\やったー!/
歓声が沸く。
粉々に砕け散った『ダイヤのへし』がライトに照らされてキラキラ輝く。
コウテイ
「まるでダイヤモンドダストのようだ・・・」
プリンセス
「!?」
コウテイ
「ん? ダイヤモンドダストってなんだ?」
イワビー
「なんだってなんだよ。 自分で言っといて」
コウテイ
「いや、分からない。
見たことも聞いたこともない言葉のはずなのに、自然と口をついて出てきたんだ」
イワビー
「なんだそりゃ」
ジェーン
「でも美しい言葉の響きですよね」
フルル
「それしかないって感じ~」
プリンセス
「でもダストってゴミとかチリって意味じゃなかったっけ・・・」
フルル
「ちゃんと細かい粒とか粉末って意味もあるよ~」
イワビー
「なんでそんなことは知ってんだ~?」
ジェーン
「・・・でも、なんだか初めて見た気がしませんね」
イワビー
「そう言われてみれば、オレも。
なんか前にも見たことがあるような気がしてきたなぁ…」
フルル
「懐かしいって感じ~?」
コウテイ
「もしかしたら、こうやって5人で見たことがあるのかもしれないな・・・」
プリンセス
「・・・」
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