ツチノコ 🔈
「おい、リカオン状況を報告しろ。
セルリアンはどうなってる?」
膝をつく。
リカオン
「すいません、ヒグマさん、キンシコウさん…」
体力は限界だった。
???
「はっ! だらしねぇな。
まったく これだから新世代は…」
リカオン
「・・・? どうして…」
現れたのはダイアウルフだった。
ダイア
「お前たちの作戦など知ったことか!
私はセルリアンを、ダイヤリアンを倒したいだけさ」
タイリク
「よく頑張ったな、リカオン」
リカオン
「タイリクさんまで!」
タイリク
「ダイアウルフ、どうせ君も『イヌ科アンテナ』を張って様子を窺ってたんだろ?
だったら
倒してしまおうなんて考えるなよ?」
ダイア
「それは、オオカミ連盟のリーダーとしての命令か?」
タイリク
「それを言うなら『元』を付けることになるんだろうが・・・
どちらにせよ『命令』じゃ聞いてくれないだろ?
これは『お願い』だ。 同じパークに生まれたフレンズとしてのな」
ダイア
「・・・ おい、どれくらいだ?」
一瞬、誰への質問か分からなかったが、
ツチノコ 🔈
「え、ああ。 あと1分。 それだけ持ちこたえてくれ」
ダイア
「・・・ 『例の技』だと やり過ぎになるな。
おい、指示を寄越せ」
今度はタイリクに、顔を向けないまま言う。
タイリク
「・・・ フッ w
ダイア、君は右から回り込んで気を引いてくれ。
リカオン、君は左だ。 私が正面から削る」
ダイア
「ったく、これだから群れでの行動はキライなんだ」
タイリク
「ありがとう」
「ありがとうございます」
もう一度立ち上がったリカオンも礼を言う
「じゃあ行くか」
「フレンズ使いの荒いヤツらだ…」
「うおおおぉぉぉぉーー!」
カバ
「ふふ…」
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