けものフレンズBBS NEO

シン・某作者のSSスレ / 94

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名無しのフレンズ 2019/07/28 (日) 12:38:51 修正 b652b@9a4dd >> 89

マーゲイ
「トキさん、ショウジョウトキさん、
 あとアナツバメさん。 こちらにお願いします」

シェルターは騒然となった。


「むふ…」


「どやぁ」

「え? トキたちが合格したってこと?
「敗者復活とかないの?
「ないでしょ。 
「罰げぇむ、怖い…
「どこかの『にゅーよーく』を目指すクイズじゃないんだから

イッカク
「おかしい」

ドルカ
「確かにこんなところで合格発表なんて変だよね」

ナルカ
「実は、裏でとんでもないことが起こっているのかも」

マルカ
「じゃあ、あの子たちに付いて行ってみる?」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

アナツ
「また貴重なダイヤが犠牲に…」

博士
「ブツブツ言ってないで、とっとと出すのです」


あ゙~~
↑あ゙~~

助手
「ダメですね。
 ヒビ1つ入っていません」

ショウジョウ (合格したと思ったら、まだ歌わされるなんて…)
「そんな・・・ このままじゃドヤれないじゃない。
 でも歌い過ぎで そろそろ喉が・・・」

トキ (何か様子が変ね…)
「アルパカ、『喉に良いお茶』持ってないかしら?」

アルパカ
「ごめんにぇ~ 今切らしてるんだわ~」

かばん
「アルパカさん。 これ、使えませんか?」 🌿

アルパカ
「いやぁ~ そのままじゃぁ… 
 発酵(?)させないと紅茶には出来ないんだよぉ~」

プリンセス
「かばん、それを貸して。
 アナツバメ、これでミドリジルを作って!」

アナツバメ
「え? なんで僕が作り方を知ってるって・・・
 それに名前も…」

プリンセス
「いいから、早く!」

アナツ
「は、はい!」

かばん
「プリンセスさん…?」

コウテイ
「プリンセス…?」

もう予知夢だとか、過去夢だとかは、どうでも良くなった。
きっと、この時のために。 
皆の役に立てるために見た夢だったのだ。
心から そう思えた。 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

🌿
🔥

アナツバメがミドリクサを炙る。

ダイア
「くしゃい くしゃい!」

リカオン
「これはヒドいですね」

サーバル
「そうかなぁ?」

ツチノコ
「お前の鼻は飾りかぁっ!」

サーバル
「ひどいよ~ 嫌な匂いじゃないってことだよ」

スナネコ
「僕も嫌いな匂いじゃありませんけど」

かばん
「イヌ科のフレンズさんは特に臭いに敏感ですから…」

アナツ
「お湯を注いで、濾(こ)して・・・
 出来た! キイロは用意できませんでしたけど・・・」

博士
「飲んで大丈夫なのですか?」

助手
「おどろおどろしい見た目なのです」

スナネコ
「確かに青汁っぽいですね。 マズそぉ…」

サーバル
「緑色だから『ミドリジル』でしょ? マズそーなのは分かるけど」

アルパカ
「カフェでは出せないにぇ~ マズそ~だもんにぇ~」

画像

ショウジョウ
「あまりマズい、マズい言わないでくれます?」

博士
「ぐだぐだ言ってないで早く飲むのです。 それにつけてもマズそーなのです」

助手
「時間が押してるので早く飲むのです。 それにつけてもマズそーなのです」

プリンセス
「・・・」

トキ&ショウジョウ
「んぐ… んぐ… ぷはー、マズい!」

悪役商会だろうか・・・

かばん
「では、すいません。 もう一度お願いします」

あ~ 

コツメ
「格段に声が良くなってるね」

ジャガー
「まほう! みたい」

トキ&ショウジョウ
あ~↑ あ~↑↑

びり・・・ びりびり…
ピシッ !

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

かばん
「成功です! ヒビが入りました!」

サーバル
「あれぇ? 
 もっと派手に『ぱっかーん!』って壊れると思ったのに」

かばん
「2人だとこれが限界かな?  音量については考えがあります。
 それより音程ですけど・・・」

スナネコ
「コードでいうと『G#』ですね。
 『ようこそジャパリパークへ』の『うーがお!』の音の高さです」

サーバル
「スナネコ!?」

スナネコ
「僕、これでも絶対音感を持ってるんで」

サーバル
「すっごーい! プロの歌手みたい!」

かばん
「では・・・」

「待ってくれ!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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