プリンセス
「ダイヤモンドダスト・ロイヤルストレートフラッシュ・らぶらぶぅ」
キーーーーーンっ!
一瞬で場が凍り付いた。
コウテイ
「シャベッタァァァァーーー!?」
フレンズが一斉にこっちを見る。
ハンターたちの唖然とした顔が見える。
ダイヤリアンも、その場にあるものすべて、物理的には何も変化は起こっていなかった・・・
そんな中、ダイヤリアンは
心なしか怯えているようにも見える。
そこに長距離を飛んできた紙飛行機が通り過ぎる・・・
一瞬、セルリアンが そちらに気を取られた。
更にアナツバメが、もの凄いスピードで飛び込んできたかと思うと、
転んでいたフレンズを抱えると離脱する。
モブフレ
「ふわぁぁ~ トンデルトンデル―」
アナツバメ
「お、重い…」
モブフレ
「・・・」 (白目)
その場の空気を❄ヒエッヒエに❄してしまったことについては罪悪感を覚えたが、
事態は好転しつつある。
ピンチとチャンスは背中合わせなのだ。
プリンセス
「コウテイ、逃げましょう! ・・・て」
プリンセス
「今かよ!」 (*`Д´)っ))
タイミングが悪すぎて「いい気味だ」とは思えない。
こんなサプライズにする予定では無かったし…
そうしてチャンスを逃していると、ピンチに反転してしまう。
フリーズしていたダイヤリアンが我に返った。 ・・ように見える。
マズい。 この機を逃しては・・・
ダイアウルフ
「カバハメハ! ハー!」」
プリンセス
「ダイアウルフ!?」
夢でしか会ったことのないフレンズに、現実で実際に会うのは不思議な感覚だった。
ダイアウルフの(?)技がダイヤリアンの両脚を撃ち抜く。
バランスを崩したダイヤリアンは大量の水を零しながら倒れた。
カバ
「あなた、強いのねぇ…」
ダイア
「・・・」
なにはともあれ、
ダイアウルフのおかげで、文字通り足止めは成功したのだった。
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