【みくろフレンズ】
~フレンズで学ぶ免疫Ⅲ~
アライ
「喉粘膜なのだ。
フェネックはどこまで行くのだ?」
フェネック
「肺よ~」
アライ
「じゃあココでお別れなのだ」
フェネック
「頑張ってね~」 ノシ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アライ
「今日は気のせいか不穏な雰囲気を感じるのだ。
Aライさんマンションのような…」
パフィン
「ひょいぱく」
サーバル
「あ~ん」
アライ
「おぉ… パフィンとサーバルはいつも食欲旺盛なのだ。
それにしてもセルリアンなんて美味いのか?」
サーバル(マクロファージ)
「なんで? 美味しいよ?」
パフィン(好中球)
「私は細菌や古くなった細胞は食べ飽きたのでーす」
サーバル
「それはそうかも。 💡そうだ!
う~がお~ アライさんも食べちゃうぞ~」
アライ
「食べないでくださーい(棒)なのだ」
パフィン
「様式美でーす…
ところで、今日はいつもよりセルリアンが多い気がしませんかぁ?」
奥を見やると奥の方の床や壁が赤く腫れぼったい。
一部はドロドロしたものをぶちまけたようにぬめっていた。
更に奥、目を凝らすとたくさんの貪食細胞たちが群がっていた。
パフィン
「どうしたんでしょ?」
サーバル
「何か呼ばれている気がする…」
アライ
「でもパフィンやサーバルたち、貪食細胞のおかげでザコリアンが
感謝してるのだ。 ・・・ん?」
ぱっかーん!!
アライ
「のだーー!? 工場が破裂して中から何か、飛び出してきたのだー!」
隊長は体調がすぐれないということでベッドに横たわっていた。
ドール
「隊長さーん、大丈夫ですか?
燃やした方がいいですか?」
隊長
「うぅ… 喉がイガイガする・・・」
ミーア
「だから夜更かししてはいけないと、あれほど・・・
あと燃やさないでくださーい」
マイルカ
「死んじゃった? タイチョー死んじゃった?」
ミーア
「寝ただけでしょ?」
アライ
「ーというわけで体の中から逃げてきたのだ」
ドール
「えぇ…?」
ミーア
「この『みくろフレンズ』ってサイズ感とかどうなってるのかしら?」
マイルカ
「ツッコんじゃダメな気がする…」
アライ
「メタい話は置いといて・・・
一体、隊長の体の中で何が起こったのだ?」
アミメ
「ヤギね!」
ドール
「様式美ぇ…」
ハシビロコウ
「うむ… なんにしても、いま中に入るのは危険だ」
マイルカ
「スルーした…」
ハシビロコウ
「体内防犯カメラの映像を解析してみよう」
ミーア
「いつの間にそんなものを仕込んでいたのかしら…?」
アライ
「この筆者のSSは、いつもメタいのだ・・・」
パフィン
「ひょいぱく、ひょいぱく・・・ キリがないのでーす」
サーバル
「とにかく食べて食べまくるしかないよ」
パフィン「ひょいp… っかーーん!」
サーバル「パッフィーーン!?」
アライ「パフィンが破裂してしまったのだ!?」 gkbr
アミメ「これはヤギの仕業ね!」
ハシ「名誉の殉職だ」 ( ̄ ^ ̄)ゞ
そこへパトロール中のリカオン(B細胞)がやってきて鑑識を始めた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
リカオン
「これは・・・!」
見つかったダイイングメッセージには こう書かれていた『犯人はヤス』
アミメ「やっぱりヤギね!」
アライ「ヤスなのだ」
アミメ「う…」
サーバル
「リカオン、そのお耳は・・・?」
リカオン
「犯人の特徴(抗原提示)です。
これを持ってリンパ節に行ってきます!
発煙筒(サイトカイン:ここでは炎症物質)を焚いて援軍を呼んでおきますから、
サーバルとパフィンは引き続き『ひょいぱく』しておいてください」
あらいさん達は自由に身体のサイズを変化させられる!?
サンドスターで出来た「ガリ(棒)トンネル」があるのかもしれない