「それで、どうなった?」
パークガイド・キノ「私は仲のいい3人のフレンズを連れて、先輩に言われた飛行機乗り場まで行ったわ。でも、先輩に『アニマルガールはパークの外に連れてはいけない』って言われたの。私は先輩と口論になったわ この子たちをここに置いたまま私たちだけ逃げるなんて、そんなのあんまりだと思ったから・・・」
その言葉から、彼女が優しい人であろうことは推測できたがパークガイドとしては
アニマルガールの目線から見てもまだまだ未熟と見える
まるで台風の日に海の様子を見に行く人のように迂闊な行動に
ジョフは頭をぽりぽりと掻いて、キノに横やりを入れた
「そもそも、アニマルガールをパークの外へは連れ出すことは基本できないんでちよ。ジョフたちは時折人の国へ遊びに行くことがあったけど、あれは特別な道具と許可がいるんでち。」
パークガイド・キノ「そ、そうなの・・・?知らなかった。私、まだまだ全然勉強不足だわ・・・」
一瞬微妙な空気が流れたが、コヨーテは空気を読んですかさずフォローを入れた
「サンドスターのことは、色々むずかしい。コヨたちにもスタッフさんたちにも、たくさんわかってないことあるね。それで、その続きは?」
パークガイド・キノ「先輩と押し問答しているうち、土の中からたくさんのセルリアンが這い出してきたわ。私たちはいつのまにか囲まれていた。大きなゴキブリみたいなセルリアンと、その中に人型の、ロボットというか 甲冑みたいな姿をしたセルリアンがいたわ。」
「・・・人型のセルリアン・・・」
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