焼き芋を食べに行こう!
少し肌寒い風が吹き抜けるようになった季節のカイジュウエン・・・
「では、イルカさん!行きますよ~!えいっ!」
「や~~~~!ん~~~ ちゅっ!💋」
いつものように芸の練習をするドルカリのそばを歩く一人のフレンズがいた
「おっ?何やってるんだお前ら?(モグモグ🍠)」
「おおお~!キミ、それ、何食べてるの~?いいにおいだねー」
「それは、噂に聞いた「おいも」というものではないですか?」
「そうだぜ~ これはな、ただの芋じゃない。焼き芋っていうんだ」
そういうとシマスカンクはお芋🍠を少しパカっと割って見せた
するとホワワワンという湯気と、辺りには焼き芋のなんともスウィートなにおいが広がる・・・
「じゅるり・・・おいしそう~」
「うーん、このにおい・・・お腹がすきますね・・・グゥ~」
「ほれ、あんまり残ってないけど、半分づつやるぜ」
「本当!?いいの?やったー!」
「私もちょっと食べてみたかったんです、ありがとうございます!」
ドルカとカリフォルニアアシカは一口でパクっともらったお芋を食べた
「「おいし~い!」」
二人は顔を見合わせ、こぼれるような笑顔でそういった
だがしかし、もらったおいもは一口分足らず、すぐになくなってしまう
「もうちょっと食べたいな~・・・」
「うーん、仕方ないですよ」
「向こうで博士たちが焼き芋やってるんだよ。もしかしたらまだやってるかもしれないぜ?」
シマスカンクが山の方を指さすと、山のほうからうっすら煙が上がっているのが見えた
「ほんとう?カリフォルニアアシカちゃん、行ってみようよ!」
「そうですね。見に行ってみましょう」
「どれ、案内してやるよ!」
3人は煙が上がっている方向へ歩き出した・・・
通報 ...
のののののののののののの
けものみちを分け行って進むシマスカンクの後ろをついて歩く二人・・・
「ちょ、ちょっとまって~!二人とも早いよ~!」
「海のフレンズには中々辛い山道ですね・・・少し休憩しませんか」
「おう、いいぜ。」
3人は少し開けた場所で座って休憩することにした
「さっきの「おいも」ってなんなの?」
「おいもは、秋の食べ物らしいぜ。」
「あき?」
「秋って言うのは、山が黄色くなったり赤くなったりして綺麗になる季節の事ですよ」
「そうなんだー!おもしろいね!」
「聞いたところによると、海から涼しい風がふいてくると・・・」
3人がおしゃべりをしていると、隣のしげみがガサッっとざわついた!
「・・・しっ!!お客さんみたいだぜ!」
「あっ、セルリアン!」
「止むをえませんね、戦いましょう!」
3人が身構えると、丁度セルリアンが茂みから3匹飛び出した!
シビレ2匹、ファングセル1匹だ
「こいつらならそう手ごわくないぜ」
「でも、油断は危険だよ!」
「こういう時は・・・先手必勝です!はいっ!」
カリフォルニアアシカがボールをバシっと叩くと、シビレにクリーンヒット!💥🔵
早速一匹撃退!
もう1匹のシビレがドルカの方へ突進してくる!
「避けてください!」
「まかせて!よっ・・・それー!」バチン💥
体当たりをよけると同時に、しっぽで反撃をしてもう一匹撃退!
残るはファングセル1匹・・・
「やるじゃん、二人とも!こいつは俺にまかせろ」
「だいじょうぶ?」
「ああ、芋食って溜まってるからでかいの一発行くぜ。二人とも少し離れててくれ」
「・・・・?わかりました」
「ちょっと離れたよー!」
「よしっ行くぜ!」
シマスカンクはくるっとファングセルにおしりを向けた
「ぷぅ~~~~~~~~~~~~!!」💨パッカーーーン!!
シマスカンクの強烈な一撃はファングセルを一撃で葬った
「うわーすごい!・・・けど、ちょっと臭い!」
「お見事です、シマスカンクさん!」
「へへ、てれるぜ」
「動いたら、お腹が減ってきちゃった・・・」
「目的地まではもう少しだ。ささっと行っちまおうぜ」
セルリアンを撃退した3人はさらにけものみちを進む・・・
ののののののののの
3人はやっとこさ煙が立っているふもとの場所までたどり着いた
そこにはフレンズ達が数人集まって、煙の出元を囲んでいる・・・
「おーい、芋まだ残ってあるか?」
「残っているのです。でもお前、さっきも食べていなかったですか?」
「食い意地が張っているのです」
「俺じゃないぜ、海から連れてきたこの二人に焼き芋食わせてやりたくてね」
「こんにちは!」
「すいません、お邪魔します」
「へえ、お前たちがこんなところまで来るなんて珍しいな」
「シマスカンクちゃんにお芋を少し分けてもらったの!それがおいしくって!」
「あのほくほく、あの甘さ、癖になりますね♪」
「と、いう訳だ。この二人に芋やってくれ」
「まだ結構あるからお前ももう1個食っていったらどうだ?」
「お、そうか?」
ヒグマがトングで焼き芋をつかむと、シマスカンクの手にポン!と渡された
「あちゃちゃちゃ!フーフー!」
🍠芋をパカっを割ると、先ほど嗅いだ美味しそうなにおいがまた辺りに広がった
「ほれっ!」
「フーッフーッ!あつあつ!!」
「わ、私はもうちょっと冷ましてからいただきます💦」
「何言ってんだ、このできるだけあつあつがうまいんだぜ」
「私が冷ましてあげる!フーフー!フーフー!どう?食べられそう?」
「なんとか食べられそうです」
「それじゃあみんなで一緒に食べようよ!せーの、あ~~~~~ん」
パクッ
「おいし~~♪」
おしまい
セルリアンを三人で協力して撃退しているところ、秋を焼き芋で表現しているところ、そしてみんなで美味しいものを食べるところ
各所でアプリ3のフレンズストーリーを思わせる素晴らしい作品です!
うれしい!ありがとうございます!
なんか照れ臭い☺
読みやすくて良いですね👍
バトルあり、おいもありで簡潔ながらけもフレの雰囲気がとても出ていて好きです
読んでいただいてありがとうございました🙇♂️
ストーリー・キャラにともに破綻がなく、起承転結もしっかりしていて、誤字脱字も無い。
初めてにしては上出来だと思います👏 (何様なんだ)
あと、なにより「あったか~い」な展開でほっこりしますね☺
けもフレらしくて良いSSだと思います👍
読んでくれてありがたみんみーです
SSを最後まで完走するのがこんなに難しいとは知りませんでした・・でもいい経験になった!
フレンズのアイコンあるととても分かりやすくて良いですね!それぞれのフレンズの特徴も上手く出しつつホッコリなストーリー展開も安心して読めました!
読んでいただいてありがとうございました🙇♂️
なんか最終的にセリフばっかのSSになっちゃったけどかえってよかったかもしらんですね
シマちゃんがいる+10000点
アイコンでやるのいいですね
下手したらシマちゃんが出てるSSが見れるのはけもねおだけの可能性あるで
けもフレ3のストーリーを見ているような安心感!
途中にセルリアンとの戦闘もあって緊張と緩和ができていていいですね!
アイコン読みやすくていいな~
みんなが美味しくおいもを食べられてほっこりです☺