高さ=厚みで強化した氷に叩きつけた衝撃で、ダイヤ製「へし」を破壊する。
それが作戦だった。
そのために、サーカラの攻撃で「へし」を頭部に移動させ、
風属性の「グループリンク」で ゆきやまちほーの冷気を流入させ、
氷属性の「けもリンク」でダイヤリアンの体を氷柱させ、
ヒグマの「けも技」で へしに衝撃を与える。
ここまでは ほぼ完璧にコトは運んだ。
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ガッ!
熊手が「へし」にクリティカルヒットした。
…シャ シャシャーン!
氷柱が壊れていく。 ダイヤは形を保ったままだ。
グシャシャシャ…
みるみるうちに腰の辺りまで崩れてしまう。
プリンセス
「ダイヤって そんなに硬いの!?」
氷の厚みが足らなかった?
やはり「へし」を頭まで移動させるまで待った方が良かったのだろうか?
ダイヤリアンだったものは、今や原型を留めていなかった。
ヒグマ
「おらあぁぁぁ!」
ガシィ!!
へしは地面… の水溜まりだった氷上に叩きつけられた。
ピキ… キシ…
2種類の「ヒビが入った音」が聞こえる...?
パッキャーン!
ぱっかーん!
氷と・・・
そしてダイヤの「へし」が粉々に砕け散った。
それは まるで#ダイヤモンドダストのようだった・・・
ダイヤリアン(これで出番 終わりでっか? ほな、またの機会に( ̄□:;.:... ( ̄:;....::;.:. :::;..
ダイヤリアンのカケラは、残っていた風に乗って、ろっじの方角へ飛び去っていった。
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