🏍💨ドルドルドルドルドル
スカーレットヘビ「ほれ、あんまり無いけど食料と水と・・・困った時の救急セットだ。お菓子も少しある。持っていけよ。」
「thank you!」
「こんなにたくさん・・・大丈夫なんでちか?」
クロコンドル「私たちのぶんもまだ十分あるからね。それに、私たちよりきっと君たちのほうが必要になるから。」
「・・・ありがたいでち。このお礼はいつかきっとするでちな!」
コヨーテはエンジンを軽く吹かすと、ギアを入れてオートバイを発進させた。
左手で親指を立ててハンドサインを出し一行から遠ざかっていく・・・
別れの間際、ジョフロイネコがバックミラーに消えていくスカーレットヘビにちらと目をやると
みんなが大きく手を振っている姿が見えた。
少し後ろ髪を引かれる思いはあったが、ジョフロイネコは後ろを振り返らなかった。
オオミユビトビネズミ「・・・へんな奴ら。自分たちから危険な場所に戻っていくなんて、甚だ理解できないね」
スカーレットヘビ「・・・ヘッヘッヘ、ちょっとカッコイイじゃん。俺は好きだね。ああいう連中。」
クロコンドル「さあ、私たちは彼女たちとは逆方向へ行くよ。時間がもうない、急がないと!」
集落のフレンズ達はコヨーテ達とは別の方向へ向かうのであった・・・
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