キンシコウ
「大丈夫ですか?」
アミメ
「私は何ともないけど、先生が・・・」
タイリク
「はあ・・ はあ・・・
なんだったんだ、あれは…」
ヒグマ
「セルリアンはどこだ?」
タイリク
「君たちか。 ヤツなら逃げたよ。
地面に落ちていた『何か』を食べ尽くしたら、去って行ったよ」
リカオン
「タイリク先生がそんなに苦戦するなんて・・・
一体どんなセルリアンだったんですか?」
タイリク
「まったく歯が立たなかった。 ーと言うか、手応えが無かった
もしかすると無敵なんじゃないだろうか」
リカオン
「脅さないでくださいよ」
タイリク
「いや、信じてもらえないかもしれないが、実際に戦った私だから言えることだ。
ハンターである君たちの実力は、私も認めるところだが、
このセルリアンに関しては、博士たちにも知らせて総力を傾けるべきだと思う。
これは間違いなく『パークの危機』だ。
早く手を打たないとマズいことになるぞ」
リカオン
「そこまで・・・
どうします? ヒグマさん」
ヒグマ
「・・・」
キンシコウ
「ご忠告ありがとうございます。
それでセルリアンは、どちらに向かいましたか?」
タイリク
「ゆきやまを迂回して、あれは・・・
『みずべちほー』の方角だな」
~to be continued~
通報 ...