性格:
3代目→2代目のボディが死んでしまったので、適当な助手(アッシュブロンドの君)を一人使って3代目が生み出された。度重なる更新により人格が変わるどころか、少しづつ人間性が削げ落ち始めていることに気が付き焦りを覚えている。初代の頃に活用していた『孤児院』『更生施設』『老人ホーム』の存在を思い出し、藁にもすがる思いで、子供を慈しみ、青年に寄り添い、老人を労ることで何とか人間性を保とうとしている。
4代目→多分、その辺の人外の方が余程人間らしいと思われる()
何故人格の変容へ対し危機意識を抱いていたのか───それすらもまともに認識できていない。ツィリーナへの想いと好奇心、ミーナという個体の存続のみに全振りした完璧で究極のイカレサイコが爆誕しました()
ちなみに...:
・3代目の時点で、ミーナさんの下で働いていた研究員の大部分が逃げ出してしまったので、炭素繊維とチタン合金でできたお人形さんで独り遊びしています。
『主任、第6号案のBについては現行のまま進める形で大丈夫でしょうか?』
『ええ、資料を見せていただきましたがこれといった問題はなかったので予定通りそのまま進めていただいて大丈夫ですよ。ただステージDへ進んだ辺りで再度、確認にいらしてください。あのあたりの調整は何分デリケートなもので...』
ほんのごく一部、ミーナさんの元に残った変わり者の研究員がいるとはいえ、ミーナさんの施設で働いている研究員の大部分は『ミーナさん量産システム』によって運用される『義体』です(傍から見ると相当虚しいことやってます)
・施設運営の続行については『人の喜ぶこと』として認識しているので4代目の現代でも継続中。
『自暴自棄になってはいけません。貴方にもきっと、貴方にしかできないことがあります』
『この求人などはいかがでしょうか?』
『焦らずとも良いのです。ご自覚なさりにくいでしょうが確実に、貴方は一歩一歩前進し続けていますよ』
『これは...、手編みのマフラーですか。ありがとうございます。ありがたく使わせていただきますよ』
『クラーラと喧嘩をしてしまったのですか。さぁ、顔を上げてください。事情は凡そ分かりました。悪いことをしたのなら謝らなければいけないのはわかりますね。大丈夫です、私も付き合いますよ』
『皆さん、今週の日曜日は子供たちとの交流会があります。彼らは演し物を用意してくるそうなので、皆さんはなにか別のものを用意しましょう』
『これは、美味しそうなスコーンですね。───なるほど、貴女は英国から嫁いでこられたのですか』
『カーラーさん、おはようございます。朝の問診の時間ですよ───
落ち着いてくださいカーラーさん。単なる健康診断です。
...、困りました。やはり私以外の人間でないと取り乱してしまうようです...』
『そうです。予習通りにやれば大丈夫です。次はそこの腱を切断してください』
『あぁ、そういえばカーラーさんとは過去に''あの施設''にて面識がありましたね』
『エミーリアは少々、感情表現が苦手なようでして...。度々クラーラと喧嘩をしてしまっていたのです。根は良い子なのですよ?喧嘩の頻度こそ変わりはありませんが、以前と比較して自分の気持ちに素直になることができていました。そして私自身、彼女から学ぶことも多かったですね。一緒に居られた時間こそほんのわずかなものではありますが、実りあるものでありました。
エミーリアには大変お世話になりました。彼女の稀有な体質がなければこの小児生の病への特効薬の開発は間違いなく難航していました。クラーラがその難病を患っていると知った時のエミーリアの瞳...。あの眼差しを私は生涯忘れることはないでしょう。クラーラだけではありません。エミーリアのおかげで数多くの子供たちが命を救われることとなるでしょう』
『私は人々の役に立つことができたのでしょうか?私を褒めていただけますか?
ツィリーナ』
『ツィリーナに褒めて欲しいというエゴイズム』(ミーナさんの我)と『飽くなき探究心』(ミーナさんの我)と『お姉さんの言いつけ』(ミーナさんの我&システムの仕様)が、ごっちゃになった結果何かやべぇことになってる(語力消失)