ヒグマ
「なんだ!? どうしてこんなにフレンズが居るんだ!
おい、お前ら、すぐに解散しろ!
セルリアンがすぐにやって来るぞ!」
モブフレ
「え? セルリアン!?」
「急にそんなこと言われても・・・」
「せっかくPPPと競演できるかもしれないのに」
「フルル、フルルと同じ舞台に…」
ヒグマ
「そんなこと言ってる場合か!」
キンシコウ
「ヒグマさん、落ち着いて下さい」
セルリアンを殲滅できず、
現場に着くと、いつも以上にフレンズが居るという想定外の事態に、
私は焦っていたらしい。
ヒグマ
「そうだったな、おい、お前ら整列だ。
避難訓練を思い出せ。 2列でまっすぐに並ぶんだ」
モブフレ
「なんか並べって言ってるぞ」
「やっとオーディションが始まるの?」
「いや、避難訓練がどーのこーの…」
「え~? 私やったことない。 どうしたらいいの?」
「ちょっと割り込まないでよ。 私が先に来てたんだから」
「別にいいじゃない。 オーディションは逃げないし、後も先も関係ないでしょ」
ナルカ
「私たちは大丈夫ですから、
ハンターさんたちを手伝いに行ってあげた方がいいんじゃないかしら?」
イッカク
「いえ、本来ならハンターは、セルリアンの殲滅を優先するはずです。
それが避難勧告ということは・・・」
マルカ
「それだけ事態が切迫しているということ?」
ドルカ
「でもこんなに混乱してちゃぁ…」
トキ
「この騒ぎじゃ、オーディションどころじゃないわね…」
ショウジョウトキ
「せっかくPPPと またコラボしてあげようと思ったのに」 どやぁ
アナツバメ
「・・・」
現場は、どったんばったん大騒ぎだ。
そこにリカオンがやってくる。
リカオン
「ヒグマさん、セルリアンがもう そこまで!」
ヒグマ
「なに!? 想定より早いじゃないか!」
キンシコウ
「どうしましょう?」
ヒグマ
「仕方ない。 お前たちは何とかフレンズを落ち着かせて避難させろ。
応援が来るまでは、私がなんとか足止めする」
キンシコウ「・・・ 分かりました」
リカオン「・・・ オーダー了解です」
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