そしてライブは無事終了した。
コウテイ
「博士、すまないが
このギターの弦を直しておいてくれないか?」
博士
「いいでしょう、と言いたいところですが、道具が必要そうなのです」
ミライ
「それなら『としょかん』はどうですか?」
助手
「としょかん?」
ミライ
「ええ、カコ博士が療養していた建物です。
あそこなら道具もいろいろあるかと」
博士
「なるほど。
あそこならフレンズたちも顔を出しやすいかもしれませんね」
助手
「では早速 引っ越すのです」
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プリンセス
「PPPに誘ってくれてありがとう。 嬉しかった。」
ライブ後の打ち上げ。
私は未練を振り切るように過去形で言った
コウテイは それを察してくれたのか、もう何も言わなかった。
私たちは黙って握手をした。
イワビー「またな」
ジェーン「今度はお芝居で ご一緒しましょう」
フルル「もぐもぐ…」
イワビー「最後くらい空気読めよ!」 (ノ`ο´)ノ
いつの間にか3人も加わってきて・・・ やがて円陣になる。
コウテイが右手を前に出す。
イワビーが、すぐさま その上に手を重ねる。
ジェーンが・・・
そしてフルルが、(ジャパまんを慌てて口に咥え、手を服で拭うと)手を重ねる。
コウテイが、そして他のメンバーも私を見る。
おずおずと手を差し出し、そっと一番上に重ねる。
コウテイ
「ペパプ!」
一同
「おー お、おぉ お~」
こんな時にも息が合わないのが、PPPらしいと言えば らしかった…
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カラカル
「PPPって素敵なチームよね」
サーバル
「私たちだって負けてないんだからー!」
カラカル
「だから なんの対抗心よ」
ミライ
「ダイヤモンドの石言葉は『永遠の絆』
・・・なんですよね」
心の中で呟いた。
(また5人でライブをしましょう。
いいえ。今度は私がメンバーを集めるわ。
いつになるか分からないけど)
トキ
「プリンセスが抜けるなら私たちとコラボしましょ?」
トキたちが売り込みを始めている。
ショウジョウトキ
「これでも歌には自信があるのよ。 聞かせてあげる」 (どやぁ)
コウテイ
「え? えぇ…?」
トキ&ショウジョウトキ
「あ゙~~~ 「あ゙~~~ 」」 (ぼえ゙~゙)
パキャッ…ン
どこかで妙な音と悲鳴が聞こえた。
アナツ
「あ゙――― ダイヤが粉々に~!?」
プリンセス
「・・・」
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