準決勝の結果は⬇️通りです
2組の最終結果は⬆️の通り
準決勝の対戦カード 塩尻AVS松本A (三島VS林、土屋VS岡村、赤木VS金井)
長野安茂里VS長野B (中村VS小林、柏原VS酒井、甘利VS滝沢)
予選終了 準決勝の組み合わせは⬇️の通りです
⬆️熱の入った検討をする奥村さんと鈴木さん
2年振りに信越代表に返り咲いた奥村さん 長野県のタイトルも竜王、名人に続いて 3つ目となりました。朝日アマ名人戦では 全国3位が最高成績。今回はそれ以上を 期待したいと思います。
鈴木さんも、この翌月に塩尻市にて開催された 石川陽生杯将棋大会でA級優勝。徐々に 調子を取り戻しているようですので 2024年は彼の年にして欲しいです
最後に遠く新潟から御来場して熱戦熱闘を 展開してくれた早川さんと大島さん。 更に運営に尽力を尽くした長野安茂里支部の 方々、そして立派な会場を提供して下された 朝日新聞社長野支局の方々に厚く敬意を 表しながら、レポートを終わりに致します
最後まで御閲覧くだされた皆様 どうも有難うございました(完)
⬆️信越代表決定戦 早川俊さんVS奥村龍馬さん
これまで何度も手合わせして手の内は 充分知り尽くしているでしょう。 やはり戦型は相振り飛車。先手の奥村さん 十八番の向飛車に早川さんはゴキゲン中飛車 角が24に居る分、攻撃力は絶大です
中央突破を目指して飛角銀桂を集中させる 早川さんに対し右銀不動の金無双で 迎撃体制を築きつつ97~85と桂馬を跳ねて 高美濃に構えた早川陣の端に圧をかける 奥村さん。もはや中盤など存在しない 序盤から一気に終盤突入という 激しい流れの将棋となりました
結局、奥村さんの端攻めのスピードが 少し上回り、更に飛車の頭に85銀と 進出させた手が飛車と角を同時に攻防に 利かせる効率的な手で早川さんを 投了に追い込みました
前回完敗を喫した相手に雪辱した奥村さん 堂々たる優勝でありました
⬆️こうして決勝戦は 奥村さんVS早川さんという図式
それは次回、朝日アマ名人戦finalにて 語りたいと思います
奥村さんが王様の退路を拓きながら 自陣飛車を捌き、更に中央に二段香を設置 して大島さんの王様に迫った所で大島さんが 最後の王手ラッシュを敢行。詰むや詰まざるや 際どい展開でした。しかし80手を超える 秒読み合戦にも関わらず奥村さんの集中力は 落ちませんでした。
シッカリした手つきで大島さんの猛攻を 凌ぎきった奥村さんが178手に及んだ 大熱戦を制し2年振りの決勝進出を 決めました。
敗れた大島さんでしたが強い将棋を 指すと言う印象を強く持ちました また何回でも彼の将棋を見たい そう思わずにはいられませんでした
⬆️このような激戦となりました 画像は大島さんが飛車を成り込んだ所 強気と強気の、ぶつかり合い。両雄とも 一歩も引こうとは致しません
飛車交換に角銀交換と駒得した後に 6一に自陣飛車を打ち守りの強化を図る 奥村さんに対し6六角を頼りに端攻めを 敢行した大島さんは79手目に、奥村さんは 90手目に秒読みに突入。共に敵玉を中央に 追いやってから挟撃体制を築き合い・・・
スリリングな攻防は全く終わる気配を 見せません
銀交換から角の捌き合いを皮切りに 激しい応酬となり・・・
⬆️先手の大島さんが角を引いた所で 奥村さんが55歩と戦端を開いた場面
⬆️群雄割拠の新潟県。その激戦区を 勝ち上がった強者にして勇者の両雄です
画面上段=早川俊さん 多くの説明は不要でしょう。新潟県の ひいては信越の第一人者の早川さん 今回も貫禄充分な指し回しで鈴木翼さんの 堅陣を攻略。決勝戦へと駒を進めました
画面下段=大島一馬さん 奨励会で実力を養った21歳の若武者です それだけに奥村龍馬さんとの対決は 注目していたのですが・・・
⬆️会場である朝日新聞社長野支局 私も記録係として参上いたしました 組み合わせは御覧の通りです
⬆️こうして今回の長野県代表は 奥村さんと鈴木さんとなり翌週の 信越大会に挑む事になりました その結果は如何に?
という事で今回の朝日アマ県予選の 回顧録を終わらせ、次回は信越大会を 振り返りたいと思います
⬆️赤木崇幸さんVS奥村龍馬さん
赤木さんは棋王戦に続いて2度目の4強 その棋王戦では田中博己さんを破り 会場に居合わせた愛棋家の方々を大いに 騒づかせたのは記憶に新しい所です
かつてアマ竜王戦決勝で大激戦を展開した 両雄。戦型はやはり右玉VS四間飛車でした 角道を止めずに早目に5筋の歩を突くのが 赤木さん独特の右玉。奥村さんの独走銀を 相手にしても、それは変わりません。
互いに飛車を中央に展開。角を捌いて 最下段に王様を落とした奥村さんにに対し 銀桂交換の駒得の後、66銀の力で 奥村さんの84角と74飛を圧迫する赤木さん
ハイライトとなったのは13分の長考の末に 決行した奥村さんの66角切りでした 66同飛の一手にジッと64歩と突いた 奥村さん。赤木さんが馬で桂香を奪う最中に 角を取り返し36歩の桂頭攻めを敢行。 その後に打ち込んだ69角を拠点にして 最後は王手飛車を決めて右玉を攻略 これで3大会連続の信越切符を掴みました
⬆️鈴木翼さんVS酒井悠安さん 長野支部の先輩VS後輩対決
鈴木さんの指導を受け、実戦で胸を借りて 強くなった子は沢山いる筈。酒井さんも その1人。もし次回の棋王戦で対決が 実現したら駒箱を開け王将を握るのは 酒井さんです。そこまでに成長したのは 酒井さんの努力と鈴木さんの指導力の賜物 そう思うと感慨深いです
滝沢戦、仁科戦では先輩の意地を見せた 酒井さんでしたが今度は逆に先輩の意地を 見せられ、信越切符獲得は叶いませんでした しかしいつか恩返しを果たして大舞台に 勇姿を見せてくれる事を期待したいですね
赤木VS奥村、鈴木VS酒井 この2つの代表決定戦その結果は如何に? それは⑤にて語りたいと思います
⬆️その頃、北信ダービーとなった 2つの若手強豪同士の対決はと言うと
画面上段=酒井悠安さんVS仁科拓人くん
ある意味で兄弟弟子対決ですが 違う意味では頂上対決と言える図式 意味を知りたい方々、願わくは 私・丸山と対面した時に御質問ください 今回は酒井さんが先輩の意地を見せる 形となりました。仁科くんは今春から 高校生。酒井さんとの構図がどうなるか 要注目であります
画面下段=高橋智哉さんVS鈴木翼さん
前述の中村VS中原と同様、同世代の宿敵 として長年に渡り、そして今後も競い合うで あろう両雄です。2022年の赤旗名人戦では 準決勝で当たり高橋さんが勝利しましたが 今回の戦いを制したのは鈴木さん。 まだまだ2人の戦いは、ハッキリとした 決着がつきそうにありません
準々決勝が終わり次は代表決定戦となる 2試合です。組み合わせは⬇️の通り
⬆️これをモノにしたら久々のライバル対決が 実現した所でしたが・・・
画面上段=奥村龍馬さんVS中原大介さん 画面下段=赤木崇幸さんVS中村祐貴さん
中村さん&中原さんは共に今年30歳 中学・高校の大会で激しく覇を競いました 「宿命のライバル」そう言っても 過言ではないと思います。特に高校時代は 伊那北・大町(現・大町岳陽)のエース として激しくしのぎを削っただけでなく 中南信の高校交流戦の開催に向けて 協力しあった盟友でもありました
あと一歩で両雄の対決が代表決定戦で 実現する所でしたが、壁は厚かった 中原さんは奥村さんに食らい付くも及ばず 中村さんは決定機を逃し赤木さんに逆転負け
しかしお預けとなった宿敵対決は いつか必ず何度でも実現するでしょう
④は、まだまだ終わりません 一旦休憩を入れますが出来れば本日中に 準々決勝の戦いを、ここで振り返りたいと 思います
⬆️名人戦で激闘を繰り広げた現役の タイトルホルダーが、その力を発揮します
画面上段=酒井悠安さんVS滝沢竣平くん
同じ支部の後輩を迎え撃った酒井棋王が 意地を見せました。次もまた同門の中学生の 挑戦を受ける事になります
画面下段=土屋稔さんVS奥村龍馬さん
上田高校繋がりの両雄の激突は 奥村竜王・名人に軍配が上がりました
これでベスト8が出揃いました 組み合わせは⬇️の通り
準決勝の結果は⬇️通りです
2組の最終結果は⬆️の通り
準決勝の対戦カード
塩尻AVS松本A
(三島VS林、土屋VS岡村、赤木VS金井)
長野安茂里VS長野B
(中村VS小林、柏原VS酒井、甘利VS滝沢)
予選終了
準決勝の組み合わせは⬇️の通りです
⬆️熱の入った検討をする奥村さんと鈴木さん
2年振りに信越代表に返り咲いた奥村さん
長野県のタイトルも竜王、名人に続いて
3つ目となりました。朝日アマ名人戦では
全国3位が最高成績。今回はそれ以上を
期待したいと思います。
鈴木さんも、この翌月に塩尻市にて開催された
石川陽生杯将棋大会でA級優勝。徐々に
調子を取り戻しているようですので
2024年は彼の年にして欲しいです
最後に遠く新潟から御来場して熱戦熱闘を
展開してくれた早川さんと大島さん。
更に運営に尽力を尽くした長野安茂里支部の
方々、そして立派な会場を提供して下された
朝日新聞社長野支局の方々に厚く敬意を
表しながら、レポートを終わりに致します
最後まで御閲覧くだされた皆様
どうも有難うございました(完)
⬆️信越代表決定戦
早川俊さんVS奥村龍馬さん
これまで何度も手合わせして手の内は
充分知り尽くしているでしょう。
やはり戦型は相振り飛車。先手の奥村さん
十八番の向飛車に早川さんはゴキゲン中飛車
角が24に居る分、攻撃力は絶大です
中央突破を目指して飛角銀桂を集中させる
早川さんに対し右銀不動の金無双で
迎撃体制を築きつつ97~85と桂馬を跳ねて
高美濃に構えた早川陣の端に圧をかける
奥村さん。もはや中盤など存在しない
序盤から一気に終盤突入という
激しい流れの将棋となりました
結局、奥村さんの端攻めのスピードが
少し上回り、更に飛車の頭に85銀と
進出させた手が飛車と角を同時に攻防に
利かせる効率的な手で早川さんを
投了に追い込みました
前回完敗を喫した相手に雪辱した奥村さん
堂々たる優勝でありました
⬆️こうして決勝戦は
奥村さんVS早川さんという図式
それは次回、朝日アマ名人戦finalにて
語りたいと思います
奥村さんが王様の退路を拓きながら
自陣飛車を捌き、更に中央に二段香を設置
して大島さんの王様に迫った所で大島さんが
最後の王手ラッシュを敢行。詰むや詰まざるや
際どい展開でした。しかし80手を超える
秒読み合戦にも関わらず奥村さんの集中力は
落ちませんでした。
シッカリした手つきで大島さんの猛攻を
凌ぎきった奥村さんが178手に及んだ
大熱戦を制し2年振りの決勝進出を
決めました。
敗れた大島さんでしたが強い将棋を
指すと言う印象を強く持ちました
また何回でも彼の将棋を見たい
そう思わずにはいられませんでした
⬆️このような激戦となりました
画像は大島さんが飛車を成り込んだ所
強気と強気の、ぶつかり合い。両雄とも
一歩も引こうとは致しません
飛車交換に角銀交換と駒得した後に
6一に自陣飛車を打ち守りの強化を図る
奥村さんに対し6六角を頼りに端攻めを
敢行した大島さんは79手目に、奥村さんは
90手目に秒読みに突入。共に敵玉を中央に
追いやってから挟撃体制を築き合い・・・
スリリングな攻防は全く終わる気配を
見せません
銀交換から角の捌き合いを皮切りに
激しい応酬となり・・・
⬆️先手の大島さんが角を引いた所で
奥村さんが55歩と戦端を開いた場面
⬆️群雄割拠の新潟県。その激戦区を
勝ち上がった強者にして勇者の両雄です
画面上段=早川俊さん
多くの説明は不要でしょう。新潟県の
ひいては信越の第一人者の早川さん
今回も貫禄充分な指し回しで鈴木翼さんの
堅陣を攻略。決勝戦へと駒を進めました
画面下段=大島一馬さん
奨励会で実力を養った21歳の若武者です
それだけに奥村龍馬さんとの対決は
注目していたのですが・・・
⬆️会場である朝日新聞社長野支局
私も記録係として参上いたしました
組み合わせは御覧の通りです
⬆️こうして今回の長野県代表は
奥村さんと鈴木さんとなり翌週の
信越大会に挑む事になりました
その結果は如何に?
という事で今回の朝日アマ県予選の
回顧録を終わらせ、次回は信越大会を
振り返りたいと思います
⬆️赤木崇幸さんVS奥村龍馬さん
赤木さんは棋王戦に続いて2度目の4強
その棋王戦では田中博己さんを破り
会場に居合わせた愛棋家の方々を大いに
騒づかせたのは記憶に新しい所です
かつてアマ竜王戦決勝で大激戦を展開した
両雄。戦型はやはり右玉VS四間飛車でした
角道を止めずに早目に5筋の歩を突くのが
赤木さん独特の右玉。奥村さんの独走銀を
相手にしても、それは変わりません。
互いに飛車を中央に展開。角を捌いて
最下段に王様を落とした奥村さんにに対し
銀桂交換の駒得の後、66銀の力で
奥村さんの84角と74飛を圧迫する赤木さん
ハイライトとなったのは13分の長考の末に
決行した奥村さんの66角切りでした
66同飛の一手にジッと64歩と突いた
奥村さん。赤木さんが馬で桂香を奪う最中に
角を取り返し36歩の桂頭攻めを敢行。
その後に打ち込んだ69角を拠点にして
最後は王手飛車を決めて右玉を攻略
これで3大会連続の信越切符を掴みました
⬆️鈴木翼さんVS酒井悠安さん
長野支部の先輩VS後輩対決
鈴木さんの指導を受け、実戦で胸を借りて
強くなった子は沢山いる筈。酒井さんも
その1人。もし次回の棋王戦で対決が
実現したら駒箱を開け王将を握るのは
酒井さんです。そこまでに成長したのは
酒井さんの努力と鈴木さんの指導力の賜物
そう思うと感慨深いです
滝沢戦、仁科戦では先輩の意地を見せた
酒井さんでしたが今度は逆に先輩の意地を
見せられ、信越切符獲得は叶いませんでした
しかしいつか恩返しを果たして大舞台に
勇姿を見せてくれる事を期待したいですね
赤木VS奥村、鈴木VS酒井
この2つの代表決定戦その結果は如何に?
それは⑤にて語りたいと思います
⬆️その頃、北信ダービーとなった
2つの若手強豪同士の対決はと言うと
画面上段=酒井悠安さんVS仁科拓人くん
ある意味で兄弟弟子対決ですが
違う意味では頂上対決と言える図式
意味を知りたい方々、願わくは
私・丸山と対面した時に御質問ください
今回は酒井さんが先輩の意地を見せる
形となりました。仁科くんは今春から
高校生。酒井さんとの構図がどうなるか
要注目であります
画面下段=高橋智哉さんVS鈴木翼さん
前述の中村VS中原と同様、同世代の宿敵
として長年に渡り、そして今後も競い合うで
あろう両雄です。2022年の赤旗名人戦では
準決勝で当たり高橋さんが勝利しましたが
今回の戦いを制したのは鈴木さん。
まだまだ2人の戦いは、ハッキリとした
決着がつきそうにありません
準々決勝が終わり次は代表決定戦となる
2試合です。組み合わせは⬇️の通り
⬆️これをモノにしたら久々のライバル対決が
実現した所でしたが・・・
画面上段=奥村龍馬さんVS中原大介さん
画面下段=赤木崇幸さんVS中村祐貴さん
中村さん&中原さんは共に今年30歳
中学・高校の大会で激しく覇を競いました
「宿命のライバル」そう言っても
過言ではないと思います。特に高校時代は
伊那北・大町(現・大町岳陽)のエース
として激しくしのぎを削っただけでなく
中南信の高校交流戦の開催に向けて
協力しあった盟友でもありました
あと一歩で両雄の対決が代表決定戦で
実現する所でしたが、壁は厚かった
中原さんは奥村さんに食らい付くも及ばず
中村さんは決定機を逃し赤木さんに逆転負け
しかしお預けとなった宿敵対決は
いつか必ず何度でも実現するでしょう
④は、まだまだ終わりません
一旦休憩を入れますが出来れば本日中に
準々決勝の戦いを、ここで振り返りたいと
思います
⬆️名人戦で激闘を繰り広げた現役の
タイトルホルダーが、その力を発揮します
画面上段=酒井悠安さんVS滝沢竣平くん
同じ支部の後輩を迎え撃った酒井棋王が
意地を見せました。次もまた同門の中学生の
挑戦を受ける事になります
画面下段=土屋稔さんVS奥村龍馬さん
上田高校繋がりの両雄の激突は
奥村竜王・名人に軍配が上がりました
これでベスト8が出揃いました
組み合わせは⬇️の通り