県朝日アマ名人戦も、いよいよあと2試合 代表決定戦は共に激闘となりました
坂口謹一さんVS南沢祐仁さん
北信在住ながら棋望会のレギュラー格と 言っても過言でない南沢さん。 その為、津田隆汰さんや赤木崇幸さん、 岡村奏汰くんとは、ほぼ毎月本気の勝負を 繰り広げています。そして当然、対戦相手の 坂口さんとも。振飛車穴熊の堅陣を生かした 分厚い攻めは迫力満点でした。
ただ「厚み」と言えば坂口さんの真骨頂 南沢さんの猛攻を力強く跳ね返して 熱戦をモノに致しました。
南沢さんは善戦及ばす昨年に続いて 代表決定戦で敗退。しかしタイトルを いつ取っても、おかしくないですね
一方の坂口さん。朝日アマでは久々の 大活躍でした。当大会の運営が 長野安茂里支部に変わってからは 初めての長野県代表であります 南沢さん相手に昨年の借りを返した事で 長くトップを張り続ける底力を 存分に発揮いたしました
黒岩雄大さんVS奥村龍馬さん
昨年は信越代表決定戦という大一番にて 激突した両雄が今回は県代表決定戦という これまた大きな舞台で相対しました
戦型は前回同様、奥村向飛車VS黒岩石田流 そして壮絶な終盤戦となりました
奥村さんは銀冠を崩してまで黒岩さんの 飛角を封じたのですが黒岩さんの強気な受け を見て角切りを敢行、と金&2枚桂を 黒岩さんの本美濃囲いに殺到させました
黒岩さんの王様は成桂の処理を誤った事も あり相当危険になりましたが、その間に 眠っていた飛角が復活。飛車は攻防の要駒 となり、角は馬に成って奥村さんの飛車を 奪い取った事で、スリリングが展開に。
黒岩さんの飛車の王手を金の合駒で 叱りつけた奥村さん。もはや後戻り不可能と 見た黒岩さんは、と金で王手。角を取って 自玉を最下段に落とす奥村さん
馬切りから銀打の詰めろで迫る黒岩さん。 その銀を桂捨ての王手から王手銀取りの 角打を放つ奥村さん。
それを桂の合駒で凌ぎ、その桂が銀を 取られた直後に跳ねて詰めろを維持する 黒岩さん。飛車を取れずに苦慮する奥村さん
極限状態と言うか、カオスと言うか 筆舌に尽くし難い壮絶な終盤戦でした
勝負を、つけたのは奥村さんの集中力 かなりスタミナを消耗した筈でしたが この時、持ち時間が1分以上あって 少し余裕があった事も幸いでしたが 疲れ切った状態では、なかなか見えない 詰め手順を発見して黒岩玉を即詰みに 討ち取り激闘の幕を下ろしました
これぞ奥村龍馬の底力!
画面1枚目=名人戦の最終結果
画面2枚目~4枚目 表彰を受けて記念撮影される 長野県代表・坂口謹一さん&奥村龍馬さん
若手の台頭が年々にも増して目覚しい中 奥村さん&坂口さんが待ったをかけた 形となった今年の朝日アマ名人戦 来年も若手ベテランが入り交じって 激しい戦いの数々が展開される事で 長野県の将棋界が、ますます活性化される事と なるでしょう
今年一年の御健闘を労いつつ 来年に向けて鋭気を養い充実した勝負を 期待いたします。勿論私も頑張ります
長野安茂里支部の皆様今年も素晴らしい 戦いの場を提供して下さり感謝いたします
以上で長野県朝日アマ名人戦のレポートを 終わります。
皆様佳いお年を、お迎え下さいm(_ _)m (完)
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北信在住ながら棋望会のレギュラー格と
言っても過言でない南沢さん。
その為、津田隆汰さんや赤木崇幸さん、
岡村奏汰くんとは、ほぼ毎月本気の勝負を
繰り広げています。そして当然、対戦相手の
坂口さんとも。振飛車穴熊の堅陣を生かした
分厚い攻めは迫力満点でした。
ただ「厚み」と言えば坂口さんの真骨頂
南沢さんの猛攻を力強く跳ね返して
熱戦をモノに致しました。
南沢さんは善戦及ばす昨年に続いて
代表決定戦で敗退。しかしタイトルを
いつ取っても、おかしくないですね
一方の坂口さん。朝日アマでは久々の
大活躍でした。当大会の運営が
長野安茂里支部に変わってからは
初めての長野県代表であります
南沢さん相手に昨年の借りを返した事で
長くトップを張り続ける底力を
存分に発揮いたしました
黒岩雄大さんVS奥村龍馬さん
昨年は信越代表決定戦という大一番にて
激突した両雄が今回は県代表決定戦という
これまた大きな舞台で相対しました
戦型は前回同様、奥村向飛車VS黒岩石田流
そして壮絶な終盤戦となりました
奥村さんは銀冠を崩してまで黒岩さんの
飛角を封じたのですが黒岩さんの強気な受け
を見て角切りを敢行、と金&2枚桂を
黒岩さんの本美濃囲いに殺到させました
黒岩さんの王様は成桂の処理を誤った事も
あり相当危険になりましたが、その間に
眠っていた飛角が復活。飛車は攻防の要駒
となり、角は馬に成って奥村さんの飛車を
奪い取った事で、スリリングが展開に。
黒岩さんの飛車の王手を金の合駒で
叱りつけた奥村さん。もはや後戻り不可能と
見た黒岩さんは、と金で王手。角を取って
自玉を最下段に落とす奥村さん
馬切りから銀打の詰めろで迫る黒岩さん。
その銀を桂捨ての王手から王手銀取りの
角打を放つ奥村さん。
それを桂の合駒で凌ぎ、その桂が銀を
取られた直後に跳ねて詰めろを維持する
黒岩さん。飛車を取れずに苦慮する奥村さん
極限状態と言うか、カオスと言うか
筆舌に尽くし難い壮絶な終盤戦でした
勝負を、つけたのは奥村さんの集中力
かなりスタミナを消耗した筈でしたが
この時、持ち時間が1分以上あって
少し余裕があった事も幸いでしたが
疲れ切った状態では、なかなか見えない
詰め手順を発見して黒岩玉を即詰みに
討ち取り激闘の幕を下ろしました
これぞ奥村龍馬の底力!
画面1枚目=名人戦の最終結果
画面2枚目~4枚目
表彰を受けて記念撮影される
長野県代表・坂口謹一さん&奥村龍馬さん
若手の台頭が年々にも増して目覚しい中
奥村さん&坂口さんが待ったをかけた
形となった今年の朝日アマ名人戦
来年も若手ベテランが入り交じって
激しい戦いの数々が展開される事で
長野県の将棋界が、ますます活性化される事と
なるでしょう
今年一年の御健闘を労いつつ
来年に向けて鋭気を養い充実した勝負を
期待いたします。勿論私も頑張ります
長野安茂里支部の皆様今年も素晴らしい
戦いの場を提供して下さり感謝いたします
以上で長野県朝日アマ名人戦のレポートを
終わります。
皆様佳いお年を、お迎え下さいm(_ _)m
(完)