画面1枚目=名人戦の最終結果
画面2枚目~4枚目 表彰を受けて記念撮影される 長野県代表・坂口謹一さん&奥村龍馬さん
若手の台頭が年々にも増して目覚しい中 奥村さん&坂口さんが待ったをかけた 形となった今年の朝日アマ名人戦 来年も若手ベテランが入り交じって 激しい戦いの数々が展開される事で 長野県の将棋界が、ますます活性化される事と なるでしょう
今年一年の御健闘を労いつつ 来年に向けて鋭気を養い充実した勝負を 期待いたします。勿論私も頑張ります
長野安茂里支部の皆様今年も素晴らしい 戦いの場を提供して下さり感謝いたします
以上で長野県朝日アマ名人戦のレポートを 終わります。
皆様佳いお年を、お迎え下さいm(_ _)m (完)
黒岩雄大さんVS奥村龍馬さん
昨年は信越代表決定戦という大一番にて 激突した両雄が今回は県代表決定戦という これまた大きな舞台で相対しました
戦型は前回同様、奥村向飛車VS黒岩石田流 そして壮絶な終盤戦となりました
奥村さんは銀冠を崩してまで黒岩さんの 飛角を封じたのですが黒岩さんの強気な受け を見て角切りを敢行、と金&2枚桂を 黒岩さんの本美濃囲いに殺到させました
黒岩さんの王様は成桂の処理を誤った事も あり相当危険になりましたが、その間に 眠っていた飛角が復活。飛車は攻防の要駒 となり、角は馬に成って奥村さんの飛車を 奪い取った事で、スリリングが展開に。
黒岩さんの飛車の王手を金の合駒で 叱りつけた奥村さん。もはや後戻り不可能と 見た黒岩さんは、と金で王手。角を取って 自玉を最下段に落とす奥村さん
馬切りから銀打の詰めろで迫る黒岩さん。 その銀を桂捨ての王手から王手銀取りの 角打を放つ奥村さん。
それを桂の合駒で凌ぎ、その桂が銀を 取られた直後に跳ねて詰めろを維持する 黒岩さん。飛車を取れずに苦慮する奥村さん
極限状態と言うか、カオスと言うか 筆舌に尽くし難い壮絶な終盤戦でした
勝負を、つけたのは奥村さんの集中力 かなりスタミナを消耗した筈でしたが この時、持ち時間が1分以上あって 少し余裕があった事も幸いでしたが 疲れ切った状態では、なかなか見えない 詰め手順を発見して黒岩玉を即詰みに 討ち取り激闘の幕を下ろしました
これぞ奥村龍馬の底力!
坂口謹一さんVS南沢祐仁さん
北信在住ながら棋望会のレギュラー格と 言っても過言でない南沢さん。 その為、津田隆汰さんや赤木崇幸さん、 岡村奏汰くんとは、ほぼ毎月本気の勝負を 繰り広げています。そして当然、対戦相手の 坂口さんとも。振飛車穴熊の堅陣を生かした 分厚い攻めは迫力満点でした。
ただ「厚み」と言えば坂口さんの真骨頂 南沢さんの猛攻を力強く跳ね返して 熱戦をモノに致しました。
南沢さんは善戦及ばす昨年に続いて 代表決定戦で敗退。しかしタイトルを いつ取っても、おかしくないですね
一方の坂口さん。朝日アマでは久々の 大活躍でした。当大会の運営が 長野安茂里支部に変わってからは 初めての長野県代表であります 南沢さん相手に昨年の借りを返した事で 長くトップを張り続ける底力を 存分に発揮いたしました
⬆こうして準々決勝は終わりました 代表決定戦&表彰式は最後の⑥にて
⬆鈴木翼さんVS奥村龍馬さん
注目の2冠王同士の対決でした 奥村さんは県支部名人&県赤旗名人 鈴木さんは県アマ名人&県アマ棋王 ただ鈴木さんが優勝した大会で奥村さんとは 当たっていなかったので、奥村さんとの 直接対決でが鈴木さんの真価が問われます
1年の締めくくりで、そう言ったテーマを 持った勝負を満喫する事が朝日アマ名人戦の 醍醐味の1つかと思います。
試合の方は奥村さんが意地と貫禄の勝利 若手との戦いが増えてきた奥村さん まだまだ若者には一切の追随も許しません
⬆南沢祐仁さんVS栗林清登さん
どちらが勝っても代表決定戦進出は2年連続 そして前回の雪辱戦に挑む権利を得ます 栗林さんが55角と捌き、南沢さんに角捨て の強引な寄せを強要した辺りでは栗林さんが 自分のペースに引き込んだかに思えました しかし強気な姿勢と繋ぎの上手さを併せ持つ 南沢さんの攻めは挫折しませんでした。
⬆坂口謹一さんVS内坂大地さん
中信ダービー。両雄が初めて出会ったのは 9年前の棋望会だったか?将棋の技術面や 心構えを熱心に伝える坂口さんの言葉に ジッと聞き入っていた小学3年生の男の子が 大きくなって大舞台で盤を挟む光景には 感慨深いモノがありました。内坂さんの恩師 鎌田哲也先生に見せたいですし上條銀雄先生 にも見せたかったです
試合の方は坂口さん横綱相撲の勝利か? 2枚の、と金に後続なく内坂さん残念。
⬆黒岩雄大さんVS津田隆汰さん
唯一久々登場となった津田さん。恐らくは 5年振りかと思います。黒岩さんの昨年の 相手は伊那の高山日那さんで今回は木曽の 強豪。早い話2年続けて権兵衛峠エリア勢と 交戦する事になったのも何かの縁でしょうか
黒岩さんが真部流+石田流の布陣を持って 津田さんの駒を働かせないように苦心した のが実り銀冠穴熊を撃破。2年連続の 信越大会キップ獲得に王手を掛けました
画面1枚目=A級優勝の岡村奏汰くん A級優勝者=小学4年生 B級優勝者=小学3年生
名人戦が一発トーナメント戦になった分 強い選手たちが、いつになく多くなった 一般戦の優勝者が10歳前後の男の子達 とは驚きを禁じ得ませんでした。
A級2位の秋山さん(画面2枚目)も 同3位の仁科くん(画面3枚目)も強かった そんな3人が仲良く記念撮影(画面4枚目)
さてこの後は、お待たせの名人戦 それは、その⑤見たいなと思います
失礼しました 西田くんでなく仁科くんです
残りの2枚はA級の決戦の様子 3人の全勝者が激しい鍔迫り合いを・・・ その中を抜け出したのは小学4年生でした
画面中段=A級準決勝 岡村奏汰くんVS仁科拓人くん
画面下段=A級決勝戦 秋山英夫さんVS岡村奏汰くん
前回は4位に甘んじた岡村くんが 県中学生選手権2位の西田くんや 県大会4強を経験したベテラン 秋山先生を破り見事な雪辱優勝でした
⬆ 画面上段はB級の決勝戦 渡辺真紘くんVS小林健太くん 4人の全勝者による決戦でしたが 渡辺くんは中沢拓也くんを、小林くんは 黒岩賢人選手を破り決勝まで来ました
小学生同士となった決勝戦を制したのは 小学3年生の渡辺くん。東信の注目株、 小林くんも小学生の県大会の常連でしたが 渡辺くんが難しい戦いを乗り切りました 棋王戦B級優勝に続いて見事な優勝でした
画面1枚目 左側に座り対局しているのは長原輝彦さんと 北信の中学生ホープ柳沢水詞くん。特に 長原さんは中信地区の大会にも何度も参加 する程の熱心さ。柳沢くんとは余り話たりは しませんが高い好感度を持っています
画面2枚目=高木雄哉くんVS堀米真爾くん
小学生対決・・・しかし両雄ともに並の 小学生ではありません。高木くんは長野県 小学生名人、堀米くんも同大会の準優勝者 しかも県大会でベテラン四段達から何個か 金星を取る活躍を見せてくれました
試合は堀米くんが県小学生名人戦の雪辱を 果たしています
画面3枚目=右側に位置するは黒岩琳太くん
今年は2大小学生大会では決勝トーナメント 進出が叶わず悔しい思いをしましたが 県小学生団体戦で優勝してから調子を 取り戻したようで秋の県選手権では並み居る ライバル達に先んじて初段免状を奪取、 この大会では残念ながら痛恨の1敗を喫して 予選敗退でしたが、この2週間後には その1敗を喫した相手・岡村奏汰くんに挑む べく松本支部の月例大会に参戦して見事に リベンジ成功!技術の高さに負けん気の強さ が加わって人一倍強くなりそうですね
画面4枚目=右側に位置する岡村奏汰くん
とは言っても長野県で1番強いのは、多分 この岡村くんかと思います。この対局は 予選最終戦での全勝対決でしたが困難な ハードルを飛び越えて2年連続で 決勝トーナメント進出を決めました 前回は4位、果たして今回は?
A級は、この岡村くんと仁科拓人くん そして秋山英夫さんが4戦全勝で 決勝トーナメントに勝ち上がりました
以上で、その3を終わります
画面1枚目=女流名人戦の様子
参加した選手は戸枝洋子さん、加藤清美さん 岡園子さん、以上3名でした。3人が 寄り添って楽しく真剣に指したり見つめる 光景が印象的でした(優勝は戸枝さん)
画面2枚目&3枚目 B級に挑む塩尻支部の若き俊英たち
2枚目右側は小松陸人くん。多分これだけ 大きな会場での真剣勝負は初めてかも。 数週間前の安曇野将棋大会では小学生部門 で8戦全勝優勝した塩尻支部期待のホープ 今後の成長を楽しみにしたいと思います
3枚目左側は中沢拓也くん。前回は4位。 今年は優勝を目指します。今年は アマ名人戦にも参加。中信予選では 代表経験者を2人撃破。その前には 県支部対抗戦で塩尻支部チームを 3位にまで牽引するなど着実に成長して います。それが証拠に、この大会、 2年連続4戦全勝で決勝トーナメントに 進出を決めました。
画面4枚目 左側は北信期待の渡辺真紘くん 県アマ棋王戦でB級優勝した小学3年生です 県小学生選手権低学年の部や県小学校団体戦 を制して全国大会を経験して以来、将棋が 楽しい時期かなと思います。
結局彼や中沢くんを含めた4人が全勝で 決勝トーナメント進出を果たしました
訂正 屋代の酒井さんの名前は 悠久でなくて悠安さんですね 大変失礼いたしました ごめんなさい🙏🙇♀️
画面1枚目 西田誉さんVS南沢祐仁さん
果敢に名人戦に挑む女子大生棋士・西田さん スピードと鋭さを備える強豪です。 南沢さんとは山梨の団体戦で一緒になったり 3年ほど前の赤旗名人戦で激戦を展開したり 結構因縁深い間柄です
その赤旗名人戦のリベンジに成功した 南沢さんが2回戦で私・丸山に逆転勝利を 飾り準々決勝進出を果たしました
画面2枚目 高橋智哉さんVS鈴木翼さん
注目の北信ライバル対決。今年は鈴木さんが 名人戦&棋王戦優勝で県2冠達成。しかし 赤旗戦では高橋さんが準決勝で鈴木さんを 破り意地を見せました。今回は鈴木さんが 勝ちましたが黒岩雄大さんを含め来年以降 も激しい競走が繰り広げられる事でしょう
画面3枚目 小林暖希さんVS奥村龍馬さん
確か昨年も1回戦で当たったような・・・
先に挙げた北信若手トリオに続くのが 多分、屋代高の酒井悠久と、長野高専の 小林さんかもしれません。今年大活躍の 小林さん。信州王将戦2位、県赤旗名人戦 では3位、高校選手権では準優勝で 全国大会出場、そして何より長野高専を 高専将棋団体戦で全国制覇に導くなど まさに大車輪の奮闘ぶりでした。
前年の朝日戦、本年の赤旗戦に続いて 奥村さんの壁に跳ね返されましたが 来年は、もっと飛躍して欲しいです
画面4枚目=一般戦会場の様子
名人戦の様子伺いは一時休止 次回からは一般戦に目を向けたいと 思います
画面2枚目~4枚目 我等が塩尻支部の精鋭部隊( •̀ᄇ• ́)ﻭ✧
2枚目左側は津田隆汰さん(VS中沢正直戦) 3枚目左側は黒岩泰さん(VS瀧澤峻平戦) 4枚目左側は坂口謹一さん
これに私・丸山佳洋を含めて塩尻支部から 4名が参加致しました。そして・・・
全員が初戦を勝利で飾りました( ᐛ )/
坂口さんは今年絶好調の菊池康文さん (名人戦と棋王戦で準決勝進出)を破り 私・丸山も屋代高の精鋭・長谷川歩さんを やっとの思いで何とか振り切りました。
黒岩さんは2回戦で黒岩雄大さんと対決 対局後の感想戦では坂口さんの指導を 受けていました。「黒岩対決は」残念 でしたが瀧澤戦の勝利は見事でした
Prologは、これまで ②では他の注目対決を ③以降、当分は一般戦を語ろうと思います
画面1枚目=名人戦のトーナメント表
昨年同様、名人戦のみトーナメント戦でした 因みに西田誉さんは南沢祐仁さんと 中村祐貴さんは中沢正直さんと相対します
神様のイタズラかと勘ぐったのが 塚越勇記VS相原瑞樹&三浦一真VS中村奏太戦 何と松本第一高顧問VS小諸東中の中学生 この図式が2つ実現するとはビックリ仰天!!
結局2試合とも小諸勢に凱歌が上がりました
プロ棋士と子供達が協力して作り上げた 本物の空気を皆で共有した素晴らしい一時を 今回も十二分に堪能させて貰いました 山下先生、空穂生家の皆様、プロ棋士の方々 参加した御家族の皆様、塩尻支部スタッフの 方々に厚く御礼を申し上げて終わりとします
当掲示板閲覧者の皆様、最後まで御付き合い 下さり有難うございましたm(_ _)m
そしてこの窪田空穂将棋教室に ここまでの大発展を、もたらしたのが 指導将棋を見守る山下同さん このイベントの創始者であります
指導将棋も熱を帯びてきまして やがて塩尻支部のスタッフの方々も プロ棋士に挑戦し始めました。 その間に同支部の副支部長・土屋英樹さんが 御来場、他のスタッフの代わりに子供達を 教えていました。
なお山下先生は子供達の為に素晴らしい プレゼントを用意致しました これを手に入れれば実力アップは 間違いナシ!山下先生の子供に対する 愛情を感じる、素晴らしい景品ですね
その2は以上ここまでです
最後に信州信濃の雄・田中悠一プロ
最早多くの説明は無用ですね 長野県の至宝と言っても過言ではないですね 子供達を相手に手慣れた指導ぶり 優しく熱心に丁寧な教え方は流石であります
画面1枚目=名人戦の最終結果
画面2枚目~4枚目
表彰を受けて記念撮影される
長野県代表・坂口謹一さん&奥村龍馬さん
若手の台頭が年々にも増して目覚しい中
奥村さん&坂口さんが待ったをかけた
形となった今年の朝日アマ名人戦
来年も若手ベテランが入り交じって
激しい戦いの数々が展開される事で
長野県の将棋界が、ますます活性化される事と
なるでしょう
今年一年の御健闘を労いつつ
来年に向けて鋭気を養い充実した勝負を
期待いたします。勿論私も頑張ります
長野安茂里支部の皆様今年も素晴らしい
戦いの場を提供して下さり感謝いたします
以上で長野県朝日アマ名人戦のレポートを
終わります。
皆様佳いお年を、お迎え下さいm(_ _)m
(完)
黒岩雄大さんVS奥村龍馬さん
昨年は信越代表決定戦という大一番にて
激突した両雄が今回は県代表決定戦という
これまた大きな舞台で相対しました
戦型は前回同様、奥村向飛車VS黒岩石田流
そして壮絶な終盤戦となりました
奥村さんは銀冠を崩してまで黒岩さんの
飛角を封じたのですが黒岩さんの強気な受け
を見て角切りを敢行、と金&2枚桂を
黒岩さんの本美濃囲いに殺到させました
黒岩さんの王様は成桂の処理を誤った事も
あり相当危険になりましたが、その間に
眠っていた飛角が復活。飛車は攻防の要駒
となり、角は馬に成って奥村さんの飛車を
奪い取った事で、スリリングが展開に。
黒岩さんの飛車の王手を金の合駒で
叱りつけた奥村さん。もはや後戻り不可能と
見た黒岩さんは、と金で王手。角を取って
自玉を最下段に落とす奥村さん
馬切りから銀打の詰めろで迫る黒岩さん。
その銀を桂捨ての王手から王手銀取りの
角打を放つ奥村さん。
それを桂の合駒で凌ぎ、その桂が銀を
取られた直後に跳ねて詰めろを維持する
黒岩さん。飛車を取れずに苦慮する奥村さん
極限状態と言うか、カオスと言うか
筆舌に尽くし難い壮絶な終盤戦でした
勝負を、つけたのは奥村さんの集中力
かなりスタミナを消耗した筈でしたが
この時、持ち時間が1分以上あって
少し余裕があった事も幸いでしたが
疲れ切った状態では、なかなか見えない
詰め手順を発見して黒岩玉を即詰みに
討ち取り激闘の幕を下ろしました
これぞ奥村龍馬の底力!
坂口謹一さんVS南沢祐仁さん
北信在住ながら棋望会のレギュラー格と
言っても過言でない南沢さん。
その為、津田隆汰さんや赤木崇幸さん、
岡村奏汰くんとは、ほぼ毎月本気の勝負を
繰り広げています。そして当然、対戦相手の
坂口さんとも。振飛車穴熊の堅陣を生かした
分厚い攻めは迫力満点でした。
ただ「厚み」と言えば坂口さんの真骨頂
南沢さんの猛攻を力強く跳ね返して
熱戦をモノに致しました。
南沢さんは善戦及ばす昨年に続いて
代表決定戦で敗退。しかしタイトルを
いつ取っても、おかしくないですね
一方の坂口さん。朝日アマでは久々の
大活躍でした。当大会の運営が
長野安茂里支部に変わってからは
初めての長野県代表であります
南沢さん相手に昨年の借りを返した事で
長くトップを張り続ける底力を
存分に発揮いたしました
⬆こうして準々決勝は終わりました
代表決定戦&表彰式は最後の⑥にて
⬆鈴木翼さんVS奥村龍馬さん
注目の2冠王同士の対決でした
奥村さんは県支部名人&県赤旗名人
鈴木さんは県アマ名人&県アマ棋王
ただ鈴木さんが優勝した大会で奥村さんとは
当たっていなかったので、奥村さんとの
直接対決でが鈴木さんの真価が問われます
1年の締めくくりで、そう言ったテーマを
持った勝負を満喫する事が朝日アマ名人戦の
醍醐味の1つかと思います。
試合の方は奥村さんが意地と貫禄の勝利
若手との戦いが増えてきた奥村さん
まだまだ若者には一切の追随も許しません
⬆南沢祐仁さんVS栗林清登さん
どちらが勝っても代表決定戦進出は2年連続
そして前回の雪辱戦に挑む権利を得ます
栗林さんが55角と捌き、南沢さんに角捨て
の強引な寄せを強要した辺りでは栗林さんが
自分のペースに引き込んだかに思えました
しかし強気な姿勢と繋ぎの上手さを併せ持つ
南沢さんの攻めは挫折しませんでした。
⬆坂口謹一さんVS内坂大地さん
中信ダービー。両雄が初めて出会ったのは
9年前の棋望会だったか?将棋の技術面や
心構えを熱心に伝える坂口さんの言葉に
ジッと聞き入っていた小学3年生の男の子が
大きくなって大舞台で盤を挟む光景には
感慨深いモノがありました。内坂さんの恩師
鎌田哲也先生に見せたいですし上條銀雄先生
にも見せたかったです
試合の方は坂口さん横綱相撲の勝利か?
2枚の、と金に後続なく内坂さん残念。
⬆黒岩雄大さんVS津田隆汰さん
唯一久々登場となった津田さん。恐らくは
5年振りかと思います。黒岩さんの昨年の
相手は伊那の高山日那さんで今回は木曽の
強豪。早い話2年続けて権兵衛峠エリア勢と
交戦する事になったのも何かの縁でしょうか
黒岩さんが真部流+石田流の布陣を持って
津田さんの駒を働かせないように苦心した
のが実り銀冠穴熊を撃破。2年連続の
信越大会キップ獲得に王手を掛けました
画面1枚目=A級優勝の岡村奏汰くん
A級優勝者=小学4年生
B級優勝者=小学3年生
名人戦が一発トーナメント戦になった分
強い選手たちが、いつになく多くなった
一般戦の優勝者が10歳前後の男の子達
とは驚きを禁じ得ませんでした。
A級2位の秋山さん(画面2枚目)も
同3位の仁科くん(画面3枚目)も強かった
そんな3人が仲良く記念撮影(画面4枚目)
さてこの後は、お待たせの名人戦
それは、その⑤見たいなと思います
失礼しました
西田くんでなく仁科くんです
残りの2枚はA級の決戦の様子
3人の全勝者が激しい鍔迫り合いを・・・
その中を抜け出したのは小学4年生でした
画面中段=A級準決勝
岡村奏汰くんVS仁科拓人くん
画面下段=A級決勝戦
秋山英夫さんVS岡村奏汰くん
前回は4位に甘んじた岡村くんが
県中学生選手権2位の西田くんや
県大会4強を経験したベテラン
秋山先生を破り見事な雪辱優勝でした
⬆
画面上段はB級の決勝戦
渡辺真紘くんVS小林健太くん
4人の全勝者による決戦でしたが
渡辺くんは中沢拓也くんを、小林くんは
黒岩賢人選手を破り決勝まで来ました
小学生同士となった決勝戦を制したのは
小学3年生の渡辺くん。東信の注目株、
小林くんも小学生の県大会の常連でしたが
渡辺くんが難しい戦いを乗り切りました
棋王戦B級優勝に続いて見事な優勝でした
画面1枚目
左側に座り対局しているのは長原輝彦さんと
北信の中学生ホープ柳沢水詞くん。特に
長原さんは中信地区の大会にも何度も参加
する程の熱心さ。柳沢くんとは余り話たりは
しませんが高い好感度を持っています
画面2枚目=高木雄哉くんVS堀米真爾くん
小学生対決・・・しかし両雄ともに並の
小学生ではありません。高木くんは長野県
小学生名人、堀米くんも同大会の準優勝者
しかも県大会でベテラン四段達から何個か
金星を取る活躍を見せてくれました
試合は堀米くんが県小学生名人戦の雪辱を
果たしています
画面3枚目=右側に位置するは黒岩琳太くん
今年は2大小学生大会では決勝トーナメント
進出が叶わず悔しい思いをしましたが
県小学生団体戦で優勝してから調子を
取り戻したようで秋の県選手権では並み居る
ライバル達に先んじて初段免状を奪取、
この大会では残念ながら痛恨の1敗を喫して
予選敗退でしたが、この2週間後には
その1敗を喫した相手・岡村奏汰くんに挑む
べく松本支部の月例大会に参戦して見事に
リベンジ成功!技術の高さに負けん気の強さ
が加わって人一倍強くなりそうですね
画面4枚目=右側に位置する岡村奏汰くん
とは言っても長野県で1番強いのは、多分
この岡村くんかと思います。この対局は
予選最終戦での全勝対決でしたが困難な
ハードルを飛び越えて2年連続で
決勝トーナメント進出を決めました
前回は4位、果たして今回は?
A級は、この岡村くんと仁科拓人くん
そして秋山英夫さんが4戦全勝で
決勝トーナメントに勝ち上がりました
以上で、その3を終わります
画面1枚目=女流名人戦の様子
参加した選手は戸枝洋子さん、加藤清美さん
岡園子さん、以上3名でした。3人が
寄り添って楽しく真剣に指したり見つめる
光景が印象的でした(優勝は戸枝さん)
画面2枚目&3枚目
B級に挑む塩尻支部の若き俊英たち
2枚目右側は小松陸人くん。多分これだけ
大きな会場での真剣勝負は初めてかも。
数週間前の安曇野将棋大会では小学生部門
で8戦全勝優勝した塩尻支部期待のホープ
今後の成長を楽しみにしたいと思います
3枚目左側は中沢拓也くん。前回は4位。
今年は優勝を目指します。今年は
アマ名人戦にも参加。中信予選では
代表経験者を2人撃破。その前には
県支部対抗戦で塩尻支部チームを
3位にまで牽引するなど着実に成長して
います。それが証拠に、この大会、
2年連続4戦全勝で決勝トーナメントに
進出を決めました。
画面4枚目
左側は北信期待の渡辺真紘くん
県アマ棋王戦でB級優勝した小学3年生です
県小学生選手権低学年の部や県小学校団体戦
を制して全国大会を経験して以来、将棋が
楽しい時期かなと思います。
結局彼や中沢くんを含めた4人が全勝で
決勝トーナメント進出を果たしました
訂正
屋代の酒井さんの名前は
悠久でなくて悠安さんですね
大変失礼いたしました
ごめんなさい🙏🙇♀️
画面1枚目
西田誉さんVS南沢祐仁さん
果敢に名人戦に挑む女子大生棋士・西田さん
スピードと鋭さを備える強豪です。
南沢さんとは山梨の団体戦で一緒になったり
3年ほど前の赤旗名人戦で激戦を展開したり
結構因縁深い間柄です
その赤旗名人戦のリベンジに成功した
南沢さんが2回戦で私・丸山に逆転勝利を
飾り準々決勝進出を果たしました
画面2枚目
高橋智哉さんVS鈴木翼さん
注目の北信ライバル対決。今年は鈴木さんが
名人戦&棋王戦優勝で県2冠達成。しかし
赤旗戦では高橋さんが準決勝で鈴木さんを
破り意地を見せました。今回は鈴木さんが
勝ちましたが黒岩雄大さんを含め来年以降
も激しい競走が繰り広げられる事でしょう
画面3枚目
小林暖希さんVS奥村龍馬さん
確か昨年も1回戦で当たったような・・・
先に挙げた北信若手トリオに続くのが
多分、屋代高の酒井悠久と、長野高専の
小林さんかもしれません。今年大活躍の
小林さん。信州王将戦2位、県赤旗名人戦
では3位、高校選手権では準優勝で
全国大会出場、そして何より長野高専を
高専将棋団体戦で全国制覇に導くなど
まさに大車輪の奮闘ぶりでした。
前年の朝日戦、本年の赤旗戦に続いて
奥村さんの壁に跳ね返されましたが
来年は、もっと飛躍して欲しいです
画面4枚目=一般戦会場の様子
名人戦の様子伺いは一時休止
次回からは一般戦に目を向けたいと
思います
画面2枚目~4枚目
我等が塩尻支部の精鋭部隊( •̀ᄇ• ́)ﻭ✧
2枚目左側は津田隆汰さん(VS中沢正直戦)
3枚目左側は黒岩泰さん(VS瀧澤峻平戦)
4枚目左側は坂口謹一さん
これに私・丸山佳洋を含めて塩尻支部から
4名が参加致しました。そして・・・
全員が初戦を勝利で飾りました( ᐛ )/
坂口さんは今年絶好調の菊池康文さん
(名人戦と棋王戦で準決勝進出)を破り
私・丸山も屋代高の精鋭・長谷川歩さんを
やっとの思いで何とか振り切りました。
黒岩さんは2回戦で黒岩雄大さんと対決
対局後の感想戦では坂口さんの指導を
受けていました。「黒岩対決は」残念
でしたが瀧澤戦の勝利は見事でした
Prologは、これまで
②では他の注目対決を
③以降、当分は一般戦を語ろうと思います
画面1枚目=名人戦のトーナメント表
昨年同様、名人戦のみトーナメント戦でした
因みに西田誉さんは南沢祐仁さんと
中村祐貴さんは中沢正直さんと相対します
神様のイタズラかと勘ぐったのが
塚越勇記VS相原瑞樹&三浦一真VS中村奏太戦
何と松本第一高顧問VS小諸東中の中学生
この図式が2つ実現するとはビックリ仰天!!
結局2試合とも小諸勢に凱歌が上がりました
プロ棋士と子供達が協力して作り上げた
本物の空気を皆で共有した素晴らしい一時を
今回も十二分に堪能させて貰いました
山下先生、空穂生家の皆様、プロ棋士の方々
参加した御家族の皆様、塩尻支部スタッフの
方々に厚く御礼を申し上げて終わりとします
当掲示板閲覧者の皆様、最後まで御付き合い
下さり有難うございましたm(_ _)m
そしてこの窪田空穂将棋教室に
ここまでの大発展を、もたらしたのが
指導将棋を見守る山下同さん
このイベントの創始者であります
指導将棋も熱を帯びてきまして
やがて塩尻支部のスタッフの方々も
プロ棋士に挑戦し始めました。
その間に同支部の副支部長・土屋英樹さんが
御来場、他のスタッフの代わりに子供達を
教えていました。
なお山下先生は子供達の為に素晴らしい
プレゼントを用意致しました
これを手に入れれば実力アップは
間違いナシ!山下先生の子供に対する
愛情を感じる、素晴らしい景品ですね
その2は以上ここまでです
最後に信州信濃の雄・田中悠一プロ
最早多くの説明は無用ですね
長野県の至宝と言っても過言ではないですね
子供達を相手に手慣れた指導ぶり
優しく熱心に丁寧な教え方は流石であります