~資料保管庫~
私はココで初めて昔の資料を閲覧し、PPPの存在を知り、憧れ、
メンバー集めをしたり、復活ライブの実現に奔走した。
それも今では、随分前のことのように思える。
収められた沢山の資料の中から一冊の古ぼけた日記を取り出す。
持ち主の名前は、残念ながら
PPPの熱狂的なファンだったらしく、様々なライブを追っかけては、その様子を書き記していたらしい。
私は、当時の熱気も感じられるような文章と共に、1枚の写真が添えられた、『そのページ』を開く。
それを見て、私も舞台に・・・
クールにギターを弾きこなすコウテイの横に立てたら・・・
そんな夢を見て、何度も読んだページだ。
だから、もう一度 見返して、その時の気持ちを取り戻そうと思ったのだ。
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❗❓
ソレを見た私は目を疑った。
脳が、視神経から送られてきた映像情報の受け取りを拒否しようとする。
なぜ私が映っているのだ!?
~~前略~~
珍しく告知の無いライブだったので、危うく見逃してしまうところでした。
1曲のみでMCパートもありませんでしたが、最高… 最っ高です!
(この辺りには なぜか血を拭き取った跡がある…)
ジャパリパーク初のアイドルユニットPPPは、私の生き甲斐。 あはー↑!
コウテイ、イワビー、ジェーン、フルル、 ・・・?
とにかく、みんな可愛いです。 …(*´д`)ハアハァ
他のファンも大盛り上がりでした。
~~中略~~
せっかく撮った写真を、博士たちに見つかって取り上げられてしまいました。
誰にも見せないことを条件に返してもらいましたが、
ジャパまん1ヶ月分は正直、Д´)ノ プンプン
毎日眺めて元を取らないと・・・ (´q
*)ヨダレ
~~中略~~
・・・へ寄贈してパークの宝にしてもらおう。 いえ、すべきです!
やはり私の名前は出てこない。
ところどころアブナい雰囲気なのと、
夢で見た通りのことが、ちょくちょく起こっているようなのが少し気になるが・・・
ただ、なぜ自分が映っているのかは、この日記からは
単に、自分の記憶違いだr…
かばん
「起きても大丈夫なんですか?」
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