ナルカ
「他に、水に落ちたフレンズは居ないようです」
水中探索を続けていたナルカが報告する。
マーゲイ
「プリンセスさんとジェーンさんも戻ってきました。
アナツさんとニワトリさんも無事とのことです」
ヒグマ
「こちらの点呼も完了。 全員無事だ。
水位が下がり次第、帰投する」
ほとんどは現場のフレンズさんたちによる独自の判断のおかげだった。
僕は最後の指示をスケブに書いて、ツチノコさんに示す。
ツチノコ 🔈
「ご苦労だった。
各自、現地解散してくれ。
これにて通信を終了する」
かばんは椅子に座り込んだ。
フル回転させていた頭が熱い。
ツチノコ
「なあ、本っ当にこれでいいのか?」
かばん
「・・・」
かばんは声を発する代わりに、大きく息を吐いた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
サーバル
「ただいま! かばんちゃん」
ツチノコ
(そりゃ帰ってくるよな。 どうするよ、かばん?)
かばん
「・・・」
『部屋』を出た かばんとツチノコ、アドミーが
フレンズたちを議場で出迎えたが、なんだか様子がおかしい。
サーバル
「かばん… ちゃん?」
かばんはサーバルの顔を見ても返事をするでもなく、
緊張した面持ちで
ツチノコ(ちっ しょうがねぇ。 オレもお人好しだよ…)
「かばんは・・・
代わりにツチノコが応える。
「もう・・・ フレンズとは話せない…」
ボス
「・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
通報 ...