物がじゃぱり御殿に届いた。 贈り物の箱の中のフェネック(ふふふ、アライさーん、私自身が贈り物なのさ~)
暫くお待ちください・・・ (花畑の映像)
あらい 「あーびっくりしたのだ! ビックリし過ぎて思わずジャパリ御殿の自爆スイッチを押してしまったのだー、ぬへへへ」
この事は、のちにまだ終わってないのに爆発オチなんてサイテー事件としてフレンズの間で語られるのであった。
一方、その頃ショウジョウトキは… ジャガーさんの屋台で立ち食いそばを食っていた!
ショウジョウ 「なんかうどんみたいに白いんですけどぉ!?」
ジャガー 「米で作ったからねー」
ショウジョウ 「それじゃあビーフンなんですけどぉ!」ドヤァ
その後立ち食いビーフンがパークで大流行! ショウジョウトキはそばを500杯平らげた! ショウジョウトキは体重が5倍になってしまった!
ショウジョウトキ 「なんか体が重いんですけど?!」
ショウジョウトキはヘラジカブートキャンプに入隊することになった。
ヘラジカ 「ワンモアセッ!!」
マッスルショウジョウ 「体脂肪率5パーセントなんですけど!」ドヤァ
??? 「ねえちゃん自衛隊入らへんか?」
ショウジョウトキ 「望むところなんですけどー!」ドヤァ!
時は流れ、遂に音楽隊への入隊を果たしたのであった!
ショウジョウ 「入ったはいいけど、フルート担当じゃあ歌えないんですけどぉ!」ドヤァ
ショウジョウトキは嫌々フルートを演奏したが、結構うまかった。 そしてついにフルート奏者としてソロデビューを果たす!! ミリオンヒットだ!
高嶺の花になってしまったショウジョウトキは昔お世話になったジャパリカフェを改めて訪れた。
アルパカ 「ありまぁ〜 立派になっちゃってぇ〜」
トキ 「そう言えばあなたに招待状が来てたわよ」
差出人アライさん 「有名人とお近付きになりたいので御殿に招待するのだ!」
ショウジョウトキ 「ジャパリ御殿か…、何もかもみな懐かしい…んですけど…」ドヤァ…
ショウジョウトキはジャパリ御殿を目指すためにスペースシャトルに乗り込んだ。
ナレーション 「なぜ宇宙に飛び出す必要があったのか? だが答えてくれる者は居ない。 そのうちショウジョウトキは考えるのをやめた…」
そしてカウントダウンが始まる 『Ten, Nine, ignition sequence start, Six, Five, Four, Three, Two, One, all engine running, Lift off, we have a lift off!』
ショウジョウトキ 「あれ? なんで私は宇宙へ向かってるんですかね? よくわからないんですけど!」ドヤァ!
激しく白煙を噴き出しながらスペースシャトルは遥か上空へと昇ってゆく。
スペースシャトルに平行して飛行してきたオイナリサマ 「お待ちなさい、そこのフレンズ! 旅のお供、いなり寿司を忘れてますよ!」
ショウジョウは飛んだ。 いなり寿司1つを共にして・・・ やがてシャトルは溶け出した。 太陽に近付き過ぎたのだ。
ショウジョウ 「お、落ちるぅー ・・・って私、飛べるんですけど?」どやぁ!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
年老いたアルパカ 「・・・こうして、ショウジョウトキちゃんはみんなの太陽になったんだゆぉ」
幼いフレンズ達 「ほんと~?」
アルパカ 「さぁ~て、にぇ・・・フヒヒ」
ミナミコアリクイはじゃんぐるちほーを歩いていた…
チンピラリアン 「姉ちゃん、オレと茶ァしばかへん?」
ミナミ 「あっち行ってよー!」\(`ω´ )ノ
チンピラ 「すごすご…」
ミナミ(賢者の石(へし)・・・ どこにあるんだろう?)
賢者の石 「昨日アルパカスリさんが私を拾ったよ。 探してね!」
賢者の石はジャパリカフェで漬物石となっていた。 (意外とデカイ…)
ミナミコアリクイ 「アルパカさんってことは・・・カフェに向かえばいいのかな? だが断る!」
ハーマイ鬼 「ええから行けや!」
ミナミコアリクイ 「徒歩じゃ無理だよう… ヘ~イタクシー!」\(; ̄ェ ̄)/
しかし威嚇されていると思ったのかタクシーは停まってくれない。
ジャガーの乗ったトラック 「よう姉ちゃんどこまでいくんだ?」
ミナミ 「えっ?いいの? じゃあジャパリカフェまで」
ジャガー 「何だ、ちょうど近くまで行くから乗っていきな!」
しかしトラックはセルリアンだった!
ジャガー 「なんかトラックがプニプニしてる気がするけど走れるしいいか。 さあジャパリカフェまで行くよ!」
~ジャパリカフェ~
ジャガー 「ごはんとつけものをくれ」
アルパカ 「はいよぉ〜」
トラクリアン 「・・・」
アルパカ 「はい、どぅぞぉ〜 ミナミコちゃんは なんにするぅ〜?」
ミナミコアリクイ 「賢者の石で」
アルパカ 「ごめんにぇ~、これ売り物じゃないんだ~ 代わりにこれで我慢してにぇ~ はい近所の石」
「燃やせー!」 アルパカに襲い掛かるけもねお民。
「ちょーっと待ったー!」 その間に割り込んだヒゲじいが身代わりとなって燃やされた(1匹目)
ミナミコアリクイは交渉に入った。
ミナミコアリクイ 「ブラックジャガーさんの個人情報と引き換えでどうです」
ミライ 「その話、詳しく聞かせてもらえます?」
面白かった! スーツhttp://mall8books.com/
ミライさん 「なるほど、スーツを着たブラックジャガーさんですか… アリですね」眼鏡クイッ
ブラックジャガー 「俺の預かり知らぬ所で個人情報をやり取りするのはやめてもらいたいのだが…」
その時、ブラックジャガーさんの背後にミライさんが忍び寄る…
その更に後ろからハシビロコウが・・・( ̄Д ̄)ノ 「職務質問です。 あなたは今頃さばんなちほーの巡回をしているはず。 ココで何を?」
ミライ「それは残像よ」 ハシビロコウ「なにっ?! この動き! コイツホントにヒトか?!」
ミライさんの正体はペロリアンだった!!
ペロリアン 「うへへへ、全員ナメてやるナメ」
ハシビロ 「いつものミライさんと何が違うと言うんだ! もしや双子!?」
本物ミライ 「ゼンゼンチガウデショー!? フレンズさんの危機を察知してガイド参上!」
ハシビロ(やっぱりバケモノ…?) 「脅威が二つになったか…」
ペロリアンは巨大化した! この間、ミライさんは別の場所にいるカコ博士と位置を何者かによって取り替えっこされてしまった。 そしてミライさんは宇宙空間に放り出されてしまった。 さらにミライはカタカケフウチョウみたいなUFOに吸い込まれた。
ミライ 「ここは一体どこなんでしょう…」
カタカケフウチョウ 「よくきたナ、ニンゲン」
ミライ 「私は人間じゃありませんよ」
カンザシフウチョウ 「こいつイッタイナニをイっているの…?!」
その時UFOの動力源と飛行ユニットとエンジンが何者かによって壊された。
フレンズ化ケロロ 「ゲ〜ロゲロゲロ...」
ミライ 「なんかわからんがとりま全員耳しゃぶっとこ」
ミナミコアリクイ 「なんだよう! 無視すんなよう!」
その時、ペロリアンが背後から襲いかかる!
??? 「やめるんだ!! ブラジャーマン!」(女の子やぞ)
ブラジャーマンは猥褻物陳列罪で宇宙刑事ハシビロに連行されていった。 ミライさんもついでにお縄になった。
ペロリアン 「oh...」
宇宙刑事ハシビロの乗ってきた宇宙船の船内に警報音が響き渡る。
警報 「ガス欠です!直ちに給油してください!」
マダラスカンク 「それじゃあボクが・・・」
ハシさん 「おい待てそれh…」
ブッバーーーン!!
警報 「ガス満タンになりました。よかったです」
ハシビロ 「…船橋(ブリッジ)にガスを充満させてどうする…ガクッ」
ハシビロさんはたまらず窓を開けて換気をした。
ハシビロ 「あ、しまったここは宇宙だった…」シュゴゴゴー
マダラスカンク 「えええぇぇぇ~~~!!」
ミライ 「ここは私にまかせてください!」
ミライさんそう叫ぶと、さっそうと宇宙空間へ飛び出した。 どんどん宇宙船から遠ざかるミライさん、そしてそのまま漆黒の闇に消えた。 その後ミライさんの姿を見たものは誰もいなかった。
一方その頃、ミナミコアリクイは… サーバルと一緒にプールに向かっていた。 すると突然プールの中から・・・ メガネカイマンとイリエワニがシンクロナイズドスイミングしながら現れた。
メガネカイマン 「足つったあああああああああ」
そしてメガネカイマンは闇落ちしてビーストになった。 さらばメガネカイマン! 君の勇士(笑)は永遠に語り継がれることだろう!! ビーストとなったメガネカイマンが曙とのドリームマッチを果たすのはまた別の話。
ドール 「すいません、遅刻しちゃいました!」
ミーア 「ドール、罰としてフォト『大海を往く』装備の刑ですわ!」
シロナガスママ 「罰・・・?」ピクッ
ミーア 「お尻ペンペン2000回の刑に処しますわ!」
コウテイ 「私が代わろう!」 wktk
コウテイは難なくお尻ぺんぺんの刑をクリアした。
コウテイ 「物足りないなー… おかわりをよこすのです」
あまりにもマゾヒズムが過ぎるのでコウテイはマッドティーパーティーに強制的に参加させられた。 その頃、こうざんではフルルが賢者の石を手に入れようと、カフェに忍び込もうとしているところだった。
メレブ 「フルル気をつけろよ。 こういう普通そうな場所に限って強い敵とかやばいボスとかがいるからな」
キッチンの奥からボスセルリアンがでたぞー!!! ボスセルリアンは魔法を封じてきた。
フルル 「物理特化だからあんまり関係ないよー」
ボスセルリアンは撲殺された。
ボスセルリアン 「ま、待ってくれ! 僕は悪いセルリアンじゃないよ!」
フルル 「ねー誰か釘バットもってなーいー?」
ボスセルリアン 「あ、僕持ってますよ。 はいこれ」
こうしてボスセルリアンは爆発四散した。 同じ時間にイワビーとジェーンはバイクの免許を取得するためにバイク教室に通っていた。
イワビー 「おい、なんか坂道発進のところにでっかい石が落ちてるぞ」
カリフォルニアラッコ 「それは私のお気に入りの石ですよ?」
そして、賢者の石をめぐるカルフォルニアラッコとイワビーのバトルが始まった。 その隙にミナミコアリクイは密かに石を持ち去った。 ミナミコアリクイが三千里歩いた所で、突然、賢者の石はドス黒い液体を垂らした化け物と化した。 賢者の石その正体は黒蜜きな粉餅リアンだった!
パフィンちゃん 「おいしそうなきなこ餅、パフィンちゃんも食べたいでーす!」ぱくっ
パフィンは闇落ちし、ビーストになった。 ミナミコアリクイは両手を上げて対峙する。
ミナミコアリクイ 「降伏のポーズ!!」
(完)
\☭デェェェェェェェェェェェェェェン☭/ (※ソビエト国歌のアレ)
スターリン 「サーバルは我が嫁である」
総統閣下 「はぁ!? 私の嫁に決まってるだろ? チキショーメ!」
カラカル 「クソッ やられた!!」
カラカルはとある任務を遂行するため、カラカル2とカラカル3とカラカル4とカラカル10と共に行動していた。
カラカル2「フレンズとは何ぞや 力とは何ぞや」 カラカル10「アイツは置いて行こう」
なんやかんやでカラカル達はコストコにやってきた。
カラカル 「コストコに来たらやっぱり一発目に買うのは… 脱法パウダー」
ジャパリ警察 「全員逮捕する!」
こうしてカラカルは全員連行されてしまった。 しかし休憩時間に観たスティーブ・マックィーン主演の「大脱走」を真似たカラカルは、 あっさり脱獄に成功したのだった。
カラカル 「チョロいわ。さあ、ここからがカラカル様の逆襲よ! 「「「「合体!!!!」」」」
巨大カラカル 「・・・してみたものの敵がいない… とりあえずそこら辺のビルでも壊しておいた方がいいのかしら?」
巨大ヘラジカ「ハッハッハ!ちょっと一勝負しよう!」 巨大ライオン「おい! 私の許可なく無闇に決闘を申し込むなと言ったろう!」 ズルズル… ヘラジカ「はっはっは!」 ズルズル…
巨大カラカル 「なんであいつら巨大化してんだ!?」
あかいおにいさん 「カラカルこそ、なんでそんなに大きなったんや?」
カラカル 「真面目にやってきたからじゃなーい!」
ようじょ 「アミメキリンさんよりインドゾウさんがもっと好きです」
アミメキリン 「何ぃ…?」ピクッ
インドゾウ 「ニッコニコ」
アミメキリン 「こいつをヤギにしてやりたいんですがかまいませんね!」
あかいおにいさん 「いや、なにわのロッキーことワイがボコしたるわ!」
カラカル 「いえ、ここは主人公の私が・・・」
ようじょは巨大化した。
「ヤギめ、正体を現したわね!」 そう言うと、アミメキリンも負けじと首を伸ばした(推定10m)
イナリーモ 「無駄な争いはやめなさい・・・」
ドーモ 「そうよ! 隊長も言ってやって下さい!」
タイチョーモ 「どうして、どうしてこんなことに…?」
そう言うとイナリーモは七輪でおもちを焼き始めた。
おもち「プク~~~~」
みる間におもちもオモチーモと化していく・・・
オモチーモ「私だ。」 ギンギツネ「ひょいパクッ」
面倒くさそうなのでカラカルは早急にその場を立ち去った。
一方その頃スターリンと総統閣下は……
スターリン 「ミナミコアリクイは我が嫁である」
ミナミコアリクイ「あっちいってよ!!」 ITSUKI監督「まったくだよ。 人の嫁に手を出そうなんて!」
そう言うとアクシス印の塩を撒いた。 スターリンは塩でみるみるしぼんでいった。
総統閣下 「コイツ、ナメクジだったのか!? シランカッタ!」
イナリーモ 「グワアアアアーーー!」
イナリーモもしぼんでいった・・・
総統閣下 「あんた誰?」
ハクトウワシ 「見つけたわ! もう逃げられないわよ、総統閣下!!」
総統閣下 「おまえなんかダイッキライだ!」
ハクトウワシ 「ヒドいわ!」
そう言うとハクトウワシはお◯ぱいぷるんぷるんさせながら帰って行った・・・
イナリーモ 「そろそろお前もおうちへおかえり」
そして場面はカラカルへ・・・
カラカル 「やっぱり主人公といえば私よね!」
カラカルはセルリアンクイーンを倒すために旅に出るのだった。
セルリアンクイーン 「こんにちは」
カラカル 「なかなか見つからないわね。 ってそんな簡単に見つかるわけないか。 てへっ あ、すみませーん。 この辺でセルr…」
セルリアンクイーン 「クイーンなら私ですけど何かご用ですか」
[しばらくお待ちください]
サーバル 「こんなとこで何してるの?」
カラカル 「それなら終わったわ」
サーバル 「さてはこっそり美味しいものを食べたでしょう。 口の周りに・・・ 血がいっぱいついてるじゃない!!」
口の周りを拭いながら、カラカルは反論する。 「付いてるわけないわ。 セルリアンには血が通ってないんだから!」
アミメ 「と、いう事は・・・セルリアン以外の何かを食べたという事です! 正直に吐きなさい!」
カラカル 「かゆい うま」
アミメ 「これは・・・ ヤギハザードね!」
カラカル 「ヤギー!」
サーバル 「そんな… 一体どうすれば・・・」
アミメ「先ず気をしっかり持って… ヤギー!」 ヒツジ「ヤギー!」 ヤギ「ヤギー!」
アミメ 「いや、それはおかしいヤギ」
ヤギ 「なん・・・だと・・・!?」
塩でしぼんだスターリン 「我こそが本物のヤギである!ヤギー!」
ヤギ 「おまえかーい!!」
しかししぼんだスターリンが足元にいる事に気付かなかったカラカルに踏みつぶされてしまった。
スターリン 「グワー!!」
カラカル 「何か聞こえたような気がするけど、気のせいよね」
そして、総統閣下は叫んだ。
総統閣下 「よっしゃーーーー!!」
世界は平和になった・・・
カラカル 「セーバル、アタシちょっと明日から出かけてくるからその間ぶらぶらしててちょうだい!」
セーバルはリョコウバトの店に来た。
リョコウバト 「いますぐご案内出来るツアーですか? 『サーバルさばんなが移動ツアー』『ホラー探偵ギロギロ ミステリーツアー』 『ふぁいと一発アルパカと行くカフェツアー』それから・・・『ブラックジャガーパークツアー』です」
セーバル 「ファイト一発アルパカと行くカフェツアーで」
リョコウバト 「こちらのツアーは登山経験豊富なフレンズさん向けですがよろしいですか?」
*はい
セーバルは了承した。 なぜなら、バードリアンに乗っていけば楽に頂上に行くことができるからだ。 だがバードリアンはブラックジャガーに殺されていた!
セーバル 「それでもファイトイッパツアルパカといくカフェツアーへいきたい」
リョコウバト 「では参加費としてジャパリまん3日分を頂きます」 セーバル 「はい」 (カラカルママのへそくり持ってきといてよかったー)
こうして2泊3日のファイト一発アルパカと行くカフェツアーが始まった。
~翌日~
アルパカ 「私がツアーに同行するアルパカだゆぉ~ よろしく贄ぇぇ~」
客達「よろしくお願いします。」 客A「アルパカさんかわいい〜 」 客B「アルパカさんの贄になりたい!!」
「よっ、ほっ」 アルパカは軽々と登って行くが・・・
「無理ですぅ」 客たちは置いてけぼりだ。
アルパカ 「え〜 ラクショーでしょ〜」
アルパカさんの笑顔に興奮したツアー客どもは険しい山を気合で登り始めた。 だが、険しい山を登りきったのはツアー客の約半数名のみだった。 セーバルは既に脱落していた。
セーバル 「あきたから、ほかのバショにいってみよう」
サーバル 「あ、セーバル! 何してんの?」
セーバル 「あれ… ここはじゃんぐるちほーのはず・・・」
サーバル 「さばんなは日々移動してるからね!」
ハンターセル 「お呼びですか?もしそうだったらどこまで運びましょうか?」
セーバル 「りうきうちほーまで」
こうして、セーバルは『りうきうちほー』に運ばれたのであった
シーサーバルライト「うみゃー!あなたはだれ?」
「私はサーバル! けもフレ真の主人公!」 「私はセーバル。 このSSの主人公」 「わたくしはエサのセルリウムを頬張る」
シーサーバルライト 「りうきうちほーといったらヤギ汁が有名だよ!」
アミメ「ヤg…」
サーバル 「ちんすこうとキンシコウって似てるよね」
セーバル 「私はベニイモ味のジャパリまんが好き。 そうだ、ベニイモ味じゃぱりまんたべにいこうっと」
セーバルが歩いていると屋台が見えてきた。
アライ「お、セーバル。 打ち立てソーキそばはどうなのだ?」 ハブ「おい、こっちのミミガーとハナブクにしとけよ」 セーバル「ぜんぶもらう」
セーバルがソーキそばを啜りながらブタを連れて歩いていると・・・
ブタ「…これ…母さんです…」 セーバル「そーなんだー」
しばらく歩いているとパフィンがセルリアンを食べていた。
セーバル 「セルリアンっておいしいの?」
パフィン 「おいしいでーす!ムシャムシャ」
セーバルはよだれを垂らしながらハンターセルを見た。
セーバル「たべちゃおう!」ひょいパクッ セーバル「ヴォァァァァァァァァァァァァァ!?エレエレエレ・・・」
ハンターセルを食べたセーバルは一瞬だけ苦しんだがすぐさま幸せそうに笑った。
セーバル 「あとからさわやかなカンミがくるね・・・クセになるあじ」
セーバルは、まんぞくした。 だが、移動手段を食べてしまったため、帰る手段がない 。 どうしよう!?
セーバルは、りうきうちほーに定住することにした。 そして3年の月日が流れたある日・・・
セーバルの目の前にパフィンが衝突してきた。
セーバル 「おいおまえ、移動手段になれ!」
パフィン 「これからキノコの山とタケノコの里の食べ比べをするので忙しいでーす。 エトピリカちゃんで我慢してくださーい」
エトピリカの[そらをとぶ!]
セーバルはエトピリカに飛び乗り彼女に乗って移動することにします。 そこでふたりが向かった先は・・・ なんとナカベチホーのライブ会場でした。
セーバル 「ライブかいじょう・・・? なにがはじまるのかな」
すると舞台の幕が上がり、何かが始まったのだった!
ホルスタイン 「どーもー!」
ジャージー 「はい今、客席からヤマザキ春のパン祭りのシールもらいましたけど、 こんなんいくらあってもいいですからねぇ」
ミルクガールズというコンビの漫才のようだ。
???「おもしろくない」 バズーカドーン! ミルクガールズ「ぎゅーにゅううううううううーーーーーーーー!」
エトピリカ 「まだツカミなのにキビシーね〜」
セーバル コワイから別の場所にしよー」
彼女ら二人は別の場所に向かった。
*ピーチパンサーのマッサージ屋 *ロバのパン屋 *アカニシさんの啓発セミナー *オイナリサマの神社
さあどれに入る?
セーバルはオイナリサマの神社に、エトピリカはロバのパン屋に入ろうとしたが、 どちらに入るかですごく悩んだ。
セーバルはパン屋を選んだ。
エトピリカ「セーバルちゃん♡」 セーバル「彼女にジャパリパンを…」 エトピリカ「え…?」
店の奥からヒグマが姿を現すと有無を言わせずピクニックに連行した。
こうして、愛と地獄のピクニックが始まった。 ヒグマ「まずは1000本ノックだ!」
セーバルは言われらがまま1000本ノックを行なった。
ヒグマ 「ちっがーう! お前が受けるんだよ!」
セーバルは付き合ってられないので、重いコンダラを引いているエトピリカを横目に抜け出した。 向かった先は・・・
ホートクちほーであった。 そこでは、かつての栄光を忘れられずにいたオオタカが、SEGAのメインシステムにゴニョゴニョしようとしていた。
セーバル 「やべぇので別の場所にしよう」
ドン引きしたセーバルはナカベちほーへと向かった。 そこではリカオンがラッキービーストを私物化していた。
ラッキー「私物化されたタスケテ」 リカオン「あっここにもボスがいるじゃないですか! ゲット!!」
このちほーではラッキービーストの8割がすでに捕らえられ、 残る2割のラッキーは同胞が捕まえられていくことをただ見ていることしかできないのであった。
マーゲイ「次は謎の5人組芸人、ぺぽぱです!」 皇帝「時を戻そう…」
[私物化される前]に戻ったラッキービーストたちは一目散に逃げた。
それを見ていたセーバル 「カンドウテキダナー ウン、ヨカッタヨカッタ」
見ていて虫唾が走ったセーバルはリカオンを時限のはざまに送り込んだ。 次元の狭間に放逐されたリカオンはサンドスター切れによるフレンズ化の解除がされず、戻る手段もないので、 こっそり隠し持っていたラッキーさんと融合しラッキービーストとフレンズの中間生命体となった。 そのうち、リカオンは考えるのをやめた・・・
セーバルはオイナリサマの神社にやってきた。 すると突然「たぬキーーック!」巫女服を着たタヌぱんちくんが襲ってきた。
たぬ 「セーバル! 今日こそはあなたを倒します!」
セーバル 「ひとちがいじゃないかな」
たぬ 「いいえ。 ここで会ったが〇行目! [りうきうちほー]で食べられた私のお友だち、ハンターセルの仇を取らせてもらいます!」
こうして、セーバルVSたぬぱんちの戦いのゴングが鳴らされた。
セーバルのせんせいこうげき! セーバルクローがたぬぱんちにヒット! 負けじともセーバルもカウンターを決める!
死闘は三日三晩続き、いつしか2人の間には友情を越えたナニかが生まれつつあった。 たぬ「ハアハア、なかなかやりますね! こうなったら奥の手! タァーーー!」
セーバルに自分の巫女服を着せると、自分は元のセーラーに着替えてスタコラサッサと駆け出した。
オイナリサマ 「また逃げられてしまいました。 代わりにあなたが働きなさい」
セーバル 「三食昼寝付きならヤル…!」
オイナリサマ(計画通り)ニヤリ
セーバル 「まさか3食+おやつ、布団の模様まで稲荷寿司だなんて… そりゃバイトが続かないわけね」
だが、セーバルはまだ知らなかった オイナリサマがとんでもないことを企んでいるということを。 「今日こそはキュウビに『女同士の良さ』というものを教えてあげる」
そう言うとオイナリサマはキュウビキツネの寝室に忍び寄る・・・
セーバル「どうして私まで一緒に…」
しかし先客がいた!
ガチック「キュウビさんには私が手ほどきしておいたよ~」 オイナリサマ「そんな…」orz
セーバルはその隙に逃げた・・・ かと思いきや、誰かがセーバルの足をつかんで離さない! ミライさんがついにキタキタァーーーーーーー!
ミライ 「目を逸らしてはいけません…」ゴゴゴゴゴゴ…
そう言うとミライの身体からピンク色のオーラが立ち昇り、やがて霧のように広がっていく。 そしてセーバルの目の前には世にも美しい光景が広がった! セーバルは美しい光景に見とれていたためか、どこからともなく聞こえてくるカラカルママの声は1ミリも届かなかった。
今やパーク中で繰り広げられるフレンズ同士の「美しい光景」 しかしセーバルはパートナーを見つけられずにいた。
カラカル「セーバル、こんなところで何してんのよ?」 セーバル「あ、カラカル…あのね…」
セーバルは今までの旅の経緯について話した。
カラカル 「そうなの。 色々あっていい思い出ができたじゃない」 でもこのままにしておくのもマズいわねぇ…」
そこに謎の5人組芸人ぺぽぱの皇帝が通りかかった。
皇帝「時を戻そう」
~そして~
ー終わり…?ー
アライ
「お宝情報なのだ!」
フェネ
「な〜に〜?」
アライ
「パークにはいろんなLB(メキシカン、コマンドー、おかんなど)のタイプが作られ、
その中には黄金色(GLB)もあった?という噂を聞いたのだ」
フェネ
「へ〜 GLBね〜」
アライ
「ぴっかぴかのを見つけるのだ!」
フェネ
「はいよ〜」
こうして、二人の旅は始まったが、初っ端からアライさんは先走ってしまい罠に引っかってしまったのだ!
その罠は『いつも一緒に行動している人、もしくはフレンズにGLがいるフレンズだけが掛かる罠』だった。
アライグマ
「GL? GLBのダジャレなのだ?」
アライさんがどのようにして罠から脱出していたのかは誰も知らないが、
GeneraL(将軍)略してGLになったアライさんとフェネックはGLBを探すため次の場所へ向かった。
フェネ
「またやってしまったね〜」
アライ
「今度からは気を付けるのだ」
フェネ
「ーでアテはあるの〜?」
アライ
「・・・考えてなかったのだ」
フェネ
「やっぱりね〜 じゃあ知ってそうな人に聞こうよ〜」
そこにジャガーさんが現れた。
アラフェネは現れたジャガーさんをガン無視して博士の元に向かいました。
ジャガー「・・・」
アライ
「博士ー! GLBについて教えて欲しいのだ!」
博士
「教えてほしかったらジャパリまん100億個よこすのです」
アライグマ
「仕方ないのだ...スタッフー!」
アライグマの声にどこからともなく大きなスーツケースを持った黒服の男が現れ、ケースのふたを開けた。
博士&助手「こ、これは……!?」
ケースの中身はジャパリまん100億個とカレー5000皿だった。
その時パークに突風が吹いた!
5000のカレーが宙を舞う!
ひげじい
「これがカレーなる舞いというわけですな!」
ヒゲじいは燃やされ、灰となり舞った。
ひげじいの灰が桜の木にかかると桜が咲き乱れた!
フェネック
「これは[#鬱金](https://ja.wikipedia.org/wiki/ウコン_(サクラ)桜だね~」
アライ
「おぉ…って黄金でもなければラッキービーストでもないのだ!」
2人は次の場所に向かった。
そしてエデンにたどり着いた。
それは、新たなる災厄の前触れでしかなかった。
フェネック
「あらいさ~ん、これからどうするの~?」
アライ
「お、あそこにフレンズがいるのだ。 お〜い!」
そこではゴールデンタビータイガー(ルビー)とマルタタイガー(ルター)がセルリアンで羽根つきをしていた。
あらい
「もちろんうどんを打つのだ!」
フェネ(¬_¬)
「そうだね〜 明らかに普通じゃないっぽいもんね〜」
ルビー「聞こえましてよ!」
ルター「キミたちこそこんな所でうどんを打とうなんて、おかしいと思わないのか?」
しかし二人も結構手打ちうどんに興味があったようで、アライさんのうどん作りを見学することにした。
アライグマ
「んお? うどんじゃなくてナポリタンができてしまったのだ」
ルビー
「まあこれはこれで。 では頂きます」
ルター
「ほら、口の周りにケチャップが…」 いちゃいちゃ
アードウルフ
「ケチャップ… う、頭が・・・」
あらい
「しまったのだ! 毛皮にケチャップがちいて付いてしまったのだ!」
フェネック
「アライさんその毛皮を洗うから早く脱いで一緒にお風呂にッ! ハァハァ」
アライグマ
「フェネックやめるのだ。
キャラがおかしくなってるのだ! それに目がハートになってるのだ!」
やつはとんでもないものを盗んで行きました。
それはフェネックのハートです。
あらい
「まてなのだールパーン!」
しかし上から99.9、55.5、88.8というモデル顔負けのスタイルを誇るカエル、観音不二子が立ち塞がった。
「ルパンは私が守る!」
そして出来上がったのが、このexサーバルちゃんである。
アライ「フェネックのハートを返すのだ!」
exサーバル「いいよー」
観音「え!?」
exサーバルはルパンをあっさり捕まえるとアライさんの前に連れてきた。
???
「ばかも~ん!そいつがルパンだ~!」 (アライさんを指さしながら)
あらいさん
「うえぇ!?
なーんてバレちゃ仕方ないです」 ベリベリ…
顔の皮を剥くと中からタヌキが現れた。
???
「よくもアライさんのフリをしてたのだ!」
け も の フ レ ン ズ(BGM ようこそジャパリパークへ)
exサーバル
「あれっ?じゃあこのルパンは...」ベリベリ...
それはルパンではなくアライさんだった!
「放せなのだ!」
ルパン改めアライさんは取り返したフェネックのハートを観音不二子に入れる。
観音不二子(フェネック)
「いや〜 助かったよ〜」
exサーバル
「じゃあ…?」
フェネックになりすましていたのはオオミミギツネだった。
おじいさん
「なんと騒々しい連中だろう…」
正体がばれてしまったオオミミギツネはクジラ型の3人乗りのロボットを召喚した。
アライ
「これはとても相手してられないのだ」
フェネック
「ハートも取り戻したことだしね〜」
アラフェネはGLBの情報を求めて次の場所に向かった。
キュルルシファー「よ う こ そ 地 獄 の ジ ャ パ リ パ ー ク へ 」
アライ
「ヤベェところに迷い込んでしまったのだ」
フェネック
「確かニコニコで本編より先に100万回再生したらしいけど、詳しい人は少ないだろうね〜」
アライ
「じゃあ次、なのだ」
アラフェネが向かったのは… 謎の洞窟である。
フェネック
「暗いね~」
アライ
「でも奥で何かが光っているような…
きっとGLBなのだ!」
フェネック
「ん~? でも金色じゃなかったような~」
アライさんが見つけたのは…
「こんな所で何をしてるのだ? パフィン」
パフィンちゃんはキノコの山かたけのこの里かどっちを食べるかで葛藤していた。
アライ「アライさんはタケノk…」
フェネ「キノコ派だね〜」
アライ「タケn…」
フェネ「キノコ〜」
アライ「キノコ派なのだ…」(´・_・`)
アライ
「パフィンはどっち派なのだ!はっきりさせるのだ!」
パフィン
「かずのこ派で~す!」
フェネック
「そういうボケは今求めてないよ~ 正直に言おうよ~」
アライ
「フェネック目が怖いのだ…」
パフィン(ここは慎重さが求められまーす。 とりあえずチョコボールでも食べて落ち着くでーす)
アライ
「ん? そのくちばしは…」
フェネック
「おぉ~ 金のエンゼルさんだね~」
パフィンちゃんは金のエンゼルを郵送で送っておもちゃの缶詰をもらった。
そのおもちゃの缶詰からセルリアンが飛び出した。
パフィンちゃんは飛び出してきたセルリアンをちぎっては投げちぎっては投げ…
通算499体のセルリアンを撃破した。
次でラストだガンバ!
しかしセルリアンはもう出て来なかった。
アライ(金色のセルリアンを食べてしまったのだ…)
フェネック(見なかったことにしなよ〜)
アライ「こ、ここにはGLBは居なさそうなのだー(棒)」
2人は次の場所に向かった。
そして二人はPPPのライブ会場にきていた。
アライさんは観客の1人ゴールデンライオンタマリン、警備担当のキンシコウに聞き込みをしていた。
アライ
「2人とも知らないって言うのだ…」(´・_・`)
フェネック
「そりゃあ名前に『金』要素が入っててもね〜」
あらいさん
「逆にギンギツネに聞けば知ってるかもしれないのだ!」
しかしギンギツネは今、新開発の薬「ミンミニナールZ」の開発に忙しくてそれどころではなかった。
アライさん
「仕方がないのでここはボスに直球で聞いてみるのだ!」
そこにたまたまじゃぱりまんを配っているラッキービーストが通りかかった。
しかし、どこからともなく現れたリカオンが、ラッキービーストをさらうと疾風の如く去って行った。
フェネック
「あ〜」
そこにキンイロジャッカルが現れた。
「あのラッキービーストはもう一生帰ってこないよ」
アライ
「ならお前でいいのだ、金色のラッキービーストの事を何か知らないかなのだ?」
キンイロジャッカル
「あ… 知らないです。 キンコを頼ってくれたのは嬉しいんですけど・・・」
そうだ。 カフェには行ってみましたか? そこなら誰か知ってる子がいるかも」
一方その頃じゃパリカフェでは・・・
アフリカンゴールデンウルフ「ジャパまん1つ!」
アジアンゴールデンキャット「はい! よろこんで!」
アルパカ「アンジーちゃん、3番テーブルの紅茶できたよぉ」
アライ
「大盛況なのだ!」
アルパカ
「アライさ~ん、いいところに来てくれたにぇ~
洗い物が溜まっちゃってるから手伝ってくれないかなぁ~?」
アライ
「アライさんにお任せなのだ!」
あらいさんは洗いものに没頭しすぎて、気が付けばいつのまには季節は春…
春といえば出会いと別れの季節。
流しのスナネコはんがカフェで『ぼくのフレンド』を弾き語っていた。
フェネック
「いいね〜」
アライ
「心に沁みるのだ〜」 (T_T)
スナネコの歌が終わり拍手喝采の最中、ジャパリカフェの扉がギィ…と音を立てて開いた。
そして、今宵もまた、ジャパリカフェに大量のオバケたちがやってきた。
タイリク先生
「キャーーーー!!」
「あんら〜 またきたのぉ〜? お客さんが怖がるからしょうがないよにぇ〜」
アルパカは『ゴーストバスターズ』コールを発動した!
やって来たのは…♪?
ショウジョウトキさんだァーー!!
アライ
「お前がおばけをやっつけられるのかぁ?」
ショウジョウトキ
「そんなこと朝飯前なんですけど!」ドヤァ
アルパカ
「じゃあ、お願いにぇ〜」
ショウジョウトキはドヤ顔でオバキュームを取り出した。
ショウジョウトキ
「汚物は消毒なんですけどーー!!(ドヤァ!)」ブィィィィン
ゴースト達はたちまち吸い込まれていった。
アライ
「おまえ金色のラッキービーストがどこにいるかしらないのだ?」
ショウジョウトキ「…しっ…しし知らないんですけど!」(目が泳いでいる)
あらい「うそをつくななのだ! だってお前は・・・」
フェネック「アイアイだね〜」
アライ「なんでアライさんのセリフを取っちゃうのだ!」
アイアイ「アイエィエエ ニンジャナンデ!?」
フェネック「5行上の『EYE泳(アイエー)』がヒントだね〜」
アイアイ
「ハンターの仕事が残っているのでこれにて失礼します」
アライ「また振り出しに戻ってしまったのだー」
フェネック「これは見つからないかm…」
スナネコ「そう言えば前にツチノコが『GLBがどーのこーの』言ってたような…」
あらい「今の話をもっと詳しく聞かせてほしいのだ!」
スナネコ
「あ、はい…では……
むかしむかしあるところに……」(飽きた)
あらい
「むむーそれなら仕方がないのだー 他をあたるのだー」
〜アラフェネハウス〜
アライ
「これだけ探して見つからないということは、GLBなんて存在しないのかもしれないのだ…」
フェネ
「何を言ってるのさ〜 アライさんらしくないよ〜」
その時、遠くから声が聞こえた アワワワワワワワ
アライ
「これは・・・ボスの声がするのだ! あっちのほうからなのだー!!
って、なんだ・・・普通の青いボスなのだ」
フェネック
「あれ〜 ツチノコも〜 アライさ〜ん、せっかくだから聞いてみる〜?」
アライ
「そうなのだ。 ツチノコ、GLBについて何か知ってるのか?」
ツチノコ
「なんだ、知らなかったのか? LBは元々みんな金色だったんだ。
ある時パークの職員が退去してしまって『二度と戻ってこないんじゃないか』という恐怖で青ざめてしまったけどな」
ー完ー
あらいさん
「あ!UFOなのだ!」
UFOに乗ったフレンズ化ケロロ(またお前か)
「いてて...前回はマジで痛かったであります...」
アメリカ大統領
「一体なんなんだこれは…」
イカ娘
「前回の反省を踏まえ、宇宙と海の両面から地球侵略を企てたでゲソ」
アライさん
「待つのだ! そんなことはこのアライさんが許さないのだー!」
シャチ
「なんかあのイカっぽいのおいしそう...!」よだれたらたら
イッカク
「私にも食べさせろ!」 ダッシュ
イカ娘
「これはやばいんじゃなイカ!?」
ケロロ
「イカ娘だけモテモテでズルいであります。 我輩にも構うのであります」
アメリカ大統領
「だめだこいつらはやくなんとかしないと」
酔いどれプリンセス「元アイドルに戦闘機なんか操縦出来ると思ってんの!?」
へべれけツチノコ「オレに飲酒操縦さるつもりかぁ!?」
ハクトウワシ(ハックートー)「ええい!今は人手不足だから早く乗りなさい!」
イカ娘
「乗船完了でゲソ!」
(ふふふ...これであの海獣ども(シャチやイッカク)をぶっとばっせるでゲソ...)
イッカク
「キング・クリムゾン!」
酔いどれプリンセス
「させるかーーー!」
その後プリンセスの姿を見たものはいなかった…
イッカク
「計画通り!!」
その頃へべれけツチノコは飛行機酔いしていた・・・
「イッカクのツノが2本に見えるぅ…」
ハクトウワシ
「そうだコストコ行こう!」
しかし、コストコへ向かうにはあまりにも遠すぎた……
イカ娘
「がっかりでゲソ」
シャチ
「ねぇねぇボクお腹ペコペコだからあの頭についてる水色のくねくね一本でも食べさせてよー」
イカ娘
「七輪で炙ってたべると美味しいんでゲソ・・・って食べないでくださーイカ?」
ハクトウワシは七輪を取り出した。
それを見たイカ娘はオート三輪で逃げ出した。
しかし、突然現れたインクリングのスプラシューターに撃たれてしまった。
イッカク
「いただきまーす」
その時不思議なことが起こった。
イッカク「おか...いやシロナガスクジラ! なんだその30mくらいの大きさは!」
シロナガスママ「大きい事は良い事なのよ~」
アメリカ大統領「せやで」
あらいさん「あらいさんは大きさなんて気にしないのだ」
イカ娘「おまえも相当デカイでゲソ!!」
だが それが逆に偶然イッカクの近くにいたヒゲッペの逆鱗に触れた!
アデリーも同調した。
しかしキングペンギンは違った。
「大は小を兼ねると言う。 大きいに越したことは無いんじゃないか?」
ジャイアント先輩「お? 」
コウテイ「どうして皆 そんなに殺気立ってるんだ? ちょっと落ち着け」
カバ「そうですわ。 お水でも飲む?」
ジャイアント先輩は地面をたたき割って地球を真っ二つにした。
真っ二つに割れた地球の中からスナネコが現れた!
「…まんぞく」
スナネコは地中に帰って行った。
スナネコと入れ替わりに現れたサンドスターが
「敵わんな、もう。 もっと大事につこうてや」
そう言うと地球を修復した。
ジャイアント先輩
「ついカッとなってやってしまった。 今は反省している」
そして一行はバスに乗って温泉へ向かうことになりました。
メイドカピバラ「よくきたよよよ」
メイド桶「何しに来やがった」
アライ
「ウワァァァ! 桶がシャベッタァァァ!」
なんかわからないがとにかく洗うのだ」ジャブジャブ
メイドおいなりさま
「何をやっているのですか!」
あらい
「そうだったのだ! 『いんでぺんでんす・でい』はどうなったのだ?」
その時、空が真っ黒に染まる・・・
あらい
「雨が降ってきたのだ! 雨宿りするのだ!」
その頃、天界では雨の神ジャガーが、太陽の神みんみと言い争っていた。
そこへもう一人の神が舞い降りた。
コウテイ「いや、私はちょっと言ってみただけで・・・」
ジャガー「実は私も神じゃないよ」
みんみ「私は神だ」
あらいさんは みんみの神に祈った・・・
すると、あらいさんの耳に何者かが語り掛けてきた。
ネコと和解せよ・・・…
あらいさん
「わかったのだ!早速やってみるのだ!」
ねこです「よろしくおねがいします」
あらいさん「こちらこそ、なのだ」
あらいさんはあらゆるネコとの和解を試みた。
世界は平和になった!
一方そのころジャガーはダンボールに収まってリラックスしていた。
ジャガー
「はあぁ~このみっちり感が最高~」段ボール ミシッ…ミシミシ…
コツメ
「ジャガーなにしてるの?」
ジャガー
「ハッ!ばれたっ!?」
(しかも完全にハマってしまって身動き取れん!)
それを見ていたコツメは、落ちていたツタを円になるように地面に置く。
ジャガー(あれは#ネコ転移装置だ!)
シュバッ! ジャガーはどこかに転移された・・・
と思った時には異世界にいた!!
ジャガー
「えぇ!?
…お落ち着け私、ここはひとまずゴハンだ!」
ジャガーは冷静になって辺りを見渡した。するとどうだろう、辺りは一面の・・・
銀シャリ世界だった。
「ごはん!!」
ジャガーは気を集中させて飯をよそった。
ジャガー
「…ん? ごはん粒に目玉…?」
ごはんに見えたそれは何とシャリリアンだった!
そこにパフィンが通りかかるとシャリリアンを丸呑みした。
パフィン
「魚の骨が刺さって困ってたんで助かりましたぁ」
魚の骨
「ふっ…俺を倒した位でいい気になるなよ…
いずれ第二第三の魚の骨が貴様の喉に刺さるだろう心するがいい!」
シャリリアン(僕はおいしかったですか)
パフィン
「味わう余裕がなかったので、おかわり下さいですぅ」
ジャガー
「じゃあ、美味しいごはん屋台を紹介するよ」
二人がごはん屋台へ向かおうとした瞬間、地面から、イカ娘とジァイアント先輩とアライさんが生えてきた!
アライさん「アライさんを差し置いてみんなで楽しもうだなんて許せないのだ!」
ジャイペン「よっし! 私が奢ってやるよ。 着いてきな!」
一同「センパイ!」
イカ娘「はまって出られんでゲソ」
イカ娘は置き去りになった・・・
博士・助手「妙な世界に迷い込んだのです…おや?こんな所にスルメが…」
博士「スルメはあぶるに限るのです…」ジュー
助手「獺祭も用意したのです」 トクトク…
プリンセス「ちょっとはかせ!私にもよこしなさいよ!」
博士「まぁ飲むのです」トクトク
プリンセス「こんな酒が飲めるかーっ!!」ガシャアーーン
助手「食べ物・飲み物を粗末にするなど!」
博士「ドーーン!」
博士は地面に這いつくばり土に染み込んだ獺祭を啜り始めた。
博士「じゅるるりっ」
博士「ウィー 酔っぱらってしまったのです」
助手「ウコンが酔いに効くならカレーもいいはずなのです」
プリンセス「こいつにカレー食わしてやりたいんですがかまいませんね!」
博士「酒を寄越すだけでなくカレーまで、と言うのですか?」
助手「だが断る!のです」
ひげじい「カレーはかれぇですな~」
どこからともなく火のついた紙飛行機がひげ爺を直撃した。
サーバル「今だよ!!」
かばんさん「丸めた紙アタック!」
博士「いたいのです!」
一同は爆笑につつまれた!
一方でひげ爺は炎につつまれた。
「炎につつまれちゃって、え~んって所ですかな?」
ヒゲ爺は消し炭になった!
風に飛ばされた灰が木々に降りかかると綺麗な花を咲かせた。
イエイヌ「ここ掘れワンワン」
博士「仕方がないのです。早速掘ってみるのです」
プレーリー「おかげで助かったであります!」
生き埋めになっていたプレーリーが出てきた。
博士「...」(無言でまた埋める)
イエイヌ「今度はこっちだわん!」
博士「面倒だけど仕方ないから掘ってやるのです」ザクザク
博士が掘り起こしたのはパンドラの箱だった。
すると、箱の中から声が聞こえてきた。
「開けないでくださーい!」
博士
「開けないでといわれて開けない奴などこのパークにはいないのです!」
すると箱の方が口を開けた。
「開けるな、言うとるやろがぃ!」
イエイヌ「いいから早く中身を出してくださいよ」
博士「ふむ、どれどれ…透明な入れ物に何か書いてあるのです『パンツァードラグーン』?」
助手「セガサターンは持っていないのです、博士」
博士は箱を漁ったが、チョコボールのおもちゃのカンヅメやホームランバーの当たり棒などしか出てこない。
博士「やれやれ、これなら開けなくてもよかったのです」
助手「!? 博士! こ、これは…!」
イエイヌ「ああ、それは私が2000年前に埋めた隊長さんです♪ やっと会えました!」
博士「こいつはやべーやつなのです、早く逃げるのです!」
「わ、私も連れて行って欲しいであります!」
プレーリーは博士の足を掴んだ
その時、助手の脳裏にある疑念が!
助手(やっぱりカレーにはニンジンが不可欠なのです…)
イエイヌ(隊長さんの頭蓋骨うまうま...!)
スナネコ「ホントにうまいのですかぁ~?」
イエイヌ「あなたも食べてみますか?」
スナネコ「いいえ、ボクは遠慮しておきます」
スナネコ「それでは さようなら」
スナネコは動物に戻ってどこかにいった...
イエイヌ
「隊長(故人)さん、唐揚げ美味しいですね!」
そこにブチハイエナが通りかかった。
「うわぁ…」
ブチハイエナはドン引きしている・・・
(でも確かにちょっと美味しそうではあるな)
二人が話しているうちに、巨大宇宙船さんは、地球にせまってきた。
たまたま通りかかったヘラジカは巨大宇宙船さん目掛け全力で竹槍を投擲した。
巨大宇宙船さん
「あっぶねえ!!」
「今だよ!」
サーバルが火の着いたアライさんを巨大宇宙船さん目掛けて投げつけた。
その話は後世に語り継がれ、後のカチカチ山となった。
アライさん「めでたしめでたしなのだ!ってアライさんはタヌキじゃないのだー!」
ー完ー
【けものフレンズ BSTK】
~こうざんのふもと~
サーバル
「ねえ、また『まんまる』がベコッてなって、まんまるじゃなくなってるよー」
かばん
「パンクか〜」
サーバル
「もう予備のまんまるも使い果たしちゃったよね」
かばん
「うん… このバスも見つけた時にはボロボロだったもんね」
ボスウォッチ
「スペアタイヤなら まだあるヨ。
電池の時と同じで、こうざんに登らないといけないけどネ」
かばん
「さすがラッキーさん。
パークの施設に詳しいですね」
ボス
「それほどでもないヨ」
サーバル
「じゃあ、私がリフトを漕ぐね」
かばん
「サーバルちゃん。
いつも率先して力仕事を引き受けてくれてありがとう!」
サーバル
「私が漕ぎたいだけなんだけど・・・
どうしたの? さっきから」
かばん
「サーバルちゃんみたいに『良い所を見つけて褒める』っていうのを見習おうと思って。
僕もサーバルちゃんに励ましてもらえたから、ここまで頑張れたんだし」
サーバル
「そう? なんか照れちゃうなぁ///」
ボス
「じゃあ、行こうか」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
〜ロープウェイ乗り場 カフェ駅 横の物置〜
かばん
「ここですね」
ガチャ…
サーバル
「・・・
まんまる、無いよ?」
かばん
(あれ? 足漕ぎリフトがある・・・)
ボス
」
「検索中、検索中…
サーバル
「またぁ?」
かばん
「こういうのって普通、下にもあるよね?
一度、確認してみようか」
サーバル
「その前にカフェでお茶にしない?
喉渇いちゃった」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アルパカ
「いらっしゃ~い お久しぶりだにぇ~」
かばん
「こんにちは。 また来るって約束でしたから」
サーバル
「アルパカも元気してた?
あ、紅茶とジャパリまんのセット2つね!」
アルパカ
「元気だよぉ。
はぁい、セット2つにぇ~」
#イエイヌ
「いらっしゃいませぇ。 セット2つですぅ」
かばん
「あれ? 新しい店員さんですか?」
アルパカ
「元はお客さんなんだけど、たまに手伝ってくれるんだぁ~」
イエイヌ
「初めまして。 イエイヌです」
サーバル
「可愛いね。 その服も似合ってるよ」
イエイヌ
「///」
アルパカ
「そうだ~ ちょっとボスちゃんに頼みがあるんだけど~」
かばん
「ラッキーさんに、ですか?」
アルパカ
「あのにぇ~ 『りふと』っていうの?
もう一台ないかな~って」
サーバル
「どういうこと?」
アルパカ
「一台しかないといろいろ不便みたいでにぇ~
トリノコの中には乗ってみたいって子もいるし~
ビーバーちゃんとプレーリーちゃんに作ってもらおうかな~とも思ったんだけどぉ~
博士たちが『ボスなら知っているはずなのです』って言ってたのぉ~」
かばん
「ああ、それならありましたよ」
サーバル
「うん。
かばんちゃんが、その方が便利じゃないかって言ってたから、ボスにやり方を聞いて出しといたよ」
アルパカ
「そうかぁ~ 助かったよぉ~ 3人ともありがとにぇ~」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
〜ロープウェイ乗り場 ふもと駅 横の物置〜
サーバル
「おーいしょ、おーいしょ。 とうちゃーく」
かばん
「おつかれさま」
サーバル
「2回目だからかな? そんなに疲れてないよ?」
かばん
(フレンズの体力って…)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
サーバル
「やっぱり無いよぉ?」
埃っぽい物置きに目ぼしいものはなかった。
ただ、リフトがあったと思われる場所にだけ、キレイな型が残されていた。
ボス
「ごめんネ」
サーバル
「ボスのせいじゃないよ」
かばん
「そうですよ。
他を当たりましょう」
ボス
「それなら・・・」
かばん
(最近、開けた跡がある。 一体 誰が…?)
【けものフレンズ 12.2話 BSTK】
2人は『ばすてき』に乗り、『ようこそジャパリパークへ』のショートverの曲に乗って、
急な坂を下り、鬱蒼とした森を抜けた。
辿り着いた先は・・・
アライ
「ココはどこなのだ?」
フェネック
「おかしいな~ ゆうえんちの先に あんな坂あったかな~?」
2人は違和感を覚えていた。
一瞬、海が見えたような気がしたが、目の前に横たわっていたのは大きな河だった。
アライ
「おぉ!
フェネック、あれを見るのだ!」
アライさんが指差した方を見ると、
森の中、少し開けた場所に薄汚れたバスが打ち捨てられている。
アライ
「アライさんはツイているのだ。
これで『みっしょんこんぷりーと』なのだ!」
フェネック
「アライさ~ん、ちょっと待って~?」
こっち。 こっち。 すぐだヨ
何かの声に気付いたフェネックが、バスに近付こうとするアライさんを制止すると、茂みから
声の主、ボスが現れる。 続いて、サーバル、コツメ、ジャガー、かばんが出てきたのだ。
アライ
「フェネック、アr… ムグググ…」
フェネック
「し~」
フェネックはアライさんの口を塞ぐ。
かばんたち5人は、しばらくバスを検分すると、また茂みの中に戻っていった。
アライ
「かばんさんたちは『ゆうえんち』にいるはずなのだ。
いつの間に追い抜かれたのだ?」
フェネック
「多分そうじゃないよ~
ボスに体があったでしょ~?」
アライ
「そうなのだ!
一体どういうことなのだ?」
フェネック
「これは・・・
BSTK(Back Skip The Kouzan 3話~こうざん~に巻き戻ってしまった)だね~」
アライ
「うえぇぇぇぇっっ!?」
【けものフレンズ 12.3話 BSTK】
フェネック
「これは・・・
BSTK(Back Skip The Kouzan)だね~」
アライ
「うえぇぇぇぇっっ!?」
フェネック
「DVDに例えるなら、12.1話を観てたはずなのに、
チャプター3の『こうざん』に飛んでしまった、ってところかな~
厳密には2話のBパートみたいだけどね~」
アライ
「おお、さすがフェネックは理解が早いのだ。
って、つまりどういうことなのだ?」
フェネック
「過去にタイムスリップしてしまった、ってことさ~」
アライ
「タイムスリップ…?」
フェネック
「ほら~ 一緒に観たじゃないか~
『#トキ追っかける少女』みたいなヤツだよ~」
アライ
「ああ、アレなのだ。
ミライさんから逃げ回る、トキの必死な顔は面白かったのだ」
フェネック
(そこは見所じゃないと思うな~)
アライ
「タイムキーパー役、ボスの抑えた演技も光ったのだ」
フェネック
(素だと思うけどね~)
アライ
「あと・・・」
フェネック
「話が進まないから、そのネタは もう引っ張らなくていいよ~」
アライ
「それもそうなのだ。
じゃあ、サーバルたちが戻ってこない内に、あのバスから『まんまる』を外して持って帰るのだ」
フェネック
「そんなことをしたら、かばんさんたちが詰んでしまって、
けものフレンズが『第三話(待たずに)完』になっちゃうよ~」
アライ
「え~? ダメなのか~?」
フェネック
「タイムトラベルもののお約束だよ~
って、『けものフレンズ』の放映はチェックしてないの~?」
アライ
「アライさんはその辺バッチリなのだぁ!
でも出番の無かった2話は飛ばしてしまったのだ…」
フェネック(兼役で声は当ててたはずだけどね~)
「とにかく かばんさんたちは、
この後バスに乗ってパークを旅するんだから、その流れは邪魔しちゃダメなのさ~」
アライ
「じゃあ、どうするのだ?
他に『まんまる』のアテはあるのだ?」
フェネック
「この後かばんさんたちは、バスの電池を増やすために『こうざん』に登るのさ~
考えるに、バスのトラブルに関するモノは上に固めて置いてあるんじゃないかな~?」
アライ
「おぉ、さすがフェネック。 冴えてるのだ。
じゃあ早速 登るのだ!」
フェネック
「その前に、誰かに見つからないよう『ばすてき』を隠しておかないと~」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アライ
「ぐにゅにゅ~
ガケノヴォリはやっぱり大変なのだ。 ・・・
お? アレを見るのだ。
掴みやすそうな根っこがあるのだ。
これで少しはラクが…」
ず… ずずっ
アライ
「おっと。
フェネック、ここは抜けやすいから気を付けr…」
フェネック
「アライさーん」
キコキコ…
アライ
「ふぇねっくぅ!?
付いてきてなかったのだー!?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アライ orz
「さすがのアライさんも2回のガケノヴォリはツライのだ」
フェネック
「お疲れさまだね~」
アライ
「なぜ5話の足漕ぎリフトあったのだ?
サーバルたちの乗ったリフトは、3話時点ではどこにも存在しないはずなのだ」
フェネック
「お~ 2話以外は きちんと把握できてるんだね~
これは下の物置きから引っ張り出してきたものさ~
サーバルたちの乗ってきたリフトが上にあったのなら、下にも同じものがあるはずだと思ってね~」
アライ
「さすがフェネック。 聡明なのだ… ガク…」
フェネック
「疲れてるところ悪いんだけど、ここでQKしてるヒマは無いよ~
かばんさんたちより先にアルパカさんと会う訳にもいかないし、
このリフトも見つからないように片付けておかなきゃいけないし~
かばんさんたちも じき、登ってきちゃうから、それまでには・・・
って、ほら言ってるそばから~」
かばんを抱えたトキが飛び上がってきた。
フェネック
「ほら、早く~。 隠れて隠れて~」
アラフェネの2人は、かばんたちを映しているカメラの影に身を隠す。
トキ
「ん? アレじゃない?」
かばん
「あ、ちょっと待って下さい。 ロープを固く結び過ぎて…」
ボス
「かばん、ボクが切るヨ」
かばん
「ありがとうございます。 ・・・
はい、行きましょう」
かばんたちはロープをほどくと、
アラフェネたちには気付くことなく、カフェの中に入っていった。
アライ
「コレをどうやって未来に持って帰ればいいのだ?」
フェネック
「う~ん、困ったね~」
『まんまる』は物置きであっさり見つかったものの、大きさが一抱えほどある。
そして、未来に帰る方法に至っては見当も付かなかった。
ボス
ちょっと除草を中断してもいいかな」
「
かばん
「はい?」
フェネック
「せめて、どうやってタイムスリップしてしまったか、だけでも分かればね~」
ボス
「キミたちはここで何をしているのかナ?」
アライ
「ウワァァァ… シャベッグググー」
フェネック
「し~」
フェネックが口を塞ぐ。
フェネック
「でも驚くのは分かる~」
アライ
「ボスがフレンズに喋りかけるなんて初めて見たのだ」
ボス
「生態系と時空の維持のためには、
キミたちのような未来のフレンズがいるとマズいんだヨ」
アライ
「おお、タイムキーパー:ボスと同じセリフなのだ」
フェネック
「・・・
未来に戻りたいのは やまやまなんだけどさ~」
アライ
「帰り方が分からないのだ」
ボス
「検索中、検索中… !
『ワープポイント』が見つかったヨ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ロープウェーのカフェ駅から下の方を見ると、ふもと駅付近で空間が歪んでいた。
ボス
「アレダヨ、アレダヨ」
アライ
「アライさんは目が良くないので、よく分からないのだ」 (=_=)
フェネック
「そう言われれば確かに『もや~』ってしてるかな~」
アライ
「よし! それなら出発なのだ。
これでアライさんも『りふとてき』なものに乗…」
ボス
「いや… いつ消えるか分からないから、急いだ方がいいと思うヨ」
アライ
「えぇ…? じゃあ、どうするのだぁ?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『まんまる』はフェネックが背負い、かばんとトキが命綱に使っていたロープで縛った。
フェネック
「このロープ使っちゃって、かばんさん後で困らないかな~」
ボス
「かばんは まだ沢山持ってるから大丈夫だヨ」
フェネック
「それなら歴史は変わらないね~」
アライ
「フェネックぅ、まだなのか~?」
アライさんが地団駄を踏んで急かす。
フェネック
「ちょっと待ってね~
ボス~ ベルトが緩んでるから締め直してあげるよ~」
ボス
「助かるヨ」
ボスが背中を向ける。
フェネック
「はい、これでいいよ~」
アライ
「・・・?」
ボス
「アリガトウ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
フェネックがアライさんを肩車し、アライさんが足を曲げて固定する。
アライ
「なんだか『まっするどっきんぐ』みたいなのだ」
フェネック
「なにそれ~?」
アライ
「ステキなコンビだけに許された由緒正しき『型』なのだ」
ボス
「ゆうじょうぱわーだネ」
フェネック
「・・・」
アライ
「どうして物足りなさそうな顔なのだ?
ゆうじょうぱわーは1×1=1の力を発揮できるのだ!」
ボス
「それはただの算数理論だネ」
フェネック
「・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アライさんは先ほどのロープの余りをロープウェイの架線に引っ掛けると、
ワイヤーの両端を両手で掴み、ぶら下がる。
アライ
「準備完了なのだ」
フェネック
「じゃあ行くよ~ ボス~ 元気でね~」
宙に足を踏み出す。
アライ
「ボスぅ、ありがとうなのだぁぁぁぁ…
うわぁぁぁぁぁぁぁ 怖いのだぁぁぁ!」
ボス
「グッドラック」b
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2人はターザンロープスライダーのように滑り降りていた。
足を掛ける場所は無いが・・・
アライ
「慣れると『あくてぃびてぃー』みたいで『たーのしー』のだ。
コツメの気持ちがちょっとだけ分かったのだ」
フェネック
「私には ちょっとスリリング過ぎるかな~」
アライ
「ところでフェネック?
さっきは なんでボスにウソをついたのだ?」
フェネック
「ちょっとしたお礼さ~
・・・歴史修正されちゃうかもしれないけどね~」
アライ
「そうなのか…
ん? あれが『ポイント』なのか?
アライさんにも見えてきたのだ」
フェネック
「・・・
これはマズいね~」
アライ
「どうしたのだ?」
フェネック
「さっきから大きさが変わってないんだよ~」
アライ
「どういうことなのだ?」
フェネック
「遠近法だよ~
普通なら近付くにつれて大きく見えるはずだよね~」
アライ
「ーということは、つまり・・・」
フェネック
「さっきより小さくなってきてるね~
ボスが『消えるから急げ』って言ってたのは、このことか~」
アライ
「どうしてタイムトラベルものは『いつも時間ギリギリ』なのだー!?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ワープポイントはみるみる小さくなっていく。
すでにフレンズ1人が通れるかどうかぐらいの大きさにまで縮んでいた。
フェネック
「これはちょっと間に合いそうにもないね~
・・・ 次、ポイントが出現するとしたらどこだろ~?」
アライ
「・・・」
フェネック
「アライさ~ん、疲れちゃった~?
足のフックが緩んできてるよ~ 大丈…
・・・!?」
アライ
「フェネック…
このチャンスを逃すと二度と未来には戻れないかもしれないのだ…」
そう言うと、アライさんはブランコを漕ぐように体を前後に揺らし始める。
フェネック
「アr…」
下半身が前に振れたタイミングで、アライさんは曲げていた足を伸ばす。
フェネックの反応が一瞬だけ遅れた。
フェネック
「アライさ~ん!?」
アライ
「フェネックぅ! まんまるは頼んだのだぁ!」
アライさんの足へと伸ばした手は空を掴む。
フェネックの体は宙に投げ出され、落ちていった。
それを待ち構えていたかのようにフェネックを吸い込んだワープポイントは、
役目は終わったとばかりに かき消えた。
アライ
「のだーーー!」
べしゃ!
残されたアライさんは、勢いのままに ふもと駅の壁に叩きつけられた。
アライ
「早くここから離れないと・・・ なのだ…」
サーバル
「足がパンパンだよ」
かばん
「おつかれさま」
アライさんがカメラの影に身を隠るのと、
こうざんから降りてきた かばんたちがアライさんの前を通ってバスの方に向かうのは
ほぼ同時だった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アライ
「フェネックは無事に『まんまる』を博士たちに渡せたのか?」
アライさんはフラフラと『ばすてき』を隠していた場所に戻った。
アライ
「フェネックは無事に未来に戻れたのか?
・・・アライさんは未来に戻れるのか?」
自分の判断は、あの場面では最善だったと確信している。
後悔はしていなかった。 しかし・・・
アライ
「うぅ… フェネックぅ・・・
もう二度と会えないのかぁ?」 orz
この世界に独り取り残されてしまった・・・
それを実感した途端、途轍もない心細さが襲ってくる。
?????
「アライさんに付き合うよ~」
アライ
「!?」
そこにはフェネックが立っていた。
フェネック
「そう言ったはずなのにさ~
ヒドいよ~ アライさ~ん」
アライ
「でも… それは・・・」
フェネック
「だから独りになんてしてあげないよ~
時空を越えてでも、ね~」
アライ
「どうしてなのだ!?
たった今、アライさんが未来に送ったはずなのだ!」
フェネック
「その通りさ~
『BTTF&BSTK』(Back To The Future & Back Skip The Kouzan)
未来に戻って、そしてまた『こうざん』に戻ってきたってわけさ~」
アライ
「ふぇねっくぅぅぅぅーー!?」
【けものフレンズ 12.4話 BSTK】
アライ
「どうしてなのだ!?
たった今、アライさんが未来に送ったはずなのだ!」
フェネック
「その通りさ~
『BTTF&BSTK』(Back To The Future & Back Skip The Kouzan)
未来に戻って、そしてまた『こうざん』に戻ってきた、ってわけさ~」
アライ
「ふぇねっくぅぅぅぅーー!?」
フェネック
「いろいろ訊きたいことはあるだろうけど、後にしてくれるかな~
次のワープポイント出現地点の目星は付いてるんだけど、どうせ時間は無いだろうし、
それを逃すと本当に帰れなくなるかもしれないからね~」
キコキコ…
フェネック
「#♪~ 」
アライ
「フェネック、なんだか ご機嫌なのだ」
フェネック
「そうかな~」
アライ
「そう言えば『まんまる』はどうしたのだ?」
フェネック
「ちゃんと渡してきたよ~
でもアライさんが居ないと、かばんさん生誕の話に説得力ぅに欠けるんだよね~」
アライ
「・・・ 確かにアライさんの回想シーン→ツチノコ仮説のくだりがカットされたら
視聴者さんは感情移入しにくいかもしれないのだ」
フェネック
「それに『ばすてき』はこっちに置きっ放しじゃないか~
FNTK(ふねてき)なものが存在しないとサーバルは かばんさんを追い掛けられなくなるんだよね~」
アライ
「・・・そこまでは考えてなかったのだ…」
フェネック
「ま~ま~
私たちさえ未来に戻れば、その辺は修正されるさ~
多分、だけどね~」
アライ
「変な時間に戻ったりしないのか?」
フェネック
「タイムトラベルもののお約束として、そこは空気を読んでくれるんじゃないかな~」
アライ
「・・・メタいのだ」
フェネック
「とにかくアライさんがいないと『けもフレ』は始まらないし、終われないよ~」
アライ
「そうか…
そうなのだ!
ふははは! やっぱりアライさんは物語の『きーぱーそん』だったのだー!」
フェネック
「そうそう、アライさんはやっぱりそうでなくっちゃね~」
アライ
「それはそれとして、どうやって未来に戻るのだ?
フェネックは どうやってこっちに戻ってこれたのだ?」
フェネックが目を開けると、そこは『ゆうえんち』の入り口だった。
あんなに高い所から落ちたはずなのに、なんの衝撃も無かった。
夢だったのだろうか?
胸元を見るとロープが体に巻き付いている。
『まんまる』を背負っているからだ。
何より、いつも隣に居たはずのアライさんが居ない。
・・・決して夢などでは無かった。
博士
「何をそんなところで突っ立っているのです」
助手
「まんまるを持ってきたのなら、さっさと寄越すのです。
船出に間に合わなくなるのです」
博士と助手がいつものように辛辣な口調で声を掛けてくる。
フェネック
「・・・」
まんまるを背中から下ろそうとするが、ロープが固く結ばれていて、なかなかほどけない。
博士
「何をモタモタしているのです」
助手
「コマンダービースト、切ってやるのです」
コマンダー
「マカセロ」
『まんまる』を渡すと、フェネックの手元には小さくなってしまったロープだけが残された。
博士
「ご苦労だったのです」
助手
「すぐに作業に取り掛かるのです」
博士たちは『まんまる』を受け取ると、待ち受けていたフレンズたちに指示を飛ばした。
フェネックは『みっしょんこんぷりーと』の達成感も無く、フラフラとその場を離れようとする。
・・・と
TATSU鬼監督脚本 です。
「フェネックさん、この後の
確認しておいて下さい」
どうやって過去に戻るかで頭がいっぱいのフェネックだったが、現実 は待ってくれない。
しかし台本を読んで、フェネックは衝撃を受けた。
さっきの博士たちとのやり取りの時になぜ気付かなかったのだろう?
まるで「アライさんが最初から存在しなかった」かのように物語が進行しているのだ。
ショックを押し殺しつつ、その後の展開ストーリーを通しで読む。
そして確信した。
「新人家督にしては、低予算の割には・・・」枕詞 とともに、けものフレンズは「そこそこの評価」で終わるだろう。
そういった
決して自分の知っている「熱狂的なぶぅむ」を起こすような出来には仕上がらないだろう・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
だが、そんなことは問題ではない。
私には興味も関心も無いことだ。
それより・・・
アライさんに会いたかった。
もう戻ってこれない、というのなら それでも良かった。
もう一度・・・ なんとかタイムトラベルさえ出来れば。
そのためには・・・? 頭をフル回転させる。
1度目のタイムトラベルと2回目に共通点は無かっただろうか?
・・・
やがて1つの仮説が浮かんだ。
ーが、まだ弱い。 その説を補強できる何かが無いだろうか?
『トキ追っかける少女』
ミライはどうやってタイムスリップしていた?
ようやく私は確信した。
フェネック
「タイムトラベルの鍵は高い所から『落ちる』だったんだよ~」
アライ
「ゆうえんちの先にあった急な坂、こうざんからのロープスライダー、階段から転げ落ちる・・・
そういうことだったのか?」
そう、だから私は・・・
フェネック
「あとがつかえてるんだから早く乗りなよ~」
かばん
「え、え?」
サーバル
「ちょっと。 打ち合わせと違うよぉ」
フェネック
「いつものアドリブさ~ いいかげん慣れなよ~」
私はかばんさんたちを追い立てると、次のゴンドラに強引に乗り込んだ。
そして・・・
ガタンッ!
ヘラジカ「何か落ちてきたぞ!」
ライオン「おい、フェネックが乗ってなかったか?」
博士「何ですって!?」
助手「台本と違うじゃないですか!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
かばんたちも降りてきてフェネックが乗っていたことを告げる。
オーロックス「やべぇよ、フェネックやべぇよ」
博士「とにかくゴンドラ開けるのです」
助手「扉が曲がってしまっています。 誰か…」
ゴンドラは落下の衝撃で歪んでしまっている。
とても無事に済むとは思えなかったが、フレンズたちは救出に動き出す。
TATSU鬼
「うわぁぁ… やってもたー! オレはもうお終いだ~」 orz
傾福P
「アワワワ…」
その頃、TV局でも阿鼻叫喚の地獄絵図が展開されていた。
テレ東P
「何をぼやぼやしてる!
早く『しばらくお待ちくださーい』画像に切り替えろ!」
アライ
「ストーリーも世界線も時間軸もおかしくなってしまっているのだ!」
博士
「ジャガー、そっちを」
助手
「タイリク、もっとしっかり押さえるのです!」
ヒグマ
「せーの!」
ガコン!
フレンズたちの協力でゴンドラの扉が こじ開けられる。
一同「!?」
しかし中は もぬけの殻なのだった・・・
ボス
「・・・」
フェネック
「まぁまぁ。 アライさんの居ない世界なんて、どうなったっていいじゃないか~」
アライ「!」
フェネック
「なぁんてね~ 半分冗談だよ~」
アライ(半分はガチなのだ・・・)
「このままではパークの危機なのだー!」
フェネック
「だからアライさんを連れて帰るんじゃないか~
私もそのために戻ってきたんだよ~」
アライ
「帰るのが怖くなってきたのだ…」
フェネック
「大丈夫さ~
パラレルワールドみたいなもんで、私たちが戻ればいい感じに修正されてるよ~
たぶんね~」
アライ
「・・・」
フェネック
「とにかく戻ろうよ~
難しいことは・・・帰ってから考えればいいことさ~」
アライ
「分かったのだ。 アライさんは考えるのをヤメるのだ。
それより、どうやって戻るのだ?
さっきもチャンスは一度きりしか無さそうな言い方だったのだ」
フェネック「目的地はココさ~」
ばすてきは「さばくちほー」に到着した
フェネック
「アライさんは4話でのスナネコとサーバルたちの出会いを覚えてるか~い?」
アライ
「確か・・・
すっごく大きな砂嵐が起こって・・・
スナネコが、それを見に行ったら飛ばされて・・・
って、まさか?」
フェネック
「そう、そのまさかさ~」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
フェネック
「う~ん、この辺かな~」
アライ
「フェネックは砂嵐の起こる場所まで分かるのか?」
フェネック
「暑い場所に急に寒くて強い風が入り込むと上昇気流が起こって竜巻になるんだよ~
あとは4話を映像解析して逆算すれば・・・
さばくちほーは私にとってホーム(庭みたいなもの)だからね~」
アライ
「さすがフェネック。 けもフレ特定班みたいなのだ」
フェネック
「さあ、手を出して~」
アライ
「ん? 何なのだ?」
フェネック
「もう離れ離れはゴメンだからね~」
そう言うとロープを取り出し、手首同士を手錠のように繋いだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ブルッ
アライ
「何かヒヤッとしたのだ」
フェネック
「さあ、行くよ~」
寒気が流れ込み、風が強く吹いたかと思うと、つむじ風が起き、みるむる大きくなっていく。
2人は『ばすてき』を漕ぎ、その中心に向かう。
やがて『ばすてき』はガタガタと音を立てると・・・
アライ
「うぅ… うわわ…ぁぁぁ」
浮き上がり、2人を乗せたまま あっという間に空高く舞い上がった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
スナネコ
「お?
何か声が聞こえたような…」
外に出ると、大きな砂嵐が巻き起こっていた。
スナネコ
「おぉ…」
思わず身を乗り出した・・・
ちょうど台風の目に当たる場所に位置していたので、
もみくちゃにされる、というような事こそ無かったが、
超電導で浮く磁石のように足場はふわふわと不安定で、
時折アンダーアームターン(男性の伸ばした手の下で女性がターンすること)のような回転をさせられている。
フェネック
「まるで#ダンスをしているようだね~」
アライ
「アライさんは酔いそうなのだ・・・
フェネックはなんで平気なのだぁ!?」
砂嵐の中は風が強く、アライさんは声を張り上げる。
フェネック
「#スポッティングを会得してるから、かな~?」
アライ
「ホントにフェネックは何でも出来るフレンズなのだ…」
フェネック「アライさんが隣に居てくれるから頑張れるのさ~」
アライ
「ん? 何か言ったのか?」
フェネック
「なんでもないよ~」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
スナネコ
「お~…」
アライ
「フェネック、見るのだ!
スナネコが砂嵐に巻き込まれているのだ。
早く助k…」
フェネック
「だからダメだってば~
スナネコには悪いけど、このまま飛ばされてサーバルたちと出会ってもらわないと~」
アライ
「そうか… そうだったのだ」
やがてスナネコは砂嵐から弾き飛ばされ落ちていった・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アライ
「ところでアライさんたちは、いつまでこうやっていればいいのだ?
ワープポイントはまだなのか?」
フェネック
「そうだね~
砂嵐が収まるまでには出現してもらわないと~
って、アレじゃないかな~?」
アライ
「おぉ…
って、相変わらずアライさんにはよく見えないのだ」
フェネック
「・・・でも、ちょっとマズいかな~」
アライ
「!? もしかして、また小さくなってるのか?」
フェネック
「いやぁ、そうじゃないけど 砂嵐の進路からは微妙にズレてるんだよね~」
アライ
「それはマズ… ふぇ、フェネック! こっちも大変なのだ!」
フェネック
「そっちはな~に~?」
アライ
「セルリアンなのだ! セルリアンが風に巻き上げられてきたのだ!」
フェネック
「お~ 確かにマズいね~ 何匹で、どのくらいの大きさ~?」
アライ
「幸い一匹なのだ。
でも、そこそこの大きさなのだ
ツチノコ遺跡に居た赤いのと同じくらいなのだ」
フェネック
「なるほど~ それならいいことを思い付いたよ~
耳を貸して~?」 ごにょごにょ…
アライ
「!?
確かにソレしかないのだ。 ・・・けど、
どうしていつもギリギリなのだー!?」
いつ止まってもおかしくない。
このチャンスを逃せば未来に戻れないどころか、落下して地面に叩き付けられ、
2人・・・は ともかく『ばすてき』もストーリーもタダでは済まないだろう。
フェネック
「さあ、勝負は一瞬だよ~」
アライ
「フェネックぅ。
やっぱり このまま飛び降りるんじゃダメなのかぁ?」
フェネック
「私たちだけ未来に戻ったってダメなのさ~
『ばすてき』も一緒じゃないとさ~」
アライ
「そうだったのだ。
よし、覚悟を決めたのだ」
セルリアンは触手を伸ばして攻撃してくるが、アラフェネは反撃をせず、
ひたすら躱すことだけに集中しながらタイミングを計る。
フェネック
「今だよ~」
最もワープポイントに近付き、セルリアンが対角の位置に来た瞬間を狙って#ツープラトン攻撃を繰り出す。
アライ
「アラフェネドッキングなのだーーーー!」
ほぼ同時に砂嵐は止 、アライさんは宙に放り出される。
勢いそのままに『かかと落とし』が『へし』にヒットし・・・
ぱっかーん!
フェネック
「死んでも離さないよ~」
フェネックは片手でアライさんの腕を、片手で『ばすてき』の車体を掴む。
アライ
「イタいのだー!」
セルリアンはキューブ状に飛び散るとアラフェネ&『ばすてき』の車体に勢いよく当たる。
そのおかげで、2人と『ばすてき』はワープポイントの真上まで押されていた。
フェネック
「よっと~」
フェネックは野生開放を使ってアライさんと『ばすてき』を引き寄せ、乗り込むことに成功する。
2人を乗せた『ばすてき』は、そのまま真っ逆さまにワープポイントに向かって落ちていった。
ワープポイントは『ばすてき』を吸い込むと、仕事は終わったとばかりにかき消えた。
そこは『ゆうえんち』の入り口だった。
あんなに高い所から落ちたはずなのに、なんの衝撃も無かった。
夢だったのだろうか?
互いに顔を見合わせる。
博士
「何を呑気に座っているのです」
助手
「帰ってきたのならさっさと『ばすてき』を寄越すのです。
船出に間に合わなくなるのです」
博士と助手がいつものように辛辣な口調で声を掛けてくる。
2人は左右に別れて『ばすてき』を降りようとしたが、
離れ離れになるのを許さないとばかりに、ロープが2人を引き戻す。
フェネック
「おっと~」
アライ
「おっとっと、なのだ」
博士
「何を遊んでいるのです」
助手
「コマンダービースト、切ってやるのです」
手元には更に小さくなってしまったロープが残された。
博士
「ご苦労なのです」
助手
「すぐに作業に取り掛かるのです」
博士たちが指示を飛ばすと、待ち受けていたフレンズたちが『ばすてき』を運んでいった。
歴史は戻ったのだろうか?
2人は改めて顔を見合わせ、互いの存在を確認し合う。
すると・・・
TATSU鬼脚本 です。 確認しておいて下さい」
「アライさん、フェネさん、この後の
2人は差し出された台本をひったくるようにすると、急いで確認する。
そこには何度も観た『12話 ~ゆうえんち~』そのままのストーリーが展開されていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アライ
「みっしょんこんぷりーと、なのだー!」 \(^o^)/
アライさんは宣言するが・・・
フェネック
「アライさ~ん、まだまだだよ~
このあとFNTK(ふねてき)なものを作って、
FNTK(Follow Near The Kabanかばんさんに見つからない距離で追い掛ける)
までが12話なんだからね~」
アライ
「ふははは! その辺バッチリなのだ!
#アライさんとフェネックにお任せなのだー!」
フェネック
「そだね~」
サーバル
「やっぱり無いよぉ?」
埃っぽい物置きに目ぼしいものはなかった。
ただ、リフトがあったと思われる場所にだけ、キレイな型が残されていた。
ボス
「ごめんネ」
サーバル
「ボスのせいじゃないよ」
かばん
「そうですよ。
他を当たりましょう」
ボス
「それなら・・・」
かばん
(最近、開けた跡がある。 一体 誰が…?)
ボス
「アライさんとフェネックが持ってきてくれたヨ」
かばん
「え…?」
かばんが振り向くと、そこには『ばすてき』に乗ったアラフェネが出現していた。
かばん
「え・・・ どうして…?」
サーバル
「もう、2人とも・・・
心配したんだよぉ! どこに行ってたの!?」
13.0話で海を渡り、ごこくちほーを旅していた一行は、セルリアンに襲われた。
囮役を買って出た2人だったが崖に追い詰められ、
水陸両用に改造されていた『ばすてき』もろとも落ちてしまったのだった。
当然かばんたちは崖の下を捜索したが、2人の姿は忽然と消えていた。
なぜかボスは『大丈夫だ』と請け合っていたが・・・
フェネック
「そんなつもりは無かったんだけど、
『BSTK(Back Skip The Kyuwa 9話に戻る)』をしちゃってね~」
かばん
「どうしてそんなとこに…」
サーバル
「よく私たちがココに居るって分かったね」
アライ
「そこにはTATSU鬼監督が待ち構えていて、台本を渡されたのだ」
かばん
「脚本の人そこまで考えていたんでしょうか?」
フェネック
「いや~ 途中から追加と変更が相次いで、かなり膨らんだみたいだよ~」
サーバル
「・・・メタいよぉ…」
フェネック
「長くなるから割愛するけど~」
かばん端折 ってコレですか…」
「
フェネック
「9話のボスがキャタピラを出してきた物置きで、スペアまんまるをゲットして~」
ボス
「ああ、あの時ノ・・・」
フェネック
「雪山に登って~」
アライ
「雪崩とセルリアンに巻き込まれそうになりながら滑落したらワープポイントが出現して・・・
たった今『BSTK(Back Skip The Kouzan こうざんに戻る)』したところなのだ」
サーバル
「よく分かんないけど・・・
とにかく2人が無事で良かったよ」
アライ
「ふははは! アライさんは不滅なのだ!」
アラフェネの2人は、ゆきやまちほーでゲットした『まんまる』を手渡した。
かばん
「ありがとうございます。
でも本当に心配したんですよ」
ボス
「ボクもお礼を言いたかったんダ。 あの時…」
フェネック
「なんのことかな~?」
かばん
「ラッキーさんに聞きました。
こうざんでフェネックさんがベルトを緩めてくれたから・・・」
ボス
「ボディは失ったけど本体は無事デ・・・
こうやって3人での旅を続けられていられるんダ」
サーバル
「そうだったんだね。
ありがとう、フェネック」
フェネック
「一か八かの賭け、だったけどね~
でも歴史修正の対象にならなかったってことは、それが運命だったってことさ~」
ボス
「そうかもしれないネ」
フェネック
「いや~ それにしても、すっかりタイムトラベル癖が付いちゃったよね~」
アライ
「パークも何周したか分からないのだ」
フェネック
「あ、そうだ~ コレ、返すよ~
ずいぶん小さくなっちゃったけどね~」
そう言うと手の平サイズにまで短くなったロープの切れ端を差し出した。
かばん
「いえ、それはもうアラフェネさんたちのものです。
お二人の絆、じゃないですか」
ボス
「キミの縄だヨ」
フェネック
「それを言うなら『私たちの』だよ~」
ボス
「アワワワ…」
かばん
「1本取られましたね」
サーバル
「ロープだけにぃ?」
かばん
「あはは」
フェネック
「ふふ…」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アライ
「じゃあフェネック、そろそろ出発するのだ」
フェネック
「はいよ~」
かばん
「アライさん、フェネックさん・・・
これからどうするんですか?」
サーバル
「2人でなら なんでもたのしそー」
アライ
「行くあてなら 風まかせなのだ」
フェネック
「そうだね~
でも、それはまた『BSTK(Betsu-no Story The Kemono-friends)』
別の物語なんじゃないかな~」
~T.E. (
The EndTravel is Endless)~ここはジャパリパーク、さばんなちほー
その地を守護せし不動明王は今、最大の危機に陥っていた。
「あっれー?どこにやっったっけなぁ…」
必死に探す不動明王の後姿を、
猫型ロボットのフレンズ(トラブルメーカー)と生まれたばかりのフレンズ「ワイト」
二人のフレンズが見ていた。
ワイト
「あいつまた物失くしたのか…」
トラブルメーカー
「取り寄せバッグ~
あなたが探してるのはコレだね?」(弓と矢を手渡す)
一方そのころ、セルリアンハンター(ヒグマ、キンシコウ、リカオン)は苦戦していた。
「くそっ不動明王のあれがあればこんな奴に手こずらないんだが・・・」
彼女らの前に立ちはだかるのは、あやとりが得意なセルリアンだった。
攻撃を巧みに絡めとるセルリアン相手にハンター達は攻めあぐねていた。
そんなハンターたちの前にピンクのドアが突如現れた。
ドアを開けて出てきたのは不動明王だ。
不動明王の瞬間移動により、ヒグマ達はセルリアンの攻撃を紙一重の差で躱せた。
「助かる! あれは見つかったか!? あれならこんなやつ・・・」
不動明王
「ああ待たせたな! トラブルメーカーが持っきた武器さえあればあんなヤt…」
ギィー
「待て! トラブルメーカー、まだ話終わってな…」バタン
トラブルメーカー
「もう!! 勝手にしろ、ふんだ!!」 (しかし、あれには弱点があるんだよな・・・ どうしよう…)
キンシコウ
「不動明王さん、その武器はどうやって使うんですか?」
不動明王
「ああ、明王アローをこの弓で放つんだが一つ弱点があって、超ぶかぶかだから射るのに時間が掛かってしまうんだ」
ヒグマ
「問題ない!それを貸せ! うおおおおおおおおお! あっ」
刹那、セルリアンに ぶかぶかの弦をあやとりに利用されてしまったのだった。
サハンナシマシマオオナメクジ
「あ、ブカブカの弦とセルリアンやんけ。 食ったれ」
サバンナシマシマオオナメクジとセルリアンが取っ組み合っている!?
これはチャンス!
そのときなんと・・・
ナメクジとセルリアンが一体化し始めた!
そこにさらになつみのDNAが混入!
それが後に大量発生するナメリアンの第1号だった。
その日のうちにナメリアンはパーク中を埋め尽くした。
ーが、意外とナメリアンは優しかった。
しかしナメリアンはじゃぱりまんが主食だったのだ。
増殖したナメリアンによりじゃぱりまんの数がどんどん少なくなっていった。
需要供給バランスの変化に困ったボスたちは急遽、製造スタッフ募集をかけ供給能力の増大を図った。
しかし、いくら増産してもキリが無い、そこでボスは具材のかわりに大量の塩を詰めた。
アクシスジカ
「お、もーらい」
その瞬間アクシスジカに衝撃走るー!
ナメリアン達はたちまち溶け、アクシスジカに舐め取られていった。
アクシスジカを筆頭に、パークに高血圧のフレンズが急増した。
そんな状況に例のトラブルメーカーが、ついうっかりナメリアンにバイバインをかけてしまった。
無限に増殖するナメリアンを止めるために、高血圧のフレンズ達は水分を求めてナメリアンをなめなめしだした。
しかしナメリアンの増殖を止めることはできなかった…
高血圧のフレンズ
「どうすれば、いいのだ」
クロちゃん
「ガルッ」
ヒグマ
「クロが焼き払うってさ」
リカオン
「いつの間にクロちゃんの言語を完全理解してるんですかヒグマさん」
クロの尾から熱線が放たれた。
蒸発していくナメリアンたち・・・訪れる静寂。
誰ともなく言った。「これで良かったのかな・・・」
ヒグマ
「正解なんて誰にもわからないさ、ただ一つ言えることはここでやらなければパークは滅んでいた」
不動明王
「・・・」
不動明王は突如として爆発した。
生き残っていたナメリアンが、サイコキネシスで爆破したのだ。
リカオン
「ああ 不動明王がやられた」
キンシコウ
「許さん…よくも、よくも…!」
その時!爆散した不動明王の体とナメリアンの蒸気が一点に集約し始めた。
それが新しい不動産王を生み出した。
この新たな支配者はパークの土地を全て掌握したのだ・・・
ー完ー
博士
「お代わりをよこすのです」
ヒグママ
「悪いが今日は終わりだ」
助手
「なぜです? 新巻鮭もルーもたっぷり残っているじゃないですか」
ヒグママ
「博士たちが食べ過ぎたせいで米が無いんだよ!」
ジャガー(おこめが無い…?)ピクッ
ジャガーはおこめを探すために出掛けた。
しかし米屋は時短営業で既に閉まっていた。
ジャガーは仕方無く稲を育てる事にした。
じゃぱりトラクター「ブロロロロ・・・」
ぷすん、ぷすん…
トラクター「・・・」
ジャガー
「ありゃ… 電池切れかぁ。 こいつは厳しいぞー」
ジャガーは仕方無く電池を作る事にした。
ーと思い立ってはみたものの作り方が分からん。
そこでジャガーはYouTubeで米村でんちろうの動画を視聴した。
すると木炭が必要らしい。
ジャガー(木炭…まずはどんな木がいい木炭になるのか調べんとやな)
モリコキンメフクロウ(リコちゃん)
「ふんふふ~ん♪ 植物さん早く元気にな~れっ!」(木に水をあげてる)
「これやな」
ジャガーは太い腕で気をなぎ倒した。
モリコ「ぎゃあーー!?」
木をなぎ倒したことで、木の守り神森子がこの場に顕現した。
コダマ「アワワワ…」カクカク
アシタカ「森子殿、鎮まり給えー」
森子「あら、いい男 もぉ、今回は許してあげるけど今度から気をつけてよねぇ」
サン「・・・」
「何が起こってるか全然わからん」
ジャガーは構わず木を持ち帰って木炭づくりにとりかかった。
だがYouTubeを観ると火に掛けないといけないらしい。
ヒグマ「おい、私を過労死させる気か?」
ジャガー「頼むよ。 代わりにセルリアン退治はしとくからさぁ」
そして数日後・・・
炭の代わりに真っ白に燃え尽きたヒグマが椅子に座っていた。
ジャガー
「まほう!」
ヒグマは完全回復した。
ジャガー
「ところで木炭は出来た?」
ヒグマ「ああ、なんとかな… って『まほう!』が使えるならこんな苦労をしなくても良かったんじゃ…」
ヒグマは再び真っ白に燃え尽きてしまった・・・
ジャガー
「さて…この木炭を… うーん結局わからん…… まほう!」シャララーン!
電池が完成した!
ジャガーはふたたびじゃぱりトラクターに乗り込み作業を続けた。
次は田植ぇ!だ。
そこへ、お誂え向きにかばんが通りかかった。
ジャガー
「うーがおー! たべちゃうぞー!」(迫真)
かばん「た、たうぇ…」(涙目)
・・・あっという間に苗が植わった。
大分苗が育ったある日・・・
トビイロウンカのフレンズ
「…そろそろかしらね。
たべちゃうぞー!」
育った苗はトビイロウンカちゃんに食べられてしまった!
ワイト
「ワイトがもう一度育てようと思います」
しかし大分苗が育ったある日、今度はトノサマバッタちゃんが来て食べ尽くしてしまった!
面倒になったのでジャガーさんはスーパーに行ってお米を買うことにした。
しかしレジ待ちの列に壇蜜、やくみつる、ミッツマングローブの三人が並んでおり濃密な3密状態となっていた。
フルル「ワーアッタカーイ」
別のレジには松潤、松木安太郎、マツコ・デラックスが並んでいる。
イワビー「圧苦しいな、おい!」
ジャガー
「これはちょっと厳しいぞ~…」
ーと思ったがセルフレジが空いてたので、すんなり会計を済ますと店を出た。
ゴロツキセルリアン
「おい姉ちゃん、その手に持っている米を全部置いていきな!」
ジャガー
「それなら一緒においでよ。 美味しいごはん!をご馳走するよ」
ゴロツキセルリアン
「えっ?セルリアンの俺なんかが良いのか?」
こうして、ゴロツキセルリアンは100後にワープした。
ジャガー
「突然消えちゃったけど何が起こってるのか全然わからん…」
一方シマちゃんは…
しまちゃん
「最近おなかの調子が悪いんだよなー」
うーん、屁が止まらん!」ププププ
マダラスカンク
「ネギでも突っ込んでたらどうだい?」
シマちゃん
「風邪じゃないんだから…って、それだって迷信だろ!?」
マダラ
「ものは試しよ」ブスッ
シマちゃん
「あぢー! なんで茹でたネギなんだよ!」 スポーン!
シマちゃんがすぼめた拍子にネギの芯が飛び出し、
「あぢー!!」マダラにヒットした。
その後パークにはおしりから飛ばしたネギをセルリアンに当てる遊びが流行した。
一方・・・
ジャガー「
米も手に入ったし、としょかんに戻ろう」
しかし・・・
コツメ「ジャっガー! 久しぶりに一緒に遊ぼうよー」
ジャガー「えぇ…? じゃあちょっとだけだぞ」
こうして米はとしょかんの野外炊飯場にワープした。
博士「…この散乱したネギはなんなのです…?」
助手「知らないのですか博士? いまパークでは大人気の遊びなのですよ」
遊びから帰ってきたジャガー「米がどこにあるのか全然わからん!」
ヘラジカ「教えて欲しいか? だったら私と勝ぅ負だ!」
ジャガー「えぇ…?」
ジャガー「まほう!!」
ヘラジカ
「よくわからんがお前の勝ちのようだ… 約束どおり場所を教えよう。
ここをまっすぐ行って、突き当りを右に曲がってから左だ」
ジャガーが教えてもらった通りに行くと野外炊事場で博士たちがネギ拾いをさせられていた。
初音ミク「まったく、貴重なネギを粗末にして!」
あらいさん「ネギがもったいないからうどんのトッピングにつかうのだ!」
ミク「いい心掛けね。 ムラックマさんに『どん兵衛CMのmmd』に起用するようプッシュしてあげる」
後にうどん屋アライ亭で不衛生なネギによる集団食中毒事件が起こるのだがそれはまた別の話…
話は戻って一方そのころジャガーちゃんは・・・
お米を研いでる最中だった!
ジャガー
「一回で駄目なら何度でも研いでやる!」シャカシャカシャカシャカ!
1時間後・・・
気づけばそこはブラックジャガーパークだった。
ブラックジャガー
「ねんがんのブラックジャガーパークをてにいれたぞ!」
ジャガー☛ころしてでもうばいとる!
だが姉さんは強かった!
ジャガーさんは返り討ちにあってしまった。
ジャガー「ところで姉さんお米を見なかったかい」
ブラックジャガー「米? ああ、さっきスズメのフレンズが食べ尽くして行ったぞ」
ワイト「ワイトが買ってきました」
ジャガー(無洗米か・・・)
アライ「洗えないのか…?」 (´・ω・`)
ブラックジャガー「安心しろ。 無洗米でも洗うとコシが出るぞ」
アライ「おぉ!」
フェネック「よかったね〜 アライさ〜ん」
後にアライさんの洗った無洗米はコシヒカリとして大ヒット商品になりジャパリ御殿を築くことになるが、
それはまた別の話…
アライさん「よーし、早速洗うのだ!」ジャブジャブ
ピコーン あらいさんはアライトルネードを閃いた!
アライ「米が研ぎ終わったのだ!」
ジャガー「あとは炊くだけだね」
フェネック「炊く前に少しうるかしておいた方が美味しく炊けるんじゃないかな~」
アライ「なに言い出すのだ? フェネック」
博士「急に『ほーとくちほー』か『ほっかいちほー』の方言を使うと混乱するのです」
助手「米を水に浸しておくこと、なのです」
そして30分後…
ご飯が完成した。 やったね!
アライ
「どれどれ、さっそく食べてみるのだ!」
釜のふたを開けてみると・・・
そこには『こはん』が広がっていた!
アメビ「うーんごはんが炊けてるかどうか不安っすねえ・・・」
プレーリー「そんな事よりおはようのご挨拶がまだであります!ブチュー!」
アメビ「あんっ… 駄目っスよプレーリーさん! みんな見がてるっス!」
ボス「これ以上は見せられないヨ」(例のポーズ)
そう言われてアライさんは釜のフタをそっ閉じた。
ジャガー「ごはんは・・・?」飯盒 で炊けばいいのです」
ブラックジャガー「そんなものは無かった!」
ジャガー「えぇ…」
博士「炊飯器がダメなら
博士「こんなこともあろうかとアマゾンでポチっておいたのです」飯盒スッ
ジャガー
「じゃあやってみるかー」
アライ
「でも薪が無いのだ…」(´・_・`)
ブラジャー
「ガスコンロも無い!」
博士
「これでは火が起こせませんね」
そこへシマスカンクたちがやって来た。
「IHのコンロ持ってきたぞ」
博士
「しかし としょかんは風力発電… しかも今は風がピタリと止んでいて電気が使えないのです」
マダラ
「シマちゃん、まだガス漏れは止まってなかったろ?」
シマちゃんは屋根に登り風車を回した。
シマちゃんの活躍により発電は成功! だが風下のフレンズ達は阿鼻叫喚の地獄絵図となった・・・
「どれ、そろそろ炊けましたか?」
博士がフタを開けようとしたが・・・
あらい
「待つのだ! あらいさんがふたを開ける係なのだ!」
ジャガー
「いや、まだだ。 まだ電力が足りない…」
ブラジャー
「始めチョロチョロ、中パッパと言うしな」
「これならどうだ?」
そこへヒグマが木炭電池を持って来た。
「電力最強すぎるだろ…!」
こうして史上最強のごはんがここに誕生した!
博士
「ヒグマ、早くごはんをよそうのです」
助手「カレーのお代わりもよこすのです」
ジャガー
「ほら、ゴロツキセルリアンも来なよ」
みんなで一緒にぃ~~~~~~・・・・・
一同「いただきます!」
ー完ー
それはアライさんがパークの危機を救って3ヶ月経った頃名もなきフレンズが生まれた。
名無しのフレンズ「私はどこ?ここは誰?」
カラカル「あなた、どうしたの?このへんではあまり見かけないコね。」
名無しのフレンズ「よく分からないんです。気づいたらここにいて…」
???「どうしたの? 新しいフレンズが生まれたのか?」
カラカル「ジャガー!あなたもさばんなに来るなんてめずらしいわね」
ジャガー「ここら辺に流れ星みたいな光が落ちるのが見えて気になったんだ。もうパーク中で噂になってるよ」
カラカル「あっ 昨日の夜の?見た見た、私も!すごかったよねー!」
名無しのフレンズ「あの…その…無視しないでくださーい!」
カラカル「ごめんごめん…でも、あなた何の動物なのかしら?しっぽも、耳もあるわね。ジャガー知ってる?」
ジャガー「全然わからん!」
カラカル「仕方ないわね はかせに聞いてみますか」
助手「残念ですが、博士は今来れないのです」(無言で現れる)
名無しのフレンズ「だ、誰ですか!?」
助手「こちらの名前を聞く前にまずお前が名乗るのが筋なのです!」
名無しのフレンズ「名前がわからないんですぅ・・・」
助手「それを先に言うのです!ふむ、お前はヒトのフレンズなのです!はい、撤収!」
カラカル「ちょっと待ちなさい!さっき言ってた博士が来れないってどういうことよ!」
助手「・・・実はこんなことが…」
助手「と言うわけで博士を埋める所を探して右往左往していたのです」
博士「そういうことだったのですか、助手…!」
助手「馬鹿な…!なぜ博士がここに…!あなたは確かに私が…」
そう彼女らはりうきうで推理ごっこをするのにハマってしまっていたのだ
博士「犯人はおまえだ、なのです!助手!」
???「それは違うよ! 博士!!」
博士「タイリクオオカミ…!?どういうことなのです!?」
やり取りをしばらく見ていた名無しのフレンズはあきれて何処かへ消えたのだった…
カラカルはついていった
カラカル「ちょっとまちなさいって!私も暇だから…いや暇じゃないけど、どうしてもって言うなら一緒にいってあげるわ!」
ナレ「果たして名無しのフレンズはだれなのか?」
ナレ「かくして二人はじゃんぐるちほーに到着」
???「あれれれ だれかきたぞー」???「ぜんぜん分からん」
ミナミコアリクイ「なんだよー!あっちいってよー!」
名無しのフレンズ「解せぬ…」名無しのフレンズはすごすごとあっちちほーに行くのだった
???「あれれれ~ いっちゃったぞ~」???「ぜんぜんわからん」
名無しのフレンズ「お腹減ってきたな・・・」
カラカル「ジャパリまん食べましょう(サッ)」
名無しのフレンズ「え…今、どっから出したんですか?それ」
カラカル「どこ見てんのよぉぉぉ~~~!!」
名無しのフレンズ「す、すいません…ジャパリまんおいしいですね」
名無しのフレンズ「ふう、お腹いっぱいです!あれ…何か眠くなって…zzz」
カラカル「かわいい寝顔ね。それにしてもこの弄りがいがある寝顔、ドジなサーバルに似てるような・・・私も疲れたしここでちょっと休憩っと」
そこにセルリアンが現れた!
セルリアン『お嬢さん達、こんな所で寝ていると風邪をひくよ』ファサ…セルリアンは葉っぱの布団をかけた
カラカル「あ!セルリアン!えいっ!(パッカーン)」
名無しのフレンズ「むにゃ…わああ!カラカルさん!腕が変な方向に曲がってますよ?!大丈夫ですか!?」
カラカル 「ちょっと無茶しすぎちゃったみたい…サンドスターの供給が来るまで動けそうにないわ。この道を進めば私の知り合いがいるわ。後から追いかけるから先に行ってちょうだい」
名無し「わかりました、おだいじに…」
カラカル「なっ!?そこはカラカルさんを置いて行けるわけないじゃないですか!とか可愛いこと言うところでしょ!!」
名無しのフレンズ「す、すいません…」
カラカル「もう…さっさと行くわよ!」
名無しのフレンズ「あ、あの手は大丈夫なんですか?」カラカル「あーこれね、単に毛皮がねじれてただけだから…」
ナレ「かくして二人はこっちちほーへ到着したのであった」
名無しのフレンズ「ここがこっちちほーですか、暑いですね。」
???「見かけないフレンズ…あなたさてはヤギね!」
アリツカゲラ「と、アミメキリンさんのモノマネをしてみました。こんにちは~」
カラカル「何よアリツカゲラじゃない、こんな所にいるなんて珍しいわね」
名無しのフレンズ「え、お知り合いですか?」
アリツカゲラ「カラカルさんはよくうちのロッジをご利用頂いてるお得意様なんですよ~」
アリツカゲラ「このたび、こっちちほーにもろっじアリツカ別館を作ったんですよ。」
アリツカゲラ「ところでこの辺でタイリクオオカミさんを見ませんでした~?」
カラカル「タイリクオオカミ?さあ、あたし達は見なかったけど」
名無しのフレンズ「たいりく…?タイリクオオカミさんって誰です?」
カラカル「ろっじアリツカの別館・・・ちょっと見てみたいわね。ここから近いの?」
アリツカゲラ「すぐ近くですよ~是非とも寄っていってくださいね~管理人はタテガミオオカミさんですので~」
カラカル「ほんと?それじゃ、ちょっと見に行ってみましょうよ」
名無しのフレンズ「カラカルさん、ロッジってどんな所なんですか?」
アリツカゲラ「是非是非!さあ、こちらですよ~」
カラカル「やった!別館なんて楽しみだわ~ どんなお部屋があるのかしら」
名無しのフレンズ「無視しないでくださーい!!」
カラカル「ゴメンゴメン、ほらさっさと来ないと置いていっちゃうわよ~」
ののののののののののののののの
アリツ「ここがろっじアリツカ 別館ですよ~」
名無し「ちっちゃ!」
タテガミオオカミ「あれ、いらっしゃい!お客さんかな?」
カラカル『こら!そう言う事は思っても口に出さないのよ!』(ヒソヒソ)
アリツカゲラ「どうぞどうぞ、お入りください!この『ちっちゃい』ろっじアリツカ別館に 」
カラカル「あ、あははは~…」名無しのフレンズ「おじゃましまーす!」
のののののののののののののの
名無しのフレンズ「へ~!中は結構広いんですね!」
カラカル「わ、私は初めからそうじゃないかと思ってたわよ!」
アリツカゲラ「それじゃ、タテガミオオカミさん、ろっじの中を案内してあげてください!」
タテガミオオカミ「はいよー、二人とも案内するわ、ついてきて」
タテガミオオカミ「この部屋は、『ぽかぽか』だよ。お花が沢山生えてて綺麗でしょう?それからこっちの部屋は…」
タテガミオオカミ「『ぐちゃぐちゃ』だよ。散らかってるけど落ち着くよ。それからこっちの部屋は…」
タテガミオオカミ「『みっちり』ねフレンズ一人がやっと入れる位の壁が体に密着するお部屋ね、猫科の子に人気よ」
カラカル (なんだろう…オオカミさんが解説するからアリツカゲラのお株奪われてるような・・・〕
名無しのフレンズ「ほんとだ…このみっちり感が最高~」カラカル「あっ、ずるい!私にも試させなさいよ!」
その時二人の手と手がふれ合う! 二人「えっ!?」ドキッ
名無しのフレンズ「とかそう言う事は無くってぇ」カラカル「何よ、ちょっと期待しちゃったじゃないの!」
タテガミオオカミ「ハッハッハ、初々しくっていいねえー」
カラカル「ちょ、からかわないでよ!ほら次よ次!」
アリツカゲラ「こちらが次のお部屋『じょびじょば』です。水浸しで、部屋全体がカビだらけで腐っていますよ。」
名無しのフレンズ「…うわぁ…どんなフレンズさんが泊まるんですかぁ?」
タテガミオオカミ「ゴキブリちゃんとかシロアリちゃんがよく泊まるわ。次は…」
案内をしている内に外は雨だった
カラカル「あら、雨がふってきたみたいね」
その時、雷が鳴った
アリツカゲラ「きゃーー!!」
カラカル達は慌てて外に出た カラカル「ちょっと!アリツカゲラ大丈夫!?」
アリツカゲラ「雷はちょっとニガテで…お騒がせしました」
カラカル「ちょっとあんた(名無しのフレンズ)!何してるのよ!」
タテガミオオカミに抱きつく名無し「えっ?・・・あ!す、すいません!」
タテガミオオカミ「可愛いわねー、食べちゃいたい位よ!ふひっ」
名無しのフレンズ「食べないでくださーい!」
タテガミオオカミ「ハハハ、冗談、冗談!」
カラカル「それにしてもこんなどしゃ降りじゃあ今日はここに泊まるしか無いわね…」
タテガミオオカミ「なら、どこか気に入ったお部屋はあったかい?」
カラカル「じゃあ、『みっちり』がいいかな…」
名無しのフレンズ「『みっちり』は1人用だから私は『すぺしゃるすうぃーとるーむ』でがまんしますね」
カラカル「じゃあ私もそっちで。」
タテガミオオカミ「では『すぺしゃるすうぃーとるーむ』お二人様ですね、ご案内しまーす」
タテガミオオカミはそう言うと、最上階にあるすぺしゃるすうぃーとるーむに二人を案内した
カラカル・名無し「こ、ここがすぺしゃるすうぃーとるーむ…!?」
カラカル・名無し(思ったよりしょぼい…!!)
アリツカゲラ「…何かおっしゃいまして?」
カラカル「な、なんでもないわ!あらー素敵なお部屋じゃないのー!」
カラカル「ほ、ほら!バルコニーからの眺めは最高じゃないの!」名無し「…どしゃ降りですね…」
アリツカゲラ「それでは、何かあったらタイリクオオカミさんにお声をかけてくださいね!」バタンッ!!
次の日の朝・・・
タテガミオオカミ「キャー!」
カラカル「ど、どうしたの!?何があったの!?」
アリツカゲラ「セルリアンです!」
カラカル「まかせなさーいっ!おりゃあーーーっ!エリアルループクローーーッ!!」
スカッ
カラカル「……な、なかなかやるじゃない!もういっちょ!おりゃああーーーーッ!!」
名無し「がんばってー!」
セルリアン「ぼくは わるいセルリアンじゃ ないよ!」
カラカル「セルリアンはみんなそう言うのよ!!」
タテガミオオカミ「というより喋ってることに驚かないのかい。私はかなりびってくりしているんだけど」
セルリアン「セルリアンだって言いたい事くらいあるさ」
カラカル「とう!!」 パッカアーーーーン!
セルリアンがパッカーンしたその時である!
セルリアン「それは残像だ!」
名無しのフレンズ「えいやっ!」パッカーーーン!!
セルリアン「油断したァー!!」
セルリアン「まさかお前がそっちに付くとはな…(名無しにしか聞こえない声で〕」
名無しのフレンズ「あんた誰です?」
カラカル「何を話しているの?」
名無し「なんでもないですよ」
カラカル「ふーん…ま、いいわ、それよりあんたなかなか強いじゃない!」
名無し「いや~ カラカルさんにはかなわないですよ」
そして次の日の朝…
カラカル「あー、よく寝た!あれ?あの子はどこにいったのかしら?」
カラカル「アリツさん、昨日一緒にいたあの子を見なかった?部屋にいないのよ」
アリツカゲラ「あの子でしたら早朝、近くの池に向かっていくのを見かけましたよ?カラカルさんは聞いていないんですか?」
カラカル「聞いてないわね…、ま、お腹が空いたら帰って来るでしょ…もう一眠りしよーっと♪」
そして夕方…
カラカル「まだ帰ってこないわ!」
カラカル「うーん…明日になったら帰って来るわねきっと…、さーて今夜の晩ごはんは何かしらー♪」
タテガミオオカミ「大丈夫かな…心配だな…」
次の日の朝…
アリツカゲラ「タテガミオオカミさんが探しに行くと言って夜出ていったきり戻ってきませんね」
カラカル「何ですって!?私はロッジで留守番してるからアリツカゲラも探しに行った方が良いわ!」
アリツカゲラ「それじゃ、ちょっと探してきますね…」バタンッ!
そして夕方… カラカル「誰も戻ってこないじゃないのよォ~~~!!!」
カラカル 「こうなったら私も探しに行くわ!!」
カラカル「あ、でもロッジで留守番って行っちゃったわ…誰もいないのはまずいかな?」
カラカル「まぁいいや行こ!」バタンッ!
数分後… 名無しのフレンズ「ただいま帰りました~…あれ?誰もいないのかな?」
バタン! アリツカゲラ「はぁ…タテガミオオカミさんも名無しさんも一体どこへ…あれ?帰ってらっしゃったんですね。」
名無し「アリツカゲラさん。カラカルさんとタテガミオオカミさんがいませんよ。」
アリツカゲラ「お留守番をお願いしだんですけど…おかしいですね~」
タテガミオオカミ「ただいま~、いやぁ~名無しちゃん見つからなかったよ~…って居るじゃん?!」
名無しのフレンズ「あれ、カラカルさんは?」
タテガミオオカミ「さあ?私は見てないよ?」
アリツカゲラ「へんですね~ カラカルさん、一体何処へ…」
一方そのころ
カラカル「じゃぱりまんおいし~♪」
カラカル「ところで誰も見当たらないけど、みんなドコいっちゃったのかしら…あら?あれは確か…おーい!」
アミメキリン「?あなたは・・・えっと確か、ヤギね!」
カラカル「わた~し~は~ヤ~ギ~!名無し~を探してる~!」
アミメキリン「ななしをさがしている…!?事件のニオイね!吐きなさい!」
カラカル「…ヴッ…オロロロロ…!…さっき食べたじゃぱりまん傷んでたのかしら…」
アミメキリン「い、いきなり吐くなんて…これは事件ね!犯人はあなたよ!」
カラカル(面倒くさそうだなー 放っとこう…)
アミメキリン「ちょっと!待ちな…ヴォアオロロロッ…しまった!もらい吐きで動けない!これが狙いだったのね!」
カラカル「汚いわねー」
アミメキリン「ちょっと口から出ちゃったわ…!けれどキリンの反芻は当たり前よ!モグモグ…」
アミメ「それよりも『ななし』を探してるってどういう事なの!?詳しく聞かせて!!」
カラカル「…と言うわけなのよ」 アミメ「みんな行方不明に…?!これはパーク始まって以来の大事件だわ!」
一方その頃ろっじでは迷子のカラカル捜索隊が結成されていた
名無し「えー、それでは皆様。捜索隊のリーダーであるアリツカゲラさんのお話をお聞きください」
アリツカゲラ「あーあー、本日は晴天なり…本日は晴天なり…」
アリツカゲラ「…でありまして…うんたらかんたら…では皆さんよろしくお願いします~」既に五時間が経過していた
アリツカゲラ「あれ?」みんな気づいた頃には解散していた
名無し「よーし探すぞー」
タテガミオオカミ「まずはどこを探すんだい?」
名無しのフレンズ「そうですねぇ…まずは近場の森を探しましょう」
ガサガサ…
ジャイアントペンギン「ようお前ら、何をやってるんだ?」
名無しのフレンズ「わー!食べないでくださーい!」
ジャイペン「え~、どーしよっかな~♪」
ジャイアントペンギン「じょーだんだよ、じょーだん!で、何やってるんだ?」
名無し「かくかく しかじか でして・・・」
ジャイペン「ふんふん、アクシスジカを探してるのか、それならその辺で土舐めてたよ」名無し「…他を当たろう…」
ののののののののののののの
カラカル「あっれぇー?ここ、どこかしら・・」
カラカルは洞窟に入っていた
カラカル「そろそろ戻らないと…うーん?あれ?どっちから来たんだっけ…」
カラカル「あれ?ボスがいる。おーい、ボスぅー!!」
ラッキービースト「…未確認個体ヲ確認…照合中…照合中…該当無シ…強制排除モードニ移行シマス…」
そう発するとラッキービーストは変形し始めた
カラカル「わわ!ちょ…ええ!?」
ラッキービースト「ウィィィィーン・・・ターゲット・ロックオン」
変形を終えたラッキービーストには筋骨隆々のたくましい腕が生えていた!
カラカル「バランス悪うーーー!!」
???「あぶない!避けて」
我に返ったカラカルは咄嗟にラッキービーストの攻撃を避けた
カラカル「あっぶな~…え?!」 振り返るとカラカルの背後に忍び寄るセルリアンにラッキービーストの一撃が炸裂していた
カラカル「ありがとう、助かったわ!あなたは・・・?」
セグロジャッカル「あたしはセグロジャッカル!この特別なボスと一緒にパークの平和を守ってるの!」
カラカル「か、かっこいー!」
セグロジャッカル「それより、あなたはどうしてこんな所に?迷子にでもなったの?」
カラカル「それがさー、ちょっと聞いてよ、もー」
カラカル「じつは…かくかくしかじかでねー」
カラカル「と言うわけなのよー」セグロジャッカル「それは大変!あたしも探すの手伝うよ!」
セグロジャッカル「まずは一旦洞窟から抜けよう!ボクについてきて!」
カラカル「あ、ちょっと待ってー!」数分後… カラカル「あれぇ、見失っちゃったわ」
セグロジャッカル「こっちだよ!こっち!置いていっちゃってゴメンね」
二人は洞窟から抜け出すのであった
カラカル「うーん、やっぱり外が一番ね!」
セグロジャッカル「それで、その名無しさんっていうのは何処に行ったか検討くらいはつかないのかい?」
カラカル「全く見当もつかないわ」
セグロジャッカル「ええ!?じゃあ、あてずっぽうに探していたの?それは無謀なんじゃ…」
カラカル「だよねー流石に途中から探すのに飽きちゃって洞窟を探検してたわけなのよ」
セグロジャッカル(なんだか奔放な子だなぁ…)
カラカル「ところでそのボス、さっきから腕使って歩いてるんだけど…すっごく不気味だわ!」
セグロジャッカル「私も最初は驚いたけど、だんだんカッコよく見えてくるよ」
カラカル「ええ…?!(この子ちょっと危ないわね…)」
セグロジャッカル「あてずっぽうに歩き回るよりも一度その、ろっじ?に戻ってみた方がいいんじゃないのかい?」
一方その頃、ろっじ組「この辺にはいないねー。とりあえず洞窟の方に行ってみるか」
セグロジャッカル「ここがロッジ?結構大きいね~。こんな所があるなんて初めて知ったよ。」
カラカル「なんでも最近出来た別館らしいわよ」セグロジャッカル「ホントだ建物がまだ新しいね」
ガチャ カラカル「誰かいる~?いたら返事して~!!・・・ うーん、やっぱりみんな帰ってきてないみたい」
そこへ客がやってきた。もちろんフレンズである
オカピ「オカピだぞー!」
カラカル「あら、オカピじゃない。どうしたの?」
オカピ「ろっじに泊まりにきたんだよー」
アルパカ・スリ「あたしもきたよぉ!」
カラカル「困ったわね~、今誰もいないのよ」
カラカル「じつは かくかくしかじかで・・・」
オカピ「ふんふん、アクシスジカを探してるのならその辺で土舐めてたよ~」カラカル「……」
カラカル「…他を当たろう…」
アルパカ「受付はあたしがやっとくねぇ〜」
オカピ「じゃああたしはお部屋の掃除やるよ~!」
カラカル「じゃあ私はお客さん!」
セグロジャッカル「じゃあ、あたしもお客さん!」ボス「…」
アルパカ「その名無し?さんを探しに行かなくていいのぉ~?」
一同「ハッ!」
カラカル「うーん…あれ?おかしいわね…名無しの匂いが何だか新しい気がするわ」
セグロジャッカル「もしかして、一度ここに戻ってきているんじゃないかい?」
カラカル「!!という事は、まだそう遠くへは行ってないはずだわ!探さなきゃ!!」扉バーーーン!!
カラカルが飛び出した1分後、名無し達が戻ってきた
オカピ「タイミング悪っ!」
セグロジャッカル「キミが名無しさん?外でカラカルとすれ違わなかった?」
名無しのフレンズ「えっ会ってないですよ?!…ところであなたはカラカルさんのお知り合いですか?」
タテガミオオカミ「ボスだー!耳をモフモフしていい?」
タテガミオオカミ「えへへっ耳をモフモ…」しかしここで異変に気づく、それはボスに生えた巨大な腕である
タテガミオオカミ「なん…だと……!?」
セグロ「ああこれね、どう?この脚みたいに太い上腕二頭筋と三頭筋!そしてはち切れんばかりの三角筋…堪らないわぁ!」
タテガミオオカミ(わからん・・・全然わからん!)
終始無言を貫くラッキービーストだがその見事な筋肉?だけはセグロジャッカルに答えるようにピクピクと動いた
アルパカ「確かに整った肉体美っていいよねぇ~」
アリツカゲラ「そんな事よりカラカルさんは…?」
セグロジャッカル「さっき皆を探しに出ていったところよ!あたし呼び戻してくるわ!」扉バーーン!
名無し「あ、ちょ…ちょっと!うーん どうしようかな…」
その頃カラカルは名無しの捜索をそっちのけで蟻地獄の巣に蟻を落として遊んでいた
蟻「食べないでくださーい!」
カラカル「ふっふーん♪そんなアリンコの声が聞こえてくるようだわ…!ホレホレ~」
???「やめないか!」
そこにはフレンズ化した蟻の姿があった!
カラカル「あなた誰!?」
ディノポネラ「私はディノポネラ!世界最大の蟻だ!同族への狼藉、許さんぞ!」
ヒアリ「私もいるぞ!!」
グンタイアリ「私も!」
ハキリアリ「あたしもいるよ!」
オオアリクイ「カラカルじゃないか。なんだか沢山集まっているようだが、何かあったのか?」
ミナミコアリクイ「なんだよー!あっち行ってよー!」
蟻のフレンズ一同「ヒッ…!」((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
蟻のフレンズ一同「にげろーーーーーーっ!!」ズダダダダダダダ…
オオアリクイ「それはちょっとよくないな~」
オオアリクイ「むやみに人に絡むものじゃないぞ、キミ!」
ディノポネラ「大丈夫か、ヒアリ!!」
ミナミコアリクイ「みんなちょっと見てよう、蟻地獄の巣に落とされたのはアリモドキだよ」
アリのフレンズ一同「な、なんだってー!?」
ディノポネラ「いやあ、すまない私達の勘違いだったようだ」カラカル「いいって事よ、これで一件落着ね!」
アリモドキ(え・えー!?)
一方その頃名無し達は・・・
名無しの事をなんと呼ぶかで軽い口論になっていた
そこへ博士と助手がやって来た。博士「お前達、騒がしいのです一体何を揉めているのですか?」
タテガミオオカミ「丁度いい!博士たちに決めてもらおうじゃないか!」
博士・助手「ふむ分かりました、しかしタダとい言うわけにはいかないのです!じゅるり!」
名無し「何をすればいいんですか?」
博士「じゃぱりまんをよこすのです」
助手「しかし只のジャパリまんでは駄目なのです、我々はグルメなので!」
アリツカゲラ「只のジャパリまんじゃないジャパリまんですか…?それは一体…」
博士「うらじゃぱりまんを持ってくるのです!!」
タテガミオオカミ「聞いたことあるよ!特別なボスだけが持つって言う伝説のジャパリまん…!」
名無し「その特別なボスっていうのはどこにいるんですか?」
博士「さっさと探しに行くのです!」バタンッ
タテガミ「あ…、そのボスって出会った者を不幸にするからアンラッキービーストって呼ばれてるんだけどな…」
名無し(探しに行けって言われても何処を探せばいいんだ…っていうかカラカルさんは?)
一方カラカルは飛んできた博士と偶然会った
カラカル「あれ、博士と助手じゃない。おーい博士~!」
カラカル「行っちゃった…、何か腹立つわね…石投げてやるんだから!えいやっ!」
パッカーーーーン!
助手「あっ、博士が落ちた」
カラカル「あっ!当たっちゃった… 博士ごめーん!」
博士「…謝って済むならジャパリポリスは必要無いのですよ…!」ピキピキ
助手「博士、大丈夫なのですか」
博士「…助手、どうやら私はここまでのようです…裏ジャパリまん…食べたかったのです…ガクッ」
助手「博士ーーーッ!」
博士「zzz…」
助手「…ちっ…!」
悪魔助手「カラカルがこっちに来る前にいっその事ここでトドメを刺すのです」天使助手「な、何を言ってるのです!?」
天使助手「何と卑劣な…その様な事は断じてなりりません!」
カラカル 「面白そうだからえいッ!」(天使と悪魔をパッカーンさせた)
助手「アパラパー!あははは!ここは誰?私はどこ?」カラカル「…やっべ…!さいならー!」
カラカル「ハアハア… あーびっくりした!ん、あれは…?」
イワビー「イワビーだぜ!」 フルル「ふるる~」
カラカル「あんた達がこんな所にいるなんて珍しいじゃない、どうしたの?」
イワビー「さっき、へんなボスを見かけてよ~ 追いかけてきたんだけど見失なっちまって」
フルル「じゃぱりまんもってな~い?」
カラカル「拾ったので良ければあるわよ、ゴソゴソ…はい」
それは七色に光るとても不思議なジャパリまんだった
フルル「きれ~い!食べるの勿体ないなぁ~」
博士「よくやったのですお前達、さあそれをとっとと寄越すのです!」
フルル「でも食べちゃうー」パクパク
カラカル「あっ!それサンドスターに反応して光るカビが生えてるのよ!」フルル「…ヴッ!」
イワビー「だ、大丈夫かー!?」
フルルの身体が光を放ち始める…!
光はおさまった!
イワビー「い、今のは何なんだー!?」
カラカル「なになに!?私も光ってみたーい!」パクッ
カラカル「もぐもぐ…ヴッ…!」ピカーーー
カラカル「うまい!」/テーレッテレー/
イワビー「えーっ!こ、こっちにも一口くれよー!」パクッ
イワビー「ムシャムシャ…ヴッ…!」ピッカーーー
あまりにも光ったため、遠くからも見え、名無し達にも見えた
名無し「な、なんだろうあれ…」
アリツカゲラ「とにかく行ってみましょう~!」
博士「こ、この光は・・・!!」助手「知っているのですか博士?」
博士「いや、まったく知らないのです」
博士「とりあえず我々も食べるのです!」
カラカル「ムシャムシャ… え?もうないわよ?」
博士・助手「…なん…だと!?」
名無し「やっと見つけましたよ!!」
サーバル「え?あなたは誰?」
名無し「すいません人違いでした…」
カラカル 「あらサーバルじゃない!それにようやく見つけたわ迷子の子!」
サーバル「あ、カラカル!この子カラカルの知り合い?」
カラカル「まあね、まあ私もちょっと前に会ったばっかりなんだけどね」
名無し「あれ、カラカルさんのお知り合いですか?」
カラカル「そうよ、サーバルっていうの。っていうか、もう少し再会の感動はないの?」
名無し「ハッ そうだった!もーカラカルさん、どこ行ってたんですか!?」
そこにセルリアンが現れた!!
博士・助手「…目障りなのです!」食べ損ねて機嫌の悪い博士&助手にパッカーンされてしまった!
するとセルリアンの中から光るジャパリまんが!
博士「念願のうらジャパリまんを手に入れたのです!」
???「もらったのだーー!!」
と声がしたような気がしたが、そんなことはなかった
博士「早速食べてみるのです」ムシャー
助手「あっ!博士、一人でずるいのです、こっちにも寄越すのです!」ムシャムシャガツガツ!
博士「!!こ、これはいったい・・・!?」
助手「ふしゅぅうう…!!体に力がみなぎって来るのです…!」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
博士・助手 ムキーーーーン!
シュッ
カラカル「え!終わり!?」
名無し「何か変ですよ…?!」博士・助手「…100%…!」
博士・助手「アッハッハッハッハ!!!」
そこに黒セルリアンが現れた!
博士「キエーイ!一撃で葬ってやるのです!」
セルリアンはひらりと身をかわした!
博士は勢い余って地面に突き刺さった!
助手「博士ー!よくも博士を… トォリャアー!!」
カラカル「まって!セルリアンの様子が変よ!」
名無し「にげろーーーー!!」
一同「きゃーーーーー!!にげろー!」ズドドドド! 博士「………」ポツン…
次の日…
博士「ひもじいのです…」
アクシスジカ「可愛そうに…さあこの土をお舐め」
博士「ペロッ… んまーい!味に目覚めたのです!!」
博士「しかし舐めるだけではお腹が満たされないのです…何か食べ物は無いのですか?」
アクシスジカ「この赤土をたーんとお食べ。」
博士「笑えないジョークは沢山なので…もがっむぐぐぅーーーーー!!」
博士「うまい!もっとよこすのです!」
カラカル「あれ、博士!?まさか昨日からずっとここにいたの?っていうか何やってるの?」
博士「ふむ、土中もなかなか悪くないのですよ。我ら~ツチノコ~の~♪」博士は既におかしくなっていた…
助手「しっかりするのです博士!!」バシッバシッ
博士「はっ!?痛いのです助手!もう正気に戻ったのです!」助手「……………」ビシッバシッ!!
博士「わたしは新世界の長になるのです。かしこいので」助手「はっ、やりすぎたのです!!」
助手「またしっかりするのです博士!」バシバシ
カラカル「だめだこの子達…早く何とかしないと」
カラカル「いい加減にしなさーい!!」助手「ヴッ!」
???「ふもうな争いはやめるのだ!」
そんな声が聞こえた気がしたが空耳だったようだ
カラカル「しまった強くやりすぎた!だ、大丈夫!?」
助手「…大丈夫で済むなら医者は要らないのですよ…!ガクッ…!」
カラカル「助手ーーーー!!どうして、どうしてこんなことに!!」
助手「…ZZzz」
ジャイアントペンギン「ガサゴソガサゴソ… ようお前ら!何やってるんだ?」
その様子をパンカメのワザで透明になったアライさんが眺めていた
だが、気のせいのようだった。
アライさん『うええ~誰も気付かないのだ…!さみしいのだぁ~!』
だがその声は誰にも届かなかった…
???「私にはちゃんと聞こえているのさ~」
だが気のせいだった
カラカル「…ジャイアントペンギン、さっきから何をぶつぶつ言ってるの?」
ジャイペン「いやこっちの話。それよりコノハズク達は何やってるんだ?」
カラカル「埋まって、土を食べて、叩いて、寝たのよ」
ジャイペン「…あーそう言うことね、完全に理解した」
アクシスジカ「すごいねアンタ…」
ジャイペン「あっ!みんなが探していたアクシスジカって君だねぇー!?」
アクシスジカ「いかにも私がアクシスジカよ!あんたも土食べる?」
ジャイペン「今日は遠慮しておくわ!じゃーなー」アクシスジカ「…ちっ!」
そして次の日…
???「きょうこそはあらいさんがだいかつやくなのだ!!」
カラカル「ん?何か聞こえたような…まあいいか よし今日も元気にレッツゴーよ!」
カラカル「さて、今日は何して遊ぼうかしら?」名無し「あの私の名前は…」
カラカル「アッハッハ!忘れてたわ!さあ、あなたが何の動物か知ってるコを探しにいきましょう!」
そして二人はゆきやまちほーに訪れた
カラカル「さっっっっむ!!!!」
カラカル「……寒すぎて何だか眠くなってきたわ…ZZzz」
名無し「まずい!何か暖をとる方法は…、ん?あれは!?」
何とそこにはレジャー型温泉施設ジャパリアンパラダイスが!
カラカル「たのしそー!ねえ早く入ってみましょうよ!」
???「待つのだ!やっと出番なのだ!」
ゴオオオーー!! カラカル「吹雪いてきたわね!今何か言った!?」名無し「いえ何も」
カラカル「ここがレジャー型温泉施設ジャパリアンパラダイスね!なんだか色々あるわよ!」
ギンギツネ「あら、いらっしゃい」
カラカル「ぎんぎつねじゃない!久しぶり~元気だった?」
ギンギツネ「もちろんよ!あなたも元気そうで何よりだわ!あら、その子は?」
カラカル「かくかく しかじか なのよね…」
ギンギツネ「ああ、その子がアクシスジカなのね!初めまして、私はギンギツネ、よろしくね」
名無し「ちっがーう!!アクシスジカさんは土食べる人です!私は土食べない!」
ギツネギツネ「うわぁーー?!怒ったぁーーー?!怖いわこの子!!」
カラカル「まぁまぁ・・・この子、名前が分からないのよ。そんでこの子がなんの動物か知ってるコを探してるの。」
カラカル「そんな事より温泉よ!温泉はどこ!?」
ギンギツネ「焦らないの。温泉はこっちよ」
名無し(そんな事…!?)
カラカル「ほらほら、温泉こっちだって!早く行きましょ!」
名無し「…まぁいいか!カラカルさーん待ってーーー!」
カラカル「へぇ~~… 大きい施設ね~。色々な物が沢山!温泉も色々あるみたいよ。」
名無し「わぁ!カラカルさん!このお風呂ブクブクいってますよ!」
カラカル「大変!誰か沈んでるわ!助けましょう!」
ギンギツネ「それはジャグジー風呂っていうのよ」
カラカル「へぇー、変わった温泉なのねー。こっちのは何?」
ギンギツネ「こっちは油風呂ね、高温でカラッと揚がるわよ、気をつけてね」
名無し「へー、なんだか気持ちよさそうですね。ちょっと入ってみません?」
カラカル「おっ先ぃーーー!」ドッボーーーーン!
ギンギツネ「あっ!そっちはただの氷水よ!」
カラカル「私、先走っちゃったみたい…」
名無し「どうしてこんなことに・・・」
ギンギツネ「盛り上がってる所悪いけど、次にいくわよ。」スタスタ…
ギンギツネ「で、こっちが電気風呂ね。ビリビリして気持ちいいのよ~」
カラカル「どれどれ…ちょっとアナタ入ってみなさいよ。」名無し「ええ!?」
名無し「ひっ…!?何かピリピリするぅ!」
カラカル「ほらほら早く早くぅー!」 ドンッ 名無し「わーーーー!」
デンキウナギ「あっ、どうもー」
名無し「…んっ!適度にピリピリしてて以外と良いかも…!」
デンキウナギ「ハ…ハックション!!」 放電ビリビリ~~
名無し「うわああーーーー!!」カラカル「ど、どうしたの!?」
ギンギツネ「入ってみればわかるわよっと!」ドンッ!カラカル「わわわわーーーっ!」ドボーン
カラカル「こ、これは・・・!!」
カラカル・名無し「き、気持ちいい~~~!!」
ギンギツネ「いいでしょお~?はい次いくわよ。」
???「待つのだ!アライさんもおんせんに入りたいのだ!」
カラカル・名無し・ギンギツネ スイ~~~~~~~~・・・・
デンキウナギ「気配がしたけど、ただの湯気かー」
そして一時間後
デンキウナギ「さーて、そろそろ一回あがろうかな~」ザバ~ッ
彼女が上がると電気風呂が普通のお風呂に戻った
デンキナマズ「はーいお疲れ様ー、交代だよーーー」
デンキウナギ「あっ センパイ!お疲れ様っす!」
一方その頃…
キタキツネ「ねえ、ごはんまだー…?」
キタキツネ「そっか、今ギンギツネ居ないんだっけ…どうしよ…」
???「ここでアライさんの登場なのだ!」
カピバラ「はい、ふっくらだよよよ…」
キタキツネ「ん?今何か変な声が聞こえたような…気のせいだよね、食ーべよっと!」
カピバラ「あとぱびりおんに私が出るよよよ…」
???「うどん…!?それはうどんなのだ!!うどんといえばアライさんの出番なのだー!!」
一方その頃カラカル達はこーひーぎゅうにゅうと呼ばれる飲み物を飲んでた
ギンギツネ「いい?こうやって腰に手を当てて体を仰け反らせて飲むのよ!ゴキュゴキュゴキュ!」
カラカル「あ〜なんか気合い入るわね!」
名無し「うっ…急におなかが…!!」グルルルル…
カラカル「えっ?!ちょっと止めてよこんな所で!その辺の草むらでしてきなさいよ!」
名無し「プウゥゥ~~~…」
ギンギツネ「飲み過ぎは危険よ。今度から気をつけなさい」
カラカル「そういう事は先に言って欲しかったわ…ヴッ!」グルルル…!
名無し「カ、カラカルさん!!大丈夫ですか… (グルグル…) ウッ…!!!」
ギンギツネ「しょうがないわねぇ…これを飲めば良くなるわ、はいゲリトメールZよ!」
ゴクゴク… カラカル「こ、これは…!!」
カラカル「おいしーい!」
カラカル「ねえギンギツネ、これもう一本ちょうだい!」
ギンギツネ「もう!あんまり飲んでフン詰まりになっても知らないわよ!」
名無し「あ、あの…私の分は…」
ギンギツネ「あなたにはこのフルーツ牛乳をあげるからこれで我慢してね」
名無し「そんなぁ・・・まあ飲むけど」ゴクゴク
名無し「…うっま…!」ポワワーン
名無し「で、でもお腹が… うートイレトイレ…」
その時である!
ふと見るとベンチに若いフレンズが座っていた 名無し「ウホッ良いフレンズ…!」
だが、みんなトイレ行ってしまったので気づかなかった
若いフレンズ「このジャパリまんを見てくれ。こいつをどう思う?」
カラカル「…凄く大きいわね…!」
名無し「そのジャパリまんは何なんですか?」
その後紆余曲折あって、若いフレンズとは二度と会う事はなかった…
カラカル「さて、お腹も治ったしあの『うぉーたーすらいだー』っていうので遊んでみましょ!」
名無し「うわあ、結構高いですね… ちょっと怖いな~ 絶対押さないでくださいよ?」
カラカル「えいっ!」ドン
名無し「アーーーーー!!!!」
ギンギツネ「あ!そっちはまだ改装中よ!スライダーはこっち!」
バキバキバキッ 名無し「アアアーーーーー!!」
カラカル「アッチャー イッケネー!(テヘペロ)」
名無しはしばらく療養生活をすることになり、ゆきやま組はこここでちょっとQK!し、一方その頃さばんなちほーでは…
欠←トムソンガゼル
かばんちゃん「前から思っていたのですが、なぜあのフレンズさんは動かないのでしょうか?」
サーバル「あれは等身大パネルだよ」
トムソンガゼル「え、何?」
サーバル「うわぁーーーー!!喋ったぁ!?」
トムソンガゼル「もう酷いよー!ルルはパネルなんかじゃなきよー!」
サーバル「はっ!! ゆ、夢…!?あーびっくりした!」
かばんちゃん「サーバルちゃん、やっと覚めましたね。今はもう日が暮れちゃってますよ」
サーバル「大丈夫!夜行性だからね!!b」
サーバル「それよりかばんちゃん、今日は何だか余所余所しいね?どうしたの?」
かばんちゃん「ふふ・・・やりますねサーバル!その通り、私はかばんちゃんではないです!」顔ビリビリッ
サーバル「うみゃーーーーっ!!かばんちゃんの顔がーーー?!」
スナネコ「スナネコです。」
かばんちゃん「どっきり大成功!」
サーバル「もーっ!ビックリしたよー!今度は本当にかばんちゃんだよね?!」
かばんちゃん「それはどうかな!?」ビリビリッ
かばんちゃん「今回はホンモノでしたー!」
サーバル「なーんちゃって!かばんちゃん、まだまだ甘いね!」ビリビリッ
かばん「サ、サーバルちゃん?!何してるの!いきなり服を破いて!」////
サーバル「じゃじゃーん!まとりおしかって言うんだって!」
かばんちゃん「小さくなってる…!?」
ミニサーバル「みんみぃ…?」小さくなったサーバルは知能も低下していた!
???「フハハハッ、計画通りなのだ!」
かばん「大変!お世話しなきゃ!」ミニサーバルを抱えて疾走
マーゲイ「グヘヘ 良いシーンが撮れたわ」
もう一人のマーゲイ「あなた!私の姿をして悪事を働くなんて言い度胸ね!一体何者!?」
マーゲイ「な、なんですって!?偽物はあなたのほうでしょ!!それに悪事だなんて…かわいいものを愛でて何が悪いの!?」
もう一人のマーゲイ「わ、私が偽物!?まさかそんなはずは…」
しかし、尊きものをこよなく愛する二人はすぐに打ち解けあったのだった
マーゲイ「そんな事よりもさっきの二人を追うわよ!!」マーゲイ2「尊さのビッグウェーブだわ!!」
マーゲイ「ちょっと待って!んん、あれは・・・!?」
マーゲイ1・2「ヘラジカとライオンだわ!うはーーー!!」
マーゲイ達は悩んでいた… 二人を追うべきか、このままライヘラを観察すべきか…
その時!アデリーペンギンが現れた!
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「味の破壊者め!くっ・・・このままではジャパリパークが闇に・・・っ!」
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「くっ落ち着け、我の右腕・・・っ!ここで発動したらだめだ・・・っ!まだ全開放には早すぎるっ!」
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が躊躇った一瞬の隙を突いてオイナリサマのパンツ剥ぎ取りスキルが炸裂した
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「…な何だコイツら!」
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を助けようとしたつもりが勢い余って覆い被さり床ドンの体勢になった
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「えっ!?」ドキッ
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「た、食べないでくれー!」
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「パップ?何だそれは?」コアラ『…ゴニョゴニョ…』
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「……」
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「やばい、みんな伏せろ!!」
二人のマーゲイに衝撃走るッッッ!!
マーゲイ「あのコ、あの目の輝き!!6人目のPPPになれるんじゃ・・・!?」
プリンセス「ところがどっこい!PPPになれるのは5人までよ!」
???「それはどうかな」
マーゲイ「あ、あなたは!?絶対名前でよばれない謎の存在!???さん!」
???「私の事はどうでもいい、それよりプリンセス!君は間違っているぞ!」
プリンセス「な、なによ!」
「目玉焼きには醤油だろ」
プリンセス「…なん…ですって…!目玉焼きにはソースに決まってるでしょ!!」
プリンセス「マーゲイ!マーゲイはどうなの!!?」
マーゲイ1「私は塩派ですね!」マーゲイ2「私はマヨネーズよ!」
マーゲイ1・マーゲイ2「……なんですって!?」
だが基本的に同じ趣味趣向を持つマーゲイ二人はすぐに和解した
オイナリサマ「些細な事で醜く言い争うのはおやめなさい…」
オイナリサマ「ケチャップ以外は有り得ませんよ…!」
オイナリサマ「なんだァ?てめぇ・・・」
オイナリサマ「もらったァーーーー!!」
シュバババッ! オイナリサマ「…な?!履いていないですって…?!」
マーゲイ2人「・・・なんですって!?」 ピクッ
マーゲイズ「ぐふふ…」ユラァ…
プリンセス「あなた、誰だか知らないけど早く逃げて!!」
マーゲイズ「逃がすかーー!!」 シュバババババ!!
プリンセス「あぶないっ!!」 ドンッ
咄嗟に
マーゲイズ「「あ゛あ゛~~~~~~~!!」」鼻血噴出
プリンセス「怪我はないかしら?」(突然のイケボ)
カラカル「あらあら、闇を司る者(自称)なのにそんな情けない声を出すのね。いつもの口調はどうしたのかしら」
プリンセス「そんな事よりこのままじゃマーゲイズが失血死しちゃうわ!手を貸して!」
コアラ「パップを食べさせて回復させるですぅ。どんどん甘えちゃっていいんですよー?」
コアラ「それではパップ投入ですぅ。回復いきますよー!」
マーゲイズ「「んまあぁーーーい!!」」
プリンセス「あーよかった」
ミライさん「パップはコアラさんがユーカリを食べられるようにするための離乳食なんですけど・・・食べてしまわれたのですね、あれを・・・」
マーゲイ「意外とクセになる味よ。ミライさんもどうぞ。」
ミライさん「いいえ。私は遠慮しておきます」
マーゲイ2「まぁまぁ、そういわずに…」 ミライさんを羽交い絞め
マーゲイ1「はい、あーーん!」ミライさん「ヤメロー!シニタクナーイ!」
コアラ「なんかすごい失礼な事言われてるきがする…!!」
パクッ
ミライ「うおおおおおーーー!!」
ミライさんは激しい気の昂り(たかぶ)によって覚醒した!
ミライさん「もう我慢できません、みなさんけも耳しゃぶらせてくださーい!ブラックバックさんはですね、オスだけ体が黒くてツノが立派になるんです。黒ければ黒いほど群れの順位が高くてぺろぺろぺろぺろ」
そんな変態は置いといて数日、ゆきやまのカラカルと名無しは元気になっていた
名無し「カラカルさんどこに行ってたんですか?」
カラカル「色々あるのよ。それより一刻も早く出発しましょう。」
ふたりはさばくちほーにやってきたのだった
カラカル「あづーーーーー!!!」
カラカル「あっつー!もう喉がカラカルよぉ~~~!」名無し「さっむ!!!」灼熱だった昼の砂漠は一気に氷点下と化した
カラカル「計画通り」
名無し「あれはなんですか?」カラカル「砂嵐よ!逃げましょう!」
フレンズ「親方ァ!空からみゆはんが!」
名無し「砂嵐だ……!」
カラカル「みゆはんが砂嵐で舞い上がったわよ!」
bgm ぼくのフレンド
カラカル「さあ逃げるわよ!」名無し「え、あれ放置!?」
カラカル「そうよ。もうあと3コメント後には戻ってきてるから。」名無し「え……、ええ……。」
ここでCM入りまーす!
ヒグマ「今日の晩御飯はカレーよ!」キンシコウ・リカオン「わーい!」
ハ◯ス けものフレンズ カレー新発売!
CMあけ カラカル「ここがこうざんちほーね!」名無し「高い山ばっかりですね~」
カラカル「凄い高さね…サーバルの奴ホントにこんな所をよじ登ったのかしら…?」
名無し「あっちに階段あるみたいですよ」
名無したちが階段があるところまでに近づくと、そこには階段だけでなく、クライミング用のロープまでもあったのだった
カラカル「ウーン、何かこうチャチャっと登る方法は無いかしらね…」
カラカル「どこかに暇そうな鳥のフレンズでもいないかしら?・・・あ!あれは・・・」
ハクトウワシ「レッツジャスティス!何だか呼ばれた気がしたわ!」
カラカル「丁度いい所に!ちょっと手を貸して頂戴!」
ハクトウワシ「ふむ、君達を上まで運べばいいんだな?御安い御用だ!」
???「アライさんも乗せるのだ!」
スイ~~~~ 山頂に到着!
名無し「あっという間でしたね!」カラカル「さすがハクトウワシ!」ハクトウワシ「ハッハッハ!」
カラカル「あの建物は何かしら?」
その時である! トキ「わぁたぁしはトォキィー!!!!」 カラカル・名無し「ぎにゃああ
3人は気絶した
一時間後…
カラカル「はっ!みんな起きて!もう真っ暗よ!」
そこには昼の様相とは一変した深夜の盛り場ジャパリパブが煌々と明かりを灯していた!
カラカル「なんだかわからないけど入ってみましょう!」ガチャ
アルパカ「ふわああぁ!いらっしゃぁい!よぉこそぉ↑ジャパリカフェへ~!」
トキ「あらいらっしゃい。私の歌を聴きにきてくれたのね。ムフ♡」
アルパカ「ねえねえ、なに飲む~色々あるゆぉ~猫科の子にはねぇ~マタタビカクテルなんてオススメだゆぉ~?」
カラカル「いただくわ!あなたも飲みなさい!ハクトウワシも!」
30分後… カラカル「ほらぁ~!名無しぃ~!もっとこっちに来なさいよぉ~!ヒック!」
名無し「なんかやばそうだなぁ…」ハクトウワシ「目がすわってるわよ。」
カラカル「アタシの酒が飲めないってぇ~の!?ホラ!こっちにきなさい!!」
ツチノコ「お前うるさいぞ!ここは静かにお酒を飲む場所なんだぞー!」
カラカル「そんなこと言ってないであなたも飲みなさーい!」
ツチノコ「ちょ?!おい!ヤメロ…んぐぐーーー!!」
30分後…
ツチノコ「うい~~、ヒック!何だか無性に絵を描きたい気分だな!」
名無し「この赤ペンだけは死守せねば・・・」
ツチノコ「おっ!お前良いもの持ってるな、それを寄越せー!」バッ!
ハクトウワシ「あー!!世界の終わりだ!!」
ツチノコ「ふふふふ ふーふふ ふふふふ♪」 描き描き…
カラカル「へー、結構いい絵を描くのね。私も描いてみよ。」描き描き…
ツチノコ「完成したぞ!」カラカル「私も描けた!見て見て!」ササツ
その日、世界は静止した
そして、それから100年が経ち、名無しは再び目覚めた
タイリクオオカミ「~再び目覚めた…とよし!出来た」アミメ「先生!流石です!大ヒット間違い無しです!」
【けものフレンズBBS NEO 100レスSS 2018】 〜完〜 タイリク先生の次回作に ご期待下さい。
ショウジョウトキ「100レスなのに既に729レスなんですけど!」
タイリク「摂氏では沸点は100℃としているが、華氏では729°Fなんだよ」
アミメ「ショウジョウトキ!先生の言うことは絶対よ!先生が白と言ったら例え黒でも白なのよ!」
アリツカゲラ(これは中々終わりそうにありませんねぇ… )
名無し「それで結局、私は何のフレンズだったのですか?」
アミメ「ヤギね!」
ヤギ「メェー推理ですね」
完!!
アライさん
「ふははー! 米を洗っただけで大儲けしたのだ!
おかげでこのジャパリ御殿を建てたのだ!」
ショウジョウトキ
「ついにこの私の出番がやってきたんですけど!」
そう言いながら、いと美しいショウジョウトキは、ジャパリ御殿にある冷蔵庫から出てきた。
アライさん
「不法侵入者なのだ! 引っ捕らえるのだー!」
ショウジョウトキはじゃぱり留置所に連行された。
ショウジョウトキ
「こんな展開、聞いてないんですけど! (ドヤァ)」
看守ツキノワ
「おい、面会だぞ」
アルパカ
「ショウジョウちゃん、差し入れ持ってきたゆぉ〜」
ショウジョウ
「感謝感激! この気持ちを是非とも歌にしたいんですけど!!」 ドヤァ
ショウジョウトキさんの歌で看守たちは全員気絶してしまった!
「嬉しさのあまり失神してしまったのね」ドヤァ
そう言うとショウジョウは留置所をあとにした。
すると看板が見えてきた。 「アライさんのジャパリ御殿こっち→」
ショウジョウトキ
「なんて書いてあるか読めないんですけど!」ドヤァ
すると道の向こう側からアメリカビーバーとオグロプレーリードッグが歩いてきた。
しかし2人とも不機嫌そうで、どことなくよそよそしい。
ショウジョウ
「こんにちは。 どうかしまして?」
プレーリー
「最近ぜんぜんごあいさつ出来ないであります」
ビーバー
「コロナが心配っすからねぇ…」
太陽の方のコロナ
「コロナ退治なら私に任せて!
ヒャッハー! コロナは消毒だぁー!」 紫外線→
コロナウイルスはこの世から完全に消え去ったのだ!
プレーリー
「これで思う存分ごあいさつ出来るであります! 今までの分も・・・」
ショウジョウ
「じーーーっ」
ビーバー
「ちょ… 見られてるっすよぉ!」
プレーリー
「誰だか知らないでありますが、とりあえずアナタにもごあいさつであります!」
※しばらくお待ちください※
ショウジョウ
「さあ! 今度こそアライグマん家に泊めてもらうわよ!」(何事も無かったかのように)
トキ
「あら? どうしたの体中にキスマーク付けて」
ショウジョウトキの脳内
(とりあえずアナタにもごあいさつでありますとりあえずアナタにもごあいさつでありますとりあえずアナタにもごあいさつであります…)
ショウジョウトキ
「・・・ご、ごあいさつさせてほしいんですけど!」
※しばらくお待ちください※
ショウジョウトキさんはトキにフルスイングのビンタを食らってしまった!
※しばらくお待ちください※
ショウジョウ
「さあ! 次こそアライグマん家に向かうわよ!」(何事も無かったかのように)
アルパカ
「あんらぁ~ ショウジョウちゃんじゃなぁい。 どぅしたのぉ、ほっぺに手形付けてぇ?」
ショウジョウトキの脳内
(とりあえずアナタにもごあいさつでありますとりあえずアナタにもごあいさつでありますとりあえずアナタにもごあいさつであります…)
※しばらくお待ちk… 「ぺっ!」
アルパカは高速で唾を飛ばす。
「危なっ!」
ショウジョウはすんでの所で躱し、ドヤ顔をキメる。
ナレーション(CVキムタク)「ちょ… 待てよぉ」
ショウジョウトキ
「さあ! 次こそアライグマん家に向かうわよ!」(何事も無かったかのように)
ホワイトタイガー
「む、こんな所で誰が奇声をあげてるのかと思えばショウジョウトキではないか」
ショウジョウトキ
「とりあえずアナタにもごあいさつなんですけどー!」ドヤァ
ショウジョウトキはホワイトタイガーにあいさつをしようとした。 が…
ホワイトタイガー
「タイガーアッパーカット!!」
タイガーアッパーカットを食らったショウジョウトキは正気に戻った。
ショウジョウトキ
「波動拳!!」
…さあ ひょうしょうしきだ。なにぃっ、しょうじょうときがいない! いったいどこへ..
ショウジョウトキさんは今砂浜でバカンス中だった。
その時、突然ショウジョウトキの近くにある砂が動き始めた。
スナネコ
「スナネコです」
ショウジョウトキ
「ちょっと、ビックリさせないでほしいんですけど!」ドヤァ
スナネコ
「最初は井戸小屋に居てぇ、収容されてぇ、気付いたらココに…」
ショウジョウ(経緯は聞いてないんですけど!)ドヤぁ
スナネコ
「因みに今ボクが埋めらている場所は満潮時になると水没して…でもまあ…いいか…」
ショウジョウトキ
「全然よくないんですけど! 今すぐ助けてあげるんですけど!」
ー砂嵐が突然発生!ー
ショウジョウトキのかぜおこしで砂嵐を相殺したので事なきを得た。
こうして、ショウジョウトキはスナネコが埋められている場所までたどり着いた。
だがしかし、あたり一面プレーリーが穴を掘りまくった場所だったのでショウジョウトキも埋まってしまったぞ!
ショウジョウトキ
「タッケテー」ドャァ
スナドリネコ
「お? お前そんなところに埋まって何やってんだ? 今日は大潮だからそこ水没するぞ」
デロリアンに乗ったサモエドも颯爽とやってきた。
「時を戻そう…」
スナドリネコ
「ぺこぱかよ!?」 #゚Д゚) ノ
なんだかんだで夕方・・・
スナネコはジャパリ御殿の入り口まで来ていた。
スナネコ
「やあ、何でしょうこのおうちは?」
ショウジョウトキ
「なんか見覚えあるんですけど!」ドヤァ
これがどんな場所だが、知らないがスナネコはドアをノックした。
ドアがギィ~~~~ と開くと、そこには思いもよらない光景が広がっていた。
なんと・・・
あー一面のクソミドリ・・・
ーかに見えたそれは際限無く分身したパンサーカメレオンであった。
ショウジョウトキ
「いっぱいいるんですけどーーーーー!!」
パンカメ
「アワワワ…」
その声に驚いたパンカメはステルス化する。
ショウジョウ
「姿を消したって、いっぱいいることに変わりないんでしょー!?」
その時突然、影分身したニホンツキノワグマがジャパリ御殿の方へ全速力で走って向かってきた。
そして大量のステルスパンカメと衝突し大爆発が起こった。
これがビッグバンである。
その衝撃によりじゃぱり御殿は再創造された。
ショウジョウトキ
「何が起こったのかよくわからないけど、早速乗り込みますよー!」
アライさん
「ふははー! よく来たのだ! この先に進みたければアライさんに贈り物を寄越すのだ!」
スナネコ
「贈り物ですか…? 砂しか持ってないです」
その時、誰かの贈り物がじゃぱり御殿に届いた。
贈り物の箱の中のフェネック(ふふふ、アライさーん、私自身が贈り物なのさ~)
暫くお待ちください・・・ (花畑の映像)
あらい
「あーびっくりしたのだ!
ビックリし過ぎて思わずジャパリ御殿の自爆スイッチを押してしまったのだー、ぬへへへ」
この事は、のちにまだ終わってないのに爆発オチなんてサイテー事件としてフレンズの間で語られるのであった。
一方、その頃ショウジョウトキは…
ジャガーさんの屋台で立ち食いそばを食っていた!
ショウジョウ
「なんかうどんみたいに白いんですけどぉ!?」
ジャガー
「米で作ったからねー」
ショウジョウ
「それじゃあビーフンなんですけどぉ!」ドヤァ
その後立ち食いビーフンがパークで大流行!
ショウジョウトキはそばを500杯平らげた!
ショウジョウトキは体重が5倍になってしまった!
ショウジョウトキ
「なんか体が重いんですけど?!」
ショウジョウトキはヘラジカブートキャンプに入隊することになった。
ヘラジカ
「ワンモアセッ!!」
マッスルショウジョウ
「体脂肪率5パーセントなんですけど!」ドヤァ
???
「ねえちゃん自衛隊入らへんか?」
ショウジョウトキ
「望むところなんですけどー!」ドヤァ!
時は流れ、遂に音楽隊への入隊を果たしたのであった!
ショウジョウ
「入ったはいいけど、フルート担当じゃあ歌えないんですけどぉ!」ドヤァ
ショウジョウトキは嫌々フルートを演奏したが、結構うまかった。
そしてついにフルート奏者としてソロデビューを果たす!!
ミリオンヒットだ!
高嶺の花になってしまったショウジョウトキは昔お世話になったジャパリカフェを改めて訪れた。
アルパカ
「ありまぁ〜 立派になっちゃってぇ〜」
トキ
「そう言えばあなたに招待状が来てたわよ」
差出人アライさん
「有名人とお近付きになりたいので御殿に招待するのだ!」
ショウジョウトキ
「ジャパリ御殿か…、何もかもみな懐かしい…んですけど…」ドヤァ…
ショウジョウトキはジャパリ御殿を目指すためにスペースシャトルに乗り込んだ。
ナレーション
「なぜ宇宙に飛び出す必要があったのか? だが答えてくれる者は居ない。
そのうちショウジョウトキは考えるのをやめた…」
そしてカウントダウンが始まる
『Ten, Nine, ignition sequence start, Six, Five, Four, Three, Two, One,
all engine running, Lift off, we have a lift off!』
ショウジョウトキ
「あれ? なんで私は宇宙へ向かってるんですかね? よくわからないんですけど!」ドヤァ!
激しく白煙を噴き出しながらスペースシャトルは遥か上空へと昇ってゆく。
スペースシャトルに平行して飛行してきたオイナリサマ
「お待ちなさい、そこのフレンズ!
旅のお供、いなり寿司を忘れてますよ!」
ショウジョウは飛んだ。
いなり寿司1つを共にして・・・
やがてシャトルは溶け出した。
太陽に近付き過ぎたのだ。
ショウジョウ
「お、落ちるぅー ・・・って私、飛べるんですけど?」どやぁ!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
年老いたアルパカ
「・・・こうして、ショウジョウトキちゃんはみんなの太陽になったんだゆぉ」
幼いフレンズ達
「ほんと~?」
アルパカ
「さぁ~て、にぇ・・・フヒヒ」
ー完ー
ミナミコアリクイはじゃんぐるちほーを歩いていた…
チンピラリアン
「姉ちゃん、オレと茶ァしばかへん?」
ミナミ
「あっち行ってよー!」\(`ω´ )ノ
チンピラ
「すごすご…」
ミナミ(賢者の石(へし)・・・ どこにあるんだろう?)
賢者の石
「昨日アルパカスリさんが私を拾ったよ。 探してね!」
賢者の石はジャパリカフェで漬物石となっていた。 (意外とデカイ…)
ミナミコアリクイ
「アルパカさんってことは・・・カフェに向かえばいいのかな?
だが断る!」
ハーマイ鬼
「ええから行けや!」
ミナミコアリクイ
「徒歩じゃ無理だよう… ヘ~イタクシー!」\(; ̄ェ ̄)/
しかし威嚇されていると思ったのかタクシーは停まってくれない。
ジャガーの乗ったトラック
「よう姉ちゃんどこまでいくんだ?」
ミナミ
「えっ?いいの? じゃあジャパリカフェまで」
ジャガー
「何だ、ちょうど近くまで行くから乗っていきな!」
しかしトラックはセルリアンだった!
ジャガー
「なんかトラックがプニプニしてる気がするけど走れるしいいか。
さあジャパリカフェまで行くよ!」
~ジャパリカフェ~
ジャガー
「ごはんとつけものをくれ」
アルパカ
「はいよぉ〜」
トラクリアン
「・・・」
アルパカ
「はい、どぅぞぉ〜 ミナミコちゃんは なんにするぅ〜?」
ミナミコアリクイ
「賢者の石で」
アルパカ
「ごめんにぇ~、これ売り物じゃないんだ~ 代わりにこれで我慢してにぇ~
はい近所の石」
「燃やせー!」
アルパカに襲い掛かるけもねお民。
「ちょーっと待ったー!」
その間に割り込んだヒゲじいが身代わりとなって燃やされた(1匹目)
ミナミコアリクイは交渉に入った。
ミナミコアリクイ
「ブラックジャガーさんの個人情報と引き換えでどうです」
ミライ
「その話、詳しく聞かせてもらえます?」
面白かった! スーツhttp://mall8books.com/
ミライさん
「なるほど、スーツを着たブラックジャガーさんですか… アリですね」眼鏡クイッ
ブラックジャガー
「俺の預かり知らぬ所で個人情報をやり取りするのはやめてもらいたいのだが…」
その時、ブラックジャガーさんの背後にミライさんが忍び寄る…
その更に後ろからハシビロコウが・・・( ̄Д ̄)ノ
「職務質問です。
あなたは今頃さばんなちほーの巡回をしているはず。 ココで何を?」
ミライ「それは残像よ」
ハシビロコウ「なにっ?! この動き! コイツホントにヒトか?!」
ミライさんの正体はペロリアンだった!!
ペロリアン
「うへへへ、全員ナメてやるナメ」
ハシビロ
「いつものミライさんと何が違うと言うんだ! もしや双子!?」
本物ミライ
「ゼンゼンチガウデショー!? フレンズさんの危機を察知してガイド参上!」
ハシビロ(やっぱりバケモノ…?)
「脅威が二つになったか…」
ペロリアンは巨大化した!
この間、ミライさんは別の場所にいるカコ博士と位置を何者かによって取り替えっこされてしまった。
そしてミライさんは宇宙空間に放り出されてしまった。
さらにミライはカタカケフウチョウみたいなUFOに吸い込まれた。
ミライ
「ここは一体どこなんでしょう…」
カタカケフウチョウ
「よくきたナ、ニンゲン」
ミライ
「私は人間じゃありませんよ」
カンザシフウチョウ
「こいつイッタイナニをイっているの…?!」
その時UFOの動力源と飛行ユニットとエンジンが何者かによって壊された。
フレンズ化ケロロ
「ゲ〜ロゲロゲロ...」
ミライ
「なんかわからんがとりま全員耳しゃぶっとこ」
ミナミコアリクイ
「なんだよう! 無視すんなよう!」
その時、ペロリアンが背後から襲いかかる!
???
「やめるんだ!!
ブラジャーマン!」(女の子やぞ)
ブラジャーマンは猥褻物陳列罪で宇宙刑事ハシビロに連行されていった。
ミライさんもついでにお縄になった。
ペロリアン
「oh...」
宇宙刑事ハシビロの乗ってきた宇宙船の船内に警報音が響き渡る。
警報
「ガス欠です!直ちに給油してください!」
マダラスカンク
「それじゃあボクが・・・」
ハシさん
「おい待てそれh…」
ブッバーーーン!!
警報
「ガス満タンになりました。よかったです」
ハシビロ船橋 にガスを充満させてどうする…ガクッ」
「…
ハシビロさんはたまらず窓を開けて換気をした。
ハシビロ
「あ、しまったここは宇宙だった…」シュゴゴゴー
マダラスカンク
「えええぇぇぇ~~~!!」
ミライ
「ここは私にまかせてください!」
ミライさんそう叫ぶと、さっそうと宇宙空間へ飛び出した。
どんどん宇宙船から遠ざかるミライさん、そしてそのまま漆黒の闇に消えた。
その後ミライさんの姿を見たものは誰もいなかった。
一方その頃、ミナミコアリクイは…
サーバルと一緒にプールに向かっていた。
すると突然プールの中から・・・
メガネカイマンとイリエワニがシンクロナイズドスイミングしながら現れた。
メガネカイマン
「足つったあああああああああ」
そしてメガネカイマンは闇落ちしてビーストになった。
さらばメガネカイマン! 君の勇士(笑)は永遠に語り継がれることだろう!!
ビーストとなったメガネカイマンが曙とのドリームマッチを果たすのはまた別の話。
ドール
「すいません、遅刻しちゃいました!」
ミーア
「ドール、罰としてフォト『大海を往く』装備の刑ですわ!」
シロナガスママ
「罰・・・?」ピクッ
ミーア
「お尻ペンペン2000回の刑に処しますわ!」
コウテイ
「私が代わろう!」 wktk
コウテイは難なくお尻ぺんぺんの刑をクリアした。
コウテイ
「物足りないなー…
おかわりをよこすのです」
あまりにもマゾヒズムが過ぎるのでコウテイはマッドティーパーティーに強制的に参加させられた。
その頃、こうざんではフルルが賢者の石を手に入れようと、カフェに忍び込もうとしているところだった。
メレブ
「フルル気をつけろよ。
こういう普通そうな場所に限って強い敵とかやばいボスとかがいるからな」
キッチンの奥からボスセルリアンがでたぞー!!!
ボスセルリアンは魔法を封じてきた。
フルル
「物理特化だからあんまり関係ないよー」
ボスセルリアンは撲殺された。
ボスセルリアン
「ま、待ってくれ! 僕は悪いセルリアンじゃないよ!」
フルル
「ねー誰か釘バットもってなーいー?」
ボスセルリアン
「あ、僕持ってますよ。 はいこれ」
こうしてボスセルリアンは爆発四散した。
同じ時間にイワビーとジェーンはバイクの免許を取得するためにバイク教室に通っていた。
イワビー
「おい、なんか坂道発進のところにでっかい石が落ちてるぞ」
カリフォルニアラッコ
「それは私のお気に入りの石ですよ?」
そして、賢者の石をめぐるカルフォルニアラッコとイワビーのバトルが始まった。
その隙にミナミコアリクイは密かに石を持ち去った。
ミナミコアリクイが三千里歩いた所で、突然、賢者の石はドス黒い液体を垂らした化け物と化した。
賢者の石その正体は黒蜜きな粉餅リアンだった!
パフィンちゃん
「おいしそうなきなこ餅、パフィンちゃんも食べたいでーす!」ぱくっ
パフィンは闇落ちし、ビーストになった。
ミナミコアリクイは両手を上げて対峙する。
ミナミコアリクイ
「降伏のポーズ!!」
(完)
\☭デェェェェェェェェェェェェェェン☭/
(※ソビエト国歌のアレ)
スターリン
「サーバルは我が嫁である」
総統閣下
「はぁ!? 私の嫁に決まってるだろ? チキショーメ!」
カラカル
「クソッ やられた!!」
カラカルはとある任務を遂行するため、カラカル2とカラカル3とカラカル4とカラカル10と共に行動していた。
カラカル2「フレンズとは何ぞや 力とは何ぞや」
カラカル10「アイツは置いて行こう」
なんやかんやでカラカル達はコストコにやってきた。
カラカル
「コストコに来たらやっぱり一発目に買うのは…
脱法パウダー」
ジャパリ警察
「全員逮捕する!」
こうしてカラカルは全員連行されてしまった。
しかし休憩時間に観たスティーブ・マックィーン主演の「大脱走」を真似たカラカルは、
あっさり脱獄に成功したのだった。
カラカル
「チョロいわ。さあ、ここからがカラカル様の逆襲よ!
「「「「合体!!!!」」」」
巨大カラカル
「・・・してみたものの敵がいない…
とりあえずそこら辺のビルでも壊しておいた方がいいのかしら?」
巨大ヘラジカ「ハッハッハ!ちょっと一勝負しよう!」
巨大ライオン「おい! 私の許可なく無闇に決闘を申し込むなと言ったろう!」 ズルズル…
ヘラジカ「はっはっは!」 ズルズル…
巨大カラカル
「なんであいつら巨大化してんだ!?」
あかいおにいさん
「カラカルこそ、なんでそんなに大きなったんや?」
カラカル
「真面目にやってきたからじゃなーい!」
ようじょ
「アミメキリンさんよりインドゾウさんがもっと好きです」
アミメキリン
「何ぃ…?」ピクッ
インドゾウ
「ニッコニコ」
アミメキリン
「こいつをヤギにしてやりたいんですがかまいませんね!」
あかいおにいさん
「いや、なにわのロッキーことワイがボコしたるわ!」
カラカル
「いえ、ここは主人公の私が・・・」
ようじょは巨大化した。
「ヤギめ、正体を現したわね!」
そう言うと、アミメキリンも負けじと首を伸ばした(推定10m)
イナリーモ
「無駄な争いはやめなさい・・・」
ドーモ
「そうよ! 隊長も言ってやって下さい!」
タイチョーモ
「どうして、どうしてこんなことに…?」
そう言うとイナリーモは七輪でおもちを焼き始めた。
おもち「プク~~~~」
みる間におもちもオモチーモと化していく・・・
オモチーモ「私だ。」
ギンギツネ「ひょいパクッ」
面倒くさそうなのでカラカルは早急にその場を立ち去った。
一方その頃スターリンと総統閣下は……
スターリン
「ミナミコアリクイは我が嫁である」
総統閣下
「はぁ!? 私の嫁に決まってるだろ? チキショーメ!」
ミナミコアリクイ「あっちいってよ!!」
ITSUKI監督「まったくだよ。 人の嫁に手を出そうなんて!」
そう言うとアクシス印の塩を撒いた。
スターリンは塩でみるみるしぼんでいった。
総統閣下
「コイツ、ナメクジだったのか!? シランカッタ!」
イナリーモ
「グワアアアアーーー!」
イナリーモもしぼんでいった・・・
総統閣下
「あんた誰?」
ハクトウワシ
「見つけたわ! もう逃げられないわよ、総統閣下!!」
総統閣下
「おまえなんかダイッキライだ!」
ハクトウワシ
「ヒドいわ!」
そう言うとハクトウワシはお◯ぱいぷるんぷるんさせながら帰って行った・・・
イナリーモ
「そろそろお前もおうちへおかえり」
そして場面はカラカルへ・・・
カラカル
「やっぱり主人公といえば私よね!」
カラカルはセルリアンクイーンを倒すために旅に出るのだった。
セルリアンクイーン
「こんにちは」
カラカル
「なかなか見つからないわね。 ってそんな簡単に見つかるわけないか。 てへっ
あ、すみませーん。 この辺でセルr…」
セルリアンクイーン
「クイーンなら私ですけど何かご用ですか」
[しばらくお待ちください]
サーバル
「こんなとこで何してるの?」
カラカル
「それなら終わったわ」
サーバル
「さてはこっそり美味しいものを食べたでしょう。 口の周りに・・・
血がいっぱいついてるじゃない!!」
口の周りを拭いながら、カラカルは反論する。
「付いてるわけないわ。 セルリアンには血が通ってないんだから!」
アミメ
「と、いう事は・・・セルリアン以外の何かを食べたという事です! 正直に吐きなさい!」
カラカル
「かゆい うま」
アミメ
「これは・・・ ヤギハザードね!」
カラカル
「ヤギー!」
サーバル
「そんな… 一体どうすれば・・・」
アミメ「先ず気をしっかり持って… ヤギー!」
ヒツジ「ヤギー!」
ヤギ「ヤギー!」
アミメ
「いや、それはおかしいヤギ」
ヤギ
「なん・・・だと・・・!?」
塩でしぼんだスターリン
「我こそが本物のヤギである!ヤギー!」
ヤギ
「おまえかーい!!」
しかししぼんだスターリンが足元にいる事に気付かなかったカラカルに踏みつぶされてしまった。
スターリン
「グワー!!」
カラカル
「何か聞こえたような気がするけど、気のせいよね」
そして、総統閣下は叫んだ。
総統閣下
「よっしゃーーーー!!」
世界は平和になった・・・
ー完ー
カラカル
「セーバル、アタシちょっと明日から出かけてくるからその間ぶらぶらしててちょうだい!」
セーバルはリョコウバトの店に来た。
リョコウバト
「いますぐご案内出来るツアーですか?
『サーバルさばんなが移動ツアー』『ホラー探偵ギロギロ ミステリーツアー』
『ふぁいと一発アルパカと行くカフェツアー』それから・・・『ブラックジャガーパークツアー』です」
セーバル
「ファイト一発アルパカと行くカフェツアーで」
リョコウバト
「こちらのツアーは登山経験豊富なフレンズさん向けですがよろしいですか?」
*はい
セーバルは了承した。
なぜなら、バードリアンに乗っていけば楽に頂上に行くことができるからだ。
だがバードリアンはブラックジャガーに殺されていた!
セーバル
「それでもファイトイッパツアルパカといくカフェツアーへいきたい」
リョコウバト
「では参加費としてジャパリまん3日分を頂きます」
セーバル
「はい」 (カラカルママのへそくり持ってきといてよかったー)
こうして2泊3日のファイト一発アルパカと行くカフェツアーが始まった。
~翌日~
アルパカ
「私がツアーに同行するアルパカだゆぉ~ よろしく贄ぇぇ~」
客達「よろしくお願いします。」
客A「アルパカさんかわいい〜 」
客B「アルパカさんの贄になりたい!!」
「よっ、ほっ」
アルパカは軽々と登って行くが・・・
「無理ですぅ」
客たちは置いてけぼりだ。
アルパカ
「え〜 ラクショーでしょ〜」
アルパカさんの笑顔に興奮したツアー客どもは険しい山を気合で登り始めた。
だが、険しい山を登りきったのはツアー客の約半数名のみだった。
セーバルは既に脱落していた。
セーバル
「あきたから、ほかのバショにいってみよう」
サーバル
「あ、セーバル! 何してんの?」
セーバル
「あれ… ここはじゃんぐるちほーのはず・・・」
サーバル
「さばんなは日々移動してるからね!」
ハンターセル
「お呼びですか?もしそうだったらどこまで運びましょうか?」
セーバル
「りうきうちほーまで」
こうして、セーバルは『りうきうちほー』に運ばれたのであった
シーサーバルライト「うみゃー!あなたはだれ?」
「私はサーバル! けもフレ真の主人公!」
「私はセーバル。 このSSの主人公」
「わたくしはエサのセルリウムを頬張る」
シーサーバルライト
「りうきうちほーといったらヤギ汁が有名だよ!」
アミメ「ヤg…」
サーバル
「ちんすこうとキンシコウって似てるよね」
セーバル
「私はベニイモ味のジャパリまんが好き。
そうだ、ベニイモ味じゃぱりまんたべにいこうっと」
セーバルが歩いていると屋台が見えてきた。
アライ「お、セーバル。 打ち立てソーキそばはどうなのだ?」
ハブ「おい、こっちのミミガーとハナブクにしとけよ」
セーバル「ぜんぶもらう」
セーバルがソーキそばを啜りながらブタを連れて歩いていると・・・
ブタ「…これ…母さんです…」
セーバル「そーなんだー」
しばらく歩いているとパフィンがセルリアンを食べていた。
セーバル
「セルリアンっておいしいの?」
パフィン
「おいしいでーす!ムシャムシャ」
セーバルはよだれを垂らしながらハンターセルを見た。
セーバル「たべちゃおう!」ひょいパクッ
セーバル「ヴォァァァァァァァァァァァァァ!?エレエレエレ・・・」
ハンターセルを食べたセーバルは一瞬だけ苦しんだがすぐさま幸せそうに笑った。
セーバル
「あとからさわやかなカンミがくるね・・・クセになるあじ」
セーバルは、まんぞくした。
だが、移動手段を食べてしまったため、帰る手段がない 。
どうしよう!?
セーバルは、りうきうちほーに定住することにした。
そして3年の月日が流れたある日・・・
セーバルの目の前にパフィンが衝突してきた。
セーバル
「おいおまえ、移動手段になれ!」
パフィン
「これからキノコの山とタケノコの里の食べ比べをするので忙しいでーす。
エトピリカちゃんで我慢してくださーい」
エトピリカの[そらをとぶ!]
セーバルはエトピリカに飛び乗り彼女に乗って移動することにします。
そこでふたりが向かった先は・・・
なんとナカベチホーのライブ会場でした。
セーバル
「ライブかいじょう・・・? なにがはじまるのかな」
すると舞台の幕が上がり、何かが始まったのだった!
ホルスタイン
「どーもー!」
ジャージー
「はい今、客席からヤマザキ春のパン祭りのシールもらいましたけど、
こんなんいくらあってもいいですからねぇ」
ミルクガールズというコンビの漫才のようだ。
???「おもしろくない」 バズーカドーン!
ミルクガールズ「ぎゅーにゅううううううううーーーーーーーー!」
エトピリカ
「まだツカミなのにキビシーね〜」
セーバル
コワイから別の場所にしよー」
彼女ら二人は別の場所に向かった。
*ピーチパンサーのマッサージ屋
*ロバのパン屋
*アカニシさんの啓発セミナー
*オイナリサマの神社
さあどれに入る?
セーバルはオイナリサマの神社に、エトピリカはロバのパン屋に入ろうとしたが、
どちらに入るかですごく悩んだ。
セーバルはパン屋を選んだ。
エトピリカ「セーバルちゃん♡」
セーバル「彼女にジャパリパンを…」
エトピリカ「え…?」
店の奥からヒグマが姿を現すと有無を言わせずピクニックに連行した。
こうして、愛と地獄のピクニックが始まった。
ヒグマ「まずは1000本ノックだ!」
セーバルは言われらがまま1000本ノックを行なった。
ヒグマ
「ちっがーう! お前が受けるんだよ!」
セーバルは付き合ってられないので、重いコンダラを引いているエトピリカを横目に抜け出した。
向かった先は・・・
ホートクちほーであった。
そこでは、かつての栄光を忘れられずにいたオオタカが、SEGAのメインシステムにゴニョゴニョしようとしていた。
セーバル
「やべぇので別の場所にしよう」
ドン引きしたセーバルはナカベちほーへと向かった。
そこではリカオンがラッキービーストを私物化していた。
ラッキー「私物化されたタスケテ」
リカオン「あっここにもボスがいるじゃないですか! ゲット!!」
このちほーではラッキービーストの8割がすでに捕らえられ、
残る2割のラッキーは同胞が捕まえられていくことをただ見ていることしかできないのであった。
マーゲイ「次は謎の5人組芸人、ぺぽぱです!」
皇帝「時を戻そう…」
[私物化される前]に戻ったラッキービーストたちは一目散に逃げた。
それを見ていたセーバル
「カンドウテキダナー ウン、ヨカッタヨカッタ」
見ていて虫唾が走ったセーバルはリカオンを時限のはざまに送り込んだ。
次元の狭間に放逐されたリカオンはサンドスター切れによるフレンズ化の解除がされず、戻る手段もないので、
こっそり隠し持っていたラッキーさんと融合しラッキービーストとフレンズの中間生命体となった。
そのうち、リカオンは考えるのをやめた・・・
セーバルはオイナリサマの神社にやってきた。
すると突然「たぬキーーック!」巫女服を着たタヌぱんちくんが襲ってきた。
たぬ
「セーバル! 今日こそはあなたを倒します!」
セーバル
「ひとちがいじゃないかな」
たぬ
「いいえ。 ここで会ったが〇行目!
[りうきうちほー]で食べられた私のお友だち、ハンターセルの仇を取らせてもらいます!」
こうして、セーバルVSたぬぱんちの戦いのゴングが鳴らされた。
セーバルのせんせいこうげき!
セーバルクローがたぬぱんちにヒット!
負けじともセーバルもカウンターを決める!
死闘は三日三晩続き、いつしか2人の間には友情を越えたナニかが生まれつつあった。
たぬ「ハアハア、なかなかやりますね! こうなったら奥の手! タァーーー!」
セーバルに自分の巫女服を着せると、自分は元のセーラーに着替えてスタコラサッサと駆け出した。
オイナリサマ
「また逃げられてしまいました。 代わりにあなたが働きなさい」
セーバル
「三食昼寝付きならヤル…!」
オイナリサマ(計画通り)ニヤリ
セーバル
「まさか3食+おやつ、布団の模様まで稲荷寿司だなんて… そりゃバイトが続かないわけね」
だが、セーバルはまだ知らなかった オイナリサマがとんでもないことを企んでいるということを。
「今日こそはキュウビに『女同士の良さ』というものを教えてあげる」
そう言うとオイナリサマはキュウビキツネの寝室に忍び寄る・・・
セーバル「どうして私まで一緒に…」
しかし先客がいた!
ガチック「キュウビさんには私が手ほどきしておいたよ~」
オイナリサマ「そんな…」orz
セーバルはその隙に逃げた・・・
かと思いきや、誰かがセーバルの足をつかんで離さない!
ミライさんがついにキタキタァーーーーーーー!
ミライ
「目を逸らしてはいけません…」ゴゴゴゴゴゴ…
そう言うとミライの身体からピンク色のオーラが立ち昇り、やがて霧のように広がっていく。
そしてセーバルの目の前には世にも美しい光景が広がった!
セーバルは美しい光景に見とれていたためか、どこからともなく聞こえてくるカラカルママの声は1ミリも届かなかった。
今やパーク中で繰り広げられるフレンズ同士の「美しい光景」
しかしセーバルはパートナーを見つけられずにいた。
カラカル「セーバル、こんなところで何してんのよ?」
セーバル「あ、カラカル…あのね…」
セーバルは今までの旅の経緯について話した。
カラカル
「そうなの。 色々あっていい思い出ができたじゃない」
でもこのままにしておくのもマズいわねぇ…」
そこに謎の5人組芸人ぺぽぱの皇帝が通りかかった。
皇帝「時を戻そう」
~そして~
カラカル
「セーバル、アタシちょっと明日から出かけてくるからその間ぶらぶらしててちょうだい!」
ー終わり…?ー