けものフレンズBBS NEO

シン・某作者のSSスレ / 135

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名無しのフレンズ 2019/08/13 (火) 13:59:38 b652b@9a4dd >> 121

ダイヤモンドダストが降り注ぐ中、僕はゆっくりモブフレたちの中から歩み出る。
階段を降り、ステージに向き直り、手を差し伸べる。
舞台上に居たままでは、プリンセスやファンに『演技』や『演出』だと思われそうだったからだ。

アナツ
「僕のパートナーになってくれませんか?」

プリンセス
「ごめんなさい!」

速攻で断られた。

プリンセス
「私にはペパプが・・・」

そう。
分かっていた。
彼女は歌を、PPPのメンバーを、そしてアイドルであることに誇りを持っている。
でもここではっきりと、この気持ちにケリを付けておかないと前に進めないと思ったのだ。

バシャァ! 💦
バケツどころかタライをひっくり返したような音に、思わず振り返る。

雨とダイヤを体に取り入れ、膨れ上がっていたセルリアンのセリー状だった体が、
へしを失ったことで崩れ、水になる。
あっと言う間に水かさが増し、壁によって跳ね返ってきた水と合わさり、高波となって襲ってくる。

アナツ「!?」

ツチノコ 🔈
「水だ! 高い所に避難しろ!」

アナツ
「わぁっ!」

気付いた時には濁流に飲み込まれていた。
水位はステージの床スレスレまで上がってきていた。

プリンセス
「!」

ジェーン
「私g…」 
バシャン! 💦

プリンセスが飛び込んでいた。
コウテイもジェーンの腕を掴んで止める。

コウテイ
「ここはプリンセスに任せろ。
 君のスピードは他のフレンズが落ちた時のために・・・」

ニワトリ「アナツさん、プリンセスさん・・・」
つる… ドボン! 💦

2人を気に掛けていたニワトリまで、濡れたステージで足を滑らせ、水に落ちる。

ジェーン「!」 ザン! 💦

シュパッ! シュパッ!
ステージの端では幾つかの#リップ・クリーン・エントリーが行われていた・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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