カラカル
「セーバル、アタシちょっと明日から出かけてくるからその間ぶらぶらしててちょうだい!」
セーバルはリョコウバトの店に来た。
リョコウバト
「いますぐご案内出来るツアーですか?
『サーバルさばんなが移動ツアー』『ホラー探偵ギロギロ ミステリーツアー』
『ふぁいと一発アルパカと行くカフェツアー』それから・・・『ブラックジャガーパークツアー』です」
セーバル
「ファイト一発アルパカと行くカフェツアーで」
リョコウバト
「こちらのツアーは登山経験豊富なフレンズさん向けですがよろしいですか?」
*はい
セーバルは了承した。
なぜなら、バードリアンに乗っていけば楽に頂上に行くことができるからだ。
だがバードリアンはブラックジャガーに殺されていた!
セーバル
「それでもファイトイッパツアルパカといくカフェツアーへいきたい」
リョコウバト
「では参加費としてジャパリまん3日分を頂きます」
セーバル
「はい」 (カラカルママのへそくり持ってきといてよかったー)
こうして2泊3日のファイト一発アルパカと行くカフェツアーが始まった。
~翌日~
アルパカ
「私がツアーに同行するアルパカだゆぉ~ よろしく贄ぇぇ~」
客達「よろしくお願いします。」
客A「アルパカさんかわいい〜 」
客B「アルパカさんの贄になりたい!!」
「よっ、ほっ」
アルパカは軽々と登って行くが・・・
「無理ですぅ」
客たちは置いてけぼりだ。
アルパカ
「え〜 ラクショーでしょ〜」
アルパカさんの笑顔に興奮したツアー客どもは険しい山を気合で登り始めた。
だが、険しい山を登りきったのはツアー客の約半数名のみだった。
セーバルは既に脱落していた。
セーバル
「あきたから、ほかのバショにいってみよう」
サーバル
「あ、セーバル! 何してんの?」
セーバル
「あれ… ここはじゃんぐるちほーのはず・・・」
サーバル
「さばんなは日々移動してるからね!」
ハンターセル
「お呼びですか?もしそうだったらどこまで運びましょうか?」
セーバル
「りうきうちほーまで」
こうして、セーバルは『りうきうちほー』に運ばれたのであった
シーサーバルライト「うみゃー!あなたはだれ?」
「私はサーバル! けもフレ真の主人公!」
「私はセーバル。 このSSの主人公」
「わたくしはエサのセルリウムを頬張る」
シーサーバルライト
「りうきうちほーといったらヤギ汁が有名だよ!」
アミメ「ヤg…」
サーバル
「ちんすこうとキンシコウって似てるよね」
セーバル
「私はベニイモ味のジャパリまんが好き。
そうだ、ベニイモ味じゃぱりまんたべにいこうっと」
セーバルが歩いていると屋台が見えてきた。
アライ「お、セーバル。 打ち立てソーキそばはどうなのだ?」
ハブ「おい、こっちのミミガーとハナブクにしとけよ」
セーバル「ぜんぶもらう」
セーバルがソーキそばを啜りながらブタを連れて歩いていると・・・
ブタ「…これ…母さんです…」
セーバル「そーなんだー」
しばらく歩いているとパフィンがセルリアンを食べていた。
セーバル
「セルリアンっておいしいの?」
パフィン
「おいしいでーす!ムシャムシャ」
セーバルはよだれを垂らしながらハンターセルを見た。
セーバル「たべちゃおう!」ひょいパクッ
セーバル「ヴォァァァァァァァァァァァァァ!?エレエレエレ・・・」
ハンターセルを食べたセーバルは一瞬だけ苦しんだがすぐさま幸せそうに笑った。
セーバル
「あとからさわやかなカンミがくるね・・・クセになるあじ」
セーバルは、まんぞくした。
だが、移動手段を食べてしまったため、帰る手段がない 。
どうしよう!?
セーバルは、りうきうちほーに定住することにした。
そして3年の月日が流れたある日・・・
セーバルの目の前にパフィンが衝突してきた。
セーバル
「おいおまえ、移動手段になれ!」
パフィン
「これからキノコの山とタケノコの里の食べ比べをするので忙しいでーす。
エトピリカちゃんで我慢してくださーい」
エトピリカの[そらをとぶ!]
セーバルはエトピリカに飛び乗り彼女に乗って移動することにします。
そこでふたりが向かった先は・・・
なんとナカベチホーのライブ会場でした。
セーバル
「ライブかいじょう・・・? なにがはじまるのかな」
すると舞台の幕が上がり、何かが始まったのだった!
ホルスタイン
「どーもー!」
ジャージー
「はい今、客席からヤマザキ春のパン祭りのシールもらいましたけど、
こんなんいくらあってもいいですからねぇ」
ミルクガールズというコンビの漫才のようだ。
???「おもしろくない」 バズーカドーン!
ミルクガールズ「ぎゅーにゅううううううううーーーーーーーー!」
エトピリカ
「まだツカミなのにキビシーね〜」
セーバル
コワイから別の場所にしよー」
彼女ら二人は別の場所に向かった。
*ピーチパンサーのマッサージ屋
*ロバのパン屋
*アカニシさんの啓発セミナー
*オイナリサマの神社
さあどれに入る?
セーバルはオイナリサマの神社に、エトピリカはロバのパン屋に入ろうとしたが、
どちらに入るかですごく悩んだ。
セーバルはパン屋を選んだ。
エトピリカ「セーバルちゃん♡」
セーバル「彼女にジャパリパンを…」
エトピリカ「え…?」
店の奥からヒグマが姿を現すと有無を言わせずピクニックに連行した。
こうして、愛と地獄のピクニックが始まった。
ヒグマ「まずは1000本ノックだ!」
セーバルは言われらがまま1000本ノックを行なった。
ヒグマ
「ちっがーう! お前が受けるんだよ!」
セーバルは付き合ってられないので、重いコンダラを引いているエトピリカを横目に抜け出した。
向かった先は・・・
ホートクちほーであった。
そこでは、かつての栄光を忘れられずにいたオオタカが、SEGAのメインシステムにゴニョゴニョしようとしていた。
セーバル
「やべぇので別の場所にしよう」
ドン引きしたセーバルはナカベちほーへと向かった。
そこではリカオンがラッキービーストを私物化していた。
ラッキー「私物化されたタスケテ」
リカオン「あっここにもボスがいるじゃないですか! ゲット!!」
このちほーではラッキービーストの8割がすでに捕らえられ、
残る2割のラッキーは同胞が捕まえられていくことをただ見ていることしかできないのであった。
マーゲイ「次は謎の5人組芸人、ぺぽぱです!」
皇帝「時を戻そう…」
[私物化される前]に戻ったラッキービーストたちは一目散に逃げた。
それを見ていたセーバル
「カンドウテキダナー ウン、ヨカッタヨカッタ」
見ていて虫唾が走ったセーバルはリカオンを時限のはざまに送り込んだ。
次元の狭間に放逐されたリカオンはサンドスター切れによるフレンズ化の解除がされず、戻る手段もないので、
こっそり隠し持っていたラッキーさんと融合しラッキービーストとフレンズの中間生命体となった。
そのうち、リカオンは考えるのをやめた・・・
セーバルはオイナリサマの神社にやってきた。
すると突然「たぬキーーック!」巫女服を着たタヌぱんちくんが襲ってきた。
たぬ
「セーバル! 今日こそはあなたを倒します!」
セーバル
「ひとちがいじゃないかな」
たぬ
「いいえ。 ここで会ったが〇行目!
[りうきうちほー]で食べられた私のお友だち、ハンターセルの仇を取らせてもらいます!」
こうして、セーバルVSたぬぱんちの戦いのゴングが鳴らされた。
セーバルのせんせいこうげき!
セーバルクローがたぬぱんちにヒット!
負けじともセーバルもカウンターを決める!
死闘は三日三晩続き、いつしか2人の間には友情を越えたナニかが生まれつつあった。
たぬ「ハアハア、なかなかやりますね! こうなったら奥の手! タァーーー!」
セーバルに自分の巫女服を着せると、自分は元のセーラーに着替えてスタコラサッサと駆け出した。
オイナリサマ
「また逃げられてしまいました。 代わりにあなたが働きなさい」
セーバル
「三食昼寝付きならヤル…!」
オイナリサマ(計画通り)ニヤリ
セーバル
「まさか3食+おやつ、布団の模様まで稲荷寿司だなんて… そりゃバイトが続かないわけね」
だが、セーバルはまだ知らなかった オイナリサマがとんでもないことを企んでいるということを。
「今日こそはキュウビに『女同士の良さ』というものを教えてあげる」
そう言うとオイナリサマはキュウビキツネの寝室に忍び寄る・・・
セーバル「どうして私まで一緒に…」
しかし先客がいた!
ガチック「キュウビさんには私が手ほどきしておいたよ~」
オイナリサマ「そんな…」orz
セーバルはその隙に逃げた・・・
かと思いきや、誰かがセーバルの足をつかんで離さない!
ミライさんがついにキタキタァーーーーーーー!
ミライ
「目を逸らしてはいけません…」ゴゴゴゴゴゴ…
そう言うとミライの身体からピンク色のオーラが立ち昇り、やがて霧のように広がっていく。
そしてセーバルの目の前には世にも美しい光景が広がった!
セーバルは美しい光景に見とれていたためか、どこからともなく聞こえてくるカラカルママの声は1ミリも届かなかった。
今やパーク中で繰り広げられるフレンズ同士の「美しい光景」
しかしセーバルはパートナーを見つけられずにいた。
カラカル「セーバル、こんなところで何してんのよ?」
セーバル「あ、カラカル…あのね…」
セーバルは今までの旅の経緯について話した。
カラカル
「そうなの。 色々あっていい思い出ができたじゃない」
でもこのままにしておくのもマズいわねぇ…」
そこに謎の5人組芸人ぺぽぱの皇帝が通りかかった。
皇帝「時を戻そう」
~そして~
カラカル
「セーバル、アタシちょっと明日から出かけてくるからその間ぶらぶらしててちょうだい!」
ー終わり…?ー