漫才SS
エメラルドツリーボア
「どーもー!」
アマゾンツリーボア
「ツリーボアーズでーす!」
エメ
「打倒! ミルクガールズ!」
アマ
「いきなりなんなん?
ホルスタイン×ジャージーのカップリングネタなんか誰もついてこられへんよ?」
エメ
「はい、今客席からペパプライブチケットの半券を頂きましたけども…」
アマ
「こんなんいくらあっても困らんからね・・・
って倒したい言うてるコンビの掴みネタをパクるってどういう神経なん?」
エメ
「はい! では気を取り直しまして・・・
皆さんから見て右側の私が・・・エメちゃんです!」👈👈
アマ
「なんや、尻まで突き出してからに・・・
上半身裸で黒タイツの芸人みたいな挨拶やな。
あとSSで立ち位置までは見えへんから」
エメ
「ーで、お客様の中にけもシコ警察の潜入捜査官はいませんか?」
アマ
「なんや急に声を潜めて・・・
そんな呼び掛け方じゃあ、名乗ってくれるとも思わへんけど」
ハシさん
「なんだ?」
アマ
「応えるんかい!」
エメ
「相方のアマボアちゃんです。 オフレコでお願いしますね」
アマ
「あたしの存在は下ネタちゃうから」
ハシさん
「承知した。 私の胸の中だけにしまっておこう」
アマ
「承知すんな!
ってか黙っててくれるん!? 優しい・・・?」
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エメ
「実は私たちCKZの所属でして」
アマ
「変に省略してるけど『チーム・噛んじゃうぞ』ね、あそこはお笑い養成学校ちゃうから!
ツチノコ先輩はツッコミに定評あるけど・・・」
エメ
「ツリーボアのボアという名は古代ローマでの伝説上の大蛇の名前からとられており、大プリニウスの『博物誌』によると、その大蛇の 好物がウシ (Bos) の乳だった、とされたことに由来する・・・」
アマ
「なんや、ちゃんと調べてきたんやね。
うぃきぺでぃあ先生のコピペやけど…」
エメ
「うし… 牛の乳・・・
『ホルスタインちゃんが寝ぼけてる隙に生絞りした牛乳』が飲みたい・・・」
アマ
「まだミルクガールズの件、引きずっとるやん!」
エメ
「私たちはキノヴォリが得意なフレンズで、あとジャンプ力ぅ…ですかね」
アマ
「あながち間違ってない所がツッコミづらい…」
エメ
「・・・」
アマ
「どしたん? ネタ飛んだ?」
エメ
「みんみー」
アマ
「ここにもみんみ汚染が!?」
エメ
「・・・そうやってさあ」
アマ
「ん?」
エメ
「いっつも私の言うことに噛み付いてくるじゃない?」
アマ
「ま、まあ『チーム・噛んじゃうぞ』だけに。
ってツッコミやけどね」
エメ
「人格まで全否定してくるじゃない?」
アマ
「そこまでやないでしょ!?」
エメ
「飽きたんだよね」
アマ
「え… コンビ解散するなんて言わんといてよ?」
エメ
「もうちょっとこう・・・優しく肯定して欲しいのよね。
・・・ペパプみたいに」
アマ
「それを言うなら『ぺこぱ』・・・って混同しても仕方ない。 なぜなら語感が似ているからね。 そうだろ!?
しかも肯定とコウテイも掛かっている!」
エメ
「待たせたわね! ロイヤルペンギンのプリンセスよ!」
アマ
「おい、キミはエメボア…
っと、そうだった。 このSSのタイトルは自己紹介!
ペパプの自己紹介と引っ掛けて寸劇を始めたんだね。 どうぞ続けて」
エメ
「
アマ
「イワビーは九九の言えるフレンズなんだね!
ちなみにCLOCKも54だ!
話が脱線してしまった。
時計の針を戻そう・・・」
エメ
「ジェンツーペンギンのジェーンです」
アマ
「ボケてない!?・・・ことがあってもいいじゃないか!
お笑い芸人と言えど、いつもいつも面白いことを思い付けるとは限らない!」
エメ
「フルル~…」
アマ
「何ペンギンか言う・・・必要は無い! 彼女が何ペンギンかは、けものフレンズファンなら周知の事実!
だが敢えて言おう、フンボルトペンギンだと!」
エメ
「コウテイだ。 私が神だ…
その力を持って時を戻そう」
アマ
「え…?」
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エメ
「どーもー!」
アマ
「ツリーボアーズでーす!」
エメ
「ーという漫才をこれから見てもらおうと思いまーす!」
アマ
「って、始まってなかったことになったんかーい!」
アマ・エメ
「ありがとうございましたー!」