かばん
「すっかりプリンセスさんたちを見失っちゃったね」
サーバル
「ごめんね、かばんちゃん。 私がもたもたしてたから…」
かばん
「そんな・・・ 僕こそツチノコさんと話し込んじゃったし」
サーバル
「早く早くぅ!」
かばん
「ちょっと待って…」
2人が「としょかん」を出ようとすると・・・
スナネコ
「お? 出掛けるんですか?」
サーバル
「スナネコ。 ・・・あ!」
スナネコ
「今日、一緒に遊びましょって約束は・・・?」
サーバル
「・・・忘れてた」
スナネコ
「じゃあ僕も付いて行っていいですか?」
サーバル
「いやぁ、それはちょっと・・・ ごめんね」
スナネコ
「そうですか。
でもツチノコは『ぱそこん』ばっかりやってて相手してくれないし…」
ツチノコ
「お前が勝手に付いて来るんだろ?
相手するなんて言ってねぇよ!」
かばん
「スナネコさん、こんにちは。
ツチノコさん、ずいぶん熱心なんですね」
ツチノコ
「いや、バイパスに変なヤツが棲み着いててだな・・・
あんまり あそこには居たくないから、つい…な。
でもまあ、おかげで『ぱそこん』の解析が進んでなぁ。
いいところまで行ってんだよ。
もしかしたらパーク中のラッキービーストを掌握できるかもなぁ!」
スナネコ
「ア、ハイ…」
サーバル
「・・・ リカオンなら喜ぶかも…」
ツチノコ
「ただ『ヒト』が許可しないと入れない階層みたいで・・・
せめてオレが『パークガイド』の権限を持ってたらなぁ…」
かばん
「・・・」
ΛΛ”
かばん
「どうかした?」
サーバル
「フレンズの悲鳴が聞こえた! 急ごう、かばんちゃん」
かばん
「わかった! ...って、あれ? これって…」 🌿
ふと、地面に生えていたクサが視界に入った・・・
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