⬆長野県小学生名人戦の上位入賞者たち
左端が優勝した岡村奏汰くん 中信地区からは井原千洋くん以来6年ぶりの 優勝者。そしてかつて小学生団体戦で活躍を した鎌田小学校からは多分初の小学生名人の 誕生かと思います。一昨年の県アマ名人戦に おける奥村龍馬さんとの熱闘でも分かる通り 実力は折り紙つき。全国大会での御活躍を 大いに期待したいと思います
岡村くんの横が準優勝の伝田寛人くん 「ポジションが人を成長させる」とは彼に 良く当てはまっていると思います。 小学生団体戦で準優勝した古牧小学校の 大将である彼ですが、それよりも三本柳に 連敗した悔しさが彼を強くさせた一因かも しれません。春の小学生大会では2冠奪取 を目標に更に闘志を燃やしてくれる筈 楽しみな新鋭が台頭してきました
右端が3位の長谷川真大くん、 その隣が同じく3位の高木雄哉くん
中信勢が2人ともベスト4以上に残ったのは 山崎晃太郎くんと内坂大地くんの決勝対決 以来かな?だとすれば8年振りか? (因みに優勝したのは山崎くん) 2年連続で3位に入った長谷川くん、そして 連覇を逃がしたとは言え、春の小学生選手権 と合わせれば3期連続で準決勝以上に進出の 高木くん。共に長野県代表として全国大会 レベルの戦いを経験した実力者です。 更に鍛錬を積んで次回の巻き返しに期待です
以上で県小学生名人戦の回想を終わります Finalではシニアの部を振り返ります
先手番を握った岡村くんは準決勝の長谷川戦に 続いてゴキゲン中飛車を迎え撃つ形となり 再び右玉戦法を採用。対する伝田くんは33角の 威力を頼りに先制攻撃の端攻め。香損する間に 玉頭攻めを敢行して46歩と拠点を作りました
89に旋回した岡村くんの飛車が活躍しない内に ケリを付けたい伝田くんは角を積極的に活用 しますが、2筋から、と金の製造や飛車を旋回 する策とも比較検討して欲しい場面だったかも
実戦は46歩を岡村くんの金に払われ、更に 片美濃囲いのウィークポイントである コビン攻めが、事の他に厳しく、最後は共に 裸玉になりましたが岡村くんの速さと正確さを 兼ね備わった寄せで勝敗が決しました
一方その頃、シニアの部はと言うと・・・
・画面上段=原田泰典さんVS小山泰治さん
私が初めて県大会に臨んだのは平成元年の アマ竜王戦。当時は令和4年の赤旗名人戦と 同様、長野市の会場での一発トーナメント戦 でしたが、この時の私の初陣の相手が、この 原田さんでした。当然惨敗でしたが(A^_^;
一方の小山さんに挑戦したのは、やはり平成 一桁辺りだったか?関東アマ名人戦の予選で 初対決。つまり松本市の会場での対局でした (これも完敗でした((>_< ;)
両雄との対決は、いずれもこれが最初で最後 1日でも早く再挑戦したいです。
試合は原田さんが勝って初の決勝進出です
・画面下段=北原昭さんVS市川憲治さん
北原さんと言えば県アマ名人戦2連覇が 何と言っても強烈な印象を残しています。 数年前には信州アマ王将位を奪取。それを 含めて今でも県大会で幾度か上位進出を 果たしています。私も何度か挑戦したの ですが初対決こそ奇跡的な大逆転勝利で 星を拾いましたが、それ以降は(;_;)
しかしこの対局を制したのは市川さん 準決勝進出自体、確か3年連続だったか? そしてこれで2年連続の決勝戦進出です 信州アマ王将戦で準優勝。県支部名人戦で 優勝。どれもごく数年前の事で決して古い 話ではありません。今回も、その地力を 遺憾無く発揮していました。 私は、この人に3回挑みましたが この大会の前年のアマ棋王戦を含めて 3戦全敗(;´・ω・)アセアセ💦 安定感高さに脱帽しまくっています
こうして決勝戦のカードは 原田さんと市川さんの対決になりました
決勝戦の回想録は、また後日
抽選の結果、小学生の部は共に同地区対決に
・画面上段・高木雄哉くんVS伝田寛人くん
こちらは北信ダービー。北信と言えば 今回連覇を狙う高木くんや黒岩琳太くんの 名前が思い浮かびますが、ここに来て急激に 迫ってきたのが、この伝田くん。この前日も 棋王戦に伴う小学生大会では、この大会の 準優勝経験者を倒しており、今乗りに 乗っているようです。この将棋は超早指しと なって試合開始から僅か5分で決着。先輩の 連覇を阻止した伝田くんが決勝戦進出を 決めました。
・画面下段=長谷川真大くんVS岡村奏汰くん
一方は中信ダービー。今でこそ岡村くんが 長野県で1番注目度の高い小学生棋士ですが この長谷川くんも小学生棋童戦低学年の部を 制して以来、小学生の県大会の常連選手 この大会は3年連続出場&2年連続の準決勝 進出でありました。
長谷川くんの十八番・ゴキゲン中飛車に対し 右玉を発動させた岡村くん。岡村くんの竜と 中段の角が上手く連動して高美濃囲いと共に 長谷川くんの攻撃部隊を圧迫した形となり 長谷川くん必死の攻勢を受け止めた岡村くん これで県小学生2冠達成に王手をかけました
ダービー対決は共に地区予選1位の選手が 勝利。そして無敗者同士の決勝対決に なりました
上から2枚は予選2回戦の様子です
・画面上段=予選2回戦 左側=北原昭さんVS川口博司さん 右側=佐藤誠司さんVS矢島富春さん
長野県アマ名人戴冠者同士の激突となった 北原昭VS川口戦。相振り飛車の戦いを 勉強したい方には、うってつけの試合です 試合は長野県連合会の現・副会長である 北原さんが元・事務局長の川口さんを破り 予選1位で準決勝進出を決めました
一方は最近穴熊を多用する佐藤さんと 固くて美しい形の大山美濃で迎撃した 矢島さん。そのセンスの良さは健在です しかし穴熊の堅陣を生かした佐藤さんが 踏ん張り3回戦に望みをつなげました
・画面中段=予選2回戦 左側=原田泰典さんVS市川憲治さん 右側=小山泰治さんVS北原匡尚さん
原田VS市川戦は相居飛車、小山VS北原匡戦は 居振対抗形。共にその一挙手一投足が 勉強となります。これぞベテランの味わい!
原田さんは1位通過、小山さんは生き残って 3回戦に決着を持ち越しました しかし北原匡さんの鋭い踏み込みには 見ていて圧倒されつつも魅了されました
・画面下段(予選3回戦) 左側=佐藤誠司さんVS市川憲治さん 右側=小山泰治さんVS川口博司さん
1勝1敗のサバイバルレースは左側が 北信ダービー、右側が東信ダービーと なりました。昨年の県赤旗名人戦で 2勝をマークして準々決勝まで勝ち上がった 佐藤さんでしたが今回は、ここまででした
昨年のアマ名人戦では2年連続で県大会に 進出。一昨年は準決勝まで進出。 奥村龍馬さんと激闘を繰り広げた川口さん 今回は、ここで止まりましたが、今年も 大きく存在感をアピールするでしょう
次回は準決勝の戦いを振り返ります
先ずは小学生名人戦から
・画面1枚目 三浦愛加さんVS高木雄哉くん
連覇を目指す高木くんと昨秋の県選手権の 小学生王者・三浦さんの一戦。敗れた方が 予選敗退というサバイバルレースでしたが 高木くんが三浦さんの粘りを振り切りました
そう、この三浦さんこそ、先のの棋王戦で 藤井聡太さんのプレゼンテンダーを務めた 小学生。渡辺明さんのそれを務めた高校生 高山日那さんと共に立派に大任を果しました
・画面2枚目 吉川朔太郎くんVS伝田寛人くん
昨年の2大小学生大会共に準優勝の吉川くん 東信期待のホープを見つめるは川口博司さん 昨年から急成長中の4年生・北信の新鋭の 伝田くんの戦いを見守る恩師・市川憲治さん
この戦いに臨む両雄の立ち位置を象徴する 光景かと思います。勝った方が1位通過 これを制したのは伝田くんでした。 吉川くんを倒すまでに腕を上げた伝田くん 北信予選唯一の全勝通過者。 その実力はダテではないようです
・画面3枚目 長谷川真大くんVS小林建太くん
1勝1敗同士の3戦目、ここからは トーナメント戦と言っても過言ではないと 思います。全国大会経験者・長谷川くんと 昨年の朝日アマ戦で一般B級準優勝の 実績を持つ小林くん。これを制した 長谷川くんが2年連続の準決勝進出を 決めました
・画面4枚目 高木雄哉くんVS吉川朔太郎くん
昨年決勝戦を戦った両雄の激突でした。 この時は大激戦の末に高木くんの王様が 長かった王手ラッシュを辛くも逃げ切り 長野県の小学生の頂点に立ちました しかし昨年春の県小学生選手権では 吉川くんが2連勝。という事で両雄の 実力は互角と言っても良いでしょう。
今回も激しい戦いでしたが最後は高木くん 鮮やかな必至を決めて前回に続けて ベスト4入りを成し遂げました
⬆の4枚の画像は シニア名人戦代表8選手 (上から) 川口博司さん&矢島富春さん 佐藤誠司さん&北原昭さん 市川憲治さん&小山泰治さん 原田泰典さん&北原匡尚さん
両部門とも選手紹介は 画面の左側からと致しました
その①Prologは以上です その②は出来れば木曜日にしたいですが 確約できず悪しからずであります m(_ _)m
⬆の画像はシニア名人戦の星取表
予選の対局形式は 両部門とも画面1枚目の通りです
画面2枚目=小学生名人戦の星取表
画面3枚目~6枚目 小学生名人戦の代表8選手 (上から) 吉川朔太郎くん&長谷川真大くん 佐々木暸太くん&伝田寛人くん 岡村奏汰くん&高木雄哉くん 小林建太くん&三浦愛加さん
3年振りの長野市開催となった当大会 名人戦や棋王戦等の開催地として知られる ホクト文化ホールが今年の会場となりました
中に入って目についたのは小学生名人戦の ポスター。駒の動かし方や詰将棋があり なかなか親しみを感じました。
県下4地区から集いし16名の代表 先の棋王戦(長野市ホテル犀北館)の疲れを 感じさせない県連の方々の元気旺盛な 挨拶と丁寧なルール説明を経て いよいよ対局開始であります
シニアの部準決勝の結果(最終速報) ☆原田VS小山★ ☆市川VS北原昭★
・小学生の部(最終速報) ☆岡村VS長谷川★ ☆伝田VS高木★
・シニアの部準決勝の組み合わせ 北原昭VS市川 原田VS小山
・小学生の部 準決勝の組み合わせ 岡村VS長谷川、伝田VS高木
・シニアの部 北原昭さん&原田さんが予選1位通過
3回戦の組み合わせ 川口VS小山、佐藤VS市川
・小学生の部 岡村くん&伝田くんが予選1位通過
3回戦の組み合わせ 長谷川VS小林、吉川VS高木
一方の小学生の部はと言うと・・・
中信=岡村奏汰、長谷川真大 南信=三浦愛加、佐々木瞭太 東信=小林建太、吉川朔太郎 北信=高木雄哉、伝田寛人
岡村くんが本命と見るが、ライバルとの差は 接近しつつあると思う。対抗馬は僅差だが 吉川くんを推す。彼は攻守のバランスに加え リスクを恐れず踏み込むタイプだと見る 私・丸山の分析が正しかったらの話だが また連覇を目指す高木くんも攻めっ気の 強さと寄せの正確さが機能すれば面白そうだ
台風の目は伝田くんと見る。古牧小学校の エースとして昨年の小学校団体戦準優勝 まで牽引して以来、着々と力をつけて いるようで楽しみな存在だ
伏兵は三浦さんか?昨年の県選手権では 小学生の部で優勝。集中力が高い上に 根気強さは長野県の小学生の中でも トップ級かもしれないので対戦相手も 最後までシンドい思いをするかもだ もう1人の伏兵は長谷川くんか? 落ち着いてバランス感覚を高めれば 前回も3位に入ったので相当手強い
他にも昨年の県選手権小学生の部に続く 南信代表の佐々木くんや、この大会の 2ヶ月前の朝日アマB級で準優勝した 小林くんの2人も技量・経験値は高い筈 今年はその実力を大きくアピールして くれるだろうと期待したい
まずはシニアの部から
・シニア 中信=代表者ナシ 南信=原田泰典、矢島富春、北原昭 東信=川口博司、小山泰治 北信=市川憲治、佐藤誠司、北原匡尚
私的には初登場の北原(匡)さんが一番注目株 バランスの良さと寄せの鋭さで快進撃の 期待が大きい。実績面では市川さんが強く ここと言う場面では大きなアドバンテージと なりそうだ。市川さんと同じく高い安定感と 引き出しの多さを併せ持つ小山さんも 優勝争いを相当に盛り上げそうだ
この3選手に注目する私・丸山であるが かと言って優勝争いのトップグループに なるとは断言できない
何しろ柔剛自在の川口さんに破壊力抜群の 攻めが身上の佐藤&北原(昭)さん。中終盤 の勝負強さが光る矢島さんに久々の檜舞台 で張り切っている筈の原田さん(私・丸山 の長野県予選デビュー戦の相手でした)が 絡む。百戦錬磨・8人の侍の戦いに 予断が入り込む隙間は全く無いであろう
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/subject.cgi/game/61196/?q=
成績は⬆の通りです 是非ご覧ください
松本市の鎌田公民館にて行われた 令和5年最初の松本支部月例大会 参加11名で、松本支部の会員が過半数に 松本支部も徐々に活発になってきたようです
成績の方は第1掲示板に掲載予定です 今晩中に仕上げたいと思います
画面2枚目~4枚目 シニア&小学生名人戦中信予選の様子 ・・・とは言ったものの、シニアの部には 残念ながら参加者が、おりませんでした
それでも船坂松本支部長、赤木塩尻支部長が 見守る中、5人の小学生選手達が一所懸命に 熱のある戦いを展開してくれました
画面4枚目が全勝同士で迎えた最終戦 長谷川真大くんVS岡村奏汰くん 昨年5月の県小学生選手権高学年の部と同様 この2人が中信代表となりました。 ただ岡村くんは意外にも今回が公文杯初出場 正直言って意外な気が致します
試合は岡村くんが一直線~松尾流穴熊に組む 間に、ゴキゲン中飛車から銀を繰り出して 積極攻勢の構えを見せた長谷川くん。 激しい戦いでしたが岡村くんが勝利しました
中信在住の私としては県大会でも彼等による 決勝対決が実現する事を強く願いたいですね
来月に期待致しましょう。それでは!! (っ ॑꒳ ॑c)ワクワク
画面1枚目 長野安茂里支部の大会等の要項です のみならずプロのタイトルマッチや 他の支部の大会、更にシニア&小学生名人戦 の日程も記されていますので 併せて御覧くださいm(_ _)m
⬆事前申込制です(締切は1月5日)
⬆長野県小学生名人戦の上位入賞者たち
左端が優勝した岡村奏汰くん
中信地区からは井原千洋くん以来6年ぶりの
優勝者。そしてかつて小学生団体戦で活躍を
した鎌田小学校からは多分初の小学生名人の
誕生かと思います。一昨年の県アマ名人戦に
おける奥村龍馬さんとの熱闘でも分かる通り
実力は折り紙つき。全国大会での御活躍を
大いに期待したいと思います
岡村くんの横が準優勝の伝田寛人くん
「ポジションが人を成長させる」とは彼に
良く当てはまっていると思います。
小学生団体戦で準優勝した古牧小学校の
大将である彼ですが、それよりも三本柳に
連敗した悔しさが彼を強くさせた一因かも
しれません。春の小学生大会では2冠奪取
を目標に更に闘志を燃やしてくれる筈
楽しみな新鋭が台頭してきました
右端が3位の長谷川真大くん、
その隣が同じく3位の高木雄哉くん
中信勢が2人ともベスト4以上に残ったのは
山崎晃太郎くんと内坂大地くんの決勝対決
以来かな?だとすれば8年振りか?
(因みに優勝したのは山崎くん)
2年連続で3位に入った長谷川くん、そして
連覇を逃がしたとは言え、春の小学生選手権
と合わせれば3期連続で準決勝以上に進出の
高木くん。共に長野県代表として全国大会
レベルの戦いを経験した実力者です。
更に鍛錬を積んで次回の巻き返しに期待です
以上で県小学生名人戦の回想を終わります
Finalではシニアの部を振り返ります
先手番を握った岡村くんは準決勝の長谷川戦に
続いてゴキゲン中飛車を迎え撃つ形となり
再び右玉戦法を採用。対する伝田くんは33角の
威力を頼りに先制攻撃の端攻め。香損する間に
玉頭攻めを敢行して46歩と拠点を作りました
89に旋回した岡村くんの飛車が活躍しない内に
ケリを付けたい伝田くんは角を積極的に活用
しますが、2筋から、と金の製造や飛車を旋回
する策とも比較検討して欲しい場面だったかも
実戦は46歩を岡村くんの金に払われ、更に
片美濃囲いのウィークポイントである
コビン攻めが、事の他に厳しく、最後は共に
裸玉になりましたが岡村くんの速さと正確さを
兼ね備わった寄せで勝敗が決しました
一方その頃、シニアの部はと言うと・・・
・画面上段=原田泰典さんVS小山泰治さん
私が初めて県大会に臨んだのは平成元年の
アマ竜王戦。当時は令和4年の赤旗名人戦と
同様、長野市の会場での一発トーナメント戦
でしたが、この時の私の初陣の相手が、この
原田さんでした。当然惨敗でしたが(A^_^;
一方の小山さんに挑戦したのは、やはり平成
一桁辺りだったか?関東アマ名人戦の予選で
初対決。つまり松本市の会場での対局でした
(これも完敗でした((>_< ;)
両雄との対決は、いずれもこれが最初で最後
1日でも早く再挑戦したいです。
試合は原田さんが勝って初の決勝進出です
・画面下段=北原昭さんVS市川憲治さん
北原さんと言えば県アマ名人戦2連覇が
何と言っても強烈な印象を残しています。
数年前には信州アマ王将位を奪取。それを
含めて今でも県大会で幾度か上位進出を
果たしています。私も何度か挑戦したの
ですが初対決こそ奇跡的な大逆転勝利で
星を拾いましたが、それ以降は(;_;)
しかしこの対局を制したのは市川さん
準決勝進出自体、確か3年連続だったか?
そしてこれで2年連続の決勝戦進出です
信州アマ王将戦で準優勝。県支部名人戦で
優勝。どれもごく数年前の事で決して古い
話ではありません。今回も、その地力を
遺憾無く発揮していました。
私は、この人に3回挑みましたが
この大会の前年のアマ棋王戦を含めて
3戦全敗(;´・ω・)アセアセ💦
安定感高さに脱帽しまくっています
こうして決勝戦のカードは
原田さんと市川さんの対決になりました
決勝戦の回想録は、また後日
抽選の結果、小学生の部は共に同地区対決に
・画面上段・高木雄哉くんVS伝田寛人くん
こちらは北信ダービー。北信と言えば
今回連覇を狙う高木くんや黒岩琳太くんの
名前が思い浮かびますが、ここに来て急激に
迫ってきたのが、この伝田くん。この前日も
棋王戦に伴う小学生大会では、この大会の
準優勝経験者を倒しており、今乗りに
乗っているようです。この将棋は超早指しと
なって試合開始から僅か5分で決着。先輩の
連覇を阻止した伝田くんが決勝戦進出を
決めました。
・画面下段=長谷川真大くんVS岡村奏汰くん
一方は中信ダービー。今でこそ岡村くんが
長野県で1番注目度の高い小学生棋士ですが
この長谷川くんも小学生棋童戦低学年の部を
制して以来、小学生の県大会の常連選手
この大会は3年連続出場&2年連続の準決勝
進出でありました。
長谷川くんの十八番・ゴキゲン中飛車に対し
右玉を発動させた岡村くん。岡村くんの竜と
中段の角が上手く連動して高美濃囲いと共に
長谷川くんの攻撃部隊を圧迫した形となり
長谷川くん必死の攻勢を受け止めた岡村くん
これで県小学生2冠達成に王手をかけました
ダービー対決は共に地区予選1位の選手が
勝利。そして無敗者同士の決勝対決に
なりました
上から2枚は予選2回戦の様子です
・画面上段=予選2回戦
左側=北原昭さんVS川口博司さん
右側=佐藤誠司さんVS矢島富春さん
長野県アマ名人戴冠者同士の激突となった
北原昭VS川口戦。相振り飛車の戦いを
勉強したい方には、うってつけの試合です
試合は長野県連合会の現・副会長である
北原さんが元・事務局長の川口さんを破り
予選1位で準決勝進出を決めました
一方は最近穴熊を多用する佐藤さんと
固くて美しい形の大山美濃で迎撃した
矢島さん。そのセンスの良さは健在です
しかし穴熊の堅陣を生かした佐藤さんが
踏ん張り3回戦に望みをつなげました
・画面中段=予選2回戦
左側=原田泰典さんVS市川憲治さん
右側=小山泰治さんVS北原匡尚さん
原田VS市川戦は相居飛車、小山VS北原匡戦は
居振対抗形。共にその一挙手一投足が
勉強となります。これぞベテランの味わい!
原田さんは1位通過、小山さんは生き残って
3回戦に決着を持ち越しました
しかし北原匡さんの鋭い踏み込みには
見ていて圧倒されつつも魅了されました
・画面下段(予選3回戦)
左側=佐藤誠司さんVS市川憲治さん
右側=小山泰治さんVS川口博司さん
1勝1敗のサバイバルレースは左側が
北信ダービー、右側が東信ダービーと
なりました。昨年の県赤旗名人戦で
2勝をマークして準々決勝まで勝ち上がった
佐藤さんでしたが今回は、ここまででした
昨年のアマ名人戦では2年連続で県大会に
進出。一昨年は準決勝まで進出。
奥村龍馬さんと激闘を繰り広げた川口さん
今回は、ここで止まりましたが、今年も
大きく存在感をアピールするでしょう
次回は準決勝の戦いを振り返ります
先ずは小学生名人戦から
・画面1枚目
三浦愛加さんVS高木雄哉くん
連覇を目指す高木くんと昨秋の県選手権の
小学生王者・三浦さんの一戦。敗れた方が
予選敗退というサバイバルレースでしたが
高木くんが三浦さんの粘りを振り切りました
そう、この三浦さんこそ、先のの棋王戦で
藤井聡太さんのプレゼンテンダーを務めた
小学生。渡辺明さんのそれを務めた高校生
高山日那さんと共に立派に大任を果しました
・画面2枚目
吉川朔太郎くんVS伝田寛人くん
昨年の2大小学生大会共に準優勝の吉川くん
東信期待のホープを見つめるは川口博司さん
昨年から急成長中の4年生・北信の新鋭の
伝田くんの戦いを見守る恩師・市川憲治さん
この戦いに臨む両雄の立ち位置を象徴する
光景かと思います。勝った方が1位通過
これを制したのは伝田くんでした。
吉川くんを倒すまでに腕を上げた伝田くん
北信予選唯一の全勝通過者。
その実力はダテではないようです
・画面3枚目
長谷川真大くんVS小林建太くん
1勝1敗同士の3戦目、ここからは
トーナメント戦と言っても過言ではないと
思います。全国大会経験者・長谷川くんと
昨年の朝日アマ戦で一般B級準優勝の
実績を持つ小林くん。これを制した
長谷川くんが2年連続の準決勝進出を
決めました
・画面4枚目
高木雄哉くんVS吉川朔太郎くん
昨年決勝戦を戦った両雄の激突でした。
この時は大激戦の末に高木くんの王様が
長かった王手ラッシュを辛くも逃げ切り
長野県の小学生の頂点に立ちました
しかし昨年春の県小学生選手権では
吉川くんが2連勝。という事で両雄の
実力は互角と言っても良いでしょう。
今回も激しい戦いでしたが最後は高木くん
鮮やかな必至を決めて前回に続けて
ベスト4入りを成し遂げました
⬆の4枚の画像は
シニア名人戦代表8選手
(上から)
川口博司さん&矢島富春さん
佐藤誠司さん&北原昭さん
市川憲治さん&小山泰治さん
原田泰典さん&北原匡尚さん
両部門とも選手紹介は
画面の左側からと致しました
その①Prologは以上です
その②は出来れば木曜日にしたいですが
確約できず悪しからずであります
m(_ _)m
⬆の画像はシニア名人戦の星取表
予選の対局形式は
両部門とも画面1枚目の通りです
画面2枚目=小学生名人戦の星取表
画面3枚目~6枚目
小学生名人戦の代表8選手
(上から)
吉川朔太郎くん&長谷川真大くん
佐々木暸太くん&伝田寛人くん
岡村奏汰くん&高木雄哉くん
小林建太くん&三浦愛加さん
3年振りの長野市開催となった当大会
名人戦や棋王戦等の開催地として知られる
ホクト文化ホールが今年の会場となりました
中に入って目についたのは小学生名人戦の
ポスター。駒の動かし方や詰将棋があり
なかなか親しみを感じました。
県下4地区から集いし16名の代表
先の棋王戦(長野市ホテル犀北館)の疲れを
感じさせない県連の方々の元気旺盛な
挨拶と丁寧なルール説明を経て
いよいよ対局開始であります
シニアの部準決勝の結果(最終速報)
☆原田VS小山★
☆市川VS北原昭★
・小学生の部(最終速報)
☆岡村VS長谷川★
☆伝田VS高木★
・シニアの部準決勝の組み合わせ
北原昭VS市川
原田VS小山
・小学生の部
準決勝の組み合わせ
岡村VS長谷川、伝田VS高木
・シニアの部
北原昭さん&原田さんが予選1位通過
3回戦の組み合わせ
川口VS小山、佐藤VS市川
・小学生の部
岡村くん&伝田くんが予選1位通過
3回戦の組み合わせ
長谷川VS小林、吉川VS高木
一方の小学生の部はと言うと・・・
中信=岡村奏汰、長谷川真大
南信=三浦愛加、佐々木瞭太
東信=小林建太、吉川朔太郎
北信=高木雄哉、伝田寛人
岡村くんが本命と見るが、ライバルとの差は
接近しつつあると思う。対抗馬は僅差だが
吉川くんを推す。彼は攻守のバランスに加え
リスクを恐れず踏み込むタイプだと見る
私・丸山の分析が正しかったらの話だが
また連覇を目指す高木くんも攻めっ気の
強さと寄せの正確さが機能すれば面白そうだ
台風の目は伝田くんと見る。古牧小学校の
エースとして昨年の小学校団体戦準優勝
まで牽引して以来、着々と力をつけて
いるようで楽しみな存在だ
伏兵は三浦さんか?昨年の県選手権では
小学生の部で優勝。集中力が高い上に
根気強さは長野県の小学生の中でも
トップ級かもしれないので対戦相手も
最後までシンドい思いをするかもだ
もう1人の伏兵は長谷川くんか?
落ち着いてバランス感覚を高めれば
前回も3位に入ったので相当手強い
他にも昨年の県選手権小学生の部に続く
南信代表の佐々木くんや、この大会の
2ヶ月前の朝日アマB級で準優勝した
小林くんの2人も技量・経験値は高い筈
今年はその実力を大きくアピールして
くれるだろうと期待したい
まずはシニアの部から
・シニア
中信=代表者ナシ
南信=原田泰典、矢島富春、北原昭
東信=川口博司、小山泰治
北信=市川憲治、佐藤誠司、北原匡尚
私的には初登場の北原(匡)さんが一番注目株
バランスの良さと寄せの鋭さで快進撃の
期待が大きい。実績面では市川さんが強く
ここと言う場面では大きなアドバンテージと
なりそうだ。市川さんと同じく高い安定感と
引き出しの多さを併せ持つ小山さんも
優勝争いを相当に盛り上げそうだ
この3選手に注目する私・丸山であるが
かと言って優勝争いのトップグループに
なるとは断言できない
何しろ柔剛自在の川口さんに破壊力抜群の
攻めが身上の佐藤&北原(昭)さん。中終盤
の勝負強さが光る矢島さんに久々の檜舞台
で張り切っている筈の原田さん(私・丸山
の長野県予選デビュー戦の相手でした)が
絡む。百戦錬磨・8人の侍の戦いに
予断が入り込む隙間は全く無いであろう
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/subject.cgi/game/61196/?q=
成績は⬆の通りです
是非ご覧ください
松本市の鎌田公民館にて行われた
令和5年最初の松本支部月例大会
参加11名で、松本支部の会員が過半数に
松本支部も徐々に活発になってきたようです
成績の方は第1掲示板に掲載予定です
今晩中に仕上げたいと思います
画面2枚目~4枚目
シニア&小学生名人戦中信予選の様子
・・・とは言ったものの、シニアの部には
残念ながら参加者が、おりませんでした
それでも船坂松本支部長、赤木塩尻支部長が
見守る中、5人の小学生選手達が一所懸命に
熱のある戦いを展開してくれました
画面4枚目が全勝同士で迎えた最終戦
長谷川真大くんVS岡村奏汰くん
昨年5月の県小学生選手権高学年の部と同様
この2人が中信代表となりました。
ただ岡村くんは意外にも今回が公文杯初出場
正直言って意外な気が致します
試合は岡村くんが一直線~松尾流穴熊に組む
間に、ゴキゲン中飛車から銀を繰り出して
積極攻勢の構えを見せた長谷川くん。
激しい戦いでしたが岡村くんが勝利しました
中信在住の私としては県大会でも彼等による
決勝対決が実現する事を強く願いたいですね
来月に期待致しましょう。それでは!!
(っ ॑꒳ ॑c)ワクワク
画面1枚目
長野安茂里支部の大会等の要項です
のみならずプロのタイトルマッチや
他の支部の大会、更にシニア&小学生名人戦
の日程も記されていますので
併せて御覧くださいm(_ _)m
⬆事前申込制です(締切は1月5日)