湾岸戦争
欧州と中東との間に起きた緊張は遂に軍事的な衝突にまで発展した。カタール政府が連合王国への反抗グループ引渡しを拒否したことによりマーガレット・テイラーは議会による素早い審査の末遂に東方方面軍による軍事的報復処置の実行を許可したのだ。
多くの部隊がノートン元帥による命令の下アル・コールへの上陸準備を進める中、ペルシャ湾では既に王立海軍の艦艇が対地攻撃を開始しており、空は両軍の戦闘機が互いの物とするため戦闘を続けている。自由民主党議員をはじめ多くの穏健派勢力が積極的に対話による解決を呼びかけていたが、それもいつしか聞こえなくなっていった。
またトレント外相は会見にて自身らの正当性を訴える他、ICF諸国に対し不介入の姿勢を貫くよう強く呼びかけている。
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