マン島
領主:エリザベス2世
首都:ダグラス
主要産業:タックス・ヘイブン金融、観光業、農業
詳細:1765年にマン島購入法によって正式に王室属領となったマン島は、ブリテン諸島に位置しながらも連合王国領ではない特別な領土の一つである。1919年には本土に先駆け婦人参政権が成立し、戦後には国王の別荘が建てられた他、現在では1999年以降不安定であったアイルランドとの通信拠点として栄え、農業や観光業の再生が叫ばれている。
チャンネル諸島
領主:エリザベス2世
首都:セント・ヘリア、セント・ピーター・ポート
主要産業:タックス・ヘイブン、サービス業、農業
詳細:アンジュー帝国の遺産であり1254年にイングランド王室の王室属領となったチャンネル諸島は現在でも存続する連合王国唯一の大陸領土であり、第二次世界大戦時には他国からの侵略も受けるも、1944年に解放。戦後には選挙権などの保障も与えられ、大陸側と近い立地を生かし農業などの発展を目指している。
ニューファウンドランド王国
女王:エリザベス2世
首相:ユージーン・ロスワックス(CL)
首都:セントジョンズ
主要産業:半導体事業、林業、観光、漁業
詳細:18世紀にパリ条約により連合王国の植民地となったニューファンドランドは島の孤立した入り江が地理的に連合王国から隔たっていて監視の目から逃れられたこと、連合王国から大西洋を2年ごとに渡らずともニューファンドランドに住めば好漁場に一年中出られることから、入植が盛んとなり20世紀最初期には植民地から自治領へと昇格した。しかしそのような平穏は1930年代に終わりを迎えることとなる。世界恐慌をきっかけに発生した植民地危機は南北アメリカ大陸の植民地にも波及しカナダの独立宣言により危機感を覚えた連合王国とニューファンドランドは合併した。当時は混乱により連合王国との連合派と独立派で多少の衝突も発生したものの、最終的には連合王国のパークス首相が社会保障や高度な自治権の保障などを保証するセントジョンズ協定を締結し、それも沈静化。現在では漁業と半導体事業の聖地として、北米最大の軍事拠点として成長を遂げている。
カナダ連邦
女王:エリザベス2世
総督:アルフレッド・ジレンホール
首相:マイケル・トッド・ケーン(SCP)
首都:ヴィクトリア
主要産業:林業、観光、漁業
詳細:19世紀中盤にカナダ自治領のブリティッシュコロンビア州の一部となったバンクーバー島とクイーンシャーロット諸島は、当時北太平洋への進出を狙っていた連合王国により経済発展と近代化を遂げ、1930年代に植民地危機が訪れると、連合王国と当時のカナダ自治領との間で締結されたバンクーバー条約によりこれらの島を連合王国の支配下に置くという形でカナダ自治領が成立した。九州や台湾島などと同じほどの面積にもかかわらず90万人ほどの人口を誇り、かつ貿易面においても重要な地点に位置していたこともあり、カナダはその経済力により福祉政策を実施。現在ではその生活水準は連合王国本土とほぼ変わらない北米でも最も発達した地方の一つとして知られている。