考えをまとめるのに時間がかかり申し訳ありません。ダメージ基準での分類の意義については>> 499での広義・狭義の違いをベースに考えればわかりやすいと思います。
広義のドライバー、これは新B案のように「ドライバー」を能力の分類として考えたもので、いわば個々のキャラのみで完結する絶対的な区分です。こうした区分は、チームにどんな要素が必要かを分析し、まず机上で構成を考えるときに必要になるものです。
それに対し、狭義のドライバーはチーム単位で考えた上での相対的な区分です。>> 496ではダメージを出す・出さないの分類に疑問を呈されていますが、私はむしろ実戦上ではこちらもまた重要な区分だと考えます。何故か。チーム編成はただ編成を考えて終わりではなく、必ずそれを活かすための育成とその優先順位をセットで考えなければならないからです。原神が限られたリソースを振り分けるゲームである以上、戦闘用編成としてより高い火力を追求するためには、各キャラが編成内で「ダメージを出す(→ために本人の育成や聖遺物厳選にリソースを優先的につぎ込んでいい)」と「サポートする(→だけでいいから育成や聖遺物はそれなりに削っていい)」との2つの側面のどちらに寄っているかを軸にして考える必要が出てくるわけです。
>> 496の雷電ナショナルが良い例です。高性能な火力武器や高スコアの絶縁を雷電に持たせるのか、それとも香菱や行秋に渡すのか。これを比較検討するためには、雷電のこなせる能力の内DPSの側面だけくくり出して比較検討するのは避けようがないと思います。
もちろん、相対区分についての説明を表においても行うべきかは議論の余地がありますが、ダメージを出すか出さないかの区分を導入することには確かな必要性があることについてはご理解いただけると思います。