‣アストリッド・ロヴィーサ・エレオノーラ・グン=ブリット
本国艦隊司令官兼本土艦隊司令官。2013年入隊。イザベラ家出身のご令嬢であるが、父母の血縁闘争によって追放され彼女は妹と共に苦悩を強いられることとなった。補助金制度を当てに海軍大学を主席で卒業しガリシア軍へ入隊。第二次ジブラルタル危機では砲術員として「最小の弾薬による最大の戦果」の提言を行い実行し、反乱軍の短期鎮圧に多大な貢献をした。以降も実績を重ね最年少で司令官に就任する。
‣イリュリア・ラムシュタイン
2013年入隊。旧地中海連邦内戦中に激戦地ボスニアで生まれたボシュニャク人。内戦の最中、イベリアへと避難する幼少期のイリュアが乗る移民船団は通りかかった軍閥の艦隊によって護衛され無事にイベリアへとたどり着いた。その経験から、彼女は海軍へと強い憧れを持ち海軍大学へと進学した。
‣ベニート・サラサール
大西洋艦隊司令官。1991年に帝国軍へ入隊。旧連邦海軍に従軍した彼は連邦内戦にてユトラヴィッチの艦隊に参加し、迫りくる武装勢力から何度も移民船団を守り抜いてきた。帝国が成立した時、軍に残ることを決意し帝国海軍の創設や育成に携わりガリシア継承戦争初戦では適格な指揮で包囲下にあったア・コルーニャ港からの撤退戦を一隻の損失もなく成功させた。
‣ジャン=バティスト・ド・リール
北方艦隊司令官。1996年に帝国軍へ入隊。旧連邦内戦では現政権の政策に反発し連邦軍より離脱し「皇帝権」の一員となった。自らの乗艦である艦艇を用い、皇帝権の重要人物のイベリア密航を支援した。
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‣サビーネ・パトリツィア・ルートヴィッヒ・フォン・アステシア
モルトラヴィス2世。先帝の崩御後に若くして即位した彼女は、皇帝に即位するまでの間一般人と何ら変わりのない生活をしてきたことで「庶民帝」と呼ばれている。そういった目線からくる、国民に寄り添った姿勢は帝国臣民からの高い忠誠の源となっている。
‣シナノ・リン・ジュスティーヌ
外務宰相。2018年宰相府入り。旧連邦内戦において「皇帝権」の一員の狙撃手として帝国の建国に貢献した彼女は終戦後、官僚としての道へと進んだ。類まれな交渉力を生かし諸王国間の経済連携を急速に推し進めたり、基金の設立など旧連邦移民の地位向上への努力を惜しまなかった。民間の評価も高く、2014年からバルセロナ市長に就任し後に宰相府へ迎え入れられることとなる。
‣シュルヴィア・ニナ・エレオノーラ・アンナ=リーサ・ベールヴァルド
宣伝宰相兼情報宰相。2021年宰相府入り。イサベラ家のご令嬢であるが、父母の血縁闘争によって追放された。世界情勢の変化や紛争の頻発を契機に政界へと興味を持ち始めポルトフィーノ王国議員に初当選した後、国務宰相秘書を務め宣伝宰相に就任した。
‣ノイ・ヴァルデマル・ディードリク
法務宰相。2015年宰相府入り。「法の番人」と呼ばれる彼は非常に堅実な人物として知られる。裁判官時代には海峡戦犯法廷など数々の重大事件の判決に関わった他、臣民の格差是正を目指し活動を行っていた。紛争に揺らぐ帝国の法整備のため皇帝と大宰相から直々に依頼を受けて今まで法務宰相として職責を果たしている。
‣ルシアノ・エチェバルリア
軍務宰相。2023年宰相府入り。HEGOの元北部管区警務長官としてナバラ紛争や南フランス占領地域における治安維持活動を指揮した。危険を承知で前線に出て現地の現状を直接聞くなど部隊や占領地民への配慮を欠かさず、大規模な衝突を未然に防いだ。
‣ドミトリー・ザハーロヴィチ・リトヴィンツェフ
貿易宰相。2011年宰相府入り。貿易省公務員からのたたき上げで宰相の地位まで上り詰めた実力者であり行動家。GMCの運送部門にて外国企業との交渉や調整を務め、退職後に復興省へ。
‣バレリオ・デ・ロス・リオス
産業宰相。バレリオは第二次連邦内戦後に荒廃したムルシア王国の経済の立て直しに尽力したことで知られている経済学者である。大学で教授として働く傍ら王党派へ入党し政治活動を行っており、ルミナスが政権を獲得した際に宰相府へと迎えられる。
‣ミトラスフェーア・ニィル・ヘッヅェルング
国務宰相兼財務宰相。中央銀行で勤務し、若くして退職後は領邦での財政顧問などを務めた。アデレード政権時に宰相府入りを果たし国務宰相、2019年には財務宰相を兼任することとなった。
‣ リュドミラ・ヴィツカヤ・シチェコチヒナ
帝国軍第6師団狙撃小隊に属する狙撃手で帝国最多の214名を殺傷。故郷のカタルーニャ王国にて従軍した後、帝国軍へと編入された。「血濡れのリュドミラ」と恐れられ、クレタ紛争にて猛威を振るった。ナバラ紛争において、戦犯法廷にかけられ軍を除隊しかけたものの、狙撃の腕を買われヴァルハラ小隊の創設に携わることとなった。
‣ フイ・グスタヴォ
副隊長。クレタ紛争時のリュドミラの副官。
‣ ヨハンネス・ローデヴェイク
過去に人種に関するヘイトを受けたことがきっかけで、若くしてスラブ民族統一解放戦線(SULF)に加入した。ドローンの操縦において高い技量を持ち、ドローンを用いて政府要人などの暗殺を成功させてきた。外務宰相暗殺計画に参加したものの、事前に察知され逃亡の末外務宰相に捕獲されたとき、シナノから「憲兵に突き出されて拷問を受けるか、私に殺されるか、用心棒として働くか」の三択を提示され、彼は用心棒となる道を選んだ。
‣ イェルド・ディヴェケ
書き中...
‣アガーフィヤ・イリイーニシュナ・ミロスラーヴァ
第二次連邦内戦期にイベリア領へと避難してきた旧連邦移民の二世。ガリシア継承戦争の最中での連邦移民地区への誤爆により親を亡くしている。